82 【薔薇村企画】 Contagio ―共鳴―
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忘れ物、か……
[>>161ふと、栞のことを思い出す。 あの子になぜ、あれを渡したのか。 訊かれれば、ただ……放っておけなかった。 きっと、そう答える。
ゼラニウムの花言葉は、友情……そして、慰め まだ他にも会って、親友から聞いた覚えがあるけれど、 思い出せない。少し申し訳ない気分になる。]
……あいつ、元気かな
[ぽつりと呟いてから、 パンの包みを抱えて、外へと歩き出した。]
(162) 2013/05/17(Fri) 23時半頃
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―――承知。
[昨夜と全く同じ言葉を、チアキに返す。]
必ず戻る、お前の相棒だからな。
[そして行き着く先が違おうが、 必ず戻って、チアキのもとにたどり着く。
何年かかっても、何十年かかっても、――贖罪を終えて必ず。]
(-287) 2013/05/17(Fri) 23時半頃
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[赤くなったジェームスの顔が近付いてきたので、 少し身体を動かして頬にキスをする。
拒まれるとは思っていなかったけど 思いのほかあっさりと頷かれて。 彼も考えてくれていてくれたのだろうかと嬉しくなった。]
背中を流してあげたりとか、したくて。 一緒に入ったこと、なかったしな。
[前に冗談半分で誘ったことがあった気もするが その時は結局一緒に入らなかったはず。]
(-288) 2013/05/17(Fri) 23時半頃
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[サミュエルの家で見た、おそらく二人分の黒い欠片。 あれは二人が寄り添って出来たものなのだろう。]
トルドヴィン。
[何度も名を呼ぶから、答えるように呼び返す。 くっついている今なら振動が伝わるだろう。 そのまま頬に唇を寄せて啄むように何度も触れる。]
私のトルドヴィン。
[無茶な約束をしたが、まだ病の脅威は残っている。 明日も何事も無く二人で過ごせるよう強く願った。]
(-289) 2013/05/17(Fri) 23時半頃
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信じてるよ、 ……早く、帰ってこないと全部食べちゃうからなっ
[不安を隠すように明るい声を出して、笑った。]
俺は、大丈夫だから、いっておいで
[大丈夫だよ、と手を伸ばして背中を押した。]
(-290) 2013/05/17(Fri) 23時半頃
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――朝・自宅――
[戯れのような会話を交わしながら それでも手はしっかりと握って朝を迎える。
起きて最初に視界に映ったのは彼の手で、 顔の近くに引き寄せると、愛しげに口付けを落とす。
もしもジェームスが起きていれば 彼の唇にも「おはよう」の代わりに。]
(163) 2013/05/17(Fri) 23時半頃
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さぁさぁ、料理の続きに戻らないとだし!! 早く、トレイルさんのとこにも行こうかっ!
[攻芸の背後に回れば、 パンを持っていない方の手で背中を押した。
一度、師匠の家を振り返って、軽く会釈をする。]
いただきます、師匠、ホレーショーさん [小さく呟いてから、歩き出した。]
(164) 2013/05/17(Fri) 23時半頃
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[主が全く生活を改善するつもりがない>>159とは知らず、 日常は流れていく]
はい。今日は天候も良いですし。 沢山取れたらお裾分けしましょう。
[取らぬ狸と言う訳ではないが、今迄そうやって暮らしてきた。 分ける相手が少なくなったが、まだ分ける相手が残っている。 そう思う事にして、楽しみにする事に]
お昼ですか。 何を御用意しましょうか。
[家畜も静かだったから、異変を感じてはいないだろうと頷いた]
(165) 2013/05/17(Fri) 23時半頃
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[頬に唇が触れれば、そっとトレイルの身体を抱き寄せる。 その温もりを求めるかのように、肌をあわせ。]
……我慢できる気はしませんが……。
[困ったようにポツリと呟き。 誤魔化すように、主の肩口に顔を埋めた。]
(-291) 2013/05/17(Fri) 23時半頃
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キリシマ様…キリシマ様……。
[唇が頬に触れて、名を呼ぶ度に振動が伝わる。 きっと呼び返してくれているのだと思えば嬉しさが増して]
名前でも何でもいいです。 キリシマ様が、私の傍で、生きていると教えて下さい。
[唇が動く度に、主の命を感じさせると頭を抱える様に抱きしめた]
(-292) 2013/05/17(Fri) 23時半頃
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[チアキに背中を押されれば、こくりと首を縦に振る。 ちゃんと戻ってくる。例えどんな状態で戻ろうと。]
そうだな。 ……どれだけ弁当を用意するんだ?
あまり量が多すぎても、食いきれないと思うぞ。
[>>164家屋にお辞儀をするチアキの横に並び、 ぺこりと頭を下げて。]
……よろしくお願いします。
[何故か奇妙な挨拶を告げ、足はトレイル宅へと。]
(166) 2013/05/17(Fri) 23時半頃
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/* ゼラニウムの花言葉は、 友情・決意・真の友情・君ありて幸福・慰め
また、プレゼント フォー ミーするか。 ペラジーから攻芸に手渡すか。……攻芸に渡すか。
(-293) 2013/05/17(Fri) 23時半頃
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逃げた逃げた。 まったく、ひどいなぁ。
ねぇ?
[わざとらしく肩を竦め、同意を求めるようにサミュエルとドリベルを見て]
さて、それじゃあ私は、弟子に大切な弟がとられてしまわないように、後を追ってみようかな。 ふたりはどうする?
[そんな、冗談なのか本気なのか分からない言葉を残し、家の中へ。 彼らが、ともにチアキ達の様子を見たいというならば、勿論歓迎するつもり。]
(+72) 2013/05/17(Fri) 23時半頃
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/* やばいカントリーロードがここでかかりやがった。 (テーマソング聴いてるなう。)
(-294) 2013/05/17(Fri) 23時半頃
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しなくて、いいよ。
[肩口に埋められた頭を抱きしめ、髪に口づける。 顔をあげたらその額に。 そのままだったら耳たぶを柔らかく弄ぶ。]
我慢なんて、しなくていいよ。 お前が俺を欲しい時に、求めてくれれば。
[それがうれしい、と囁いてジェームスを抱きしめた。]
(-295) 2013/05/17(Fri) 23時半頃
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―トレイル家へ向かう途中―
エルさんたちにもあげるから、いいんだよっ
[>>166約束したから、豆料理を沢山作るって、夕飯に、 ただ……夕飯までに、この身体が持つか分からなかったから、 弁当にして、一緒に作ろうと思った。
それは口には出さなかったけれど。 道すがら、ふらふら歩く白い影を>>149見つけることができたなら きっと声を掛けただろう。]
(167) 2013/05/17(Fri) 23時半頃
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―朝:自宅―
[意識はしていなくとも、やはり疲れてはいたのだろう。 眠りは深く、目覚めたのは主の動き>>163によるものだった。
一番最初に感じたのは、手によせられる唇の感触。 表情を綻ばせ、唇にも触れられれば、ぎゅっと主の身体を抱き寄せることだろう。]
(168) 2013/05/17(Fri) 23時半頃
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……なぁ。 いい?
[反応で感じているのはわかるのに、 つい聞いてしまう。
脚が動いているのに気づけば、手を上からの順番通り、 下肢へと伸ばす。
服ごと下着をずらし、前を解放させてしまえば、 約束通り、中心に右手の指を這わせた。
それだけでは足りないと、自分の体も下にずらし、 昨日されたように軽く先端を咥えてみたり。]
(-296) 2013/05/17(Fri) 23時半頃
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[自分のものだから、と言われてしまえば 否定することなんてできなくて。]
ぁ……は、…っ
[与えられるままに、息を、声を漏らす。 髪で隠していた顔を曝されて、 羞恥は更に募るけれど。 その分はっきりと見える顔に、 幸せもまた、同じだけ。
優しく与えられる愛撫に啼きながら、 弱いところに指がかかれば一際高い声をあげる。
ふわふわと熱に浮かされた思考で、 もっと、と強請るように腕を引いて。]
(-297) 2013/05/17(Fri) 23時半頃
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そんなことを言うと、いつだって求めてしまいますよ。
[そう、今だって――と続きそうな言葉を、心に押し込め。 額に寄せられる唇にくすぐったげに目を細める。
抱きしめられれば、こちらからも手を回し。]
いつだって、貴方が欲しい――…。
[耳元で切ない息を吐き、静かに目を閉じた。]
(-298) 2013/05/17(Fri) 23時半頃
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……ああ、そうか。 豆を煮てたのはそれでか。
[台所から漂った匂い。 そこから連想したのは、サミュエルの横顔。
キリシマに模擬刀でしごかれていた姿を思い出す。 そして、それを心配するドリベルの様子。
きっと死を迎える瞬間も、仲睦まじく過ごしたのだろう。]
キリシマ様に稽古をつけて頂く約束は叶いそうにない…か。
[副作用で肺を患ったという事を思い出し、眉を寄せる。 発つ前に、相談を聞いてくれた礼だけでも告げようと思いつつ。
あの時、彼に話を聞いてもらって良かったと思う。 その選択によっては違う形になったかもしれないが、 おそらく、これから向かう道は、間違ってはいない筈だ。
道を正してくれた言葉こそ、稽古の代わりに得たもの。]
(169) 2013/05/17(Fri) 23時半頃
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「魚の燻製も美味い、トルドヴィンが作ると」
[>>165いつも通りならば何匹か釣れるだろう。 そうしたら村長やあの錬金術師に差し入れても良い、 チアキに渡したら美味く煮そうだ、などと考えながら 今の時期釣れそうな魚を思い浮かべる。]
「簡単に、釣りながら食べられるものでも?」
[昼間に外で食べられそうなものは限られているが、 トルドヴィンと出かけて食べるだけでも楽しい。 ただのデートの支度だった。]
(170) 2013/05/17(Fri) 23時半頃
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[村の中をふらふらと歩き回っていると 探していた人から声を掛けられた>>167
慌てた様子で走り出して、反動でフードが外れてしまったけれど。 気にしてはいられない。早く、これを返さないと、]
あ、あの……これ、ありがとう 君が僕にくれたんだよね?
[そう問うてから、差し出した。]
……これは、君にとって大事な人に渡して?
(171) 2013/05/18(Sat) 00時頃
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……仲がいいことを… …恥ずかしがる必要もないですよね……?
[兄はあっさり認めているのだから、 弟も諦めればいいだろうに。 二人の関係の本当のところについては知らぬまま。]
……ここで…待ってます。
[ホレーショー>>+72も同様に見送って。 チアキ達の様子が気になるのもたしかだが、 それはここからでも窺うことはできる。 室内については彼ら師弟ペアのみの空間にしておこうと。]
(+73) 2013/05/18(Sat) 00時頃
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[ちらと隣のラーマを見つめて、 あれから、本でこの花の事を調べた。 効能は頭に叩き込んであったが、彼の想いは 花言葉にあることを知れば、>>162とても嬉しかった。
だけど、同時に貰ってはいけないとも。]
ゼラニウムの花言葉は……
(172) 2013/05/18(Sat) 00時頃
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―――…決意、と君ありて幸福、
[そういいながら、ラーマの方へと差し出した。]
これを持つのに、相応しいのは君の方だよ
[左手をぶらりと垂らしたまま、右手で差し出した。 ローブの隙間から、黒い腕が見えてしまったかも。 それは気にしない風に、差出し受け取るのを確認すれば、 またふらふらとどこかへと歩き出し、一度振り返る]
(173) 2013/05/18(Sat) 00時頃
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名前、訊いてもいいかな? 僕は、ペラジー……宜しく、ね
[きっと名前を教えてくれただろう。 それを聞けば、微笑んでまだ動く方の手を振った。]
さよなら、チアキ
[もう二度と、会えないだろうけど。 手を振れば、またふらふらとどこかへと歩き出した。**]
(174) 2013/05/18(Sat) 00時頃
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何でも?そうくっつくとトルドヴィンの顔が見えないぞ。
[甘えるというよりは甘えられている気がしつつも、 そんなトルドヴィンさえ可愛くて仕方がない。 背中に回したままの腕で、するりと身体をなぞる。 腰のあたりで留まるとやはりぎゅうと抱きしめて 身体を密着させて安堵の息。
それから耳朶にはむっと歯を立てて甘噛み。]
見える処に痕を残したくなる。 これは私のだと。
(-299) 2013/05/18(Sat) 00時頃
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……いつだって、いいんだってば。
[ジェームスの返答に少し困った顔をするも、 続けられた言葉に唇を緩める。 少しずるい事をしてしまった、と思いながら。 満足して身体をすりよせ、 彼の吐息が聞こえる距離で目を閉じた。]
(-300) 2013/05/18(Sat) 00時頃
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燻製ですね。そうですね。保存食は重要です。
[美味い>>170と言う文字には少し照れて反応しなかった。 大物が釣れるといい、と 指を折りながら誰に分けるかリストを上げ]
我が君が御用意して下さるのですか?
[ここにきて、主が昼の用意をするのだろうかと気付く。 本来なら身体の事もあり、ライマーである主に 用意させる等と慌てるが、 何となく主に甘えてもいいかと笑みを浮かべる]
我が君が用意出来る範囲でお願いします。
[既にそのつもりになっていた]
(175) 2013/05/18(Sat) 00時頃
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