267 【突発】Sanatorium,2880【RP村】
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/* おそく なりもうした いまからいます
明日は おしごと……
(-18) is0716 2019/06/22(Sat) 22時半頃
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[ また、 胸ポケットで端末が揺れている。 記憶の無いうち、駆けていた情報は、 視認して漸く象になったようで。
きっと、"治る"という 信仰の、 一端にさえ成り得る、 "良い例"だ。 ・・ 譬え 多少姿が変わろうと……
"方法"を尋ねようと、肩を叩く者も居たものだが、 …何故だか 顔を見て手を引いてしまう。 鏡で見る限りは、傷もなにも 無いというのに。]
(88) is0716 2019/06/23(Sun) 00時頃
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sheet ──── 白布 は手だったかもねえ。
[ 中庭で地味な仕事をするだけの、 そんなせんせいだったもので。
怒られるときぐらいしか、注目されることもなく。 慣れないかもよ? とか わらう。
花の 名前に、 一度足を止め、 どのしょくぶつも場所は正確にわかるから、 中庭へ 方向付け ───── ]
(89) is0716 2019/06/23(Sun) 00時頃
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おみなえしは ─── 黄色。 時期的にどうかなあ、まだ咲いてないかも…?
[ 人工の中庭なので、 しろばらが一年咲いていたり、 外気に関わらず咲いているものだが、 しょくぶつのせんせいの気分次第な部分はあり……
唯、 群生するおみなえしの粟花はかわいいと思う。
中庭の中でも 日当たりよく、 すこぅしばかり 眩しい其処へ ]
(90) is0716 2019/06/23(Sun) 00時頃
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あー……ちょっと咲いてる?
[ ゆぅるり 見回した。 まぶしい。 ─── 光の強度に未だ、慣れない。 おみなえしは集まってこそ と …しょくぶつのせんせいはおもってしまうので、 威勢良く伸びた茎と葉が、 折り重なって居る。
花は ─── と、散房した花序を確め " くろいろ "を 眇め……]
(91) is0716 2019/06/23(Sun) 00時頃
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[ 女郎花 には 同種に、 男郎花 と呼ばれる ものがあり、
姿を比べてしまえば、茎が太く、 " 花が白い " のが一般的である。]
(-19) is0716 2019/06/23(Sun) 00時頃
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[ 結果、 ゆびさきで茎に触れるよに 確め、
────あ、 これ違った、 と手放して
次にゆびさきが辿った其は、 確かに 黄色の粟花が 幾つか開きそうなもの。 ]
(92) is0716 2019/06/23(Sun) 00時頃
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良いよねえ、 ちぃさい花がいっぱい咲くの。 ふわふわしてるみたいで…
[ 何事もなかったよに、 まるで たくさん咲いている黄色を幻視するように、
茎を車椅子の高さまで引き寄せた。]
(93) is0716 2019/06/23(Sun) 00時頃
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…しらぎくさんが しょくぶつのことなんて珍しいねえ。
[ …そうして今さら、沁々と呟いた。
そういえば先程まで居たあのおんなのせんせいを、 おみなえし、 と 呼んでいた気がする。
何でだったかな、 やっぱり直感に理由が出せず、 心の声まで音にしてしまって。]
(94) is0716 2019/06/23(Sun) 00時頃
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/* ちょっと はなれ ます どろん。
(-20) is0716 2019/06/23(Sun) 00時頃
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[ 引かれるまま、 茎を支えたまま、 正面へと回れば、 すこぅしばかり屈んで、
彩色の死んだ 夜闇いろを
片方の其れを 覗くよに、 ]
(102) is0716 2019/06/23(Sun) 01時半頃
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──── うん。
此処だってもう少し立てば黄色と、 あっちには赤い大きな花が咲く。
ぜッたい 綺麗だよ。
(103) is0716 2019/06/23(Sun) 01時半頃
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[ さくらも、 あじさいも、 "ぜったい" 何の自信か、 言い切る形で語り、 とおく 夏の花が咲き競う頃を 今、 見ている様に、 車椅子の後ろを くろいろ で 撫で、
( …そういえば金髪で、ふわふわしていたような。 我ながら安直な命名をしたものだった。 )
───── 詰まった、 ]
(104) is0716 2019/06/23(Sun) 01時半頃
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────え?
・・・・・・・・・ ううん なんのかわりもない よ。 このとおり 動けるし、 いつもどおり。
……生まれとか は わからないけど、 おれの目は 碧でしょ。 どっちに似たんだろうね
(105) is0716 2019/06/23(Sun) 01時半頃
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[ 問われる其れに、 "ほんのすこし"の 虚言を混ぜ、
唯、…接いだ言葉は ほんとう ままであり、 今、 彩の抜けた其れが両目に座していることに、 気付こう筈もなく… 否、"其処にある色"を信じていて
其れでも すこしの 揺らぎのために、 短い舌を手繰り、囁音の、 ]
(106) is0716 2019/06/23(Sun) 01時半頃
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──── 貴女の瞳は、 黒で 合ってたよね?
(-24) is0716 2019/06/23(Sun) 01時半頃
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[ 合った先の其れを 問う。 **]
(107) is0716 2019/06/23(Sun) 01時半頃
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/* えへへ そうなんですよ いつもいつも 相方さんの ろーるが うつくしくて のっかる方になってます うれしい
お待たせしました!ここまで で 後は仕事終わりかな……
(-25) is0716 2019/06/23(Sun) 01時半頃
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祈ったのは、 たったひとつ ちぃさな 種子のかたちをした ─────
(*9) is0716 2019/06/23(Sun) 23時半頃
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すこしでも にんげんのせんせいで在りたいと、 ■■でありたいと 願ってしまったのです。 ──── きっと 若かったためだろう。
かんじゃさま 被験者 の ■ に 慣れるような 経験ひとつ 持っていなかったから
はじめて訪れた其の時に、 褪めた碧を忘れ、 融かし殺した しょくぶつのいのちへ
(*10) is0716 2019/06/23(Sun) 23時半頃
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『 』 と、
(*11) is0716 2019/06/23(Sun) 23時半頃
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──── おんなじ?
[ 鏡を 見るならば、
…確かに、 おなじ色をしているのだ。 "いろどり"の無い世界では…… ( ───良く、考えれば、 碧はもう少し"明るく"見えても良い筈だ。 )]
(139) is0716 2019/06/23(Sun) 23時半頃
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[ 一時、 音を呑み、
──── 息つくと共に、 わらった。 ]
(140) is0716 2019/06/23(Sun) 23時半頃
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だから避けられたのかあ… 目の色変わってたら引くよね。
[ 曖昧な其れから、漸く意図を掬いとり、 他の行動も理解が及べば肩を竦めるよな動作。
気にしていない と 言うような そんな、 かるぅい 其れだ。 ]
(141) is0716 2019/06/23(Sun) 23時半頃
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──── 貴方も引いちゃう? 困ったなあ……
・・ [ 未だ 担当外れたりしたくないんだけど、 と 唯、 そう笑った。 ]
(142) is0716 2019/06/23(Sun) 23時半頃
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/* おそくなりま し た おふろしたりしてくる…
(-54) is0716 2019/06/23(Sun) 23時半頃
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[ ちぃさいてのひらからは、 ちぃさい おと が して、
もみじあとを印すこともなく、 跡形もなく消え行き、 ]
(149) is0716 2019/06/24(Mon) 01時頃
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[ わらう、 のみだった。
唯一、 白と黒とで記された、 "不確かな" 女性のみが、 "確か"に 見えていた過去の記憶を、 ───── 正確に残しているから。]
(-56) is0716 2019/06/24(Mon) 01時頃
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貴女の目の色も、 その肌の色だって、 おれには すごく良いものに 見えるけどなあ
…ほんとうだよ?
たぶんもう、 他の人の担当はできないだろし…
(150) is0716 2019/06/24(Mon) 01時頃
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[ …他の しょくぶつさん たちの、 髪の色も、 瞳の色も、ろくに覚えちゃいないのだ。 ───花弁の色と形で覚えているものだって多かろう。
車輪を軋ませ、車椅子の方向を切り、 人工日光の真下から、 しらばな等を横切り、 ]
(151) is0716 2019/06/24(Mon) 01時頃
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