197 冥桜絵巻
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[ 人の呪いは募る。 募り、象る。 ]
(17) 2016/09/12(Mon) 18時頃
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[女は恋い焦がれ呪いを溜め込み、化け物と成る。 死してなお呪いに身を委ねる物は、永遠を彷徨う屍と成る。
ではその身を堕とさぬ程の呪いはどうと成るのか。
幽かな呪いは募り、新たな化け物を象る。
ある化け物は、色も向かう先も違う呪い<想い>を孕み、 人の胎に宿った。 宿り、生み落ち、愛と呪いを苗床に育った。
そして、象られた少女は目を覚ます。]
(18) 2016/09/12(Mon) 18時頃
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―河原の小屋―
愛は呪いを焦がす。あれは嫌いだ。体内が燃えて燃えて、痛い。
[痛みを覚えて鬱屈とした表情で少女は目を覚ました。]
門が開く音が聞こえた。
嗚呼、私はそこに行かなければ。
(19) 2016/09/12(Mon) 18時頃
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[時は丑三つ時。
起きたばかりの重い体を起こし、ずるりと着崩れた着物を引きずりながら鏡台とも言えない壊れた台の前に座った。 台の上にある紅を手に取り、いつものようにゆっくりとその小さな唇を彩っていく。
闇の中でも彼女の眼は冴える。 昔ながらの銅と錫でできた鏡には曇りながらも、か細い少女の姿を映した。
闇の底のような黒の瞳と髪に、 血が通ってないかのような白磁の肌が唇の鮮紅色を引き立てる。]
(20) 2016/09/12(Mon) 18時頃
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なぜ私はただの妖として生まれなかったのだろう。 なぜ人の皮をかぶっているのだろう。
[鏡に映る少女を見つめ、答えのない疑問に耽る。 いつもの無駄な行為。]
[部屋の中を見渡した。六畳ほどの狭い部屋。 その中は異様なまでに蜘蛛の糸が張り巡らされていた。 小さく息をつき、紅の隣に置いてある小刀を手に取った。 何の変哲もない茶色の刀。
少女を生んだ母親がいつもそばに置き続けたものだ。 しかし、刃は触れただけで肉を切り裂くほどに鋭く砥がれていた。]
ここにはもう帰ってこないのだろうな。
[感傷などはない。ただ門を目指すのみ。 少女は小屋の外へ、闇夜へと消えてゆく。**]
(21) 2016/09/12(Mon) 18時頃
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初めまして、初人狼のEnkです…! これでいいのかわからない! ただただ一人語りだよ!結局幼女だし! これからよろしくお願いします!
(-4) 2016/09/12(Mon) 18時頃
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双子 夕顔は、メモを貼った。
2016/09/12(Mon) 18時頃
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にぁーーーお
(22) 2016/09/12(Mon) 20時頃
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―先斗町ー
[とととと…]
「あれーキナコー、今日もはやいなー」 「おはよーさんー」
[淡い黄色い毛並みの猫が尻尾をゆらゆらと振りながら 明るい路地を音もなく歩けば、 すれ違うたびに人間たちから声がかかる]
にあー
[たまに面倒くさげに鳴き声を返す猫は、ずいぶんとこの土地に馴染んでいるらしい]
・・・
[しかし、ふいっと暗い路地裏へと身体を滑り込ませると、]
(23) 2016/09/12(Mon) 20時頃
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そんなとこで何しとんの?
[猫は、路地裏とはいえ、昼にはありえない暗闇へと 流暢な人語を介して話しかけた]
キミ、どこから来たん? ここ、ボクの縄張りやで?
[細くなった黒目の代わりに広がった金色の虹彩が怪しく光っている。 さて、話ができるとありがたいが*]
(24) 2016/09/12(Mon) 20時半頃
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あれ、キミ、付喪神やない?
[暗闇に目を凝らせば、震えるぽつんとした鏡に獣の手足の生えているのが分かった。]
あんさん、こんなとこにいたってどうしようもない。 新門前の骨董屋に行くのをお勧めするで。 あそこのお嬢ならきっとどうにかしてくれるさかい。 ボクじゃなんも力になれんし。
[目の前の妖怪の望みを叶えられるというわけでもないが、 ここを荒らされるんも迷惑や、と 薄情に言っているようにもとれた]
(25) 2016/09/12(Mon) 21時頃
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― 骨董品店 ―
[新門前通から小路に入り。 此度の騒動で荒れ果てた一角、塵も埃もない小さな構えの小店に、少女の姿はあった。
陽の差さぬ店の中、己の持つ灯篭がぼんやりと中を照らすのを、眺めながら。]
(26) 2016/09/12(Mon) 21時頃
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――――嗚呼、もう。
門が開いたなら、骨のある殿方も少しは増えれば良いのに。
[ぷくり、膨れる少女に。 店に飾られる古びた道具達が、かたかたと揺れ応えて。 ぱしり、ぱちり。乾いた音を立て、家鳴りもまた忍び笑い。]
(27) 2016/09/12(Mon) 21時頃
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仕方ないでしょ、【性分】なんだから。
[それらを睨めつけ、目を細め。 ひょい、と立ち上がり、洋装の裾を払い。 古鏡で皺の無いのを確認すれば、店の外へと。]
留守居は任せるわ。 また乱暴な客が来たら、相応に持て成して差し上げなさいな。
[やれるでしょう? 言い残せば、ひらり、手を振り振り返る事もなく。 白昼堂々、灯篭を携え、混沌極まる京の街へ。]
(28) 2016/09/12(Mon) 21時頃
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[床に転がる下衆や雑魚も、きっと。 そのうち、用具の付喪がどうにかしただろう*]
(29) 2016/09/12(Mon) 21時頃
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「鏡の付喪神は意味の伴わない声を上げて、威嚇しているが、 猫は柳に風といった様子である」
[猫の妖気にたまらず、突っ込んできた付喪神をひょい、と避ければ、
勢いあまって壁へと激突し、もとの姿へと戻ったのを見てあちゃー、と前足を額に当てた]
まだ自分で動けるんに慣れてないんかね?
[妖怪に成りたて、といったところだろうか。 まだまだ使えそうな造りのよい鏡だが、 煤払いをされずに放っておかれたのだろうか]
(30) 2016/09/12(Mon) 21時頃
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[どろん、と猫が煙に包まれたかと思えば、 そこに橙の小袖を纏った人間の姿が現れた]
このままにしておくんもあかんしな。 しゃーない、送ってやるからあとは自分でおねがいするんやで。
[人間は鏡をそっと抱え上げて、路地裏を出て新門前通りへと向かった。 はてさて、目当ての女性には会えるだろうか*]
(31) 2016/09/12(Mon) 21時半頃
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三元道士 露蝶は、メモを貼った。
2016/09/12(Mon) 21時半頃
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[が、店を出た所ですぐ側に、知った気配。]
……あら。
[>>31そしてもう一つ。 小袖姿の手の内に、小さな気配。 店主としての己への用、と見て、表情を作り直す。]
――――……ようこそ、お嬢。 今日は、どんな子連れて来たのかしら?
[長居の割に喉に馴染まぬ陽の下の笑みは、少しばかり引き攣って。]
(32) 2016/09/12(Mon) 21時半頃
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三元道士 露蝶は、メモを貼った。
2016/09/12(Mon) 21時半頃
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/* 遅刻したけどやっと入村できた。しかし、露蝶とすれ違ってしまったなあ。残念。
キナコは雄猫なんだけど、人型は女装男子。わかりづらいね。知ってる。
(-5) 2016/09/12(Mon) 21時半頃
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『いつまで』
[そんな風に鳴く鳥の声>>16を聞いた気がした。 独り、闇夜を歩いていく辻斬り。
不憫な妖が声をかけていく。 冥府の門が開いて以降、誰彼構わず襲い掛かる様な妖が増えた……と相手も辻斬りには言われたくないだろうけれど。]
――ッ
[妖を切り捨てて。 また都の中を歩んでいく。
向かうは朱雀大路の最南端。]
(33) 2016/09/12(Mon) 22時頃
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― 羅生門 ―
[大風と暴風雨で何度となく倒壊しては建て直されたと言われている。 その大門の内部へと一人入っていく。
そして、奥に掲げられた旗を見て。 口の端を吊り上げた。
それは或いは、感傷か。 自身は転生前は人であったと、とある高僧が教えてくれた。 今は鬼の魂なれど――かつては人であったと。 故に、普段の姿は人間にしか見えないのだ。]
(34) 2016/09/12(Mon) 22時頃
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― 骨董品店 ―
[店へとたどり着けば、ちょうど店主の出てきたところに、間に合ったようだった。]
こんにちは、露蝶はん。 お出かけするとこやった? お引き止めしてえらいすんませんなぁ。
[勝手知ったる相手ではあるが、やはり相手も人の世に慣れた口。男児に女子の着物姿であるが、「お嬢さん」扱いをしてくれる店主の鏡に、にんまりと返す]
(35) 2016/09/12(Mon) 22時頃
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ああ、この子がな、なんやボクのシマで迷子になってたみたいでな。
なーんも分かってなかったみたいで、 しかしそのまま放っといて
「食われ」たり「退治」されたり
っちゅうのも目覚めが悪いし、露蝶はんやったら、きっとええようにしてくれるんじゃないかって思てな。
[たどたどしく鏡が店主に話すのは、 使われなくなったまま目覚めたら蔵の中にいたこと。飛び出して走り回り、いつの間にかあの路地裏にいたこと。 また使われたいと願っていることだ。 道すがら話してくれたことのままであったが、店主はどうするだろうか。]
(36) 2016/09/12(Mon) 22時頃
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[その高僧との縁からか。
鬼は自身の事を聖(ひじり)と名乗っていた。 その行動は名とはかけ離れているのだが。 それを気にするような鬼でも無い。]
(37) 2016/09/12(Mon) 22時頃
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/* 自分で書いといてなんだけど、雄猫の女装男子ってそれって去sゲフンゲフン (多分されてないと思うよ)
(-6) 2016/09/12(Mon) 22時頃
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/* 女の子ばっかり!と思ったらヒナコが雄……だと……。
(-7) 2016/09/12(Mon) 22時頃
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/* 多分だけど、 露蝶→葵さん(あらあらうふふ、手下たくさんフラグ) 鍾→炎狗さん(なんとなくまだ固い感じが) 夕顔→ゆおさん(重たい過去っぽい感じが) 聖→しもつきさん(若干のバトルジャンキーっぽさ) かな?
(-8) 2016/09/12(Mon) 22時頃
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―羅生門―
――いつまで いつまで。
[門が開いて以来、この京の都も随分と死臭と腐敗臭が濃くなった、と鳥は思う。
人の、妖の、真新しい血の香>>33を追って。 人の頭と蛇の尾を持つ怪鳥は、大門の上へと舞い降りる。]
(38) 2016/09/12(Mon) 22時半頃
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/* 関西弁はなんちゃってすぎるので、本場の関西圏の方々は生温かく見守ってほしい。 ちなみに西の高校生探偵とその幼馴染、13kmや、を参考にしております。
(-9) 2016/09/12(Mon) 22時半頃
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いつまで。 いつまでも。
……飽きずに、まあた、斬ったな。鬼め。
[大門の中へと消えた鬼の後を追え此処まで来ようとも、襲い掛かるような鳥ではない。 ただ、耳障りな声で「いつまで」と鳴いて、哂う。]
(39) 2016/09/12(Mon) 22時半頃
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