人狼議事


270 「  」に至る病

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【秘】 山師 グスタフ → 蝋燭職人 フェルゼ


 お前な、何回俺を呼べば気が済むんだよ。

 夢の中でも俺の面倒なんか見るなよ。
 もっと―――、もっと良い夢を見ろよ。

[彼は苦し気に己を呼ぶし、幸せそうに呼ぶ。
 夢の中に悋気を抱いていたのは最初だけ。

 次第に、恐ろしく、不安になった。

 一定間隔で落ちていく点滴は、己が調合した特別製。
 緩和医療とはすなわち麻酔医療である。
 診療所にも備えあるそれを用い、夢の檻に閉じ込めた。

 医者の立場を利用し、彼の自由を奪うなど、
 法治国家で許されることではないが強行した。]

(-418) momoten 2019/10/15(Tue) 23時半頃

【秘】 山師 グスタフ → 蝋燭職人 フェルゼ

[もう彼を見てられなかった。

 彼の執着の全ては血の穢れに因る物なのに、
 捧げられる身体と想いの中に、彼の心を見てしまう。
 自身の都合の良い妄想で、彼そのものを歪めてしまう。

 何処まで彼から奪えば良いのか。
 彼の人生を蹂躙し尽くせば気が済むのか。
 ―――― 期待すればいいのか。]

 お前のこと裏切って強姦した男だぞ。
 どれだけお前を傷つけたと思ってるんだ。

[彼のこめかみに指が触れて、片手が顔を覆う。
 このまま数世紀涙を流し続ければ、
 頬に水路が出来るかもしれない。]

(-419) momoten 2019/10/15(Tue) 23時半頃

【秘】 山師 グスタフ → 蝋燭職人 フェルゼ


 ……フェルゼ、俺だってな。

[リンディン大学に在学していた頃、かの吸血鬼教授に、
 どんなふうに生きたいかと聞かれたことがある。

 相手は指導者として学生に問うただけなのかもしれない。
 現に当時は、はぁ。だったか、んー、だったか。
 適当な相槌でしか答えられなかった気がする。

 だが、年を重ねて己は至ったのだ。

 運命を分けたあの雨の日に。]

(-420) momoten 2019/10/15(Tue) 23時半頃

【秘】 山師 グスタフ → 蝋燭職人 フェルゼ

[利己の為に彼に生を強要するのではなく、
 彼と共にすべてに終止符を打つのではなく。

 本当は。]


 俺だって、お前と生きたい。


[現世の地獄に、彼を呼ぶ。]

(-421) momoten 2019/10/15(Tue) 23時半頃

【秘】 山師 グスタフ → 蝋燭職人 フェルゼ


 お前が良い、
 ―――…フェルゼが良い。


[諦めた時よりも沢山の涙が零れていく。
 瞼を伏せても、眦の端から溢れていく。

 声は震えて、吐息のように低く。]

(-422) momoten 2019/10/15(Tue) 23時半頃

【秘】 山師 グスタフ → 蝋燭職人 フェルゼ



 お前が良いんだ。


[彼となら幸福に至れずとも。
 そこに残るものが何もなくとも。]

(-423) momoten 2019/10/15(Tue) 23時半頃

【秘】 山師 グスタフ → 蝋燭職人 フェルゼ

[きっとこの先も彼を信じられず、病は進行する。

 己は彼を不信の眼で見、振り回す。
 彼の精神は不安に陥り、自傷癖が治るとも思わない。
 改善の可能性は低く、悪化は約束されている。

 吸血鬼と眷属とはそういうものだ。
 決して、穏やかな臨終は選べない。
 得るのは絶望で、向かう先は破滅だ。

 けれど、己は告げずにはいられなかった。
 血を吐く想いで、悪魔に魂を売る覚悟で。]

(-424) momoten 2019/10/15(Tue) 23時半頃

【秘】 山師 グスタフ → 蝋燭職人 フェルゼ



 俺とこの地獄で生きて、フェルゼ。


[引き寄せた彼の手背に額を宛がえば、
 ばらばらと眼球に張り付いていた涙が落ちた。*]

(-425) momoten 2019/10/15(Tue) 23時半頃

【独】 山師 グスタフ

/* 90分かかったこれが現世の地獄。

とっ散らかってるのに何処か削ると落丁レベルで話が通じなくなるから纏める力ほしい…。

(-426) momoten 2019/10/15(Tue) 23時半頃

【独】 山師 グスタフ

/*
普段はもうちょっと早いんだけど、
泣いていて滅茶苦茶時間が掛かってしまう。
もうそれほどイタコ型ではないなーと思ってもこうなので、
フェルゼくんの情緒シェイカーっぷりすごい。

毎日パソコンの前にタオル持ってきてる。ふぇぇ><、

(-429) momoten 2019/10/15(Tue) 23時半頃

【独】 山師 グスタフ

/*
>>-427
歓声が完全に魔王の其れ。

>>-428
聞いてくださいよ!ミルフィちゃん!
うちのフェルゼが小悪魔なんすよ!
セイルズ教授のとこでは新妻さんだったのに!

(-440) momoten 2019/10/16(Wed) 00時頃

【独】 山師 グスタフ

/*
ケイトちゃんの灰が滅茶苦茶性癖に刺さる。
灰と言えば>>-333も大変好きな表現です。

>>-437
書き始める直前まで:お待たせせず返しますよ!
書き始め1秒後:ぐす、ぅぐ…うぐ…ズズッ…ヒンッ

みたいなことになってて、
この村中物凄く生きてる!って感じします。
ありがたや…(拝む)

分かる。最の高。

(-444) momoten 2019/10/16(Wed) 00時頃

【独】 山師 グスタフ

/*
あっ、でも眠かったら寝てね!
本当に遅筆で文通と化してるし、
お待たせするのは申し訳ないけど、
物凄く贅沢に遊んでる感なので!

吸血鬼と眷属はフェルゼくんが眷属希望だったのでこうなったし、大満足だけれど、ひぇってなる眷属のログを見ていると、すこしワキワキしますね。

(-456) momoten 2019/10/16(Wed) 00時頃

【独】 山師 グスタフ

/*
>>-455
地獄に連れ込まれた(被害者面)

あれ、滅茶苦茶かわいくて大好きなワンシーンなんだけれど、
同時に自分のことでもあるから、
教授違うんです違うんです!ぬわーーー!!って
顔を覆いながらゴロゴロしてた。

(-464) momoten 2019/10/16(Wed) 00時頃

【独】 山師 グスタフ

/*
>>-461
めちゃくちゃ分かるな…。
目から涙出ると文字が読めないから、別の所から出てほしい…。

>>-462
言葉で形容できないくらい重いものが二人の間にあるよね
わかる…。

はぁい!早く寝る子は良い子の証!
まだまだエピは沢山ありますからね!
今日はフェルゼくんがグスタフの良い子になる番ですよ!

[ごそごそ腕枕の準備]

そういう訳で自分もおやすみなさいです!
皆さまもあまり夜更かしなさらずご自愛をー!

(-467) momoten 2019/10/16(Wed) 00時頃

【独】 山師 グスタフ

/*
ただいま。
まだ水曜日って現実にへこたれそうになるけど
フェルゼくんの気配感じて、先に身も心もお腹も片付けてくるね

読んだらまた泣くから。
毎日泣いてる俺が言うんだ間違いない。
ひぇー!嬉し楽しみだいすき!

(-539) momoten 2019/10/16(Wed) 21時半頃

【秘】 山師 グスタフ → 蝋燭職人 フェルゼ

[二十年前、孤独を克服できぬ自らの弱さを詰った。
 何百人も見送ってきたのに、ただ一人の友を引き止めた。

 あの頃から結局のところ、己は何も成長していない。
 伸ばした手は彼から自由を奪い去り、
 己の下へと留めたがる。

 ――― 此度で二度目。
 彼にさよならを言えず、また同じ地獄の釜の蓋を開く。

 彼を得て過ごした二十年は、
 息を殺し潜めて生きてきた二百余年よりも、
 ずっと長く、苦しい日々だった筈なのに。]

(-574) momoten 2019/10/16(Wed) 23時頃

【秘】 山師 グスタフ → 蝋燭職人 フェルゼ

[乾いて掠れた声が目覚めを報せる。
 起きてすぐになぞるのは形にならない己の名だ。

 献身的な隷属を肌で感じて指が震え、
 同時に己を最初に呼んだ事実に安堵した。
 その恐れも、喜びも、きっと繋いだ掌から伝わる。

 己は彼ほど献身的でも、勇敢でも無くて、
 二百年以上積み上げた猜疑心と不信が高い。
 無垢でも無知でもなければ、子供でもない。

 だから今は、己の内側にあるすべての力を振り絞り、
 細い指から伝わる圧力に応え、握り返した。]

 ……お前、
 今、そんな風に泣くのは、卑怯じゃないか。

[なんでもない相槌のように、声は響いただろうか。
 落涙に動揺して跳ねる心音は隠しきれているか。]

(-576) momoten 2019/10/16(Wed) 23時頃

【秘】 山師 グスタフ → 蝋燭職人 フェルゼ


 ――― まだ、痛むか?

[べそべそと子供のように泣く彼は、罵る癖に甘えたがり。
 その仕草が執着よりも別の何かに錯覚して、
 彼を支えるように肩に腕を回して胸に抱き寄せた。

 ずっと彼の傍にいたお蔭で、
 強い日向と、年相応の男の匂いがする。
 彼が愛好するシャツに、良く馴染んでいたと同じもの。]

 肩か?腰か?
 ―――……尻、

[慰めるように大きな掌が彼の華奢な肩と、
 細い腰を包んで降り、薄くて小さな臀部で止まる。]

(-577) momoten 2019/10/16(Wed) 23時頃

【秘】 山師 グスタフ → 蝋燭職人 フェルゼ

[彼との性交渉を思い出せば、酷い記憶しか出てこない。
 あれは契りというよりも、お互いにとっての拷問だった。

 だが、そこには快楽以上の安堵があった。

 あの痛みだけは信じられた。
 彼と共に分かち合えた。

 故に、彼の罵りも、胸の底まで落ちれば甘く聞こえた。]

(-578) momoten 2019/10/16(Wed) 23時頃

【秘】 山師 グスタフ → 蝋燭職人 フェルゼ


 許す気なんかない癖。
 
[少しだけ困った顔で笑って見せた。
 憔悴の面差しに乗る笑みは重い色だが本物。

 軽く頬を寄せれば、濡れた感触を触れさせ、
 無精髭が彼の蟀谷にちくりと刺さる。
 繋いだ掌には、更に力が籠った。]


 死ぬまでな、分かった。


[最初の彼に渡し損ねた安寧。
 何十年か後の約束に変えて、心音を重ねる。]

(-579) momoten 2019/10/16(Wed) 23時頃

【秘】 山師 グスタフ → 蝋燭職人 フェルゼ

[お互いの命を繋いだ果て、人生を結び。
 それなのに釘を刺してくる慎重さを咽喉で笑う。]


 ばっか。
 俺はずっと、ひとすじだよ。


[諦めた掌は、もう震えていなかった。**]

(-580) momoten 2019/10/16(Wed) 23時頃

【独】 山師 グスタフ

/*
>>-572>>-575
眷属の本能にお口での御奉仕が!?
ちょっとその新説くわしく!!!

(-581) momoten 2019/10/16(Wed) 23時頃

【独】 山師 グスタフ

/*
胸がいっぱいになってしまって、
はーはー言いながら書いてしまった。(不審者)

これで落ち着くところに落ち着きたいけど、
長生きできない予感しかしない。フェルゼ〜〜!

(-582) momoten 2019/10/16(Wed) 23時頃

【独】 山師 グスタフ

/*
>>-471
愛が重くて…(うつむく)

企画は人に押し付ける方が得意なんですが、
フェルゼくん以外にも>>-473>>-501
こういう感想頂けると
調子乗ってしまうので、機会ありましたら!

横軸出来るペア村良いよね。

(-586) momoten 2019/10/16(Wed) 23時半頃

【独】 山師 グスタフ

/*
>>-551>>-552
なんか滅茶苦茶可愛かった。
そうか…、ふたりとも二人目だったね…。

>>-583
グスタフ、フェルゼくんにはキャベツ畑を信じていて欲しいと思ってる節あるからな…。

(-592) momoten 2019/10/16(Wed) 23時半頃

【独】 山師 グスタフ

/*
>>-585
20年でこの進行度ですからね…。
この先、グスタフも諦めたから言動可笑しくなる気がするからね…。
(その辺もつまみ食いで書けたら良いなと思うけど)

はぁい、今日はちょっと早めに寝ようと思っているですー。
本当に1日1通文通状態で申し訳ない。
おふとんはポカポカにしておきますからね!

(-603) momoten 2019/10/16(Wed) 23時半頃

【独】 山師 グスタフ

/*
どっかの灰でも言ったけど
村建てなので自分の好みをギュッ!と詰め込んだから、
そりゃそうだよって話なんですが、
マジで好きなものしか降ってこなくて村ログおいしい。

(-606) momoten 2019/10/16(Wed) 23時半頃

【独】 山師 グスタフ

/*
あと四延長ほんとうに素晴らしい…。
国主さまに感謝しかない…。

そしてチトフくんこんばんは。
チトフくんとこは本当にアリプロが聞こえるな…。

(-619) momoten 2019/10/16(Wed) 23時半頃

【独】 山師 グスタフ

/*
平日の自由時間が少なすぎて
進行中の灰浚いも侭ならぬ…!

というか普通に白ログごと読み耽って時間が足りなくなる。やはり村中は精神と時の部屋が欲しくなりますね。

(-624) momoten 2019/10/17(Thu) 00時頃

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