265 魔界娼館《人たらし》
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――『嫌だ。』
心のどこかで、誰かが否定した。 「こんな形で終わってしまいたくない。」「まだここに留まっていたい。」 その一心で、ひたすら命に縋りつく。 自分を蹂躙する触手に、慈悲を乞うようにひたすら奉仕を続ける。]
ひっ!――あっ――!いやっ――…!
[顔を這う触手に、涙すら舐めとられて、自分が言葉通り捕食される獲物のように思えて、悲鳴が漏れる。 あれほど心地よく思えた触手が、今は恐ろしい。
直後、腹の中で膨れるハラフに恐怖してあげた精一杯の絶叫も、あっけなく塞がれる。 程なく、押し込まれる胎内で何かが拡散するのを感じる。 途端に今まで感じていた痛みが蕩けて、霧散していく。 快楽が、脳を揺らす。 それでも火が付いた恐怖が消えることは無く。]
(91) 2019/05/16(Thu) 20時頃
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んっ!――ふぁあ…!イヤっ!――あっ…!――誰かっ―…!
[喘ぎを漏らしながら、助けを乞う。 逃れようと身体を捩りながら、ハラフを受け入れている場所は痙攣して彼をより奥へと誘う。 矛盾した感情、ありえない快感、それが「獲物」の中で溢れて、混ざることのないまま発露する。
自分でも制御できなくなり、叫んでいるのか、喘いでいるのか、わからなくなる。 薄れていく意識の中で、ハラフの精を何度も何度も叩きつけられて、その熱さに収縮して喜ぶ子宮と、甘い甘い悲鳴を上げる自分の声が、随分と遠くに聞こえた。*]
(92) 2019/05/16(Thu) 20時頃
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─その後─ [意識が再び浮上した時、全身を心地よさが包んでいた。 水の中を揺蕩うようなその感覚に、安堵の息が漏れる。
――秘部と、後孔がむず痒い。 心地の良い何かがそこへと潜り込んでいて、甘い刺激が頭に響く。
そろそろと手を下ろす、前後から挟み込んで、指の腹で刺激する。]
はっ――。
[――気持ちいい。 穏やかな快感に声が漏れて、今度は指をゆっくりと沈めていく。 まずは一本指先を潜らせたなら、わずかに中を掻いて少しずつ、少しずつ快感を増していく。]
(100) 2019/05/16(Thu) 20時半頃
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――っ―…、ん――…
[少しずつ、少しずつ。 第一関節を超えて、中を掻きだしながら、ゆっくりと。 指の半ばを過ぎて、根本まで。 そうして、たっぷり時間をかけて一本を収めたなら、もう一本。また一本と埋めていく。 そうして、前後に三本ずつ納めきったなら、互い違いに遊ばせて、じっくりと自身を昂らせていく。]
――ふぁ!――…ぁ―――んぅ…――
[昂らされた熱は、ひたすらに体の中でくすぶって――やがてふいに火が付いた。]
――…ぁ!
[同時に、意識が覚醒する。]
(101) 2019/05/16(Thu) 20時半頃
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[まず見えたのは、見覚えのある粘体。 それにのしかかられている自分自身。
意識が戻ったことで、先までの行為が思い出される。]
ひっ!――あっ――…
[悲鳴が漏れる。 身体が震えて、歯がぶつかりあって硬質な音を鳴らす。 そのまま、呼吸すること数度――…。]
…私を、介抱してくださったのですか?
[ソランジュに尋ねる。 あれほどの行為の後にしては、身体には疲労の色はない。 ハラフに噛まれた首の傷も消えているようだ。 ソランジュに助けられたらしいことは、容易に想像できた。
心臓は早鐘を打ってはいるが、彼のなすが儘に任せる。 バスタブで湯につかって、ほっと息をつく。]
(102) 2019/05/16(Thu) 21時頃
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あったかい――…。
[そのまま、持ってこられた自分用のネグリジェに着替えて、すっかりここに来た時と同じようになる。 ただし――…最後に一つ、彼の一部を膣内に詰め込まれる。>>46]
――んあぁっ!――あぅ――…やぁ――…
[油断していたせいか、声を抑えることができなかった。 腰が抜けて、その場に座り込む。 彼の命令をぼんやりとした頭で聞きながら、最後に一言だけ告げた。]
―…ご使用いただき、ありがとうございました。*
(103) 2019/05/16(Thu) 21時頃
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姉妹 ロイエは、メモを貼った。
2019/05/16(Thu) 21時頃
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[未だに体は宙に浮いたままで、地に足をつくことも適わないまま、壁伝いに一階を目指す。 目的意識などなく「ただ命令されたから」。 下着も身に着けていない、丈の短いネグリジェだけの姿で。 少し下からのぞき込めば、前に銜え込まされたものも見えるだろう。
まだ酒に酔った魔が、夜が更けるのも構わず集まって騒いでいる。 今日はやたらと酒を持っている客が多いようで、誰かが振舞ったのだろうか。]
ティムさん――…。
[探し人の名を呼ぶ。 酒が回って、ふらつく客にぶつかってよろめくが、浮いているので倒れることはない。]
ティムさん――…!!
[悲痛なほどの思いを込める。 それは、光を求めてさまよう子供のようだっただろう。*]
(106) 2019/05/16(Thu) 21時半頃
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姉妹 ロイエは、メモを貼った。
2019/05/16(Thu) 21時半頃
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>>114 あっ…
[ほうほうの体で階段を伝っていると、階下に探していた彼が現れる。 あまりにもあっけなく現れるものだから、とっさに言葉も出ずに呆けること数舜。
伝えたいことが、胸の奥から溢れてくる。 苦しかった、痛かった、食べられてしまうかと思った。あのまま、死んでしまおうかと思った。
それらの思いは言葉にならず、代わりに目がしらに熱いものがどんどんこみ上げて、やがて一筋二筋とあふれ出していく。]
(117) 2019/05/16(Thu) 22時半頃
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ひっ…!!うぅっ!ぐすっ!!
[子供のように泣きじゃくる。 白いネグリジェに、点々と斑点を作る。]
ティム、さ…私、怖くて…、でも私は……「花」だから…我慢しなくちゃいけなくて…
[言葉がまとまらない。 胸が苦しくて、両手で抑えつける。 それでも頬を伝うものは止まることを知らずに、溢れ続けた。*]
(118) 2019/05/16(Thu) 22時半頃
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>>121 [彼が困惑しているのがわかる。 自分も、彼を困らせたかったわけではなくて、けれども彼に会えた安心感に「少女」は泣きじゃくり、止めることができない。]
ごめんなさい…、ごめんなさい…。
[ただただ謝る。 やがて彼に連れられて部屋へと入ると、促されるままベッドに腰かける。 そこまでされてようやく、頬を伝うものは落ち着いて、内心に押し込めていた恐怖が和らぐ。
そうして彼に改めて問われたなら、答える代わりにこちらも問を投げる。]
手を―… 手を握ってもいいですか? 貴方に会えたんだって、もう怖い目には合わないんだって。 安心してもいいですか?
[それだけ言って、彼の手にそろりそろりとこちらの手を重ねる。 拒否されぬように、これが現実だと確かめるように、ゆっくりと。*]
(128) 2019/05/17(Fri) 00時頃
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姉妹 ロイエは、メモを貼った。
2019/05/17(Fri) 00時頃
姉妹 ロイエは、メモを貼った。
2019/05/17(Fri) 00時頃
姉妹 ロイエは、メモを貼った。
2019/05/17(Fri) 00時頃
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[彼の許可が下りたなら、彼の手に重ねたこちらの手は、今度はしっかりと感触を確かめる。 掌全体で撫でて、やわらかな毛のくすぐられるような触り心地を楽しむ。 それからその先へと指を這わせて、彼の指の一つ一つを、形を確かめるようにこちらの指先で柔く揉む。
そうして一通り彼の手の感触を味わうと、身体ごと傾けて彼へと体重を預ける。]
あぁ、やっぱり。 あったかい。
[そう一言、安堵の息を吐いた。*]
(133) 2019/05/17(Fri) 07時頃
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ティムさんは――…
[身を預けたまま、ポツリと口にする。]
あの時なんで私に優しくしてくれたんですか。
[言葉を続ける、「花」としての自分に溺れるでもなく、欲求を満たそうとするでもなく。 それが不思議だった。]
――私に、したいこととかないんですか?
[まっすぐに、告げた。**]
(-82) 2019/05/17(Fri) 07時半頃
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姉妹 ロイエは、メモを貼った。
2019/05/17(Fri) 07時半頃
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――…私は、ティムさんならいいですよ? それとも今は、気分が乗りませんか?
[座った姿勢のまま、今度はこちらから両手を伸ばして、彼の頬に添える。 しっかりとこちらを向かせて、今一度彼の鼻先に口付ける。 浅くついばむようなキスを、一度、二度と繰り返す。]
今度は、他の人はいませんから――… 私のこと、独り占めしていいんですよ?
[ネグリジェの上から、自分で胸を揉み込む。 左右互い違いに動かして、すり合わせる。 彼の視線を意識すると、顔が熱くなる。 そうするうち、布にこすれた頂点が固く立ち上がるのを感じた。]
私は、ティムさんに触ってもらいたいです。
[存分に自分の胸を弄んだら、今度は片手をスカートの下へ潜らせて、既に獲物>>46を咥え込んでいる秘裂の少し上、同じく固く充血した秘豆を、人指し指と親指で強めに摘み上げる。]
(-122) 2019/05/17(Fri) 20時頃
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んぁっ――!
[反射的に背が丸まって、脚が跳ね上がる。 そのまま痙攣すること数度。]
自分で触ってても、あったかくないんです。 ティムさんに触ってもらったほうが、ずっとずっと気持ちいいんです。
[荒い息で言葉を続ける。 目じりには涙が浮かんで、今にも零れてしまいそうだった。]
今はお客さんからプレゼントしてもらったものがあるので、抜かないとダメですけど… その、ティムさんが嫌じゃなければ、お尻とか、口とかならすぐに触ってもらって大丈夫ですから。
[ネグリジェのスカートをまくり上げて、その下の状態を晒す。 前に入れられたものとは別に、自分から滴った蜜が筋を作っていた。]
ティムさんの、大きいから…すぐにはお尻に全部入らないかもしれないけど、しばらく使ってもらえれば入ると思うから。 ――私に、触ってくれませんか?*
(-123) 2019/05/17(Fri) 20時頃
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姉妹 ロイエは、メモを貼った。
2019/05/17(Fri) 20時頃
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/* 攻守逆転ネタの続きなんですが、ハラフさんを駄犬ちゃん呼びして搾り取るネタもアリですかねぇ
(-136) 2019/05/17(Fri) 21時頃
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[自分の痴態を揶揄されて、羞恥が込み上げる。 触れあえる距離にいる彼から、目を逸らす。]
…気持ちいいのは、ティムさんに見られてるからです。
[言って、恥ずかしくてたまらなくなって顔を伏せる。 先ほどから心臓がうるさい、「花」をしていた頃には感じたことのなかった感情。 そうして涙を舐めとられると、同じ舐めとられるでも彼にされるのは心地が良かった。 優しくしてくれると、わかっているからだろう。 そのまま、彼の舌が頬を舐める。 不思議な感触に目を細めていると、口の中に指を差し入れられた。]
――んぁ――ふぁう――…
[こちらも、指に舌を這わせて応える。 丁寧に、丁寧に。 彼に下半身を確認されて、指を添わされると、それだけで下半身が疼いて、ごまかす為に足を擦り合わせた。]
(-148) 2019/05/17(Fri) 22時半頃
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うん。 貴方の好きなところ、いっぱい触っていいから。 …でも、怖いのは、もう嫌だから…優しくして――…。
[そのまま彼に抱き寄せられて、下半身を晒す。 後孔に指が差し入れられて、甘い声が漏れる。]
ふぅ―…!ふっ――!んんっ―…
[無意識に腰が揺れる。 背筋を走る甘い痺れに、すぐにでも達してしまいそうで、そうすることでなんとか誤魔化す。]
(-149) 2019/05/17(Fri) 22時半頃
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ねぇ――…
[ぽつり呟く。]
やっぱりティムさんは、従順な子犬みたいな子の方が興奮しますか?
[唐突に頭に降った疑問を彼にぶつける。
――そのまま、おもむろに彼の指が出入りする場所へ、こちらも指を潜らせて、その「入り口」を広げる。 周囲には、むせるほど彼女の匂いが充満するだろう。]
――…わんわんっ。
[ご褒美を待ちわびる「仔犬」は、「早く頂戴!」とご主人様にせがんだ。*]
(-150) 2019/05/17(Fri) 22時半頃
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/* あぁ、そろそろ終わってしまいますねぇ
(-157) 2019/05/17(Fri) 23時頃
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