29 Sixth Heaven
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[その頃リベラが、珍しく目覚めて最初に見たのが フィリップ以外で、少し戸惑うように 青を丸い目で見つめていたけれど。]
[そして、リベラの相棒フィリップは翠を瞬かせる。]
[はっきりした”負の感情”を、眼前で見る。 ただ、それは、昔見たそれとは違う、静か、な形。]
物騒、っすね…… ………多くが死に、もし、死んだ縁故が アンタのことを知ったら、 アンタと同じように、 アンタとアンタの行動を、憎むかもしれませんね……
[淡々と口にしたのは、負の連鎖]
(57) 2011/04/22(Fri) 00時半頃
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……システムを公表すれば 初めは……負の感情がない世界です それはいけない、と言う風に 動くんじゃないか、とは思ったっす
ただ…………
[このシステムは壊そうとするほど、 それが進むほど、システム崩壊に歯止めが掛かる。 器、なくした負の感情が 人々を利己的行動に走らせるだろう、から]
……ただ、拒絶するよりも いろんな意味で茨。 叶っても、叶わなくても 大厄災と呼ばれるでしょう……
[フィリップはとっさに思う範囲で 思いついたことを口にして。 ただ、言い終われば屈託なく笑うけど]
(58) 2011/04/22(Fri) 00時半頃
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……その覚悟が有るなら、 オレは止めません、けどね。
(59) 2011/04/22(Fri) 00時半頃
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でも、ペラジーが頷いたら アイツが自分で動けるようになるまでは 殺されないで、欲しいっす……
[微温湯 その言葉は、今この場にいない スリルシーカーを思い出させながら。 ……そんなにすぐに世界は変わらない と、思いながらも、今はいない彼より 淡い青のことを思い出して ……まだ、1人で生きるのは、難しい青を]
……正しさって、すっげー主観的、だと思うっす。 視点が変われば、すぐひっくり返っちゃうばっかりで ……何が正しいとか、きっとすべて後付ですよ。
[利己的と口にするスティーブンに 己は好きな少女のことしか考えていないと笑って ただ、ああ、そうか……と、 スティーブンの言葉で、一つ、気付いた。]
(67) 2011/04/22(Fri) 01時頃
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…………ここを、出たら、 また、吸い上げられてしまうんですかね…… 馬鹿な感情でもあるけど…… ……それは、ちょっと、いやだなぁ……
[システムのない世界は、少なくても今はなくて。 だから、今抱えている感情も システムの判断によっては、 また、取り上げられてしまう]
(68) 2011/04/22(Fri) 01時頃
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[画面に映し出されるトニーの食欲に 翠は目を瞬かせる……その食べぶりは 以前、ここで見たのとは、あまりに違う]
……連れて行けるといいっすね……
[それは二重の意味で。 ……ペラジーの生き永らえと スティーブンの行動の重石と、して。 伏せる濃紺を見つめながら。思う。 ……まだ治る気配のない傷は痛々しく見えた。 それが残るのを望んでいるとは知らぬまま。]
でも、今が本来、ならば。 今までは、何だった、んでしょうね
(76) 2011/04/22(Fri) 02時頃
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[吸い上げられるのを厭いながらも そんなことも口にする矛盾。 大切なもののくだり、には 照れくさそうに目を細めて ……その大切な少女が今、何をしているか知らぬまま]
……にしても、マーゴ、こないな…… オレ、ちょっと探してきます。
[ひとしきり話しても、いつもの足音は聞こえない。 この狭い空間で、個室とここ以外で 何処にいると言うのだろうか? フィリップは緩く首をかしげ、心配になる まだ、目が覚めてから一度も会っていないのに。 フィリップはそう口にすると スティーブンに頭を下げて大部屋を後にした。]
[色々なことに*気がつけない、まま*]
(77) 2011/04/22(Fri) 02時頃
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フィリップは、廊下を少女の名を呼び、*歩く*
2011/04/22(Fri) 02時頃
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/* まどまぎ見たかったけど、 駄目だ、体力的に、む、り ネット配信待とう…… */
(-95) 2011/04/22(Fri) 02時頃
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― →廊下 ― [楽園に関して口にするスティーブンを見上げる その言葉を翠は見上げて。]
……教会で聞いた楽園のお話も オレからしたら、食べちゃいけないもんがあったり 今ある知恵がなかったり、歪んで見えるけど…… 追い出される絵では オレ達の始祖ってのは嘆いてました、ね……
[居眠りしながら聞いていた記憶は朧気ながら、 楽園の単語に刺激され、ふと、口にする]
……自分で、選べたら、良かった、のかな
[独り言のように呟き立ち上がる。 マーゴを探しに行く、その言葉に返る声には、笑って手を振った] [その、笑顔は、廊下の先で凍りつく]
(84) 2011/04/22(Fri) 13時頃
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― 廊下行き止まり→ ― [行き着いた先、それまでに会えなかったことに 首を傾げたのもわずか。] [壁に付着した血痕は真新しい。 ただ、新しさもさながらながら その血痕は小さな手、その小指側につく血が 壁についた形を示して。 記憶にある小さな手は探している少女の手。]
………マーゴ!?
[自傷の結果とは考えに及べない。 彼には気づけない。]
[血の臭いはすぐに辿れた。 細く開く戸は個室03の入り口。 戸を開ければ2人で使う部屋に香る清々しいそれではなく 鉄錆び、古い記憶を刺激する、それ。]
……マーゴ、いるのか?
(85) 2011/04/22(Fri) 13時頃
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― 個室3 ― [暗い部屋、作りは同じだろうと スイッチを手探りで探して。 軽い音と共に部屋は明るくなる。 少し見渡せば踞る小さな姿。 記憶に重なるような、血だまりもないが、 それでも、フィリップは蒼白な顔で駆け寄った。]
マーゴ?……マーゴ? どっか怪我してるのか……大丈夫……?
[駆け寄りひざまつく。 彼女の身体が冷たくなっていたらどうしよう? 古い記憶から過剰の不安に駆られて 両腕を伸ばした。抱き締め温度を確認するために*]
(86) 2011/04/22(Fri) 13時頃
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― 個室3 ― [駆け寄り腕を伸ばした先、マーゴは逃げるように身を引いた。 壁がなければ抱き締められないように逃げたいのか。 翠は一瞬だけ酷く傷ついた色をみせ 両腕はその動作にそれ以上腕を伸ばせなくなる。]
ばか……血の臭いがするんだよ…… なんでも、ないわけ、ないだろ……
[ただ届く血の臭いに、今は自分の気持ちに蓋をし 壁の血痕を思い出す……小さな右手の血痕]
……なんでも、ないなら。右手、だせよ……
[と、痛々しい笑みに語気強めに問い但しながら。 背後から声がかかるも 目の前が気になりふりかえれない。] [マーゴが、少しずつ言葉を溢し始めれば 眉がよってしまう。]
(102) 2011/04/22(Fri) 19時頃
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……何、言って、るんだよ…… 吸い上げられるのは、負の感情、だけ、だろ……? 笑ったり……嬉しいとか、暖かいとか、楽しいとかは……そのまま、かわらねぇよ…… ここでだって、嬉しい時、負の感情はない……じゃないか……?
[どうしてそんな風に……? フィリップはその不信の根が何からくるのか わかる事が出来ず困惑した声をかえす]
……それに、そしたら、アンタ ……どこで生きるんだよ ……どこで笑えるんだよ……
[笑える気がしない。その言葉に唇を噛んで]
(104) 2011/04/22(Fri) 19時頃
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フィリップは、ムパスにはわからないと、言う風に首を横にふり
2011/04/22(Fri) 19時頃
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[左手は捉えられたまま、傷んだ右手をみる ……痛々しい後はある。そのことに眉をひそめ ……ただ、爪が割れたのだろう それなりの出血がみられる傷はなく 一度安堵しかけ ムパス>>109には、翠を反らし頷くが……]
……どこから、壁に付着するような、血が……? 何で、隠すん……自分で……?
[血痕の量と噛み合わぬ傷に、詰問しかけた時、 ムパスの指摘に翠は瞬く 混乱したまま、ただ、治具関連は頷いた]
そりゃ、悪い気持ちは沢山あって、それがない、不自然さはアンタは感じるかもしんねえけど…… どうして、それと、笑いにつながる感情をごっちゃにするんだよ……!! 笑いにつながる感情まで仮面って言うなら、 8年前、初めて会ったとき 笑ってくれた、あの時さえ…… 本当かどうかわかんなくなるじゃないか………
(111) 2011/04/22(Fri) 19時半頃
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[はじめこそ、反論のために強かった語気は次第に弱まり 掴まれた左腕が静かに下がって。]
ここに残る人や此れから先の新しい器…… そのことは、最初に、はなした、だろ……
[説明したことさえ、再度口にするマーゴに 翠はうつむいて]
(113) 2011/04/22(Fri) 19時半頃
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フィリップは、マーゴの目に涙が見えれば力なく下がる左手が落ちる髪をいじる
2011/04/22(Fri) 19時半頃
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……なんで、中でやってたことを……ここで……
[ここでした、と、言うことは 彼女の感情からだけの行動と、言うこと。 一番傷ついて欲しくない少女が 少女自身の感情によって、自ら傷つける事実に フィリップはどうしようもない徒労感に見回れ フィリップ自身の右手が一度 彼女が背中を押し当てる壁を強く打つ] [ただ、返る言葉に、あの人が実際何を思っていたか フィリップには知る術なく言葉につまる]
…………けど…… 例えアンタが笑ってくれた気持ちも嘘だったとしても、 オレは……オレが嬉しかった気持ちは本当だ………!! じゃなかっら、8年もさがせねぇ!! 全てよりも、アンタを優先して選べねぇ!! ……何年経ったって、ここに来たって……… 全然かわってねえよ……!!
(117) 2011/04/22(Fri) 20時半頃
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[他人の感情は、結局正解なぞわからない。 だけど、なら、自分の感情だけは、 今、この場所なら確かなものだと]
……オレだけでも、信じ……られないか……? じゃなかったら……本当に…… アンタと何処に行けばいい………? 何処なら笑える……?
[先程も口にした、言葉を繰り返す。 わかっていなかったと、口にし泣くマーゴに。 ……フィリップも泣きたいのか、怒鳴りたいのか 判別つかないなかで]
(118) 2011/04/22(Fri) 21時頃
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[服を引かれ翠は睨むように引いた相手 ……ムパスを振り返る。 感情が入り混じり、苛立つ気持ちは ”駄目だ”と、呟く音は当然拾えなかった。]
……………っ
[ムパスの仲裁に 何か、言いかけて口を開く。 けれど、何も言えなくて……一度頷いた。] [泣きじゃくりながら、信じてと フィリップだけでいいと、言う言葉に やはり、何も言えず息を吐いてから。 壁に着いた手に体重を乗せ 触れるだけの口付けを落とした後 髪に触れていた左手も離し立ち上がる。]
……また、マーゴが自分を傷つけるようなら絶対止めて……
[結局、口に出来たのはこれだけ。 そのまま、踵を返すとフィリップは廊下に出た]
(126) 2011/04/22(Fri) 21時半頃
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― 廊下 ― [背に謝罪を聞きながら、結局背の傷には気づけぬまま。 フィリップはムパスが何かをいったかもしないが 無言で廊下に出た。] [………何かを察したかのように、 リベラがこちへと飛んでくるのを左腕に止まらせて。]
……………っ
[暖かな重みと頬に触れる羽根の柔らかさに 無言を通すことで、堪えていたものが落ちそうになり 慌てて上を向いた。
そうして……暫く、耐えてから……冷たいもの…… 台所でいいだろうか?を得るため 廊下を真っ直ぐに進んだ]
(128) 2011/04/22(Fri) 21時半頃
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…………どうすりゃ、いいと思う?
[随分久しぶりに感じる重みに語りかける。 けれど、あの場にいなかったリベラにわかるわけもなく 緩く首を傾げられて……フィリップはその背を撫でる。] [笑っていて欲しいのに。 もう、傷つくことがなければいいのに。
けれど、マーゴは外を考え、自分で自分を傷つけ泣いた。 ……自分がおかしいのだと言って、 世界が気持ち悪いと言って。]
[答えを見つけられぬまま台所にいけば 先ほど笑って分かれたスティーブンに ペラジーとパピヨンがいるだろうか?]
(134) 2011/04/22(Fri) 22時頃
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フィリップは、3人に言葉少なく手を翳し……冷蔵庫前にペラジーがいてちょっと困る。
2011/04/22(Fri) 22時頃
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[ペラジーの丁度一往復分、反応した手に心が和らぐ。 硬い雰囲気だった翠を細めて。]
……わりぃ、冷たいもん出したいんだ。
[首傾げる様子に、自分の用事だけを告げる。 どうやらパピヨンがなにか口にした後>>139らしい 少しだけ気持ちが和らぎ 余裕が生まれたのか3人を見やり リベラと一緒に首を傾げる]
(143) 2011/04/22(Fri) 22時半頃
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……マーゴが、少々怪我を……
[スティーブンに問われると翠を軽く伏せて。 事実の一部だけを口にする。 それ以上は 下手に、言葉にしようとすると堪えられなくなりそうで。
どうすれば良かったのだろう? どう、話せばよかったのだろう? 責めるようなムパスの視線と ともに合った言葉を思い出し息をついて。]
すいません……
[スティーブンがペラジーに口にする言葉へ 謝罪1つ口にしお辞儀する]
(144) 2011/04/22(Fri) 22時半頃
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ありがとうな、ペラジー
[ゆっくりと動くその動線を邪魔せぬよう 脇に避け……少し移動した相手の頭を軽く撫でてから フィリップは冷蔵庫を開ける。 水の入ったペットボトル、 臭いが嫌だなと思ったし あの調子じゃきっと何も食べていないし、 自分も食べていない、ムパスはどうだろう?と 手軽に食べられる蜜柑3つ。]
……あ、それもあるなら欲しいっす。
[理由は口にしづらくて、口篭ってしまいながら ただ、救急箱にはまた頷き話す ペラジーとパピヨンの間の会話を邪魔せぬよう小声で 見た箇所以外の出血箇所が何処かわからないが どこかにあるはずだからそれは確実に役に立つ]
(151) 2011/04/22(Fri) 23時頃
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/* よっし、ムパスガンバ!! 墓下ルートゲットするんだ!! (懸命にマーゴが拒否を 覚悟しなおさない発言頑張ってみた人] */
(-138) 2011/04/22(Fri) 23時頃
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まぁ、ちょっと……
[パピヨンに尋ねられても言葉を濁す。 とは言っても、後々ムパス経由で 知られるかもしれないけど。 ただ、静かに来ていた言葉の最後にだけ眉を上げた。]
……戻っちゃいけない は、アンタが決めることじゃないでしょ。
[少し落ち着いてきた感情が刺激されて 黙ることが出来ず。]
(153) 2011/04/22(Fri) 23時頃
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[帽子の影にある、遠い世界の青に届かぬと知りながら 翠は半眼になりつつも スティーブンから、医務室の場所を聞けば、 1つ、2つ頷く。]
………………
[冷えた蜜柑を手に持ちながら スティーブンの言葉に視線が落ちる。 ………一緒に生きられるなら 重い選択も、2人分背負うのだって構わない。 でも、ずっと泣かせたら?笑えないなら? ……心が死んでしまうなら、それじゃ意味が、ない。]
(159) 2011/04/22(Fri) 23時半頃
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……ガイダンスの説明は聞いたでしょう? 拒否権……は全てにある。 与えられた権限を奪うことは 何人たりとも…………許されない。
[首傾ぐ姿に、息を吐く。 感情が昂ぶらぬよう、ゆる首を振って。]
戻るのも、戻らないのも…… 一人ひとりの自由です。 ペラジーの自由を他の人がもってっちゃ、いけません。
(162) 2011/04/22(Fri) 23時半頃
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フィリップは、突然のラルフの言葉に、ぎょっとした
2011/04/22(Fri) 23時半頃
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…………相変わらず、だなぁ。 チャールズは殴れた?スリルシーカ−?
[突如の言葉に毒気が逆に抜かれ 小さく笑って……やっと笑えて。]
……ま、オレは、マーゴが”ここなら笑える”と 言った場所に一緒に行くだけっすけどね。 ……世界も、偽りとか本当とかも、関係ない。
[毒気抜かれた翠は入れ違うように戸口に向かって]
(166) 2011/04/22(Fri) 23時半頃
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奪ってはいない?そう思いたいならそう思えばいい 思うだけなら、なんだって自由です。
[ゆるりと、戸口で首を傾げる]
いえ、オレがマーゴをつれて出て行けば 沢山の犠牲が出ることも 嫉妬が蔓延することも知っているし止められません。 貴方の欲求には答えられない。 そこは素直に、ごめんなさい、 としか言えませんし、許してもらおうとは思わない
ただ、そんな場所でも、 オレはマーゴが笑ってくれるなら、笑いますよ。
(173) 2011/04/22(Fri) 23時半頃
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[パピヨンの護りたいことに目を閉じる。 平穏を望むなら、少しでも多くの器が必要だ。 ただでさえ、平穏を乱す起爆剤になりかねない 憤怒を押さえる器が足りていないのだ。]
[罪悪感は募る。世界には友人も知人もいる。 ……彼らが巻き込まれることも十分にあるだろう その先にある悲しみを見てはいても……]
[ラルフのように世界の現状に思い考えていない だから、それで良いと思うことは出来ない。] [パピヨンのように自分の正義をなす為に 周囲に働きかけることも出来ない。] [スティーブンのようにシステムそのものを拒絶し、 世界を変えることを望み思うことも出来ない。]
[それでも、独りの少女の傍にいたい と、いうことしかない。から。]
(185) 2011/04/23(Sat) 00時頃
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