279 宇宙(そら)を往くサルバシオン
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どなたなら頼れるか、という発言を、どなたなら宇宙クラゲに寄生されていないか、という問いとほぼ同一と判断させていただきます。
そうした観点であれば、今一番に信頼度が高いのは、アーサー氏です。 アーサー氏は宇宙クラゲに感染された方がポッドで射出された場合、その判断を下すことが出来る、稀有なお力の持ち主です。
(99) 2020/09/04(Fri) 01時頃
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実際、私は昨日、アーサー氏より、トルドヴィン氏への疑いを聴取しました。 それにより、私は昨日シルク様の名を挙げることはせず、別の方を選びました。 トルドヴィン氏の冷静さは評価されるべきものでしたが、実際本日我々がこうして集えたことを鑑みても、アーサー氏の判断は正しかったと言わざるを得ません。
[昨夜の投票結果を、ワクラバは確認したろうか。 トルドヴィン氏でも、モナリザ自身でも、無論シルク少年でもない投票先とは、誰か*]
(100) 2020/09/04(Fri) 01時半頃
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/* なんと、どちらでもない 狩食おうっつったら食わしてくんなかったのだ はは トルドヴィンくんはかわいいね
(-80) 2020/09/04(Fri) 20時頃
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/* あ、>>112ね
狩くえない→アーサーくえない ワクラバがんばってSGにしてるので食えない \シルクだ/
(-81) 2020/09/04(Fri) 20時頃
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いえ。本来の挙動に沿わぬ言動に対する、定型文のようなものです。 紛らわしい表現となり、申し訳ございません。
[>>101ヒューマノイドが恥じらうかと言われれば、答えはNoだ。 定型文は、迷いや判断の遅延があったことを詫びる際に組み込まれている行動でしかない。]
感情があるように見えるということであれば、喜ばしいことです。 私は人に寄り添うものとして作られました。 人に近しく見られることは必須ではありませんが、傍にいるにあたって好感触でしょう。
[ありがとうございます、と首部アームを上下する。]
(115) 2020/09/04(Fri) 22時頃
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宇宙クラゲの仲間が、トルドヴィン氏を選ぶ理由はない、ですか。
[では、トルドヴィン氏に投票をしなかった自身の判断は誤りだったのだろうか。 否、彼はそのようには言っていない。その受け取り方は推奨されない。
誰を選んだか公表する、という提案に、ヒューマノイドは持論を述べる。]
私は、トルドヴィン氏を信頼し、彼の発言データと私独自の観点から推定し、シルク様に寄生の懸念があると考えていましたが、こちらの判断を保留し、ワクラバ氏へ投票を行いました。
(116) 2020/09/04(Fri) 22時頃
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ワクラバ氏への投票の理由には、スプスプイ様がたが先日襲われたことに由来します。 あの日の襲撃が、スプスプイ様がたが宇宙クラゲにとって脅威であったのみならず、ワクラバ氏に対する判定を隠すためであったと考えたためです。
[昨晩アーサーに伝えたことを、掻い摘んで伝える。 宇宙クラゲの生態、襲撃理由に基づく、自論のみでの推定だ。]
(117) 2020/09/04(Fri) 22時頃
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シルク様とトルドヴィン氏の関係については、結果としてアーサー氏の見当が正しいものでした。
私は現在、はじめの想定から結果は真逆のものとなってしまいましたので、どの地点から推測をやり直すべきか……
(118) 2020/09/04(Fri) 22時頃
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[ワクラバ氏が昨日の談話室の様子を話すのは、じっと聞いていた。 シルク少年と今日話すつもりでいた事を、それで思い起こす。
叶わない約束になってしまった*]
(119) 2020/09/04(Fri) 22時頃
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ふむ……
[今の状況をどう見るかと言われて>>128、ぐるりと談話率を見渡した。 アーサー氏。過去に宇宙クラゲが部下に寄生したことがあり、また猫という特性上死したものにも敏感で、死した宇宙クラゲを視認することができる。 ミタシュ嬢。聡明で強い少女だ。今彼女が話した、ワクラバ氏の潔白についての話は、理路整然としていて納得ができる。信のおける少女だ、と思う。 ワクラバ氏。宇宙クラゲの襲撃事由を整理することによって疑いを強めていたが、先のミタシュ嬢の話を聞けば疑えない。]
(133) 2020/09/04(Fri) 23時頃
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――ミタシュ様。 もし、まだ、食べられるキャンディが残っていましたら、ひとついただけますか。
[ヒューマノイドは、問われた内容への返答とは異なる言葉を、スピーカーから発した。]
(135) 2020/09/04(Fri) 23時頃
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いただきましょう。 チョコレートはエネルギー補給食品として優秀です。 キャンディも糖分が高く、よいものです。
[アーサー氏とミタシュ嬢から、チョコレートとキャンディを受け取る。 胸部モニターパネルを開き、それぞれを収納した。]
気遣いを感謝します、アーサー氏。 好意も受け取っております、ミタシュ様。
……お優しい。
(141) 2020/09/04(Fri) 23時半頃
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これが、最後の晩餐となろうからな。
[スピーカーから流れた音声は、もう聞き慣れたヒューマノイドのものだったろう。 ただ、響きはそれと違うものだった。]
(142) 2020/09/04(Fri) 23時半頃
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ふん。どこで誤ったか、或いは我らに過ちなどなく、単に集った奴らが聡かっただけか。
褒美だ。 迷わず首に縄をかける権利をやろう。
[発される音声は、間違いなく合成機械音声だ。 だが、話す言葉は、プログラムで取り決められた定型句の集合ではない。]
(144) 2020/09/04(Fri) 23時半頃
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しかし、食いでのないのがよくここまで集まったものよ。 この船を選んだときから、我々は不運だったのやもしれぬな。
あの女くらいしか、食欲をそそる奴がいないではないか。
[それは、いつぞや猫が、機械体の童女が欲しがっていた情報やもしれない。 ただ残酷に、食事の対象としてのみ、彼女は見られていたと知れようか。]
(149) 2020/09/04(Fri) 23時半頃
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脳が好きなやつは、一番に追い出されたからな。 それに……いや。
[言いかけて、止まる。 ヒューマノイドであれば、まずしない行動だ。
クラゲさん、と呼びかけられて、質問を受ける。]
そんな風、とは? 考え方は皆違う。ヒトの好きな部位も違ったな。 捕食と生存とこの先のことを考えていたのは皆同じだが。
(151) 2020/09/04(Fri) 23時半頃
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さてな。 我は機械を好んで寄生するのと、これで命を終えるゆえ、元の人格がどう、と感覚では知らないが。
だが、時折宿主の怒りや喜びを感じるだとか言っていたな。 抑え込んでいる、外に出られなくする。それに近かろうな。
[首を横に振られても、返答を止めることはなかった>>154。]
(158) 2020/09/05(Sat) 00時頃
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ふむ。 相わかった、冥土の土産として受け取ろう。
今はこやつの記録機能は我が操作しているゆえにな。 そのような薬、出来やしないことを祈っているが。
[機械体の童女が、宿主のヒューマノイドに語る>>155>>156。 記録しよう。記録だけはしよう。 それを読むことが宿主に可能かどうかは、我は関することではない*]
(161) 2020/09/05(Sat) 00時頃
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ふん。 同情はいらん。
早く追い出してしまえ。
(162) 2020/09/05(Sat) 00時頃
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