219 The wonderful world -7days of SAIGAWARA
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( ──『魔術師は夢を売るお仕事ですし。』 )
[そう告げた死神の顔と台詞をなぞりながら、 あの時は「はは、それを言われちゃ、言えねえか。」 なんて妙に納得だけはして、けれども、謝らなかった。 聞いちまったもんは、取り消せはしまい。
西。 太陽の死んで征く方角に向けて足取りを転がしてゆく。 伸びる影と、先導する背を追いかけながら、 その向こうに長椅子に座するもの>>@101を 見かけたのは、きみの玻璃よりも無論、遅れて、だ。
──最初こそひとのよう、だと思ったのは。 その背にある”象徴”で、瞬きとともに呑み込まれた。]
(289) 2017/06/12(Mon) 11時頃
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少なくとも、僕はね。 ひと以上にも、ひと以下にも見えねえんだよなあ…。
( >>277逃げるよに去ったあの死神の少女と言い、 うしろのうしろから覗いて辛うじて見える けものを撫ぜるすがたといい。 優しい、ってのはまた別の意味でもあるが。 なんて言われようと、 元は「死んだら終わり」なのに態態── 狼をけしかけられようと、人数限定だろうとも、 黄泉から還してくれるなんざ 親切の塊だとは思うがね。 ) [──>>275舞台裏を知らないからこそ、思える談。 …知ったとて裏切りを覚えるかは、また別の話として。 ]
(290) 2017/06/12(Mon) 11時頃
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( これが死後のモラトリアムだと知らなければ、 きっと無慈悲だと言ったに違いない──がね。 )
[>>@101 とは言え、 積み上げられた参加者を見てないからこその僥倖。 刺青の形の尾は見えなかったからこそ、 「……いいねえ、ふっかりしてそうだ」なんて 和んだつぶやきを落とした訳だが。
>>267道を尋ねようとする彼には頷き、 まあ、悠長に悠長を重ねて、添えて、問いかけた。]
─── 噫、死神さん…だよな? 「コキュートスJ」…ってのは、 どっちにいけばいいのかね? *
(291) 2017/06/12(Mon) 11時頃
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ミッションひと集まりそうだし、 きょうはのんびりしてるかー
(-96) 2017/06/12(Mon) 11時頃
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─ 追憶譚 / 今は彼方の、 ─
『 ……映像、と言うものはね、 己の拙さの鑑のようで、どうも気恥ずかしい。 噫、でも、どうしてもってんなら、 …… 仕方ない。 』
[ 舞台に昇れば、フィルムの中に納められる時世。 画面を覗けば、狭い舞台が殊更箱庭のように ちゃちに思えたもの。
如何か、僕の舞台だけは余り公開してくれるな、と よく、冗句混じりに言ったものだった。
それを受けてか、 みな身内筋だとかは遠慮してくれる事が多かったものだが、 一度だけ、如何しても映像資料として残したい──と、 強請られた事があった。]
( にがわらいをして、そう応えた。 )
(310) 2017/06/12(Mon) 14時頃
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[ 納めた舞は───『垓下の歌』。 ]
( 四面楚歌の不運を嘆いた項羽の、其れ。 十数年程前の──”輝久”が亡くなっての、間も無く。 )
[ 哀愁も、哀悼も、演じる者のこころなど押し殺して。 憂愁ばかりを切っ先を籠めたのを──嘗ては”覚えていた”。 どうやら、枝葉を伸ばすように頼み手から媒体を問わず、 限られてはいれど界隈で多少、広まりはしたものだから。
──>>@129目に留まったのであれば、それであろうかね。 ]
(311) 2017/06/12(Mon) 14時頃
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( 一匹が別かたれ、優雅の名残が 舞台の上でひら、と鱗のよに放たれれば、 踊るは ───夫婦蝶。 >>@128 )
[ 武とも舞とも通ずるようで違えた、 けれども手妻にしちゃあ、息飲むよな優美な其れ。 舞台の上で披露されたもんなら、 ──きっと、見ていただろう。
見てこそいれば、”覚えていた”。 覚えてこそいたら、息のひとつも呑めたろうに。]
[ 忘却と言うのは、儚いもので。 ]*
(312) 2017/06/12(Mon) 14時頃
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PLは舞踊はほんっのちょっとかじってても 剣舞はからきしなんでいろいろおかしくねえか不安で たまらん が つるぎであわせたかったんよな
そしてほんとに思うが、 華月斎さんが優美ですごいすき (読ませないかんじのキャラだいすきなんだーーー
(-101) 2017/06/12(Mon) 14時頃
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そしてきつねかわええ・・・・もふ・・・・・ (*PLがきつね大好き人間)
(-103) 2017/06/12(Mon) 14時頃
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/* 今亀吉くんの怪我心配し忘れたのに気づいてアッと
(-105) 2017/06/12(Mon) 14時半頃
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─ 現在 / 西エリア ─
[>>@130 今やその面影にこころ当たることもなく、 振り返る仕草もゆるやかの中に飴を離す所作などで 必か、偶か、空白を誤魔化されようものなら───、
───違和等、気づくべくもないこと。]
成る程、──あれか。 ……あれだけでかけりゃ、分かり易くていいな。 憙、助かります。
[示す手の解きにしたがって、ちら、とそちらを覗けば、 先ほどからようく見えていた一際の建物が聳えている。 つい、ひとに道を尋ねたときのように会釈をこなし。
───>>@131不思議そうに鳴く、愛嬌のある鳴き声に 「愛らしいけものだことだなァ、」と見下ろそうとし、]
(313) 2017/06/12(Mon) 14時半頃
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[──、 声に途中で止まったのが、 良かった(…ことはねえんだろう、)のか、 悪かったのか。(多分こっちだ。)] ……そう、かい? 道を聞こうにも如何せ、 余所となかなか話せねえんなら。 態態何処に居るかわからねえ参加者を探すより、 死神さんに聞くのが一番思いはしたんですけどね…。
[>>@132はは、と。 頸に軽く手をやって、亦、にがわらい。]
( まあ、先刻けしかけられた 狼を覚えてねえわけでもねえが、結果。 あの端末のことを知れただけで、儲けもの。 関わって”ろくなことがない” とは未だ思わんで。 ─── だからこそ、ぱち、と、瞬いた。 )
(314) 2017/06/12(Mon) 14時半頃
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……っと、 なんだ…って、
( 地を蹴る三匹。>>@132 嚙みつこうとするかのように、 きら、と牙を剥くすがたの見えて、ぱちくり。 遅れてふさふさとした毛並みと違う、 刺青のしっぽが揺れるのが見えたもんで。 慌てて、からら、と下駄を退けば、虚を噛む音。 )
─── ……その子らも、倒さねえといけねえの?
[空から振る蛙だとか、見るからに獰猛な狼なら、兎角。 「気乗りしねえなあ、」と、ぼやきながら仰いだ 待ったを掛けない三頭の主人は、はて>>@133、 どんな顔をしていたことやら。]
(315) 2017/06/12(Mon) 14時半頃
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……ひと撫でくらい、許されそうなもんだが。
( 閉じた儘の扇子を ぱんッ、 と 数字の消えぬ掌で打った。 藤花の紫に導かれるよなつるぎが三つ、 それから、扇骨をもひとつ叩く。 )
[「こういうの、和解はナシなのかね。」 なんて半ばくらいは冗句でないぼやきを、 傍らの、”友人”たるきみはどう聞いたことやら。
─── 斬ッ、 と刀が貫くのは狐ではなく、 それぞれの駆ける手前、UGの地面。 謂わば、”牽制”の撃。
攻撃にしては控えめになった一手は躊躇そのもの。 ───無情を重ねても、愛らしい動物には弱いもので。]*
(316) 2017/06/12(Mon) 15時頃
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頭働かないのをきつけしつつ・・・。 BGMにしてんだが、すばせかの曲はやっぱりいいなあ。
(-113) 2017/06/12(Mon) 19時頃
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……逆にきみが得意なんざ言ったら。 僕は、そのほうが吃驚しちまうかもなぁ…。
[>>317 意味ありげに考える素ぶりを演じて、 いつもそうするように口郭を指を添えてから ふ、と、茶化しでもする笑息を吐き出して手離した。 ]
(……なに、でも、冗談って訳でもない。 僕は”きみ”と言う人間は、謎を解くよりも。 斬って捨てるほうが似合いとでも 思っちまってるからなあ。)
ひとがせっかち、ってのは分かるが。 死神もそうだってんなら、面白いな。 死神なんざ、幾らでも時間がありそうなもんなのに。
(326) 2017/06/12(Mon) 19時半頃
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( 「神」と名のつくもんだって、 死ぬときゃ死ぬんだろう。 存外神話のたぐいにも斯く或る噺。 だが、死を司るもんに寿命があるなんて、 ──知らなければ、誰が思うことやら! )
ま、 …ゲエムってんだから、 態態そう遊戯に何時間も掛けてらんねえ、… って話なのかもしれんがねえ。
──今は、そうで或る事を祈るだけ、ってやつだな。
[「若しくは、他の参加者ってのと協力しろ、って事か。」
と、思った儘を言っては見るものの、 それらしき影は大凡潰えてゆくのを見て来たばかり。 残りが何れくらいいるのかも分からない現状、 掌の上の、落ちる時計砂の残数を確かめて、 …限りない時間で敵うもんである事を願うばかり。 ]
(327) 2017/06/12(Mon) 19時半頃
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[「負かすことも倒せ、って言う事もあるだろうよ。 ……ま、ここらも言ってみただけよ。」
本当に然うだ、と言う程お気楽な脳では無いからこそ、 握った儘であった扇をぱし、と手内で相槌のよに叩く。
(>>318 とは言え、男の腕前も亦。 そのうちであれば花札はなんぞは得意ではあったが、 囲碁やら将棋やらの盤上のものは可も無く、 不可も無く、──と言うところであった。 …身近には、読み合いが得意なものが居たもので。)
きみの困ったような顔は、(──斯う言う時は、) 分かったからこそ、深く追いも、抉りも、笑いもしないが 表面をなぞる冗談と共に仰いだ興じには、頰を撓めた。]
(329) 2017/06/12(Mon) 20時頃
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はは、 そりゃあ嬉しい台詞。 委ねられて後悔されねえように、 ── 頑張らねえと、な。
[ 玻璃を半ば、隠すよに下げたのはひととき。
「…そうだなァ。まあ、少なからず 有益だったんだから、今は好いとしようか。」
記憶は無いとは言え死後にして、 こんな表現は可笑しいのかもしれないが。 「生きてるかぎり」は聞く機会もあるだろう、と、 詫びに緩く首のひとつでも、振りゃあ、───…。 ]
(331) 2017/06/12(Mon) 20時頃
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…演劇だとかじゃ、敢えて 俗世だとかを映すもんかもしれんがね。 態態うつつを求めて客席に座る人間なんて、 そう居ねえだろう。
(>>319 木擦れの中に綯い交ぜて、 壇上の「演じ手」から見た一意見を混凝土に捨てた。 なんにしてもまァ、…難儀には変わんねえんだろうが。 そんな会話も、道を訪ねるので打ち止めになる。 )*
(333) 2017/06/12(Mon) 20時頃
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しかし、剣道の知識ないとか相方様がいってたけど 素敵すぎやしない?とか知識すごない? 僕の突貫加減が浮き彫りなんだよなあ と毎度ながら 知識とか描写の綺麗さやら、折り込みのうまさに尊敬する
(-114) 2017/06/12(Mon) 20時頃
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>>@35 あらためて読んでてきつねかわかよ・・・・くっ
(-119) 2017/06/12(Mon) 20時半頃
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普段なら見向きもせずに攻撃してるPCだらけだから ある意味新鮮なかんじになってる
(-120) 2017/06/12(Mon) 20時半頃
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─ 現在 / 西エリア ─
……「より好きサイガワラ」を作る為だ、 ってのはあの子は言ってたけども。
本当にそうにだってんにしろ、 死んだ人間ってのは切り捨てて良いだろうになァ。
[>>320 死神がひと離れしていていないからこそ、 思う所感を「全く」と、縦の振りに重ねたのなら 道を問う質疑に行き道を添えたのも、──先の事。]
(334) 2017/06/12(Mon) 20時半頃
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……如何せなら参加者にも、 其方のように分かり易い目印だとかでも つけてくれてもいいんだけどねえ。
[>>@135 嗚呼、正しく。 下手をすれば、此のひとの多い街では 雑踏に紛れてしまうような「参加者」とは違って、 よく目立つ黒翼を改めて、まじ、と見乍ら。
>>322 傍らから聞こえた声に、 用心深さなどはきみに任せ切っていることに 気づいて、ひとり、潜めるように自嘲をした。]
(──のも、 駆ける狐と、 仰ぐ狐目に直ぐ、と沈むもので。)
(335) 2017/06/12(Mon) 20時半頃
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好きか嫌いかで言や、 ───殺生はしたく無いくらいには 嫌いじゃねえかなァ…。
(……藤花の如く、 所々と女趣味のようなところがあるのは 否定出来るかと言えば、出来ない処。
>>322「同じく」ときみの台詞に重ねては、 >>@136問いに返された問いにゃ困ったように嗤う。)
[攣った口元なぞ、知ったこっちゃ無いとばかり。 怯みも、臆しもせず、>>@137刃に通り抜けるけものに 「……そう、甘くもねえか」 とため息ひとつ。
扇を しっか、と握り直した。]
(336) 2017/06/12(Mon) 20時半頃
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……やれ。 足止めは効いちゃくれねえみてえだが、 峰打ちなら、 ──どうだろうな?
[>>322 汲んでくれたのやら、 先刻の言い回しから、同様の意見なのやら。
視界端、>>@137 友人の腿に飛びかかる狐に向けて、 振るわれる”峰”──木刀の薙ぎに一瞬笑ったりしていたから こちらに来た残りの二頭のうち、前のめりの一頭の 咬牙に退く身は間に合わず、──。]
…… ッ、 と、 愛らしさだけじゃなく、 凶暴も箔つき、かね…。
(339) 2017/06/12(Mon) 21時頃
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(ひとも狐も、見た目じゃないのやら。 扇を持つ上腕に浅く乍らも食いちぎられた跡が残り 疼疼と痛むそれに、眉を潜めど、笑みは崩さない。)
……輝久、ちょいと。 惹きつけてくれっかね。
[気を深、と沈めるように瞼を付せりゃ、 カンッ! と土瀝青に打ち付ける下駄の激しさは 劔を舞台で繰る時折に見せる──跳躍。
其れを後ろへ飛び退く動作に変えながらも、 扇を出す手、と言うのは前に。]
( いのちを左右すると言うには、 余りにも小さな青色が滑り落ちる迄は 見る猶予も、余裕も無かったもんだが。 )
(341) 2017/06/12(Mon) 21時頃
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