272 【R18RP】十一月と、蝶が奏でる前奏曲
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[ドアが開いて、最後にお風呂に入った大和と お茶やお菓子を持ったこころが入ってくる。 ちゃぶ台の上にそれらを広げたら 三人のパジャマパーティの始まりだ。]
三人でこうするの すっごく久しぶりだね。
[思わずそう言ってしまったけれど それは間違ってはいないはず。 こころと二人で、はあったけど 大和は…中学に入る前が最後じゃないかなあ。]
(92) 2019/11/04(Mon) 23時半頃
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[こころはお気に入りのクッションをかかえて さっさとベッドを背にした位置に腰を降ろす。
大和がまだ場所に悩んでいるなら 私は自分の隣をタンタンたたいた。 せっかくこころが気づかってのパーティだもんね。 大和とたくさん話さなきゃ。]
大和も早く座りなよ〜。 こころはこのクッキー食べてね。
[どうするのが「普通」で「自然」なのか 上手く思い出せないけれど。
二人にとっては昨日までと同じ 私にとっては七年ぶりの 幼馴染の集まりが始まった。*]
(93) 2019/11/04(Mon) 23時半頃
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七星拳 ナツミは、メモを貼った。
2019/11/05(Tue) 00時半頃
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/* INT 2+2+6 アイディアはINT×5
(-19) 2019/11/05(Tue) 10時半頃
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/* アイディア50>68(0..100)x1
いやでもアイディア高かったら即死だなこれ
(-20) 2019/11/05(Tue) 10時半頃
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/* STR 2+1+5 CON 6+3+6 DEX 1+4+6 ※素早い設定につき
(-21) 2019/11/05(Tue) 11時頃
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/* 体力ゴリラかよ…DEX空気読んで
いやこれ値逆にしよう。 STR8のCON11のDEX15でそれっぽい
(-22) 2019/11/05(Tue) 11時頃
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[さっきね、好きなものはって聞かれて>>96 何にも思いつけなかったの。 この頃のことを思い出せなかったのではなく 最近好きだなとか、楽しいなとか そう思えたものが本当に思いつけなくて。
いつまでも死んだ人間にこだわってるな! そう言ったのは何番目の彼氏だったかな。
止まっちゃった私に戸惑った顔をした大和を 心配させないように必死に 話題を見つけようと視線を滑らせた。]
(125) 2019/11/05(Tue) 13時頃
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[思いつけたのはなんとなく見てた連続ドラマ。 それに出てくる男の子がとても素敵だった。]
あっ、あれ。連続ドラマよかったな。 道場の子がとてもキラキラしてて ちょっと大和みたい、で……
[そのドラマは今じゃなくてもっと未来のだ>>0:119 失言に気がついて私は慌てて話題を変える。]
猫、最近会う野良猫がいるよ! 黒くて尻尾の先だけ白くてね。
[その猫も未来の猫だし よく会うのは職場に行く途中だけど、 調べたって野良猫なんてわからないだろうし 大和は猫好きだったはずだしごまかせたかな。]
(126) 2019/11/05(Tue) 13時頃
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[一緒に座ってコップに入ったジュースをもらう。 一口飲んでれば、大和が口を開いた。>>100
何も身構えることもなく 何か言いたげにすることもなく よそよそしくもない態度で胸がぎゅっとなる。]
欲しいもの、って言われても。
[今欲しいのはこころの未来で、 それ以外は何にもいらない。 でもそんなことは言えないから、 私はコップの液面を見下ろすしかなかった。]
……こころと、大和がそばにいてくれるなら 私、なんにもいらないよ。
[呟いたらまた辛くなってしまって こんな顔見せたくなくて膝を抱えて顔を埋める。]
(127) 2019/11/05(Tue) 13時頃
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[こころが居なくなっちゃったのは とても辛くて悲しかったけれど 大和が離れていってしまったのも 寂しくて悲しかったんだよ。**]
(128) 2019/11/05(Tue) 13時頃
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[大丈夫じゃないだろ、と言われても>>162 今の私はそんなことないよって言えない。 顔を上げたらまた泣いちゃって 朝みたいに二人を困らせちゃう。
無理強いをしない二人だってわかっているから もうちょっと。落ち着くまでは、ちょっとだけ。 あと一呼吸、二呼吸して。 笑顔をつくれるようになったら、
自分に言い聞かせていると 遠慮がちに誰かが頭に触れる。>>162]
(165) 2019/11/05(Tue) 22時半頃
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[こころかな、って思ったけど 撫でられている方向と声がする方向が同じで
――いま、私の頭を撫でてくれているのは 大和だって気がついたら 胸がぎゅうとなって、涙腺はさらに緩んでしまった。
当たり前だって言ってくれる大和は>>163 明日何が起きるのかを知らないから そう言ってくれるんだろうけど。
昨日までの大和はきっと そんなことしてくれなかったから。]
うん…うん、うん。そうだね。
[私たちにはなかった未来を並べてくれる大和に 私はくぐもった声でそう返すばかりだった。]
(166) 2019/11/05(Tue) 22時半頃
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[大丈夫だよ。 何があっても一緒にいるんだからね。 菜摘を悲しませたりなんかしないから。
私の手を握って繰り返してくれる こころが、あなた自身が居なくなっちゃうって とてもそんなことは言えなくて。
ただただ縋るように、こころの小さな手を握れば 大和だってちゃんと一緒にいるわよって こころも、そう言うの。]
(167) 2019/11/05(Tue) 22時半頃
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[ ……じゃあ、どうして大和は私を避けたの。 どうして県外の学校に行っちゃったの。 どうしてメールを返してくれなくて どうして距離をとったの
どうして。ねえ、どうして。 ]
(168) 2019/11/05(Tue) 22時半頃
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[ぐるぐるぐずぐず考え続けても 堂々巡りでどこにも答えはないままだし 私にやさしく触れてくれている二人の体温が 本当の答えだってことはわかっちゃうの。]
……だいじょうぶ、だよ。 ごめんね、二人とも。
[顔を上げたら今度はもう少し上手く笑えたけど 自分でもわかるぐらい下手くそだった。 涙は何とか出さずに済んだけど こころにはぎゅうっと横から抱き着かれる。]
(169) 2019/11/05(Tue) 22時半頃
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[ちょっと離れたところから勢い付けて さらに体重も乗せられたから ドスギュッってほうが近いけど。]
わわっ、大丈夫だって。 って、ちょ、こころ、わ――!
[ぐいぐい体重をかけるのをやめなかったから 私の体勢は崩れて横に倒れる。
隣には大和がいたけど、受け止めてくれたかな。 誰もいなかったらこころと仲良く床の上。*]
(170) 2019/11/05(Tue) 22時半頃
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[こころが床に体をぶつけないように 彼女をかばうのが精いっぱいだった。
だから私が倒れる先については ぜんぜんノーマークのまま 覚悟してた衝撃はこなくて 潰れたカエルみたいな声が聞こえ>>179 大和を下敷きにしてたことに気がつく。]
わ、ごめんね!? 大丈夫? 頭打ってない?
[上半身はほとんど大和の上に乗っかっちゃってて でも私の下半身にはこころが乗っているから すぐに動くこともできない。]
(182) 2019/11/05(Tue) 23時半頃
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[大和は黙ったまま顔を手で覆ってしまい>>181 どこか痛いのかなって心配になる。]
ほんとにごめんね? 重かったよね、頭打ってない?
[手を伸ばして頭を撫でようとすれば 顔がもう少し近づいて 手の間から見えた大和の耳は赤かった。]
……? 大和、なんか赤くない?
[もしかして熱があるのかな。 額に触れようとするとどうしても体が密着して ちょっと触りにくかったので こころがどいてくれたから、私も体を起こす。]
(183) 2019/11/05(Tue) 23時半頃
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[座りなおしてもまだ大和が倒れたままなら 近くまで寄っていって顔を覗き込むけど 大きなたんこぶはなさそう。
その後はこころがモールの情報を教えてくれて 知らないお店がたくさんあったりとか 抹茶専門店があるとか この辺で初出店のハンバーガーショップとか そんな話をわいわいしながら
隣にいた大和をちらちら見ていたけれど ちゃんと笑っていてくれた。
もし変な様子があったらちょっとは気にするけど 話しかけてくれるのなら、大丈夫だよね。 こころが途中で部屋を出て二人になっても 食事の時のような緊張はなかったよ。]
(184) 2019/11/05(Tue) 23時半頃
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[三人で楽しく話すと時間はあっという間に過ぎて こころが、ふゎーあと欠伸をする。
私も小さな欠伸を噛み殺してれば 寝る〜といってベッドの上にあがっちゃった。]
こころ、歯磨き! えっ、さっき出ていった間にした? いつの間に……。
[寝るというなら私たちも寝ようと寝支度をして 私も洗面所を借りて部屋に戻ろうとする。
そのまま部屋に戻ってもよかったのだけど 寝ちゃったら奇跡の「今日」はなくなるのかなって そんなことを考えてしまって つい、廊下に佇んでしまった。*]
(185) 2019/11/05(Tue) 23時半頃
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[もう一度買いたいものを聞かれて>>195 やっぱりなんにも思いつかなくて。
でもきっとそんな答えは求められてないと思い 大和の指しているお店をみれば 隣に女性用の服のお店の名前があった。]
私もアウター欲しいな。 寒くなるし……。
[2日間って言われたので 今日と、明日。 私がここにいるのはきっとその2日間だけ。 だからこの二人と冬を迎えることはないのだろうけど。
ないのだろうけど。 そう思えば苦しくなってしまって 自分の身勝手さにびっくりしちゃったよ。]
(251) 2019/11/06(Wed) 15時半頃
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[こころの部屋に入る前に廊下に佇んでいると コップを片付けてくれた大和が>>197 心配したのか声をかけてくれる。
やっぱり七年前の大和で きっと本来の大和はこういう人で 事件の後は、色々あったから ——でも、どうして、ああなっちゃったの。]
……寒くはないけど
[部屋に戻ったら全部消えちゃうかもしれないとか そうでなくとも明日で全部終わりだしとか そんなことは言えなかったけど。
聞きたいことは上手く言えないままだけど ここで大和と離れたくなかったから 私は手を伸ばして彼の服の裾を掴む。]
(252) 2019/11/06(Wed) 15時半頃
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[リビングはもう電気が消えていたから 誰にも聞かれることはないよね。]
リビング、いいかな。 飲み物はいらないから。
[大和がつき合ってくれるなら こころがいない間に、一つ頼みもあったの。]
(253) 2019/11/06(Wed) 15時半頃
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——リビング——
[並んでソファーに座るように促して、深く腰掛ける。 直接視線が合わない位置になるのは 今の私には都合が良かった。
何から話せばいいか悩んだんだけど 全くの作り話なんて思いつけなかったから 私はちょっとの嘘を交えたほんとうのことを言う。]
夢でね、夢で、こころが遠くに行っちゃったの。 とても辛くて、悲しかったんだけど。
[大和はどんな反応をしたかな。 聞かれても、遠くへ行っちゃったのって 私はそうとしか答えられないけど。]
(254) 2019/11/06(Wed) 15時半頃
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……こころは、しょうがなかったけど 大和まで離れていっちゃったの。
[居なくなっちゃったのはこころだけだったのに 大和が意図的に距離をとったんだ。 私が何かしたのかなって思ったけど ずっと考えても心当たりはなくて。]
夢の中の、大和のことだから 今の大和に言ったって意味がないけど
[私はもう子供じゃなかったから そんなことを彼に言ったりはしなかった。>>0:20 けれど今の大和をみていたら 比べちゃって、どうしてって、思っちゃうの。]
(255) 2019/11/06(Wed) 15時半頃
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[困っちゃったかな。困っちゃったよね。 夢の中の(本当は未来だけど)自分の話とか ここにいる大和には関係のないことだもん。
それでも言いかけた言葉は止まらなくて 抱えていられなくて 私はぽろりと零してしまった。]
……さびしかったよ。
[——本当は、あのとき>>0:230 あなたにそう言いたかったの。**]
(256) 2019/11/06(Wed) 15時半頃
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/* >>241 尊い…思わずスクショしてしまう…ロルの運び方といい、言葉選びといい、とても大変ステキ…そこはかとなく色気あるのすごい菜摘はむりです。
ティムのところはあーー!!!そうだよねー!!と思ってしまうけどティムが元気なのとてもホッとしてしまう…むずかし…むず…
(-52) 2019/11/06(Wed) 15時半頃
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/* やだ大和かっこいいじゃん… これはときめいてしまいますわ
(-59) 2019/11/06(Wed) 22時頃
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[やっと互いの顔が見えるかどうかぐらいの 薄暗い中の方が今はありがたかった。
だから避けてた? って聞かれたときは>>296 こころに言われたことも思い出して>>78 顔色を変えていたんだけど、気がつかなかったはず。]
避けてた、というか どう接すればいいかわかんなくて。 大和が悪いんじゃないの。 私が大和のこと、わかってなかったなって。
[私から離れていってしまって どう声をかければいいかわからなくて 接し方までわからなくなって困ってたのは 十五歳の大和に対してじゃないんだけど。]
(307) 2019/11/06(Wed) 23時頃
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[つい零してしまった言葉を なかったことにすることはできなくて。 大和が嫌な思いしてないかなと 探るために顔を見るのもできなくて。
でもだいじょうぶ、って言おうとしたら さっき私が繋げなかった手から ぎゅっと握られた。>>297]
(308) 2019/11/06(Wed) 23時頃
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