人狼議事


270 「  」に至る病

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【秘】 山師 グスタフ → 蝋燭職人 フェルゼ


 お前の悩みなんて、どうせ俺のことだろう。
 俺が咬みつかないのがそんない不満か?

[違う。と理性が否定したが、生憎これも己の本心だ。
 彼が安定を欠くような言葉は避けてきただけで、考えなかった訳じゃない。傲慢な指摘も、彼の不安も、全て血の穢れが支えてくれる彼とのつながり。疑いようもない事実だ。

 促すように語尾を上げたが、返事は期待していなかった。
 彼を傷つけるためだけに選んだ言葉だ。

 するりと肩を捕まえていた五指が開き、彼の首筋を遡って鼻梁を通る。大きな掌で強制的に覆う彼の視界。
 熱いくらいの掌が彼を闇の中に閉じ込めて。]

(-56) 2019/10/12(Sat) 22時頃

【秘】 山師 グスタフ → 蝋燭職人 フェルゼ


 誘惑の仕方でも教わったのか?
 妻が眷属というのは、そういうことだったんだろう。

[過ぎた暴言が彼だけでなく、恩師にまで飛んだ。

 首裏に掛かる距離で紡ぐ詰問。
 濡れた肌を舐めるように響かせ。]

(-59) 2019/10/12(Sat) 22時半頃

【秘】 山師 グスタフ → 蝋燭職人 フェルゼ


 ――――……、

[言い過ぎたと一瞬理性が奮い立ち、指先が震えた。
 一過性の激情で彼との関係性を壊してはならないのに。

 彼も己も、振り払うならその動揺が最後のチャンス。
 冗談には出来ないが、まだ取り返しはつく。
 
 けれど、彼は。]

(-60) 2019/10/12(Sat) 22時半頃

【秘】 山師 グスタフ → 蝋燭職人 フェルゼ

[己の下肢で燃え立つ低俗な肉欲を察したのだ。
 自らが彼に隠したい、恥ずべき欲望を。]

 っ、

[咽喉を仰け反らせるよう視界を塞ぐ五指に力をかける。
 彼が己に捧げる以上に、はしたない角度を強要し。

 鋭利な犬歯が彼の首筋を穿った。
 此度は焦らす甘さなど何処にもない。

 あるのは、下肢と繋がる衝動のような熱。*]

(-61) 2019/10/12(Sat) 22時半頃

【独】 山師 グスタフ

/*
吸血鬼の行き方とか、孤独とか。
そんなものをチトフくんのレスから考えていたら
フェルゼくんいらっしゃった。ひぇー!

(-70) 2019/10/12(Sat) 23時頃

【秘】 山師 グスタフ → 蝋燭職人 フェルゼ

[彼の視界を塞ぐ掌に力が籠る。
 絡みつく腕は拘束の役目を担い、体格で劣る彼に活路はない。

 吸血行為の主導権を握ったことは初めてではないが、それは彼の献身的な努力を経て、咽喉に鮮血を通した後のこと。
 今のように遠慮も先触もなく首筋に牙を立てたことは此度の暴挙でようやく二度目。一度目と二度目のタイムラグは、二十年と言う長きに渡るもの。

 
 ずぶ、


 と、舐め濡らしてもいない皮膚に穴を空ける感触。
 乾いた皮膚は張り詰め、細胞が熱を持つ。

 優しいだけの愛撫で育てた精神と肉体。
 それを今夜は、暴行紛いに奪い去る。

 彼が覚えるのは紛れもなく、破瓜の痛みだ。]

(-82) 2019/10/13(Sun) 00時頃

【秘】 山師 グスタフ → 蝋燭職人 フェルゼ

[一滴も零さぬように、ぴったりと肌に唇を押し付ける。
 過去の啄むような、点滴に等しい吸血とは一線を画して。

 焦らすように燻らせるのではなく、
 彼より鮮血を奪う分、己の熱を流し込むように。

 悶える背中と水音に混じる嬌声は、
 己を刺激し続けてきた熱の正体。

 生きていくために然程必要ではなかろうと、
 もうずっと昔――、それこそ彼と出会う前に捨てたはずの欲求が鎌首を擡げる。]

(-83) 2019/10/13(Sun) 00時頃

【秘】 山師 グスタフ → 蝋燭職人 フェルゼ


 同じだ。

 子供のお前は知らないかもしれないが、
 眷属の多くは吸血鬼と肉体関係を持つ。

[牙を皮膚に埋め込んだまま、
 皮膚を攪拌しながら話すなんて不作法もしたことがない。

 教授へ相談……と言うからには彼は己との吸血行為に不満があるのだろうが、自身はとても理性的で、紳士的だったと自負がある。]

(-84) 2019/10/13(Sun) 00時頃

【秘】 山師 グスタフ → 蝋燭職人 フェルゼ


 強い依存症を患う眷属が、
 誰かと吸血鬼を共有すると思うのか?

 嘘を吐くなよ、フェルゼ。
 お前だって許せない癖に?

[彼とは二十年間、殆ど同じ時を過ごした。
 その間、家を空けた夜はない。

 毎夜、彼の安寧を願い。
 彼が刃物を持ち出せば、渋々腹を満たし。
 ままごとのように、二十年を積み上げてきた。

 だから、彼は知らないものだと思っていた。

 己が欲求に希薄なように、彼もまた無縁であると。
 だが、彼は兆す男を察することができる。
 決して無垢なだけの少年ではなかったのだ。]

(-86) 2019/10/13(Sun) 00時頃

【秘】 山師 グスタフ → 蝋燭職人 フェルゼ

[彼の尾骶骨に己の腰がぶつかる。
 浅い臀部の切れ込みに添うのは、お互いの布越しでも隆々と存在を主張する熱だ。

 浴室までは辛うじて隠せていたが、彼の血を啜り、最終的な成長を果たしている。雄々しく成長しきった自身の怒張を目の当たりにするのは初めてだったが、我が事ながらある種の凶悪さを覚えた。
 
 ず、と下衣も暴かずに彼の股へと隆起を挿す。
 内股に擦りつけるように腰を使えば、布越しに擦れ合わせるだけでも興奮する。
 性的な刺激を性器が得ると言うよりも、彼を穢しているという意識に。

 越えてはいけない一線が目の前にあった。]

(-89) 2019/10/13(Sun) 00時半頃

【秘】 山師 グスタフ → 蝋燭職人 フェルゼ

[彼に初めて性的な興奮を覚えたのは何時だったか。
 
 恐らく最初の発露は些細なもので、
 時を掛けて、少しずつ育まれたのだ。
 あの時ああしていれば、と、悔めないくらい自然に。

 しかし、己はその俗物を認められなかった。

 彼に生を与えたのは、生きて欲しかったからだ。
 己のエゴではあるが、決して下卑た想い故ではなかった。
 餌としてでも、捌け口としてでもない。

 だが現実は如何だ。]

(-90) 2019/10/13(Sun) 00時半頃

【秘】 山師 グスタフ → 蝋燭職人 フェルゼ


 フェルゼ。
 ……どうした、怒らないのか?

 それとも、これも―――…、
 眷属の務めだって、奉仕してくれるのか。

[はは、と咽喉の奥で笑って彼を煽る。
 笑えたのは声だけで、瞳は揺れずに水膜を張ったが、視界を塞ぐ彼には見えまい。

 ――― 見せたくない、知られたくなかった。] 

(-91) 2019/10/13(Sun) 00時半頃

【秘】 山師 グスタフ → 蝋燭職人 フェルゼ

[拒絶して欲しいと願うのは己の身勝手。
 彼は受け入れるだろうと抱くのは期待。

 どちらを選択しても彼も己も深く傷つく。
 二十年前にもあやまちを選んだと言うのに、
 全く成長できないまま、此処まで来てしまった。

 わざと音を立て、己だけの美酒をひとくち嚥下。]

 

 溜まってるんだ、やらせろよ。



[澱のように積もるものは子を成す為の胤ではないけれど。
 ずっと名前も付けずしまい込んだ、想いひとつが。**]

(-92) 2019/10/13(Sun) 00時半頃

山師 グスタフは、メモを貼った。

2019/10/13(Sun) 00時半頃


【独】 山師 グスタフ

/*
拗らせ過ぎて思わずチベッドスナキツネ顔になるな…。
なんか、こう。フェルゼくんの迷惑でなければ良いと、
物凄い及び腰になる。なる…、なるぅ…!

(-93) 2019/10/13(Sun) 00時半頃

【秘】 山師 グスタフ → 蝋燭職人 フェルゼ


 だからお前は子供なんだよ。

 誰も彼も、お前みたいに隠し事が下手な訳じゃない。
 白と、黒だけで、割り切れるなら―――…、

[彼の非難に反論する声は苦悩の色に染まっていた。
 
 己はエゴによって彼に血を与えたが、
 欲の為に人道を外させたのではない。
 誓って疚しい気持ちで血を穢した訳ではないのだ。

 この名を知らぬ思いに愛や恋などと云う、
 少女趣味な名前だって付けず。

 彼の意思を無視して、彼の在りようを捻じ曲げて。
 身勝手に罹患させる想いに、そんな名は与えない。]

(-117) 2019/10/13(Sun) 14時頃

【秘】 山師 グスタフ → 蝋燭職人 フェルゼ

[己は自身の吸血鬼と云う特性を唾棄していた。
 直截に言葉にすることはないが時折見え隠れする偏見は、全て自らへと向ける自罰の刃だ。

 だから、あらゆるものを制限して生きていた。

 己よりも先に逝く人々を諦め、深入りを避け。
 何時か彼に死人を相手にする仕事へ言及を受けたが、
 そこにあったのは虚しさじゃない。安心感だ。]

 ―――― 違うだろ?

[舌が縺れるように声を舐め回す。
 彼の首筋には生暖かい血と唾液が這い、息が近かった。]

(-118) 2019/10/13(Sun) 14時頃

【秘】 山師 グスタフ → 蝋燭職人 フェルゼ


 違うだろう、フェルゼ。
 
 俺はお前を侮辱しているんだぞ。
 お前を踏み躙っているんだぞ。

[グル、と咽喉の奥が鳴って吠えた。

 身体は熱くなる一方なのに、
 吸血鬼としての己は満たされ続けていくのに、
 人としての心に膨大な悲しみが流れ込んでくる。]

(-119) 2019/10/13(Sun) 14時頃

【秘】 山師 グスタフ → 蝋燭職人 フェルゼ


 馬鹿にしているのかって、
 さっきの勢いは如何したんだ。

 俺がお前を、襲うような人間だと―――、

[息を荒げて畳みかけるが、
 現状の体勢を考えれば説得力は皆無だ。
 それなのに、彼に否定して欲しがって顎を引き。

 彼に理性ある“人間”であると、
 思われたいなど、それこそ正しく傲慢な願望だ。]

(-120) 2019/10/13(Sun) 14時半頃

【秘】 山師 グスタフ → 蝋燭職人 フェルゼ


 俺とお前を繋ぐものが血の他にあるか。
 
 それならどうして否定しない。
 お前は俺を恨んで良い筈だ。

 一度始めたらやめられないことに巻き込んで、
 挙句の果てに俺の胃袋も下半身も押し付けられるんだぞ。
 お前が―――、

[シャワーの音色の中。
 お互いの胸を裂くような叫びが交差する。
 空気に火花が散りそうな怒りが燃えて、眼が眩む。]


 断られないと、知っているのに。


[彼がどれだけ言葉を尽くそうと信じられない。
 彼が覚える創さえも、血が生むのだと知っている。]

(-121) 2019/10/13(Sun) 14時半頃

【秘】 山師 グスタフ → 蝋燭職人 フェルゼ

[時々。
 ……本当に時々。

 彼が本心で以って、柔らかく与えてくれるものがあるのではないかと、そんな勘違いをする時がある。


 けれどそれこそ、己が恐れる本当の堕落だ。
 その先に進んだ己には、もう二度と彼の心を見つけることができない。]

(-122) 2019/10/13(Sun) 14時半頃

【秘】 山師 グスタフ → 蝋燭職人 フェルゼ

[首筋を舐めとり、指先が彼の瞼をなぞった。
 彼の内股には焼鏝めく熱量が、灯り続けている。

 彼の懇願は、献身的な悲鳴のようだった。
 眷属特有の執心だと割り切るのは簡単だが、胸が痛む。

 視界がぼやける度に流水が顔を洗い、
 己の内側から溢れたものが排水溝に飲み込まれていく。]

 俺が欲しがれば全てを与えるのか?
 女のように扱われることも許容して?

 
 ――― 求められれば、それだけで良いのか。


[鼻孔の奥が痛んで、思考が掻き混ぜられる。
 咽喉に迫る切なさが、揺れる声を吐いた。]

(-123) 2019/10/13(Sun) 14時半頃

【秘】 山師 グスタフ → 蝋燭職人 フェルゼ


 生き餌としてでも、

[彼の臀部に腰を押し付け、緩く引く。
 ぞろぞろと己の雄を擦りつける所作。]

 性処理としてでも、

[緩慢な前後運動なのに、息が上がる。
 下衣が影を作り、濡れた布地が擦れ合い。]


 俺の傍にいられれば、それで良いのか。
 ――――……ばかな、やつ。 


[己が諦めたように、彼にも早く諦めて欲しかった。
 吸血鬼の醜さを詰り、眷属の権利を主張して。

 そうすれば。]

(-124) 2019/10/13(Sun) 14時半頃

【秘】 山師 グスタフ → 蝋燭職人 フェルゼ


[彼が己へ与えてくれる肩書に、未練を持たずに済む。]



 っ、

[小さく息を詰めると、彼の内股に温かい感触が散る。
 着衣を纏ったままでは、自覚も薄いだろうが、
 精の匂いが下肢から僅かに立つ。

 気だるげな溜息をひとつ零し、
 彼の視界を覆っていた指が薄い胸板へと降りていく。*]

(-125) 2019/10/13(Sun) 14時半頃

山師 グスタフは、メモを貼った。

2019/10/13(Sun) 14時半頃


【独】 山師 グスタフ

/*
一生ちかたろうちゃんさんのファンになる…。

(-154) 2019/10/13(Sun) 17時半頃

山師 グスタフは、メモを貼った。

2019/10/13(Sun) 20時半頃


山師 グスタフは、メモを貼った。

2019/10/13(Sun) 22時頃


【独】 山師 グスタフ

/*
めちゃくちゃ目からしょっぱい汁が出て止まらん。
フェルゼー、フェルゼー。うぅ…。

(-173) 2019/10/13(Sun) 22時頃

【秘】 山師 グスタフ → 蝋燭職人 フェルゼ

[熱を持って近づく反面、疑って傷つけて心を遠ざける。
 あやまちを犯したあの時から、二度と戻れぬと諦めて。

 生を繋いだ代償は彼が支払い続けねばならない。
 精神を歪めるような妄執を、主に対する献身を。
 彼に尽くされることが恐ろしいのに、
 この身も心も、たった二十年で堕落した。

 彼の優しさを勘ぐらず、
 ただ、愚かしく溺れられたのなら良かったのに。
 彼と作り物の安寧に、浸っていられたら。]

 お前が手首を切る度に、
 ―――…誰の為だと、自問するんだ。

[ざぁざぁとシャワーが煩く鳴る。
 逆上せても可笑しくないのに、頭は冴えていく。]

(-194) 2019/10/13(Sun) 22時半頃

【秘】 山師 グスタフ → 蝋燭職人 フェルゼ


 俺の為か?
 それは吸血鬼の俺か、友の俺か。

 血を与えて安心したいだけじゃないのか、 
 俺が離れられないようにと重ねる打算じゃないのか。

[これも彼を傷つける為の暴言だと鼓膜に響けば良い。
 歪んだ不安と煩悶が己の心身を蝕んでいく。
 
 身体の内側を堪らない激情が巡り続けている。
 どうやっても救われない心に代わり、
 暴走する熱量が身体に染みこんでいく。]

(-198) 2019/10/13(Sun) 22時半頃

【秘】 山師 グスタフ → 蝋燭職人 フェルゼ

[彼が自らを軽んじる言葉にも血が上った。
 自身が強いてることなのに、娼婦のような物言いが気に入らない。]

 ――― 止せ、

       止せ!

[彼の胸を拳で打つ。
 薄い胸板を強打すれば、浴室に鈍い音が響いて。]

(-200) 2019/10/13(Sun) 22時半頃

【秘】 山師 グスタフ → 蝋燭職人 フェルゼ


 違う……、俺は、お前を、
 そんな下卑た目で見ていた訳じゃないんだ。

[言葉に反して、彼の前立てを解く音がする。
 濡れた布地を煩わしそうに剥し。


 吸血行為と同じで、厭うのは口だけ。


 否定されたくて、拒絶したくて。
 熱く猛ったものを突き立てずにはいられない。]

(-201) 2019/10/13(Sun) 22時半頃

【秘】 山師 グスタフ → 蝋燭職人 フェルゼ


 血なんかなくても良い、
 身体なんか差し出す必要はない。

 俺たちの間にあるのは、そんなものじゃないだろう。

[彼に笑われても可笑しくない理想。
 己が彼の隣でなりたかったもの。

 彼をレイプで手に入れた気になって、
 明日からも彼からも逃げ出して、
 ……そんなことがしたい訳ではないのに。]

(-202) 2019/10/13(Sun) 22時半頃

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