255 【ヤンストP村】private eye+Violine
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では、タツミさん。ありがとうございました。 自分はまた『招集』のお見送りでしょうから、またお会いするでしょう。
その、自分が言うのも何ですが想い遺しがありませんように。
[目を細めて、礼を述べよう。 付け足した言葉は藪に蛇なものであるが、 そう、何か隠しているならばそれで動きもでようかと、 心の中で笑みを浮かべていた。
そうして――自分は一度、家に戻るために薬屋を後にした**]
(269) 2018/12/01(Sat) 18時半頃
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―― 外に出て ――
ぶっへくしょんっ!
……嗚呼、冷えてきましたかね。
[>>259背筋に寒気が走る。 風邪の兆候か、若しくは誰かがそんな噂をしているのか。 何れかは分からぬが、自分は家へ向かう足取りを早めることにした**]
(270) 2018/12/01(Sat) 18時半頃
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―― 街中 ――
[自宅に戻る道のりは存外に長い。 高塀の近くなのは当然と言えば当然である。 途中でダミー商社に置いておけばいいかと思いついたのは自分ながら名案であった。
タツミに詰め込んでもらった箱はそこそこに重たい上に農場までも商社の方が近かったのだ]
おや、ノッカさん。 どうかされたのですか?
[>>263その道中を征く最中、ノッカの姿を認めれば歩みをそちらへと向けた。 箱を持っているのでいつものように手をあげることもできないが、近づけば目を細めて『繁殖用』として選ばれた子を見つめて微笑みかけた]
することも、やりたいことも多いでしょう。 何かお手伝いすることはありますか?
[何かあればそれで良し、無いなら無いでまた顔を見れたのだから良しとしよう**]
(278) 2018/12/01(Sat) 19時半頃
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[>>285今日のノッカは元気そうな様子であった。 昨日泣いていたのとは裏腹に 他の『招集』された者たちとそう変わらずその日のために準備をしているようであった>>287。
自分を見て笑えるのだからそれなりに気を取り戻したのだろう]
思っている程重くはないのですよ。 軽くもありませんが、マスクや虫籠ですしね。
[他にはいつも頼んでいる代物がいくつかも。
そう説明しながら>>286お礼を言われると目を細めて微笑んで見せよう。 ノッカに示された役割は重たいものだ。 それから少しでも解放されれば――泣いているところは苦手だから]
(291) 2018/12/01(Sat) 21時頃
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花の命は短いといいますからね。 自分としてはノッカさんが喜んでくれればそれで構いません。 ペットボトルでも綺麗な花が衰えるわけではありませんからね。
[然しながら矢張り、矢張り、気は落ち込んでいるのだろう。 滅入っているのだろう。 十一年前から知るノッカの声の中で昨日に引き続き今日の声はトーンダウンして聞こえる]
寄付があれば孤児院も助かるでしょう。 公からの助成金もたかが知れているでしょうしね。 そういえば、ピスティオさんにも孤児院のことは頼まれているのですよ。
[だから、孤児院のことは任せてほしい。 男所帯なのはアレだが怪しいことはきっとないはずだ。
最近では雑用任務も増えていることだし、増員はありがたいと伝え――]
(292) 2018/12/01(Sat) 21時頃
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忙しいことはありませんよ。 自分は特別決まった任務があるわけではありませんからね。
本当は詰め所で書類仕事してればいいのですけれど、 あまり好きではないのですよね。
[文字を追う仕事は得意ではない。 その癖研究するには文字を追うことは好きであった。
好きなことにはのめりこめるのだ]
(293) 2018/12/01(Sat) 21時頃
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だから、気になさらずに。 ベッドの移動とかは最後がいいでしょうね。 床で寝るのは意外と疲れるのですよ?
ノッカさんは慣れてらっしゃらないでしょう?
[そうして、持っている箱を示す。 今は荷物を持っていて、時間を作るにも少し暇が必要だった]
手伝うのは明日からでいいでしょうか? えっと、ノッカさんのお宅は今はどちらに?
[笑ったり、照れたり、落ち込んだり。 小さな表情の変化でも忙しいノッカ。 両手を振るうので大丈夫、と笑みを向けておいた**]
(294) 2018/12/01(Sat) 21時頃
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嗚呼、虫籠はですね……農場に背の赤いクモがいるそうなのでその捕獲用にです。 あそこは小さい子も良くいく場所ですからね。
[>>295毒を持っているらしいのですよ。 と伝えると、箱を持っている指がじんわりとしてきたので指を動かした。
ブルーデイジーを押し花にしているらしく、 それが嬉しいのか声色も良さそうであった]
知っていますか。 ブルーデイジーの花言葉は『幸運』や『幸福』なのですよ。
[あとはそう――他にもあるが、今はその意味が一番だろう。 気持ちが上向きになるのはいいことなのだ]
(323) 2018/12/01(Sat) 22時半頃
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綺麗に出来上がると良いですね。 ええ、どちらもお任せください。
[>>296目を丸くされたが自分もまた人である。 苦手なことの一つや二つはあるものだ。 先輩にはああは言ったものの自分もまた女性の心の機微には疎いとしか言いようがない]
子どもの頃は、そうでしょう。 でもベッドの味を覚えてしまったら、床は固く冷たいものです。 自分も夜勤の際には床で寝てましたがね。
段々と厳しくなってくるもので最近では副団長なのを良いことにソファで寝てますよ。
[>>297そうまで言えばベッドのことは最後に回してくれるようで、住所を聞けば頭の中の地図で場所を思い出し、]
嗚呼、あそこですか。わかりました、では、また明日にです。
[頷きを持って、肯定の意を伝える**]
(324) 2018/12/01(Sat) 22時半頃
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/* 私はココアさんが少し上がったくらい?でしょうか。 ストーカーする動機ができた、という点ですが。
(*41) 2018/12/01(Sat) 23時頃
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―― 薬屋に居た時 ――
[>>315タツミは代わりならいるというが、実際問題早々代わりなど見つからぬものだ。 殺虫剤や催涙剤くらいならばどうにでもなるだろうが、 その他の危険物など街にいるならば本来必要とされないのだ。 需要のないものに供給はなく、求めれば値段も高くなってしまう]
そうすることにしますよ。 自分がどう言っても仕方のないことですからね。
[だが、『招集』に対して何かできるわけでもない。 肩を竦めて、>>317問われるままにダミー商社の場所と連絡先を伝える。 後で店長に連絡しておけば問題はないだろう]
(347) 2018/12/01(Sat) 23時半頃
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多くはないでしょう? それくらいの価値はあると思いますけれどね。
[タツミは接客は不器用であるが>>319気の利く男だ。 こうして戸を開けたりとしてくれるし話せば長く語る。 ぶっきらぼうというわけでもないのだ]
無ければ重畳、ただまだ日にちはありますからね。
[その間にどうするかは、タツミ次第だろう。 自分は箱を持っていたので頭を少し垂れて、歩み出す。
>>320背に聞こえた扉が閉まる音は、少し遠くに聞こえた気がした*]
(348) 2018/12/01(Sat) 23時半頃
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―― 街中にて ――
[>>331幼い頃より知っているがノッカは良い子に育ったと思える。 何もできないからと昨日は言っていたが、人として優しい子であることは美徳であろう。
ただ、たかが蜘蛛にやられることはないだろうからと苦笑を浮かべ、 大丈夫であると頷いた。 こういう時に手を遣えないのは不便なものだと感じてしまう]
お守りに、ですか……少しばかりむず痒いですね。 頼ってもらうのは自分の責務ですから、お気軽に。 甘えるのは――昔からでしょう?
[>>332昔々に伝えた言葉。 困ったことがあったら相談に来ると良い。 最近はめっきりと少なくなったものだけれど、 それくらいはお安い御用だった]
(353) 2018/12/01(Sat) 23時半頃
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ええ、駄目、でしょうね。 それにノッカさんは女の子なのですから、 身体は労わらないと――……失敬。
[>>334柔らかさを覚えてしまったならもう後戻りはできまい。 それにしても、最後のは少しばかり失言である気がして謝罪をする。
それは、『招集』を思い起こさせてしまわないだろうか。 瞼を閉じて、少しして、開く]
(354) 2018/12/01(Sat) 23時半頃
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はい、また、明日――。 気をつけてくださいね。
[そうして>>337頭が下がれば、わしっとしてあげさせたかったが手は塞がっていたので受け取るばかり。 自分は頭を下げられるような人間ではないと、今でも、これからも思っている。
そう――そんな人間では、ないのだ。
立ち去るノッカを見送りながら、そう思う。 ブルーデイジーの花言葉、自分とは真逆であり、ノッカには合う言葉が多い気がするそれら。 だから、真っ先に手放した。
それは自分には、相応しくないのだから*]
(355) 2018/12/01(Sat) 23時半頃
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/* 私も異論はないです。
(*49) 2018/12/01(Sat) 23時半頃
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