人狼議事


244 【R18】ミゼリコルディアの宴【魔女村】

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森番 ガストンは、メモを貼った。

2018/06/14(Thu) 16時半頃


【人】 森番 ガストン

[山で採れたおやつは、天高く羽ばたいて木々の向こうへと消えていきました。
気が付けばすぐ側にドリベルの姿がありました。]


 どりはえらいな。
 正直に言ってくれて、ありがとう。
 最近、よく大事なこと忘れる。
 だから、ジャムないのおれのせいだと思ったぞ。
 
 
[今日、おやつは抜きだ、ともう大空の点と化した梟を指差して。本気で声を荒らげたりはしませんが、時には罰も必要なのです。

嘘も盗み食いも、たとえ男が許しても、人間は許してくれるか分からないのですから。

ドリベルはなんと答えたでしょう。
どんなにむくれた顔をしたとしても、男は壊れ物に触れるように、優しく頭を撫でるでしょう。]

(222) 2018/06/14(Thu) 20時半頃

【人】 森番 ガストン


 ……角は、生えてない。


[シャツの下で起きた変化を知る由もなく、男はドリベルの髪の間に指を這わせて言いました。
獣になるも魚になるも、本人次第……ですが、何らかの兆候が見えてもいい時期です。

出会った頃より幾分ふっくらしたようなほっぺたが、ある日突然鱗だらけだったら?
首だけ長くなってしまったら?鼻が伸びたら?

どんな変化が起きたとしても、愛すべき存在であることに変わりはありません。

しかし彼に訪れた変化は、間違いなく巣立ちの時への一歩でしょう。]

(223) 2018/06/14(Thu) 20時半頃

【人】 森番 ガストン

       タ ァ  ァァ――――ン……
 
 
[そんな時、山からあの乾いた音が響きました。
まだ人に近しい少年の耳には果たして届くかどうか。

 すかさず聞こえた、もう一撃……
 
もし聞こえたのなら顔を見合わせて
聞こえなかったなら平静を装って男は言うでしょう。]
 
 
 ……ちょっと、外を見てくる。すぐに戻るから。
 
 
[一人でもテントウムシを作ってみたり、本が読める偉い子なのですから。]*

(224) 2018/06/14(Thu) 20時半頃

森番 ガストンは、メモを貼った。

2018/06/14(Thu) 20時半頃


【人】 森番 ガストン

[余罪はあったようですが、もう一度空に無花果を飛ばしたりはしません。正直に白状された告白に、頷いてみせるだけ。

鱗も角もないなら、さてさて何に変わるやら。
熊だけは……なんて願いは果たして神に届くかどうか。

そんな時、聞こえた銃声……ドリベルはこの音を知っているのでしょうか、尋ねてくる様子はありません。]


 …………大丈夫、だ。


[やだ、の声に何の確証もなく答えます。言えば本当にそうなる、なんて奇跡を信じた訳ではありませんが、少なくとも男にはここに何としても戻ってこなければならない理由があるのです。]

(247) 2018/06/14(Thu) 22時頃

【人】 森番 ガストン


 おれ、忘れっぽくなったけど、大丈夫。
 すぐ戻る。約束する。


[すとん、と下に落ちた手に、指切りげんまんの小指を差し出して。

そうして男は家を出るなり、めきめきと身体を軋ませ大熊へと変わっていき、家の外に駆けていくでしょう。]

(248) 2018/06/14(Thu) 22時頃

【人】 森番 ガストン

[本当に、この頃の男は忘れっぽいのです。
ジャム瓶の在り処を忘れて、自分で置いたはずの手紙の場所を忘れて。

しかももっとひどいことに、
記憶の中のカッコウの声が、だんだん思い出せなくなりました。大きな家を忙しなく駆けるヤマネの足音が、もう聞こえなくなりました。

ここ最近は、代わりにずっと、人間の声が聞こえています。]*

(249) 2018/06/14(Thu) 22時頃

【独】 森番 ガストン

/*
@トラバサミ(足に怪我)
A銃撃(耳に怪我)
B熊に襲われたマタギ発見

3

(-65) 2018/06/14(Thu) 22時頃

【独】 森番 ガストン

/*
ラ神がお家に帰りなって言ってくれてる……優しい……

(-66) 2018/06/14(Thu) 22時頃

【独】 森番 ガストン

/*
しかし流れ的に@かAがいいので1

(-67) 2018/06/14(Thu) 22時半頃

【独】 森番 ガストン

/*
へい

(-68) 2018/06/14(Thu) 22時半頃

【人】 森番 ガストン

[山はまた不気味な程に静まり返っておりました。

鹿の嘶きも、鳥の囀りも、木々のさざめきもなく。
まだ陽が照っているはずなのに、慣れ親しんだ山がなんだか薄暗く、毛を掻きむしりたくなるほどの息苦しさがありました。

音のした方に、真っ黒な熊は疾風のように駆けていきます。
鼻先をくすぐった錆臭い匂いに顔を顰めて。
道々残る人の臭いに唸りをあげて。]

(259) 2018/06/14(Thu) 23時半頃

【人】 森番 ガストン

[やがて熊が見つけたのは、二つ転がった黒い塊。
岩のように大きいのと、石のように小さいのが、寄り添うように倒れています。]


 …………ひどい。


[恐らくは母熊と、小熊か。獣の臭いに混じって、加工肉の匂いがします。ざわり、毛を逆立てて熊は誰にともなく唸りました。

角を無くした鹿のように、飾りの目的でしょうか?
しかし毛皮も剥がれていなければ、肝を捕られているようでもありません。]

(260) 2018/06/14(Thu) 23時半頃

【人】 森番 ガストン

[何より、人間の気配が妙に薄いのは何故だろう。

そう思って一歩踏み出した瞬間……]


 ッッッッ!!!!!


[左手の下から、がちん、と金属の音が響いて、まるで火がついたような痛みに襲われたのでした。]

(261) 2018/06/14(Thu) 23時半頃

【人】 森番 ガストン

[大きすぎる熊は、今まで自分より大きな野生の生き物に襲われたことなどありませんでした。
しかし、どうでしょう。熊の左手に食い込むギザギザの兇悪な牙は地中に潜む化け物のようで、喰らい尽くすまで離しはしないというように執拗に肉と骨に噛み付いてきます。]


 (こっちから音がしたぞ)
 (反応があったか)
 (熊を仕掛けた場所か)


[人間より優れた聴覚は、奥から聞こえる人の声を拾いました。

逃げなくてはなりません。
帰らなくてはなりません。
徒に生命を遊んだ者が許せません。
しかし、約束は守らなくてはなりません。

じんわりと嫌な汗が吹き出して毛皮を濡らしていきました。目から火花が散るほど痛くても、熊は懸命に身をよじって咆哮します。]

(262) 2018/06/14(Thu) 23時半頃

【人】 森番 ガストン

[素敵な魔法の力があれば、地面から生えた虎の牙がぱっかりと口を開けて、熊を逃がしてくれたでしょうか。

しかし、熊はそんな魔法は使えませんでした。

やがて熊を囮に仕掛けた猟師たちが戻ってくる頃にそこに残されているのは、母と子の死体と……

     虎挟みに残された、人間の左腕。]

(263) 2018/06/14(Thu) 23時半頃

【人】 森番 ガストン

[男が家に辿り着いたのは、日もとっぷり暮れた頃でした。変身の魔法を解いてから無我夢中で山を駆けたせいで身体中が血と汗と泥に塗れていましたが、そんなことは気になりません。

憎くて、悲しくて、痛くて、苦しくて……
扉の向こうの存在に、会いたくて、会いたくない。

ぷらんと厚みを無くしたシャツの下は肘から先を赤黒く染め抜いていて、決して見せたいものではありません。]


 ……どり………………戻った。


[扉を開けずに中に呼びかければ、そこに少年はいたでしょうか。]*

(264) 2018/06/14(Thu) 23時半頃

森番 ガストンは、メモを貼った。

2018/06/14(Thu) 23時半頃


【人】 森番 ガストン

[開いた扉から差し込む明かりに目を細めて、青い顔の男は小さな少年を見下ろしました。

ああ、いつぞや血を渡し与えた時に誰かが傷付くのを嫌がっていたじゃないか……悪い事をした、と男はぼんやり考えて、包帯を取りに行こうとする背中を目で追います。]


 魔法も薬も、便利じゃない。
 欠けたものは、戻せない、どり。


[点々と赤い跡を床に残しながら、男は椅子に腰掛けると、寝る前の物語を読むように優しい声を出しました。]

(273) 2018/06/15(Fri) 00時半頃

【人】 森番 ガストン


 ヤマネとカッコウの話、覚えているか。


[父親と母親の話。これまでいろんなことをおしゃべりしてきましたが、彼らがドリベルの前に現れる事はありませんでしたし、男もまた、人間と一族の因縁の話はしたことがありませんでした。]


 皆、殺された。この力を嫌い、憎む人間に。
 おれ、家族で守ってきたこの山を護ろうとした。
 何としても、この山に人間を入れたくなかった。

 ……どりが、来るまで。

(274) 2018/06/15(Fri) 00時半頃

【人】 森番 ガストン


 おれも、どりに嘘ついた。
 冬眠明けたら腹ぺこになるから危ないって言ったけど
 本当は……冬眠の間にここ見つかったら
 おれは、どり、守ってあげられない。
 だから、出て行けって、言った。


[嘘ついて、ごめん。と、まるで盗み食いを詫びるような口振りで。

乾き始めた傷口はまだ涙のように血を滴らせていたけれど、傷の痛みや身体の喪失より、男はずっと一緒にいられる道が見えなくて、迷子のように泣きました。]

(275) 2018/06/15(Fri) 00時半頃

【人】 森番 ガストン

 どり、大好きだ。ずっと一緒にいたい……!


[汚してしまう、と思う気持ちより、どうしてもその小さな身体に縋りたくて……残った右手を伸ばしました。

どうしたらこの願いが叶うのか。
男は、そんな魔法を知りません。]**

(276) 2018/06/15(Fri) 00時半頃

【独】 森番 ガストン

/*
ひえ、長くなってしまった…

(-71) 2018/06/15(Fri) 00時半頃

森番 ガストンは、メモを貼った。

2018/06/15(Fri) 00時半頃


【独】 森番 ガストン

/*
えんだあああああああああいやあああああああああ

(-72) 2018/06/15(Fri) 11時頃

【人】 森番 ガストン

[腕の中に飛び込んできた少年を残った腕で抱き締めましょう。
涙を拭って、頭を撫でてあげたいのだけれど、どうにも一本だけでは足りません。]


 うん、おれも、離れたくない。


[もしかしたらずっといられるかもしれない可能性を探して、ドリベルの口からたくさんの方法が飛び出してきました。
落とし穴、なんて今まで男は考えてもみませんでした。
冬眠しない動物になれるなら、男だって寝ずに静かな日々を過ごすでしょう。

涙でぐしゃぐしゃになった顔についた赤い汚れを指先で拭って、男は静かに問いかけました。]

(302) 2018/06/15(Fri) 17時頃

【人】 森番 ガストン

 ……妹、会いに行けるのにか?


[手紙でのやり取りも叶わないなら、直接会いに行く他ないのではないのでしょうか。
男が与えた変身の力は、ドリベルの手に与えられたチャンスです。

血と脂汗で滲んだシャツの下の傷を露わにすることもなく、男はもう一度問いました。]


 よく、考えなければならない、ドリベル。
 お前の『家族』に、会いに行けるんだ。
 家族が欠ける悲しみ、おれもお前もよく知っている。


[ほんの数か月共に過ごした男と、生まれてからの数年と血をを分かった者と。
ここにドリベルがいて欲しい気持ちに変わりはなくとも、それを決める権利は男にはありませんでした。

傷の手当てをしたいと言われるなら、黙って首を横に振るでしょう。]

(303) 2018/06/15(Fri) 17時頃

【人】 森番 ガストン


[でも、もしどうしてもと食い下がられるなら渋々汗と血で張り付いたシャツを脱ぐのでしょうが。

何せ慣れない片腕の暮らしです。止血をしてから傷を洗って薬を塗って包帯を巻いて……
あれやこれやと治療を済ませたなら、疲労に任せて寝床で眠ってしまうでしょう。

ドリベルはどうしていたでしょう……
気になるのに、瞼が重 く 重  く  …………]

(304) 2018/06/15(Fri) 17時頃

【人】 森番 ガストン

― ある日の事 —

[怪我の治療をしながら、男は一通の手紙をしたためました。]


  カリュクス様

此方の山は次第に木陰に在っても汗ばむような時期となりました。其方の森は如何でしょう?お身体壊されていませんでしょうか。

実は先日、恥ずかしながら山に仕掛けられた罠を踏み抜き、手を少々痛めてしまいました。
無事に快方には向かっておりますが、夜になると少々痛むことがあります。痛み止めを調合していただくことはできますでしょうか?持ち合わせが多少はございますので、ご都合のよろしい時で構いません。

独り身で過ごす時間を、人間相手に恨み辛みを重ねながら過ごしておりました。
最近では運命の神の気まぐれか、人間の子どもに力を分け与えて過ごすようになり、これまでの荒んだ心持ちがすっかり和らぐようになりました。

追伸:胡桃の蜂蜜漬けが出来ました。お口に合えば幸いです。

              ガストン

[獣除けにかからぬよう、そっと瓶入りの贈り物を添えてポストにいれましょう。果たして無事に届くやら。]**

(305) 2018/06/15(Fri) 17時頃

森番 ガストンは、メモを貼った。

2018/06/15(Fri) 17時半頃


【独】 森番 ガストン

/*
うちの子超可愛いからご飯とともに惚気文を方々に撒き散らしたいよね……

(-77) 2018/06/15(Fri) 19時頃

【人】 森番 ガストン

[問い掛けに応えた沈黙に、男は瞼を閉じました。
分かりきっていたことです。男だってドリベルに出会うまで、何十年も前に亡くなった両親を思い続け、一族のために森を守り続けてきたのですから。

もしかして……などと、年端も行かない少年に期待するなど、酷と言う他ありません。
だから、きっとこれでいいのです。

これで、覚悟を決めて送り出せるでしょう。]

(336) 2018/06/15(Fri) 20時半頃

【人】 森番 ガストン

[醜い傷を見せたくなくて嫌だと拒んだお手伝いでしたが、結局1人で薬も塗れずにもたつき、ドリベルに任せっきりになってしまいました。

1人きりなら傷の手当をしながら、二つ並んだ黒い塊を瞼に思い浮かべて憎々しげに唸るだけだったに違いありません。

ドリベルが涙も見せずに包帯を巻いていくのを見て、心の中に燃えた炎は弱く小さくなっていくのでした。]

(337) 2018/06/15(Fri) 20時半頃

【人】 森番 ガストン

[そうして、ドリベルが傍らで羊皮紙を広げたことにも気付かず、深い眠りについていきました。

熱に浮かされ鈍痛に呻きながら幾晩を経て……

また元通りに動けるようになった頃には、もう無花果は盛りを終えたことでしょう。]*

(338) 2018/06/15(Fri) 20時半頃

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