18 Orpheé aux Enfers
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わざわざありがとうございます。
[かけられた声には、声を顰める]
大した話ではないんですけど。
[瞳を僅かに伏せて、言葉を探す。 ベネットにとって迷惑ではない程度に、だけど自分が聞きたいことは外さないように。 少しの間の後、やがて顔を上げて問いかける]
どうして、音大に……入学したのか、その理由をまずは聞いても構いませんか?
(-172) 2010/09/05(Sun) 22時半頃
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あ、部屋に…?
[そのまま食堂に行くかと思っていたから、慌ててホールの隅に置いた旅行鞄を取りに戻る。 相手がどんな心境でいるかなんて気付ける訳も無く。 カルヴィンの軽口>>275だけは耳ざとく聞こえてしまったから、苦笑を返す。 ヤニクから慌てたように声>>276がかかれば、一度立ち止まり楽譜を受け取る]
楽譜ありがとう。ちゃんと見ておくよ。 2人とも、また後でね。
[今はベネットを待たしているから、短くそれだけ告げて、慌ててホールを出て行く。 部屋に戻り、楽器や旅行鞄をとりあえず隅に置く。 食堂に促されれば、廊下をベネットより半歩後ろ歩いた]
皆、練習の後だから、結構食べるでしょうね。
[他愛も無い会話を混ぜながら、それでもどこか表情は憂鬱そうに見えてしまうか]
(278) 2010/09/05(Sun) 23時頃
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[答えるまでの間に、言い辛いことを聞いてしまったかと後悔が過る。 あと数秒答えが遅ければ、自身の質問を撤回していただろう]
あぁ………音に感情を込められるんですね。
[誰に対して、どんな想いをなんてそこまで立ち入る権利は自分にはない。 自分にはできそうにない。音と感情はあくまでも別物。 少しだけ羨ましいとそんなことを思う。 一気に話された理由は予想の範囲内のものだったから、何も言わず]
ええ、まぁ。そう、ですね。 ここまで言って、隠すものでもないですね。 進路です。
[最後の問いには歯切れ悪そうに言うも、結局最後には認めてしまう]
好きってだけで続けてもいいものかどうか。まぁ、続けられるのかどうかって問題もありますけど。 もちろん生半可な覚悟なら止めとくべきだってことも分かっているんですけどね。
(-177) 2010/09/05(Sun) 23時頃
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[昼ごはんと聞けば、自分もそう言えば満足に食べていないことを思い出す。 燃費が悪いわけではないし、今はあまり食欲も無い]
盛り付けってことは、何かデリバリー的なものですよね? 北校生は結構食べると思うし、大丈夫かな。
[ヤニクとカルヴィンには失礼ながら少食な印象は皆無だった。 まさか遠慮を知らず、他人が食べる分までは食べないとは信じたい。 食堂に辿り着けば、答えを聞かずとも、ピザや鮨、オードブルが姿を現す。 手伝いと言っても、手際のいいベネットがほとんど行ってくれる横で、指示に従うのみ]
……え?あぁ…。すみません。最近、確かに癖になってますね。
[癖と言われて、最初は何を言われたのか気付かず。 相手の表情を見れば、ようやく自分の表情のことかと思い至る。 無理にでも笑おうと僅か口角を上げた]
(285) 2010/09/05(Sun) 23時半頃
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押し付けになっても、感情に素直なのは……俺からすると羨ましいことです。
[苦笑いを目にして、ゆっくりと首を振る]
俺にはできないことです。どうも音と感情は全く別に存在している……あぁ、違うな。感情が希薄なのかな。
[表現力に乏しいと言われる自分からすれば、どんなに足掻いても手に入らないものを持ち合わせているように思えてならない。 それはそれできっと葛藤があるのだろうとは、表情を見て気付いたこと。 個人的には好きな音ではあるが、目下の自分がそれを言う資格があるとは思えない]
そうですね、全くその通りです。 ただ、好きなだけなら、趣味として続けることもできる。 形なんてどうであってもきっと構わない。そうも思うから、迷います。
[結局は自分で決めるしかないんですが…と真剣な表情でそう呟いて、最後の言葉には瞬いた]
……あぁ、そうか。すみません、配慮が足りませんでした。
[自分のことで精一杯で、音大に入れば終わり…ではなく、その先にまた進路があることに気付けなかった。 ここでの悩みが解消されても、結局また数年後同じことで悩むのだろう。嫌な事を思い出させてしまったかなと、素直に謝罪した]
(-183) 2010/09/06(Mon) 00時頃
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―食堂― [音大だから、普段の食事も豪勢なのかなとかお皿を並べながら思う。 音大=金持ちの図式は彼の中では決して崩れそうにない。 もっとも食事についての間違いはすぐにベネットの言葉で訂正される]
あぁ、やっぱりそうですよね。 きっとうちの後輩達も喜ぶと思います。
[喜んで食べるだろうなとそんなことを想いながら、料理を並べるのを手伝う]
明日からの食事は…ええと、どうなるんでしょう?
[まさか、自炊ってことはないだろうと思いながら、ベネットに問いかける。 相手に噴出されて、自分がようやく変な表情をしていたことに気付く。 戸惑いながらも、しばらくどういった表情を浮かべるかを考え、結局真顔に落ち着くしかなかった]
ええと、ちょっと心配な後輩がいるんで、様子見てきます。
[やがて準備を終えて、話も終われば、そう声をかける。 先ずは後輩2人が同室になってる部屋を覗くつもりだった]
(292) 2010/09/06(Mon) 00時頃
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一度だけ。もしも時間があれば、練習をご一緒させて下さい。 音が邪魔なようであれば、聞かせてもらえるだけで構わないです。
[微笑んで零された言葉に、少しだけ思案してそう紡ぐ]
今日は相談に乗っていただいてありがとうございました。 まだ、答えを出すにしても、合宿は始まったばかりだから。 趣味にしてしまうか、あるいは趣味を超えて職業にできるか。 もうちょっと考えてみます。
[顔を上げて、お礼を紡いだ時にだけ僅かに笑顔を見せる。 悩みは全く晴れてはいなかったが、それでも少しだけ気分が楽になった]
(-188) 2010/09/06(Mon) 00時頃
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―食堂→部屋A―
え……?
[自炊だと聞けば、驚いたように瞳を瞬く。 冗談を言う人ではなさそうだけど、冗談であって欲しいと思った。 音大に来るような人が、音楽を志している男子高校生が、自炊なんてできるの?と思う。自分も多少ならばできないことはないが、料理が得意と言えるほどの腕前ではない]
ええと……冷めないうちに呼んできますね。
[自炊云々に関しては考えることを放棄した模様で。 ベネットに頭を下げると、食堂を後にする]
……多分、部屋に先ず帰ってるかな。
[部屋割は頭に入っている。だから、先ずは部屋Aまで行き、ノックをしてみる]
ヤニク、カルヴィン、いるー?
[周囲の迷惑にならないよう多少音量は調整しながら、扉越しに声をかけた]
(297) 2010/09/06(Mon) 00時頃
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/* セシルのメルアドを聞いておきながら、後でメールするって言ってたのができていなかったから。 今ご飯だよーってメールしようかと思って打ちかけてたけど、明らかに邪魔です、邪魔。送る前で良かった。
ん、空気を読んで、機会を窺おう。
(-192) 2010/09/06(Mon) 00時半頃
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[扉を叩いてもすぐには反応がない。 そもそもここにいないのかなぁとか思うが、それならどこに?とも思う。 まさか全体練習後に、夕食だと聞きながら、練習室には向かってないと思うし…と首を傾げる。 食堂には来ていないし、すれ違ってもいない。2人してどこかに行ってるのだろうか?]
ヤニク―、カルヴィン―、いないのー?
[先ほどよりはやや大きめに部屋の扉をノックする。 周囲には人気がなく静かなこともあり、ノックの音が響くのが少し楽しい。 こんこんと叩く音にも僅かなリズムを付けてみたり、強弱を付けてみたり、寝てるとしたら嫌がらせにも近いことを無意識にしてみる。
やがてもしもヤニクが楽器を置きに戻るのであればそれが早いか、あるいはカルヴィンが起きるのが早いか。 夕食の準備が整っていることを告げて、遅れないよう*食堂に向かった*]
(302) 2010/09/06(Mon) 01時頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2010/09/06(Mon) 01時頃
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