29 Sixth Heaven
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ああ、かわいそうに。 その笑みが、あなたを思うあまり無理に笑っていても、あなたは気付かないのですね。
[フィリップの声には、大げさに息を吐き]
暴食のままにあぶらに膨れた腹を黄ばんだ歯が捉え、 怠惰で息をすることも忘れたまま身体が腐りこぼれ落ち、 嫉妬に狂った恋人達が互いに胸を刺し腹を裂き首を縊り、 強欲に振り回され髑髏の裏までしゃぶり尽くしあげくに灯を求めて柱に火をつけ、 色欲に溺れ年端もいかぬ少女の下腹から白濁と糞便と胎児をひりださせ、
そんな醜く穢れた屍の上を延々と逃れ続け、脚が痩け疲れ果てるまで駆けた末の真っ暗闇で。
笑えると、本当に仰るのですか?
[即座に答えが返らぬなら、鼻で笑い]
(183) 2011/04/23(Sat) 00時頃
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それが何か? "強欲"。 愉しむだけで悩みもせず、選択もせず、"強欲"を貪りもせず。 ただいるだけで何もしないあなたにとやかく言われるなど、心外ですわ。
わたくしはただ、この場さえ為ればかまいませんもの。
[ラルフの言葉に興味は湧かず、注意はふたたびペラジーの方へ]
それで、あなたはどうするのですか。 ペラジーさん。
[スティーブンの問いを耳にすると、もう一度問いかける。 他の者と喋る間も、ずっと彼の方を向いたままで。 小さなきしという音を耳に捉えると、覗き込むように彼へと腰をかがめた]
(191) 2011/04/23(Sat) 00時半頃
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――眠る前のこと――
素晴らしい方でしたわ。
[ヨアヒムのことを問われ、嬉しそうに顔がほころんだ]
弱きも強きも救け、愛し、ただひとりの犠牲も厭うて赦さなかったひと。 時おり激することはあれど、それらもすべて、誰かを助くため。
[夢を語る少女のような口調で、昔を語る。 そのときだけは、先刻とは異なり昔のまま]
そういえば、あなたは識らなかったかしら。 あの方も、脚が不自由でしたの。 その上吃音で、肥満体で、醜男だと自分で仰っていたわ。 そんなことを語るときのあの方は、素敵なんですよ。目尻がきゅうと長くなって、頬にきれいな皺が出来るのが、触れて分かるの。
[くすりと、優しげに笑い]
(-166) 2011/04/23(Sat) 01時頃
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そう、だからこそ――、"弱者"だからこそ、分かるものがあると。 できることがあると。そう、彼は言っておりましたの。 ……ムピス。あなたのように。
[告げて、帽子を脱いだ。 眼の治療の投薬で頭髪はなく。ただ大きな眼の蒼だけが、肌に色を映す。 ふいに、笑みを消すと。 す、と両腕を伸ばして抱きついた。細い指が、掻くように彼の肩を滑る]
もし。 もし、わたくしが、器の罪に飲まれるようなことがあったら、
[耳元で、とても小さな声で囁く] 助けて、くれますか?**
(-168) 2011/04/23(Sat) 01時頃
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/* これで つたわる はずだ! すべては結果オーライという名の後付けである。
しかし皆拒絶してるんだし今日でスティ吊りしようぜー、は、あんま皆に伝わっていない気もする。 んー。
(-169) 2011/04/23(Sat) 01時頃
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…………。
[フィリップの静かな声に、眼を瞬かせた。>>188 首元の蒼が、瞳の代わりに揺れる]
そう、かわいそうに。
[つぶやく声に、感情の色はない。 ただ、その硬い意志に先に行った牧師を思い出して、乾いた唇に指を置いた]
たとえあなたが、たとえ皆が拒絶を示したところで。 "本当に"、システムが返してくれるのかしら?
[それは、自分でも知り得ないこと。 受け入れると告げた者から名が呼ばれるシステムで――自身はすべての器を投げ入れた後にしかなるつもりもなく――、誰もそれを望まない状態になったのなら。 そうなった瞬間に、世界に災厄がまき散らされるさまを想像して、唇を噛んだ**]
(202) 2011/04/23(Sat) 01時頃
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寡婦 パピヨンは、メモを貼った。
2011/04/23(Sat) 01時頃
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/* とりあえず伝わりうる情報は撒いた。うん。 明日わたし吊りになってたらちょっと泣く。
マーゴ吊りは、んー、まあ。 だがわたしもう足掻くすべがあんまり(ry
(-175) 2011/04/23(Sat) 01時頃
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寡婦 パピヨンは、メモを貼った。
2011/04/23(Sat) 01時頃
寡婦 パピヨンは、メモを貼った。
2011/04/23(Sat) 01時半頃
寡婦 パピヨンは、メモを貼った。
2011/04/23(Sat) 01時半頃
寡婦 パピヨンは、メモを貼った。
2011/04/23(Sat) 01時半頃
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/* まあ、スティペラ組を急いたのは悪いが、4D開始時から既に、こいつしか落ちるところがいない&心情変化がこれ以上望めるように見えなかった(それが悪いと言う意味ではない)。 こいつが落ちる未来も、それこそ「流されるがまま」しかなかったし。 変化が望めるところがムピペラしかなかったのだよね。
もちっと時間が取れたら、もっと前日から皆揺さぶれたのだが。これはちょいと悔しい。
というかわたしはそこまで信用ないのか。そうか。 >メモの「システム的になりたたない」
(-187) 2011/04/23(Sat) 02時頃
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/* >人によってはシステムの結果を重視するPLさんもおるんで、 あー。
こいつの思惑通りになるわけないじゃんおおげさ(ry と考えていたので、そも「対応」の必要性がないと考えていた。 こいつの行動は、あくまで全員拒絶コースであっても展開に波を持たせるためでしかない。
(-188) 2011/04/23(Sat) 02時頃
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寡婦 パピヨンは、メモを貼った。
2011/04/23(Sat) 22時頃
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/* >拒絶する人こんなに出るとは思っていなかったCO…… ・狼スティは最初から当然拒絶側 ・継続器(マーゴ)は再接続の流れに行きづらい(同じことをしてるだけなのでそのPCの盛り上がりに欠ける) ・ラルフ(狼希望だったのかな)が最初から拒絶側最左翼+PC的に性格が完結しているため、他PCの干渉を受けての思考変化が望みづらい
3組が最初から拒絶希望よりなら、まあ当然である。 それでも面白く在れば良いし、する。
(-243) 2011/04/23(Sat) 22時頃
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――台所――
……どうして!
[ペラジーと、それにスティーブンの結論を聞いて、声を荒げる。そこに当初のたおやかさは微塵もない。 杖が床を叩こうとして、がちりと別のものに当たる。ちゅ、とかぼそいネズミの声が小さく響いた。気にせず、ぎりぎりと力を強める。]
ただ「世界」なんて曖昧な言葉で逃げてるだけじゃない。 壊されるのは「世界」じゃない。お前たちと同じ人間だ!
何人ものひとが、数なんかに収められないひとりひとりの心が壊れていくというのに、どうしてそれが分からないの!? 以前の器の選択を無に帰して、壊れた人間の間でお前たちだけが正常に生きていけると本当に思っているの!?
[ムパムピスが入ってきても、未だ気づかぬまま。 ペラジーの方へと、手を伸ばそうとした]
(257) 2011/04/23(Sat) 22時半頃
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/* >>261 えっ超壊れてないかこいつ
負の感情がほぼ存在しない世界、の中で構築された価値観を基点とすれば、そりゃ極端に捉えるのである。 他の人は結構冷静だなあ、と思っていた。
(-247) 2011/04/23(Sat) 22時半頃
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[伸びた腕はスティーブンのそれに阻まれる。 白衣の袖をぎりと掴み払おうと力を込める]
なんて傲慢な! まるで"あるべき"状態を最初から識ってるような物言いね。 "そもそも"どうあったかなんて、"今"は関係ないじゃない!
次に壊れるかもしれないから、今壊しても同じだなんて! お前たちはそれを、今繋がれている彼らに向かっほざけるというの!?
[ぐしゃりと潰れたそれが何かなんて知らない。 ただ嫌悪に顔を歪めると、杖の先で隅へと掃き捨てた。近づく足音には気づかない]
(267) 2011/04/23(Sat) 22時半頃
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寡婦 パピヨンは、メモを貼った。
2011/04/23(Sat) 22時半頃
寡婦 パピヨンは、メモを貼った。
2011/04/23(Sat) 23時半頃
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……思考実験? 何を言っているの気違い! 難しいから、それでどうしたというの? これは机上の実験じゃないわ! いままさにここにある必要としているのよ!
劇薬を飲むのはお前じゃない。 劇薬とさえ識らずに飲み下すのは、お前たちが"世界"とひとくくりにして逃げた人々よ!
[怒鳴る声は次第に大きく。 杖を振り上げ、スティーブンの腕を払おうとして]
ムピス、何を……!
[ようやく背後の彼に気づく。掻き抱く腕の場違いな暖かさに、一瞬表情に困惑が乗る]
いま話をしているの。 邪魔しないで!
[喘ぐように声を引き絞り、足掻く。 回らぬ頭で力は入らず、拘束は解けぬまま]
(294) 2011/04/24(Sun) 00時頃
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/* でそろそろ拒絶したいんだけど難しい な。 いや、ここでこいつらだけが受け入れて、傲慢入った描写しても単なる蛇足にしかならね、と。 もっとムピスをドン引きさせるしかあるまい。
(-282) 2011/04/24(Sun) 00時頃
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[名を呼ぶ声にも勢いは変わらない。 もがくように肢体を彼に押しつけ、叫ぶ喉は喘ぐように震える。 提案それ自体を頭で理解するまで、かなりの時間を要して]
…………。 ここまでわたくしが言っても聞かない奴に、どこまで通じるか。
[ぎりと歯噛みして告げる。遠慮のない侮蔑が声に乗る]
(-287) 2011/04/24(Sun) 00時頃
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誤っている者を責めて何が悪いというの。
[は、と吐き捨てる。 耳元で告げられた言葉に、少し沈黙を挟むも、歪んだ表情は変わらぬまま。 けれど提案に、手を引かれればそちらに赴く程度の譲歩はして]
……システムも選定を誤ったようね。 傲慢と言われ開き直る、まさにお前こそが"傲慢"じゃない!
[荒げる声はさらに強く。 次第に自身が何を告げているのか、分からなくなる。 けれど自身の正しさだけは信じたままに、それを貫くことしか考えない。 他者の、あるいは自身の欲求をも殺すために]
(304) 2011/04/24(Sun) 00時半頃
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ねえ。ムピスはそのままでいてくれるわよね? 傲慢なあいつらの味方なんかしないわよね?
[耳元で、急くように囁く]
(-288) 2011/04/24(Sun) 00時半頃
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――待機室――
[長椅子を促されても首を振る。 椅子の傍で立ち上がったまま、見えぬモニタに向き合った]
牧師様、牧師様……!
[聞こえてきたのはどんな声だったか。 彼の声が聞こえずとも、ただひたすらに、この場の者達の不義を訴えた。 故郷と、残してきた者達と、ムパムピスと、自身のために。 傲慢は、ただひとりの声以外は耳を貸すこともなく**]
(316) 2011/04/24(Sun) 01時頃
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パピヨンは、自身の無事は、確信したまま**
2011/04/24(Sun) 01時頃
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ええ、そうよ。そうでしょう?
[帰ってきた言葉に、とても嬉しそうに囁いた]
わたくしは耐えられるもの。 牧師様のように、なにひとつ変わらないもの。 任期が終われば、すぐに戻ってあの子達を抱きしめられるもの。
[接続後チャールズがどうなったのかなど識らない。 "任期"がどの程度なのかも識らない。 けれど断言して、歩みを進めた]
(-296) 2011/04/24(Sun) 01時頃
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寡婦 パピヨンは、メモを貼った。
2011/04/24(Sun) 01時頃
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/* うぐぐ 最後のは白発言すべきなんだが、上手く入らなかっ た。
まあ、呼ばれたら行くよ。罵りながら。
(-298) 2011/04/24(Sun) 01時頃
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