268 オリュース・ロマンスは顔が良い
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───……っ
[突如店内に響いた着信音に、ビクッと肩が跳ねた。 こんな夜分に、誰だろう。 思い当たる節は、ちょうど今この街にやってきている古い友人くらいで。息をつきながらポケットから取り出した、携帯画面を見れば。
意外な人物の名前に、目を丸くして。>>260 考えるまでもなく、通話ボタンを押していた。]
(295) 2019/07/29(Mon) 22時頃
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……はい。 セイルズさん、こんな時間にどうしたんだい。
[昨日あんな顔をさせてしまったのに、こんな早く連絡がもらえるなんて思ってなかった。 時間がおかしいことも忘れて、通話口に耳を押し当てたなら。
視界の端を過ぎった原稿用紙に、小さく息を詰めた。]
ああ、ちょうどよかった。 昨日置いて行った資料に──……
[返した方がいいものだろう。 そう切り出しかけて、受話器越しの息遣いがいつもと違うことに気づく。]
(297) 2019/07/29(Mon) 22時頃
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セイルズさん? もしかして、酔ってるのかい。
[ペルセウス・マーケットの夜だ。 多少、酒が入っててもおかしくはないけれど。 それにしては。]
……今、どこに?
[受話器の向こうから微かに届いたのは、波の音。*]
(298) 2019/07/29(Mon) 22時頃
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/* なんなのこのかわいいひと!!!
(-96) 2019/07/29(Mon) 22時半頃
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[いつもは落ち着いた堅めの声が。 今はいつになく柔らかく聞こえるのは、少し途切れ途切れのせいだろうか。>>305 なんだか嬉しげに聞こえるのも。
全部、自分の願望がそうさせてるだけかもしれないと思いつつ。一音も聞き洩らさないように耳を傾けたなら。
不意打ちで聞こえた、深い吐息。>>306 ぶわ、と首筋が熱くなって思わず息を飲んだ。 ちょっと今のは、心臓に悪すぎる。]
ああもう……酔っぱらいめ。
[ぼそりと呟いたけど。 携帯を耳元から外すという選択肢がない辺り、どうしようもない。]
(328) 2019/07/29(Mon) 23時半頃
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[携帯を耳に当てたまま、ゆらゆらと揺蕩うような笑気混じりの吐息を聞きながら。 素手の左手を伸ばしたのはコートスタンド。 ジャケットに袖を通し、手早く電気を消して鍵を掛けたなら店の外へ。
波の音を頼りに、大股で歩き出した。]
……わかった、港だね。 星に見惚れすぎて、海に落ちないでくれよ。
[酔っているせいだろうか。>>307 いつになく甘く危うい、潜められた声がいちいち胸をざわめかせる。
そりゃあ心配になるだろう。 だって彼は大事な顧客なんだから、なんてのはただの詭弁だ。わかってる。
電話越し聞こえた声に、一瞬足を止めた。]
(329) 2019/07/29(Mon) 23時半頃
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……声だけで、いいのかい?
(-105) 2019/07/29(Mon) 23時半頃
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[顔を隠すよう帽子を下げようとして、忘れてきたことに気づく。いつもは左手を覆う、白手袋もだ。
けれど道を戻ることなく、再び歩き出す。 どうせ暗がりで火照る顔なんてよく見えやしないだろうし、右手だけ覆った白手袋を気にする者もいないだろう。]
俺も、星が見たくなってきたよ。 ……今、港のどの辺りかな。
[港までそう遠くはない。 足早に石畳を抜ければ、次第に近くなってくる波の音。 ふと見上げた空で、ひとつ、星が流れ落ちた。*]
(332) 2019/07/29(Mon) 23時半頃
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