193 ―星崩祭の手紙―
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『あ、待って!』
[返信の手紙を読み終えてBARへと帰ろうとした彼女に、いつもの工員が声をかけます。
振り返ると、彼の手には銀色をした楕円形のカプセルがひとつ。 どうやら、手紙をたのしみに毎日ここへ来る彼女に1つとっておいてくれていた様子。
彼女はそれを受け取ります。 掌が触れた場所が光を放ち、首を傾げました。
あちこちぺたぺたと触りながら帰りますが、開け方がわかりません。 ですが、触るたびに光るそれが面白いのかしばらく楽しんだようです。
BARへと帰り着くと、マスターは大忙しで酒や食べ物を振るまっていました。 彼女は一度カプセルを置くと、それを手伝います。
お客の一人がそのカプセルに興味を示したのか、手に取りました。]
(52) dix73 2016/07/22(Fri) 01時頃
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『ミツボシちゃん、なんだいこれは。 文流しのカプセルかな? ハイカラな容れ物だねえ。』
[彼が物珍しそうにカプセルに触ります。 すると…。]
『わわっ、な、なんだあ?!』
[大きなぎょろりとした目玉が浮かび上がりました。 彼の大声に驚いた周りの客も注目します。
彼女も配膳の手を止めてそれをじっと見つめました。
目玉が離れ、映るのは一人の隊服を着た若い青年。 気さくそうな話し方に、明るい声音。
彼女が手を伸ばすと、彼の体をすり抜けます。 どうやら、ホログラムのようですね。]
(53) dix73 2016/07/22(Fri) 01時頃
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[彼もこの文流しでたくさんの文を流し、受け取りをしたようで。 あちこち渡り歩いているという話からしても、よく文明の発達した星の出なのでしょう。
彼の話した歌姫、の言葉に彼女はぴくりと反応を示しました。 そしてあのカプセルを取り出します。
中には歌姫の歌声がするガラス玉。 彼女は彼と、ガラス玉を交互に見ます。
マスターと、客たち、彼女。 皆で彼の話を聞き終わると、誰かが言いました。]
(54) dix73 2016/07/22(Fri) 01時頃
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『よし、このボウズにうちの祭りを見せてやろうじゃないか。 こんな若えのにひとりぼっちたあ、難儀な話さ。』
[そして、同封されていた記録装置を設置して舞台へ向けます。 ここは鉄クズの街。 機械の扱いなら誰でも何となくわかるのです。]
(55) dix73 2016/07/22(Fri) 01時頃
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[舞台にはミツボシが佇んでいる。 背景は星降る夜。
すぐに、マスターや街の人たちの声が聞こえてくるだろう。]
『やあ、ピート。』 『ここは鉄クズヤード!』 『ガラクタばっかの灰色の街だけどよ、どうだい、今日は綺麗な夜空だろう。』
『それからあそこにいますのが』
[舞台のミツボシがお辞儀をする。]
『我らが鉄クズヤードの溜まり場、BAR Alpha Centauriの踊り子。 ミツボシ!』
(-201) dix73 2016/07/22(Fri) 01時頃
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[彼女は音響機器の近くに、あのガラス玉を置き、蓋を開きます。
それから、彼の物ほど上等ではありませんが、録画機器を舞台に向けて設置しました。
流れ始めるのは、歌姫の歌声。
彼女はその歌声に合わせて、踊り始めました。
それはまるで、誰かと踊るワルツのような。 見えない誰かがそこにいるような気がしてくる、そんなダンスでした。
体を後ろに大きく逸らしても、倒れることがないのは彼女の機械の体故にですが、ダンスのパートナーが支えているように見えるでしょう。
歌声が終わると、彼女も止まり、丁寧にお辞儀をしました。]
(56) dix73 2016/07/22(Fri) 01時頃
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[歓声と拍手。 何だか彼女と踊っていたような気にすらなっていた、とは客たちの感想。]
(57) dix73 2016/07/22(Fri) 01時頃
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『どうだったかい? 見事なもんだろう?』
『こんな感じでさ、俺たちも、ミツボシも、みんな楽しんでるよ。』
『少しでもこの賑やかさが伝わったなら嬉しいね。』
[舞台から降り、カメラに近づくミツボシ。 カメラを覗き込むと、唇だけの動きで、
(ピート)
と紡いだ。
そして、小さくひらひらと手を振ると、ちょうど録画が停止した。]
(-202) dix73 2016/07/22(Fri) 01時頃
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[動画を収めた返信用カプセルには、小さな紙が挟まっている。]
私の踊りはどうだった? 綺麗な歌は今日届いた手紙に入っていたの。 私はおしゃべりはできないから、こうして文字を送ります。
そうそう、他のお手紙もみんな、文字だったわ。 だからピートのお手紙は珍しくてびっくりしちゃった。
私ひとりじゃうまくお返事できないから、みんなが協力してくれて、よかった。
ピート、あなたは今ひとりなのね。 だけどきっと、ひとりじゃないわ。
だって、私たちみんな、あの空で繋がってる。
ミツボシ [小さな星の絵が3つ添えられている。]
(-203) dix73 2016/07/22(Fri) 01時頃
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/* アマルテアもこんばんは! みんなクライマックスだね…
私はこれから今まで送ったひとたちへの手紙と〆…〆は明日かな!
多分今晩は書ききらない!
(-204) dix73 2016/07/22(Fri) 01時頃
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/* >>-205ピート ミツボシ喋れないからね、動画は周りに協力してもらおうとふわっと考えていた! 動画ってすごいな…! 明日は早く帰りたい…私も…! 〆はきまっているんだ一応…!
(-207) dix73 2016/07/22(Fri) 01時頃
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/* ナユタもお疲れお疲れ!
>>-208ピート ふへへ、頭に浮かぶイメージ楽しみにしています! 動画も面白くて良いなあと思いました! SFだからね!ハイテクも駆使できる!
お互い仕事を駆逐して明日はがんばろう…! お疲れさまです!お手紙ありがとー!おやすみなさい!
(-213) dix73 2016/07/22(Fri) 01時半頃
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/* 惑星育成キット私もほしかった…(何度目
(-215) dix73 2016/07/22(Fri) 01時半頃
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/* 言語能力が崩壊してきたのでロルは明日に回そう…
>>-216ナユタ つい愛情かけすぎたくなりそう、わかる… 星の寿命きたら泣いてしまうね…。 星も生きているということがよくわかる勉強になりそうだ… しかし泣いてしまう…!
(-217) dix73 2016/07/22(Fri) 02時頃
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/* ライジさんと星の運命に…うわあん、どうなるんだろう! となりつつおはようございます。
たこ焼き食べたくなりました訴訟。 たこ焼きに書いてある手紙で白ヤギさんたら読まずに食べた現象が起きる!
(-223) dix73 2016/07/22(Fri) 09時頃
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[お返事の録画カプセルが空へ吸い込まれていくのを皆で見送ると、またBARへ戻り賑やかに街の人々は騒ぎます。 きっと、お祭りの間は夜通し楽しむのでしょう。
彼女はというと、少し寄り道をして。 ジャンク屋でなにかを数個購入していました。
そうして。 ピートの送ってくれた返信用とは別に録画していた機器>>56を持って、部屋に戻ります。
部屋の隅の端末を取り出すと、小さなディスクにそれを焼いていきます。 ホログラムは出ませんけれど、専用の掌サイズ程の再生機で映像が見られるものです。 音も一応鳴るようです。 先ほど購入していたのはその再生機のようですね。]
(67) dix73 2016/07/22(Fri) 09時半頃
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[普段はあまり開かない窓を開けると、祭の賑わいがよく聞こえます。
彼女は2つのガラス球を閉じました。 眠るわけではないようです。
ジッと、この数日の出来事を反芻しているのでしょう。
星崩祭が終わるまでに、たくさんの人にありがとうを言わなければなりませんね。
お手紙をくれた人たちに。 送ったお手紙に返事をしてくれた人たちに。
彼女は引き出しにしまった貰った手紙たちを机にひとつひとつ取り出して。 紺色の紙を広げると、黄色のペンを手に取りました。]
(68) dix73 2016/07/22(Fri) 09時半頃
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/* ラスト手紙(いままで送った人に送るシステム)の準備だけしてお仕事いってきまーす。 日中隙みてちらちら落とせたらいいなあ。
(-224) dix73 2016/07/22(Fri) 09時半頃
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/* ナユタwww たこ焼き手紙ロルが完成していて吹いたwww
ますますたこ焼き食べたくなりました訴訟…
(-228) dix73 2016/07/22(Fri) 12時半頃
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/* 星崩祭経験者がいるのもさすが宇宙! すごい!となっていました。
夢のアイドルユニットはどうしてもやりたかった…! 動画はうちの星の機械でも撮っているからエピ用お手紙送る皆様にはきっと同封します(予告
(-230) dix73 2016/07/22(Fri) 13時半頃
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/* うわあああ…! ポーラの歌にとてもじわっときた…
みんなのことを願ってくれているところも… オルゴール使ってくれてうれしい。
動画は!送るよ!゚ ✧˖ ٩( ‘ω’ )و ✧ ˖゚
うおお、日中にちょっとでもお手紙やロル書きたかったけどできてない。 早く帰りたい…
(-232) dix73 2016/07/22(Fri) 15時半頃
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[彼女はまず、最初に返事をくれた彼に手紙を書き始めます。
二度も彼の元へ届いた彼女の手紙。 その偶然、奇跡に感謝しながら。
彼女が身体を揺らすと、カランとお腹でキャンディーが鳴りました。]
(74) dix73 2016/07/22(Fri) 21時半頃
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空の向こうのFへ
おはよう。 こんにちは。 こんばんは。
今日の空は灰色じゃなくて溢れる星空よ。 私の心も今の空とよく似た天気だわ。
そう、今日は星崩祭なの。
あなたも今、この星空を見ているのかしら。 娘さんと一緒に、空の向こうの知人さんに会っているのかな。 悲しい顔なんて、もうしていないわよね。 だってFの近くにはたいせつな人がいるんだもの!
(-233) dix73 2016/07/22(Fri) 21時半頃
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私はね、パパには会えていないけれど、もしかしたら、どこかでもう会えないのかもしれないって、思ったりもするのだけど…、どうしてかしら。 パパは私を見ている気がするの。
Fのお話を聞いて、そんなことを思うようになったのよ。
あなたとパパは少し似ている気がするから。 パパは私を大好きなはずだから。 Fが娘さんを大好きなのと同じように。
(-234) dix73 2016/07/22(Fri) 21時半頃
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ね、いつか会いに来てくれるわよね。 私、たくさんあなたと話したいことがあるの。 私はおしゃべりは、出来ないのだけど。それでも。たくさん話したいの。
娘さんとも友達になりたいの。 きっと仲良くなれるって思うのよ。
星のイヤリングありがとうって伝えてね。 お祭りではあれを付けて踊ったの。
(-235) dix73 2016/07/22(Fri) 21時半頃
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動画も撮ったから送るわ。 これでうちの星にきた時にも私を探すのも、困らないでしょう? 写真は、ちょっと古いものだから。 そんなに変わってはいないけれど。
だから、きっと、きっとよ。 会いに来てね。
時間がかかっても待っているわ。 私ね。待つのは得意なの。
きっとよ。 とびきりのお酒と、とびきりのジュース。 素敵な踊りであなたと、あなたの大切な人を、お待ちしているわ。
ミツボシ [小さな星が3つ添えられている。]
(-236) dix73 2016/07/22(Fri) 21時半頃
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[手紙には、掌サイズの動画再生機とディスク>>67が同封されている。
再生すれば、最初に送った写真の少女と同じ顔をした少女が美しい歌声に合わせて踊る姿が見られるだろう。
少女がアンドロイドであることは、よく見ればその身体の特徴からわかるはずだ。]
(-237) dix73 2016/07/22(Fri) 21時半頃
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/* アマルテアこんばんは!
時間とのたたかい…!ふぁいと…! 私もがんばらねば…うおお。
(-239) dix73 2016/07/22(Fri) 22時頃
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/* ポーラの最後のお手紙とナユタのお手紙にミツボシの話が! うう、うれしい…
真のナユタバーガーww
(-253) dix73 2016/07/22(Fri) 22時頃
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/* エフさんお疲れ様です!
私は今のペースで締めまでいけるだろうか(震え がん、がんばる。
(-259) dix73 2016/07/22(Fri) 22時半頃
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