241 The wonderful world -7days of KYRIE-
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[死神さんは名前を名乗ってくれた。>>@68]
瀬尾さんだね。よろしく。
[そうして問いかけに返って来た反応>>@69見て、ああやっぱりって苦笑する。いやもう本当、申し訳なくて、なんと言えばいいのか……]
ああ、ワレンチナ、俺のパートナーなんだよね。 なんかさぁ…… 昨日、ミッションを、金の力で解決したとか言ってて……
[深く頭を下げる。]
(214) 2018/05/19(Sat) 23時半頃
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ごめんね。多分びっくりしたよね。 アイツなんか戦場に居たとか言ってて、俺の常識が通じない所があってさ。
もうそれ聞いた時、俺も目が点になったよね……
うちの相方がご迷惑おかけして、すみません。
[どこぞの奥さんか!みたいな台詞を言うと、頭を下げて顔を上げると苦笑して見せた。*]
(215) 2018/05/19(Sat) 23時半頃
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りょーかい。 俺も今、アンタが昨日会った死神さんと話してるところ。 駅に向かう途中に岩があると思うから、そこ待ち合わせでもいーぜー。
[この男には、まだ黒牧以外の死神が危険だという認識が刷り込まれて居なかった。*]
(-74) 2018/05/19(Sat) 23時半頃
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え?!いや!いいよ!!
俺なんもしてないのに……
(もらえない)
[ぐわん!と、世界が歪んだ気がした。 急に冷や汗が出て、膝に手をつく。 肩で息をしながら、手を差し出した。]
いただきます。あり……がと……
[まただ。 この感覚、日に日に強くなって行ってる。 振り払いたいのに、頭に霞みがかかったみたいで、振り払えない。 顔を上げるのも苦しくて、手だけ差し出して、真っ青な顔で荒い息を繰り返していた。*]
(223) 2018/05/20(Sun) 00時頃
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/* 人の物を受け取らないくらい良いかなーと思ったのですが あおいちゃんのバッジ受け取って、瀬尾さんの旅行券受け取らないでは整合性取れないのでこうなりました! 行き当たりバッタリすぎる!!←
(-88) 2018/05/20(Sun) 00時半頃
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[断っても良い>>@77、その言葉に青い顔を上げて、瀬尾を見詰めるとにこっと笑った。]
ありがと。瀬尾さん、優しいね。
俺ね……
多分、それ受け取ると、他の人にはあげられないと思う。 でも俺別に、それがすごく欲しい訳じゃ無くて……
もしも瀬尾さんさえ良ければ、もっとそれを欲しい人に、渡してあてげくれないかな? 俺の代わりに、預かっておいてくれない?
ありがとうね。
[そう言って微笑みかけて。 もしも了承してもらえるならば、もう一度感謝の言葉を述べただろう。**]
(226) 2018/05/20(Sun) 00時半頃
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[頭の中に声が聞こえてきて……]
瀬尾さん。お話し聞いても良い?
相棒から依頼が来たんだけど…… 列車の呪いを解く方法って、瀬尾さん知ってる?
あの岩はどけたらしいけど、呪いは解けないからって。 知ってるならで良いから、無理しないでね。
[もし教えてくれなくても、特に気にする事は無いけれど。**]
(242) 2018/05/20(Sun) 12時頃
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聞くだけ聞いてみるー。
(-102) 2018/05/20(Sun) 12時頃
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[瀬尾さんが旅行券を引っ込めてくれると、すっと頭痛が引っ込んで息がしやすくなる。 空気が冷たくて美味しい。]
あ、……ありがとう。
[ほっとしたように。 瀬尾さんはやっぱり優しいねって、微笑んだ。]
(254) 2018/05/20(Sun) 14時頃
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[電車が動き出して、瀬尾さんはヒントまでくれた。]
ありがと。 ちょっと待ってね。今、ワレンチナに連絡しとく。
[頭の中で、貰ったヒント>>@85について報告してから。]
(255) 2018/05/20(Sun) 14時頃
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テステス。瀬尾さんヒントくれたぜー。
呪いがかかっているのは、駅じゃなくて、電車だから、電車を追いかけてみろ。だって!
瀬尾さん良い人だね! よろしくー。
(-105) 2018/05/20(Sun) 14時頃
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[そうして最後の問いかけ、には、少し、黙り込む。 口元に手を当てて、真剣に考えて……]
……”生き返る権利”はね。
難しいな。うまく言えないけど……
[考えようとすると、心臓がおかしなくらいなり出して、身体が震えてくる。多分自分は、自分の死因は……]
欲しいよ。欲しい。俺だって生きたいし、”命”って何よりも大事なモノじゃ無いの?
俺は世界が大好きだよ。俺を取り巻く”素晴らしきこの世界”が!!
でも……
[旅行券を差し出された時のような、頭痛や吐き気はしない。ただ、心臓の鼓動が煩くて、ものすごく緊張しているような、覚悟が必要なような、一度目を瞑って、瞳を開けてから、瀬尾さんを見詰めた。]
(256) 2018/05/20(Sun) 14時頃
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”俺”は”俺”でありたい。
”生き返る権利”は、勿論喉から手が出るくらい欲しい。 でもそれ以上に”大切なもの”を取り戻したい。
ワレンチナがさ。言ってくれたんだ。 "死ぬにしろ、生きるにしろ、幸せだったと言えるように”>>1:247って。 俺はワレンチナとは初めて会ったけど、でも、その一言で、アイツの事大事にしようって、パートナーだって、心に決めたんだ。
……話が逸れたね。
[へへっと小さく笑って。 そう。ワレンチナの言葉を思い出したら、すっと心の中に風が吹いた。初めてアイツと見上げた青い空。雲を動かす爽やかな風。]
(258) 2018/05/20(Sun) 14時頃
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[だから笑って、瀬尾さんを見詰めた。]
死ぬにしろ、生きるにしろ、俺は俺でありたい。
そのためにはどうしても、”大切なもの”を取り戻さなきゃならない。 それが俺の──戦う意味、かな?
こんなのが理由で、良いかな?
[ニッコリと、瀬尾さんを見詰める頃には、心臓はまだ脈打っていたけれど、不思議と息苦しさは無くて、”生きる”覚悟が決まってた。*]
(259) 2018/05/20(Sun) 14時頃
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[瀬尾さんの言葉>>@87には、胸が軋む。]
…………うん。そうだね。 ワレンチナは多分、たくさん人の命を奪ってる。 黒牧にだって、笑われるかもしれない。
でもやっぱり俺にとって”命”は何よりも”大切なもの”だよ。
自分の命も、人の命も。 同じくらい大切で、尊いものだと思う。
[また恥ずかしいって言われるかな。 でも、心からそう思うから、俺は別に恥ずかしく無かった。]
(271) 2018/05/20(Sun) 17時頃
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[渡されたホーリーバッジと瀬尾さんの言葉に、目を瞬いて。]
うん。ちゃんと貰う。 ありがとう。瀬尾さ……奈津美さん。
奈津美さんは、良い人だね。
さっきも心配してくれて、今も気遣ってくれて、ありがとね。 俺、頑張るよ。
[握りしめたホーリーバッジ。じんわりと、力をくれた。]
(272) 2018/05/20(Sun) 17時頃
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[立ち去り際、振り返った奈津美さんが、くれた言葉は何より嬉しくて。]
ははっ。それ、本人に言っても、「そうですか」くらいしか言わなさそう!!
[明るく笑ってそう答えて。 ……アイツの”大切なもの”って何だろうなって、また思って。]
機会があったら、伝えてみるよ! ありがとうね!奈津美さん!
またね!!
[再会の言葉を口にして、大きく手を振って別れた。*]
(273) 2018/05/20(Sun) 17時頃
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── キリエ駅から西へ ──
[奈津美さんと別れて、頭の中でワレンチナに話しかけながら、電車を追いかけて線路沿いに西に進む。]
『テステス。俺!
あー、ワレンチナ? 奈津美さんホーリーバッジくれたよ。 あの人、本当、良い人だね。
今度アンタにあったらさー。話したい事があるんだ。 俺も今から電車に向かうから……』
[そうして見付けたのは、見間違いようの無い豪奢な金髪の綺麗な人>>@79]
(277) 2018/05/20(Sun) 17時半頃
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[さっきまでとは全く違う意味で、心臓がバクバク言い出して……]
『ごめん。電車に行くの、遅れる。』
[それだけワレンチナに伝えると、自分の掌をズボンで擦って汗を拭いた。]
(278) 2018/05/20(Sun) 17時半頃
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ス、スージー!!
[相手はこっちに気付いたかな?]
ま、また会ったね……
[めちゃくちゃ緊張して、心臓バクバクして。 片手に持った花屋の服をを握る手に、力が入った。*]
(279) 2018/05/20(Sun) 17時半頃
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/* >>277 これが死亡フラグにしか見えない←
(-108) 2018/05/20(Sun) 17時半頃
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わっ!わわっ……!えっと……
[まさか向こうから駆け寄って来てくれるとか思って無いし! えっ?何これ?夢?幻覚?? 俺はもう一瞬で真っ赤だし、涙目だった。]
えっと……その、こ、こんにちは。
[向けてくれる笑顔が可愛くて。 直視するのが畏れ多いような、吸い込まれるような。 挙動不審になりながら、スージーを見詰めて、それから幸せそうに笑った。]
(283) 2018/05/20(Sun) 18時頃
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[ふと、手に持ったビニールが音を立てて。 すごい緊張しながら袋から、赤い薔薇を一輪>>91取り出して。 真っ赤になりながら、花屋の人が丁寧にラッピングしてくれた薔薇を差し出した。]
あ……あげる。 分かってる!俺にはこういうの似合わないよね!! あの、でも、その……
[すごい挙動不審に視線を彷徨わせて。]
でも……
[最後にスージーを見詰めたら、スージーはやっぱり綺麗で、金の髪がキラキラ光って。此方を見てくれる瞳に笑いかけた。]
(284) 2018/05/20(Sun) 18時頃
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でも、スージーには、似合うよ!!
[それはもう自信満々に言い切って。 差し出した薔薇は、受け取って貰えただろうか?*]
(285) 2018/05/20(Sun) 18時頃
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えっ?!
[花を差し出したら、スージーが涙を零して。 俺は花の事なんて一瞬で意識の外に飛んで、スージーに手を伸ばした。 その頬に触れる事は、出来なかったけれど、心配そうに声をかけて。]
大丈夫?……ううん。大丈夫じゃないよね。 どうしたの?スージー。
俺に何か出来る事ある?
どこか痛いの? 兄間薬局まで行ってこようか?
[すごいオロオロしながら声をかけて。 不安そうに顔を覗き込んだ。*]
(300) 2018/05/20(Sun) 19時頃
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えっ?!
…………えっと…………
[涙でぐちゃぐちゃになって、綺麗な顔だって歪んでて。 でもスージーはやっぱりとっても綺麗だった。]
……こっち、おいで。 少し、話ししよう。
[手を引いて、ビルの階段にスージーを腰かけさせると、自分も隣に腰かけた。]
(310) 2018/05/20(Sun) 20時頃
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[泣きじゃくるスージーに、ハンカチを差し出して。 少し勇気を出して、背中をトントンと叩く。]
えーーーーっと……ね?
うまく言えないかもしれないけど…… スージーは、すごくいっぱい、俺に色々くれてるよ?
俺、スージーみたいな美人と、口きけるだけで舞い上がっちゃうくらい嬉しいし。 め、メロンパンくれたり。 一緒にみつ豆食べてくれて、美味しいって言ってくれて。 駄菓子の飴だって、笑わないで受け取ってくれたでしょう?
[優しく笑いかけるけど、心臓はすごいドキドキして。]
(311) 2018/05/20(Sun) 20時頃
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[正直怖く無いって言ったら嘘だけど。 すげー怖いけど。怖くてたまんないけど。 でもそんなの、スージーが泣いてる事に比べたら、なんでも無かったから。]
俺、スージーの事が、その、す、好きだよ。
ははっ。その、スージーの事考えるだけで、すげードキドキするし。 飴とか、この花とかも、スージーにあげたら、どんな顔するかなとか。喜んでくれるかなとか。 そんなん、考えてるだけで、すごい嬉しくて幸せでさ。
あ、会ってない時間も。すごく幸せだった。
そう言う気持ちとか、時間は、その…… スージーが、くれたんだよ?
[俺の言葉が、伝わるかな?伝われば、良いんだけど。]
(312) 2018/05/20(Sun) 20時頃
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スージーは俺に、たくさんのものを、くれてるよ。
返しきれないくらい、たくさん貰ってるから。
だからその……な、泣きたいときは、泣いて良いけど。 そんな風に泣かなくても、だ、大丈夫だよ。
[優しく笑って、そっと金色の頭を撫でた。*]
(313) 2018/05/20(Sun) 20時頃
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[スージーは不思議そうにしてた>>@100けど、俺が話す言葉を聞いてくれて、”私も”>>@101って、返してくれた。 俺がそれがどんなにか、嬉しかったか分かる? もう本当、すげー嬉しくて、幸せで、泣きじゃくるスージー見て、すごく優しい顔をしてたと思う。
何度も何度も頷いてくれるスージーの背中を、トントンってずっと叩き続けながら…… ああ、勇気を出して、良かったなって、思ってた。
擦り寄るように甘えてくるスージーに、時間なんて何時まででも、好きなだけ使って貰って。]
(366) 2018/05/20(Sun) 22時頃
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