人狼議事


193 ―星崩祭の手紙―

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【人】 地下軌道 エフ


 「父さん」
 「もう大丈夫?」

[ 迷ったように問いかける少女は。
 外見も仕草も、彼女と男に、よく似ていた。
 
 空の向こうへ行った彼女が遺した、
 男にとっての、生きる理由。 ]

(128) mayam 2016/07/23(Sat) 00時半頃

【人】 地下軌道 エフ

 『ねえ、エフ。そんな悲しそうな顔をしないで?』

 『私は空の向こうへ行くの。もっと広い星へ』
 『だから、お願い。貴方もきっと、そう思って』
 『死んじゃうなんて―― 思わないで?』


 『…寂しいなんて言われたら、私、きっと泣いてしまうの』

(129) mayam 2016/07/23(Sat) 00時半頃

【人】 地下軌道 エフ

[ ―― 問いかける少女の 向こうに、
 彼女が見えた、気がした。
 
 男の瞳に一瞬だけ映った彼女は、
 穏やかに笑んで、


    そうして 消えた。 ]

(130) mayam 2016/07/23(Sat) 00時半頃

【人】 地下軌道 エフ


 『―― ありがとう』

[ 少女の手を取り 墓碑を背にした。
 
 去り際 ふわり 頭に響いた声は。
 間違えようも無く、愛した彼女のものだった。 ]

(131) mayam 2016/07/23(Sat) 00時半頃

【独】 地下軌道 エフ

/*

ようやく箱前でとりあえず一区切りしましたこんばんは

お手紙をひろいにいかねば。

(-333) mayam 2016/07/23(Sat) 00時半頃

【秘】 地下軌道 エフ → 機巧忍軍 ミツボシ

 空の向こうのミツボシへ
  
 おはよう。
 こんにちは。
 こんばんは。

 今日の空は、星が綺麗だ。
 今にもひとつ、崩れ落ちそうだと思うよ。
 俺の心も、同じく。

(-367) mayam 2016/07/23(Sat) 01時半頃

【秘】 地下軌道 エフ → 機巧忍軍 ミツボシ

 今日は。
 娘と嫁と、星を見た。
 嫁は。例の遠くへ行った知人でね。
 昔を思い出して、
 少しばかり、悲しい顔をしていたかもしれない。
 
 それはまあ、勘弁ということで。
 今はもう、大丈夫さ。
 嫁が、俺と娘を見ていてくれるから。

(-368) mayam 2016/07/23(Sat) 01時半頃

【秘】 地下軌道 エフ → 機巧忍軍 ミツボシ

 だからミツボシ。
 君のパパも、君を見ていると、俺は思う。
 たとえパパが遠くへ行ったとしても、
 その人は必ず、ミツボシの傍にいてくれる。
 
 俺も娘も「おしゃべり」は出来ない。
 それでもいつか、君のところに娘と行こう。
 
 君がたとえ人で無かったとしても。
 君は俺と、きっと嫁にとっても、
 娘のようなものだ。
 嫁がいたら、きっと同じことを言ってるだろう。

 F.

(-369) mayam 2016/07/23(Sat) 01時半頃

【秘】 地下軌道 エフ → 機巧忍軍 ミツボシ

[ いつも通りの、白の便箋。黒い文字。
 
 そんな手紙の最下には、
 「こんな父ですがよろしくね!」と、
 まあるい、少女の筆跡が残されている。 ]

(-370) mayam 2016/07/23(Sat) 01時半頃

【秘】 地下軌道 エフ → 保安技師 ナユタ

 こんにちは。
 こんばんは。
 そして、初めまして。手紙をありがとう。
 挨拶はきっと、君のところと変わらないさ。

 こっちの星は常に暗闇でね。
 朝も昼も空からじゃ分かったもんじゃ無いが、
 とりあえずは、寝る前だ。

(-371) mayam 2016/07/23(Sat) 01時半頃

【秘】 地下軌道 エフ → 保安技師 ナユタ

 湖の星、か。
 こっちはいわば地下の星と言ったところだ。
 きっと風景が大きく違うんだろうな。
 うみ、というものも。
 きっと君の発する「声」も、俺の世界には、無いよ。
 
 俺の星は、皆念で会話する。
 頭の中に、直接思いを届けるというと、
 わかりやすいだろうか。

(-372) mayam 2016/07/23(Sat) 02時頃

【秘】 地下軌道 エフ → 保安技師 ナユタ

 こんな、不器用な俺には、
 生きることの難しい星だけど。
 自分でも驚くことに、大切な相手がいるもので。
 今日の星崩祭は、嫁と娘とともに過ごした。
 
 訳あって、嫁は今日しか会えないが。
 それでも大切な人は、
 君の言うとおり傍にいてくれる。

(-374) mayam 2016/07/23(Sat) 02時頃

【秘】 地下軌道 エフ → 保安技師 ナユタ

 だからどうか、ナユタ。
 君にも大切な人が見つかりますよう。
 そして家族を、大切にしてほしい。
 言いたいことは、後悔をする前に、伝えてほしい。
 
 俺は、ろくに何も言えなくてね。
 そんな後悔は、思ったより大きかったから。

 お裾分けをありがとう。
 きっと今日嫁に会えたのは、
 君のお祈りがあったからだ。
 
 土産らしい土産はおくれないが。
 俺の 声 が。
 どうか君に届くことを、願うよ。

 ―― 地下の星より F.

(-376) mayam 2016/07/23(Sat) 02時頃

【秘】 地下軌道 エフ → 保安技師 ナユタ

[ 小さな魚の 腹の中。
 白い便箋に、細い几帳面な文字が並ぶ手紙が、
 いつか、湖の星へとたどり着くだろう。 ]

(-377) mayam 2016/07/23(Sat) 02時頃

【人】 地下軌道 エフ

[ それから きっと。
 男の家には、星を抱いた水槽と、写真が増えた。
 
 贈り物として増えたものは、
 動画再生機に、ディスクに、
 この暗闇の星でも淡く光る植物。 ]

(161) mayam 2016/07/23(Sat) 02時頃

【人】 地下軌道 エフ

[ もしかしたら。いつか。

 機械仕掛けの踊り子を写した一枚が。
 "海"で祈る彼を写した一枚が。
 水の中の星々を写した一枚が。
 崩れる星を写した一枚が。
 散った星の残る空を写した、一枚が。
 
 そうでなくても。
 彼女が望んだ外の世界が写る一枚が。
 男と少女の部屋にある日が、来るのかもしれない。 ]

(164) mayam 2016/07/23(Sat) 02時頃

【人】 地下軌道 エフ

[ 男は今日も、声の代わりに思いを残す。 ]
 
[ 何時かまた出会う、空の向こうの彼女のために。 ]

(170) mayam 2016/07/23(Sat) 02時頃

【独】 地下軌道 エフ

/*
あ、ああ
ごめんなさい写真のくだりにピートの星いれわすれ…orz
空の色と花を写真に収めたいエフです いつかいけたらいいな!
透明な花、ありがとうございました!

と、
改めてお疲れ様です まやむと申します。
最近はRP中心にあちらこちらの村にいます。

村建て様をはじめ、皆様同村ありがとうございました。
それぞれの星のまたどこかでお会いできましたら。

(-383) mayam 2016/07/23(Sat) 02時頃

【独】 地下軌道 エフ

/*

>>-383 自分
アアアあせりすぎた。

それぞれの星の描写に、とてもわくわくして読ませていただきました、だ。

それでは また!

(-386) mayam 2016/07/23(Sat) 02時頃

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