15 ラメトリー〜人間という機械が止まる時
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[向けた視線の意味はコリーンには通じなかった。 水を、そう口にする前にコリーンは離れてしまう。
こくりと、一口水を飲んで泉の水面に映る姿を見つめていると 聞こえてくるコリーンの歌、 どちらかを選び。 どちらかが散る。 二つの人形―――…選ばれるのは、]
……哀しい歌、
[ぽつり、と水面を見つめたまま呟きが零れて]
一人しか選ばれないなんて… 離れ離れは―――…淋しいわ …とても
[二つ選ぶことができないのなら、 どちらも散ってしまったほうが、きっと…淋しくない。]
(394) 2010/07/19(Mon) 23時半頃
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ヨーランダは、地上に降り立って、少し、バランスを崩し、座り込む。
2010/07/20(Tue) 00時頃
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―中庭― [Lalala]
[Lulala]
[この身に巣くう異形が満足するまで。
歌声を響かせる。
そうしてしばらくの間。 無心に吟い続け――]
(395) 2010/07/20(Tue) 00時頃
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/* ……マーゴ恋天か。 */
(-91) 2010/07/20(Tue) 00時頃
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[コリーンの歌に聞き入っていたから、 セシルの変化に気付くのが少し遅れた。]
―――……
……セシル……?
[呼ぶのに間があったのは、 その口調が"彼"のものとは違うような気がしたから。 これも聞き間違い…なのだろうか。]
……どうかした…?
[セシルの視線を追って、 紺の瞳に映るのは遠くの 薄く明るくなった場所]
(396) 2010/07/20(Tue) 00時頃
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/* マーゴ恋愛天使か?
この村の役職当て難易度高いな。
(-92) 2010/07/20(Tue) 00時頃
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/*
聞き入っちゃったマーゴを選びます。
もうそろそろ時間だし。
(-93) 2010/07/20(Tue) 00時頃
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[ぼんやりと薄く目を開ける。チャールズはそこにいるだろうか?]
…ねぇ。 チャールズの話も、聞きたいな。 [宝石のような瞳でじっと見上げて、眠れない夜の子供のように、囁いた。]
(397) 2010/07/20(Tue) 00時頃
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[声に応じたのか、ただの偶然か。 光の集団は、少しだけ泉に近づいた。
まだ、危険のある位置ではないけれど]
わあ、明るくなった。
[手を叩いて喜ぶ。 マーゴの呼びかけには、かなり遅れて振り返った]
…なあに?
[明るい声とは裏腹に、瞳が虚ろなのがマーゴに見えただろうか?]
(398) 2010/07/20(Tue) 00時頃
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>>393 [赤く光るシィラの瞳に照らされれば、少し目を背けた。 シャツを隠したところで、コートに染み付いた血臭はまだ生々しいかもしれない。 見つめる青い双眸に、どこか恥じ入るようなそんな気分になる]
――……ああ、うん。見えたよ。 そうだね、今日はもうさすがに狩りは……
[しない、理由は焼蛍虫ではなかったけれど。 舞い上がる異形の姿に目を向ける、少女が天使に問う言葉]
……いつも君を守っているみたいなのに、 一体どこに行くのかな……
[舞い上がるそれを目で追う。青い双眸から逃れるように]
(399) 2010/07/20(Tue) 00時頃
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/* 役職が怖いんだけれども、 半狼のような気もするのだけれども、
悩みすぎていると頭パンクするので ええいままよ!になりました。
ごめんな さい…!
(-94) 2010/07/20(Tue) 00時頃
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―中庭―
[歌がおわる。
そして、小さく息をつく。
近づいてきた、光る虫。
歌って居る間、周囲は見れないから。 それを呼んだのがセシルとは知らぬまま。
眉根を寄せた]
(400) 2010/07/20(Tue) 00時頃
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>>399
[どこかよそよそしい感じをラルフより受け取る。 避けるような仕草をされると、なお、青色の眸はその姿をよく見ようとする。]
うん、もう狩りには行かないで
――…どうしたの? [シィラを見つめるラルフ…そのコートに大きな黒い染みを見つけて……。
コートに手を伸ばす。]
(401) 2010/07/20(Tue) 00時頃
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ヨナ……?
[とさり、と崩れるその気配に気づいて、 気づいたけれど、躊躇が支えるべき判断を遅らせる。
彼女を抱えることも出来ずに、 伸ばした手はむなしく宙を掻いた]
……どうしたの? どこか、痛い?
[傍らにしゃがみこむ]
(402) 2010/07/20(Tue) 00時頃
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ヨーランダは、シィラはもう見えない。
2010/07/20(Tue) 00時頃
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[光の帯の流れが、何か急に変わったような気がした。 上空から少しだけ城に近付く。]
……っ
[まさか、とは思うが。 思わず城までの道に目を遣る。]
(403) 2010/07/20(Tue) 00時頃
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[偶然か否か、近づく薄灯りに。 傍の瞳の虚ろな色に、ふるりと身体が震えて]
――…セシル…?
[もう一度名前を呼ぶ。 眉根が寄ったのは彼に対する違和感からと、 急に立ち上がったので感じた足の痛み。]
…お水、汲めたわ…
―――…戻りましょう…?
[そう言わないと、光が近づきそうで怖かったから。 彼がもっとわからなくなりそうで、怖かったから。
先程縋った時と同じ場所に手を伸ばして、 戻るようにと裾を少し 引っ張った。]
(404) 2010/07/20(Tue) 00時頃
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ラルフは、ヨーランダから、慎重にとても慎重に距離をとって 刃を遠ざける。
2010/07/20(Tue) 00時頃
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