191 The wonderful world -7 days of MORI-
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[見えない首輪と、見えないリード。 頭を空っぽにして、傘を振り回していたら、 何にも、感じなかった。
野蛮なことは、おやめなさい、なんて。 ―――が言っていたのも、思い出せないままで。]**
(@91) 2016/06/18(Sat) 22時半頃
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― エコーシティ ─
[ただ、その場所についた時、その龍は既に交戦中だった。 見れば、それはあきらかに覚えのある二人組。 翅の男と、童話の向坂。
男は、明らかに眼光、一度赤く輝かせて、 それでも、ぴたり止まって、背中にある圭一の反応をみたのは、 もちろん、まだ理性を持った生き物だからだ。
だが、正直、気分はよくない。]
(――……ふぅん、あいつら脱落したのか。)
[内心、ざまぁ、と思った大人げない男、いや、狼であった。*]
(+112) 2016/06/18(Sat) 22時半頃
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[蒼穹を昇った龍を追うべくカフェの外へ出る、その前。 男は、頬から血を流す怒鳴を見て、 ズボンのポケットからハンカチを取り出した]
使いたまえ。返さなくてよい。 ……それと、先ほど言った嘘の話だが、 吾輩は殺害依頼などしておらぬ。
[先ほど中断した嘘と本当の話。
本当は見知らぬ女性に殺された事。 その理由は分からない事。 嘘を吐いたのは、いつも脅されていたから その仕返しの為だったという事。
それらを伝えた後に、男は目を伏せた]
(+113) 2016/06/18(Sat) 22時半頃
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……すまなかった。 吾輩の嘘のせいで貴殿があんな目に 遭ったのだから、許されるとは思わんが。
だから、貴殿は吾輩の為に戦うでない。 自らの為に戦いたまえ。
[それだけは伝えなければならないと、 男は怒鳴を見上げて、言葉を放った。
そうしてようやく、カフェの扉を開けた]
(+114) 2016/06/18(Sat) 22時半頃
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/* まだ来れないか……きついかな……
(-82) 2016/06/18(Sat) 22時半頃
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[左手に持った眼鏡を少し唖然として見つめる。>>@87]
「――お見事。」
[かけられた声に顔を上げれば、 にこ、と笑みを浮かべる彼の姿があった。 随分と小柄で、子供にも見える姿をしている子だと 思っていたけれど。 重そうな眼鏡のその奥にあったのは、 やはり見た目相応にあどけない顔立ちと笑顔だった]
[治療をしてあげよう、と。 メスのささった腕を出すよう促されれば、 言われるまま腕を差し出した。]
[ミームちゃんは、大丈夫だろうか? 振り返って、もし彼女と目があったならば、 大丈夫だよと笑って頷き返してみせる。 ――きっと、彼女には心配かけてしまっただろうから>>175]
(188) 2016/06/18(Sat) 22時半頃
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…。
[こういうのも変な話だけど、 今だけは声を奪われててよかった、と思ってしまう。
なんということはない、 女の子の前であまり情けない悲鳴は挙げたくないという、 ちょっとした維持というか男心のようなもの。]
[それから、再度彼の方に向き直った。 おとなしく彼の治療を受けながら、少しのあいだ 彼が語る昔の話に耳を傾けた>>@88]
(189) 2016/06/18(Sat) 22時半頃
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『救い……』
[そういうことも、あるのかと思う。 ずっと、「大切なもの」を奪われることは 誰にだって苦しいことだと思っていた。
でも、そういう考え方もあるのかもしれない。 自分は、このゲームについて殆ど何も知らないも同然で。
今のところ、全てに納得ができているわけではないけれど。 安易な否定もまた、いいことではないのかもしれない。]
(190) 2016/06/18(Sat) 22時半頃
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[やがて治療が終われば]
「ありがとうございます」
[正しく歩んでいけている。>>@88 その言葉をメモを綴ってみせてから、頭を下げた。
数日前のあのときも、 彼が背中を押してくれていたことを思い出す。>>3:@72 正しいことができているかは、わからない。 良いと思えることをしたいとは思うけど、 それができているかも、あまり自信がない。
それでも、彼がこうしてかけてくれる言葉は嬉しかった。]
(191) 2016/06/18(Sat) 22時半頃
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「行ってらっしゃい。」
[見えない壁を取り払って、そういって 見送ってくれる彼に此方も一度手を振ってから]
『行こう、ミームちゃん』
[彼女の手を取ると、 最後の目的地であるスカイタワーへ向かって駆けていく。 そのときちょうど響いた爆音に、終わりが近いんだなと思いながら**]
(192) 2016/06/18(Sat) 22時半頃
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[外の世界は喧騒に包まれていた。
どこかで爆発音がしたリ、誰とも知れぬ声が聞こえたりと 未だ街が戦場であることを示していた。
空を駆る龍の姿を探した時、 その姿を南エリアの上空に見て進路を決める。
だが、地上に視線を戻して見えたのは、 腕を赤に染めながら何かを持つ中里。 闇を操りながら中里を呼ぶミーム。 そして、顔から眼鏡が取り去られた幾何]
ミスター中里!大丈夫かね!?
[慌てて駆け寄るが中里の反応はない。 不思議に思ったが、男がいるのは 彼らとは違う次元だったことを思い出す]
(+115) 2016/06/18(Sat) 22時半頃
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あまり無茶してくれるでない……。 幾何少年も無理するでないぞ。
[つい、死神にもそう声を掛けた後にため息を吐く。 死神にも死神の事情があるのだろうが、 誰かが傷つくところは見ていて愉快ではない。 それに、幾何も先ほど会った時は辛そうにしていたから]
……もしも、生き返ることが出来て、 また貴殿と会う事があるならば、 写真でも煙でもない、本物を見せたいものだ。
[ ―― 煌びやかな世界を生きる、金魚の姿を。 彼らに語りかけるでなく、独り言のように呟いて 立ち止まっていた足は南エリアへと向かう]
(+116) 2016/06/18(Sat) 23時頃
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/* 展望台突入ロル突っ込む前に相方と連絡つきました、よかった…orz
相変わらずイメソンはBeauty of destinyなんだが 志方さんの空蝉もリピートしててわけわかんないです
(-83) 2016/06/18(Sat) 23時頃
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―移動中―
うわっ……――は…やい……
[狼が出発。思ったより動きが強く、加速の力で振り落とされないよう、身を低くしてしがみ付く。
周囲の景色が流れていくのを感じながら少しだけ顔を上げ、前方に視線を向けると 遥か先…南エリアに荒ぶる龍の影。どこか不規則な動きをして見えた。]
(+117) 2016/06/18(Sat) 23時頃
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―エコーシティ―
+112 輝にい、他のグループが戦ってる…。あれは…… …え。向坂先生!?
それじゃ上は……
[到着した当時、コンポーザーの姿は龍形。 小柄な姿が、龍に向かって攻撃を繰り出している姿が見え… ここにいるはずがないと思っていた相手なので驚いた。>>+96>>+97
もしかして…と思い、上を見ると龍の傍をひらりと舞う姿。>>+108 残れなかったのか…と思い、次の瞬間はっと気づいたように狼の首を、少し強めにぎゅっと抱えた。]
(+118) 2016/06/18(Sat) 23時頃
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[右手が暖かさに包まれる。>>186 周囲にサーベルが作られていく中で、微笑んだ。]
任せろ。 少しだけ行ってくる。
[言い終えるが早いか、走りだす。 できるかどうかではなく。
やる。それだけでいい。]
(193) 2016/06/18(Sat) 23時頃
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……輝にい、駄目、だぞ? 協力、しないと。 そういうの気にしてる状況じゃないから…な。
[動きが止まったタイミングで、狼の鼻面に掌をあて、上へ向かって撫でる。 >>6:+46 昨日、自分を諭したときの皆方の言葉をそのまま使って囁いた。]
(+119) 2016/06/18(Sat) 23時頃
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[竜は炎を撒き散らし、向かう道を狭める。>>@90 炎のない場所を通れば、翼が襲い来るのだろう。
それでも、そこを通らざるをえない。 炎の中を突っ切るわけにはいかないのだから。
巨大な大剣を持ちながら、必死に走る。 そして翼が襲い来る。 その翼が来る前に……剣を思いっきり、振り下ろした。]
(194) 2016/06/18(Sat) 23時頃
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見た!見たんだ!! ごーちゃんのえっち!!!
[顔を真っ赤にして聞くな、という彼に猛抗議する これなら下にスパッツとか履いておけば良かったとか今更の後悔をして 豹変する死神に呆然としてしまって、そのまま景山に抱き寄せられる]
ひゃっ!?えっ、な…何!?
[決して何で抱き寄せたのとかじゃなくて、相手の様子の事だ 彼の身体に衝撃が走って、それがどこにダメージを受けたかはわからないけれど、彼の腕の中で必死に大丈夫!?と呼びかけただろう]
(195) 2016/06/18(Sat) 23時頃
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[大剣は翼が襲い来る前に地面に刺さった。 その後の振るわれた翼で、大剣は大きく引き飛ばされる。 だが、そこに自分はいない。
――――上だ。
大剣は相当な質量。 それを振り下ろした瞬間に、跳躍すれば。 いつもよりは高く。 それこそ、翼を飛び越えるくらいできるだろう。]
(196) 2016/06/18(Sat) 23時頃
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絶 対 ヤ ダ ! !
[彼の断る、と言う言葉とハモるように強い否定を加えて 振り下ろされる鎌には引き寄せた自販機で防御しようとしたが、彼に突き飛ばされて、それも阻止されてしまう]
ごーちゃん!ごーちゃん!!!
[自分がまるで必要とされていないみたいな。また前に戻ったようなそんな疎外感を得てしまった しかし、それが自分が巻き込まれないようにするための配慮であった事に気がつくまでほんの数秒。コンクリートの波が死神を襲って]
(197) 2016/06/18(Sat) 23時頃
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ごーちゃん、危な――っ!!!
[振り下ろされる槌よりも、目線は転がる手榴弾の方へ 彼等の会話には突っ込むまい 隠れろ、という叫びを聞いてから。自分が隠れるまでの間の大きなラグは何よりも自分の身より大切な景山を心配しての事 だから、自分が身を隠すのに数秒遅れてしまった]
あ"ぅぅぅ………!!!
[転がるように物陰へ隠れるも、若干に出た左腕が爆風と熱風に焼かれる 痛い、熱い。まるで腕ごと千切れてしまいそうな痛みで顔を歪ませて 全てが終わった後は、何も無かったかのように変わった死神と、タワーへの道のり]
(198) 2016/06/18(Sat) 23時頃
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………ありがと、死神さん
[腕が痛い。重い。もう感覚だって麻痺しそうな勢いなのを抑えて 彼が見たら心配するだろうから必死に隠そうとするが、どうせバレてしまうだろう]
うん、行こっ…
[景山に招かれるままにタワーの方を目指して*]
(199) 2016/06/18(Sat) 23時頃
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……おおおおおおおおおおおおおっ!
[人間は力を入れる時、雄叫びを上げる。 それは実際無駄ではなく、体から力を絞り出すため。 大声を上げることは、合理的に能力を使うサインなのだ。
空中で、もう一度大剣を錬成する。 そのまま、落下の速度とともに。
斬るのではなく。 渾身の力と、質量と速度で、竜を押し潰した。]
(200) 2016/06/18(Sat) 23時頃
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[剣を叩き落とせば、すぐに竜から離れる。 相当な質量を叩き込んだが、まだ竜は声を上げる。 咆哮とともに炎を散らし、翼を振り回す。
だが、それが強者の悪あがきだということは。 知っていた。]
そろそろ倒れるだろう。 断末魔だ。
[そうでなければ。 もう、これ以上の一撃なんてない。 後は、逃げるだけだ。*]
(201) 2016/06/18(Sat) 23時頃
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― MORIスカイタワー前 ―
ん……
[大きく息を吸って、吐いて 自分の身体の心配をするように目を瞑る。節々が痛い。身体中、どこまでも激痛が走るようだ それから、もう一度息を吸い込んで]
うんっ、行こう 引導を渡しに行くんでしょ?
[最上階まで数分かからぬ道のりに、彼につられて行くように*]
(202) 2016/06/18(Sat) 23時頃
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―― ごーちゃんの能力って、どれくらい頑張れる? 距離と、重さと、大きさ
[それは深呼吸をしながら、目を瞑っての事 昨日行った展望台には物は“ほとんど無かった”から 自分に出来る事を探すために。まずは、彼の事をもっと良く知りたくて]
(-84) 2016/06/18(Sat) 23時頃
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/* 割と無理ある拾い方したし、書くよりも早く投下しなくてはいけない義務感に襲われてたから雑になってしまったし 折角良いバトルだったのに本当申し訳ない気持ちでいっぱいの土日
もう駄目だぁ………
(-85) 2016/06/18(Sat) 23時頃
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[衝動のまま波のように掲げた壁は、もうバディの道の邪魔することなく、痛々しい腕とは反対の手で、"課題"であった眼鏡を掴む。>>166
目で捉えた瞬間、あたしのほうも力が抜けて、 湧き上がった壁は徐々におちついていく。
それでも気持は焦って、ワタルさんの元へ駆けだしていって、倒れかけてしまうのならまたいつものように支えましょう。]
ワタルさん、ワタルさん!
[アレが"治療する>>@87"とは知らず全速力で。 ええ、あたしはこの通りピンピンしている。
正直、全然大丈夫そうじゃない>>188 傷を付けた相手がそれに触れようとしていて危険を感じないわけがない――のだけど。
彼の目は既に"やるべき事を終えた"目で、いつもの人を信じている目だった。]
(203) 2016/06/18(Sat) 23時頃
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……。
[――どうして、そんなに人を信じられるんだろう。 いえ、そういう人だからこそ。
あたしを信じてもらってるから、 言う事も少ないのだけれど。
もし、治療をするからという体で、また傷を抉られたらどうするんだろうとか。 人を疑心する気持が欠けているかのようにも思える。
長所とも短所とも言えるその性格を、 わかってあげて、出来るだけ"ワタルさんも"危険な目に会わせたくないって、おもうのに。]
(204) 2016/06/18(Sat) 23時頃
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