109 Es+Gossip/Amnesia
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[背負ったラルフの方をちらりと見やった]
この姿は私が殺した父親の姿だよ。
[そしてすぐ、前に向き直ると、小さく笑った]
なんでお前にこんなこと明かしたと思う。 お前が今日、死ぬからだ。
[向き直ったときに気づいた。 少し先に、フィリップが立って、こっちを見ている>>110 近づきながら、声をかけた]
フィリップ、今日はお前が牢屋入り、らしいな。
[おそらくラルフもさっきはそれを言いたかったのだろう。 串刺しになったラルフを見上げた]
(118) 2014/02/08(Sat) 01時頃
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>>+203 それが何か? 味なんて関係ねーし。
[裏技…がどこかで血液調達をした事は容易に想像がつき。 ずっと側にいたオスカーだろうかと見当をつける。
人工血液にまるで抵抗の無いヤニクはトレイルの言葉をまるで気にする事無く口をつけた]
(+204) 2014/02/08(Sat) 01時頃
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[男の目は、一度丸く開き… 数秒を経て、薄く開いた唇から息を溢す。
空気が読めないヤニク>>+204に対しての盛大な呆れ。 虎の子供のようなものだから仕方ないか、と自分を納得させた。
彼の方へ向かうオスカーを見て、>>+200 口の動きだけで、「すまないな」と意を伝えたが、 気づくほどの距離であったかどうか。]
(+205) 2014/02/08(Sat) 01時頃
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―現在―
え、ああ、うん。そうだね。
[血まみれのラルフを抱えながら、何でもないように話しかけてくるチャールズに驚きを隠せないまま、彼の質問ともいえないそれ>>118に応える。]
(119) 2014/02/08(Sat) 01時頃
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え…、メ…シ――?
[>>+202 返って来た意外な答えに驚きを隠せずに、数度瞬きを繰り返し。]
あ…うん、…わかった。
[テーブルとヤニクとドナルドと、それからトレイルや眠っているシュウルゥを、戸惑い気味に見比べて。 >>+205トレイルの口の動きに気が付けば苦笑を浮かべ、「気にしないで」――と、小さく首を左右に振った。]
(+206) 2014/02/08(Sat) 01時頃
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[トレイルの指摘通り、その人工血液は…かなりまずい類の味ではあった。 けれど、食事に文句を言った事の無いヤニクは表情を変える事なく飲みこむ。栄養が補給できればそれでよし、とばかりに。
テーブル近くに適当に腰を落ちつけるとトレイルに向かって話しかける]
トレイル、お前何がしたかったんだ?
(+207) 2014/02/08(Sat) 01時頃
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どうせ歌うなら葬送歌かなんかにしとけよ。
[耳に届くハーモニーにぼそりと呟きながら、骨付き肉に齧り付いていると、テーブルマナーを指摘された。>>+198]
あー?
[口元に付いていたソースを、ボロボロで血塗れの袖口で拭う。]
立ってても座ってても、味なんか変わらねーだろ。
[吐き捨てながらも、促されるままにベッドの上に腰掛け]
アンタも食うか。 悪くねー味だぞ。毒も入っちゃねー。
[食べかけの骨付き肉を、トレイルの口元へ差し出した。]
(+208) 2014/02/08(Sat) 01時頃
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[起き抜けの頭にが力を孕む言葉を拾う>>+195 無意識とはいえ数年振りに大泣きした所為で痛む頭を抱えたままにのそり、肘をついて上体を起こす。
歌声が酷く耳障りで、忌々しげに舌打ちをひとつ]
愚者、なァ… ならばキミが誰より真っ先に、これ以上ない程に呪われるんだろうな、トレイル。
……否、噂なんぞに頼らずとも、俺が呪ってやるよ。
彼奴を吸血種に堕とささなかった事を、後悔するといい。
[名を呼ぶが呼び掛けるでもなく、独りぼんやり零す独り言。 感情の乗らぬ静かな声音でつらつらと紡ぐ。 脅しではない、これは、ただの宣言だ]
(+209) 2014/02/08(Sat) 01時頃
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―泡沫の夢―
[ 『木苺がすきなんだろう?』
そう言って、見つけた樹を一番最初に彼へ教えた。 行ってはいけない、そう言われていた小高い丘は 僕らの、秘密の遊び場だった。
けれどね、本当は知っていたんだ。 もうすぐシスターが此処へ探しに来る事も、 シスターが、木苺よりも…もっと紅い果実が、好きだ、って事も
シスター、ぼく…、誰にもいわないよ だから、…がまん、しないで
辛そうに、我慢しきれなそうに、 シスターの唇が僕の手首へ滑り、牙を沈めた。
摘んだ木苺が、草の上へと零れ落ちる。 紅い雫も、それを追うように零れ落ちる]
(+210) 2014/02/08(Sat) 01時半頃
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全く、悪運が強いといえば強いな。
[アランのことを考えて笑った]
しかし、部隊長も、「反逆者」も一体どう決着をつける気なんだか。
[ラルフの血が上からだらだらと垂れてきて顔を濡らす。 目の辺りを拭った。広間の様子は知る由もない]
(120) 2014/02/08(Sat) 01時半頃
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[あの子にも、なにもいわなかった 怖がらせたくはなかった
嫌われたくはなかった から
ごめんね、ありがとう。 ……いたかったよね?
って言われた時うっかり、こう答えてしまったけれど きっとあの子は 覚えていない]
(+211) 2014/02/08(Sat) 01時半頃
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[愚者。 意味:通常の知性や理性を備えていないため、劣等な者として一般に排除の対象となる存在]
ふうん?そうなんですか……?
[ではこの閉鎖的な空間における愚者の基準とは。
>>+195彼の紡ぐ言葉に、いまいち分かってない顔をするも 歌えば早く出られるとだけ解釈して、拙い声が歌を紡ぐ]
てぃんくぅ てぃんくぅ…
[きらきらひかる、お空の星よ]
(+212) 2014/02/08(Sat) 01時半頃
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[ だいじょうぶ。 ぼくはいたいの、すきだから。]
(+213) 2014/02/08(Sat) 01時半頃
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―少し前―
[はっと我に返る。
眠っていたのか、それとも過去を思い出していただけなのか、 過去…だと思い込んだ妄想を馳せていたのか、 浅い眠りの所為で現実との境目は薄い。
その頃、既に牢内の清掃を終えたドールが 料理を運んでいた為、矢張り眠っていた時間も長かったのだろうと思う。床に置いていた腰を持ち上げ、ソファへと腰を下ろす。
少し先で、半身を溶かされたトレイルが、自ら拘束を解いていた。 呪で縛られていたのであろうが――自力でそれを解くだけの力が在るのか。
虚ろな思考のままに彼の動きを追い、やがて彼のひとつの行動に惹かれる。
鏡に、城の様子が映っていたからだ。
立ち上がり、少し離れた位置から 映し出される城内に残された者達の様子を、眺めていた*]
(+214) 2014/02/08(Sat) 01時半頃
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トレイル、何か食べたい物はある?
[できるなら、床に横たわったままの彼を抱き上げて、空いているソファへ移動しようかと提案して。 彼が望む飲食を手伝おうとする。]
(+215) 2014/02/08(Sat) 01時半頃
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スープを飲んで温まるといいよ。 キミも冷えていたみたいだしな
……火傷はしないように
[困惑の乗るオスカーの視線と目が合えば、>>+206 首を横に振る彼の笑みから気落ちに似たものを感じ取り、 気分を変えさせようと、食事を勧めることにした。]
何を……? 反逆に関してのことか?
[主語こそ自分に掛かっているが、抽象的な問いかけだ。>>+207 何を尋ねたいのかを確認する様に、卓に座すヤニクを見上げ]
(+216) 2014/02/08(Sat) 01時半頃
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[>>+206 オスカーが素直に食事を摂るなら よしよし…と軽く頷いて目の端で動きを捕える。 >>+208 行儀の悪い犬には特に注意を払わず
>>+209 黍炉の声に気付くとそちらに顔を向ける]
シュウ…。へーきか?
[短くなった髪を見やり、ここに運ばれた経緯を想像するとどこか心配を含んだ声音で言葉を掛けた]
(+217) 2014/02/08(Sat) 01時半頃
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[彼のあまりの自然体に、ドールを破壊する手がしばし止まったか。 尚も言葉を続けるチャールズをぽかんと見遣る。>>120]
ええと、誰の?悪運? チャールズの?
[アムネシア内の不協和音に痛む頭を抑えつつ聞く。 彼の不自然な自然さが分からない。]
(121) 2014/02/08(Sat) 01時半頃
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[>>194食事を摂るドナルドの姿が見えて、しばらくそれを見たあと。 そういえば食事を摂ってないと、思い出す。
食事を摂らなかったら、病気になるんじゃなかったっけ? うん、確かそうだ。
ぺたぺた、とテーブルに近付くと、しばらく視線をさまよわせてから肉のゼリーよせに手を伸ばして。
自分がフォークやスプーンを使う、ということはすっぽり失念して、放逐された野良猫が行儀の悪い生き物二匹目になる。
>>209トレイルだけじゃなく、ここに居るもの大半が見方を変えれば愚者だろうと。 記憶があるなら、嘲笑っただろうが、遺憾ながらいまの思考にははじっこにも浮かばなかった]
おはよ?
[だから、ただ笑う]
(+218) 2014/02/08(Sat) 01時半頃
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あ…、シュウルゥ!
[>>+209シュウルゥが起きたのを見つければ彼の元へと歩み寄ろうとする。 ヴェスパタインから聞いた、彼にもお礼をしなくてはと――。]
(+219) 2014/02/08(Sat) 01時半頃
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トレイル>>+216 …まぁ、聞いてもはぐらかされる気はしてっけど。
反逆者を名乗ってまでやりてー事、だ。
[>>+218 視界の隅でイアンが食事を摂るのにも軽く頷いていた。 エサが肥えるのは良い事だ…と言わんばかりに]
(+220) 2014/02/08(Sat) 01時半頃
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葬式を開くまでもない。 それは、敬意を受ける者だけが贈られる歌だ
[>>+208毛布を巻き直し、自らの身体を覆い隠す。 両手を交差させて毛布の位置をきちんと固定し、 外気に触れるのを拒めば、両手が代わりに不自由となる それでも、毛布の端と共に釦だけは握り締めたまま]
座って食べた方が、利口そうに見える。
[そうとだけ告げ、言い付け通りに寝台に座れば、 いい子だと小声で褒めてやり]
……ん。
[口元に向けられた骨付き肉。 常ならばナイフで切りやすくしてから食べるようなそれ。 噛み付き痕で解れた肉は、口にも入りやすそうで 薄い唇を割り、噛み付いて少し咀嚼する。]
(+221) 2014/02/08(Sat) 01時半頃
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……そう?これ脂っこい……。
[食事の趣味は、ちょっと合わない気がした やはり犬の味覚と人の味覚は…と心内で呟く。]
(-132) 2014/02/08(Sat) 01時半頃
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/*そろそろ誰が誰だか分からなくなってきたよ!! <墓下
(-133) 2014/02/08(Sat) 01時半頃
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私の、か そうだな、私も運が良かったな。
[ラルフに予想以上のダメージを与えることができた。僥倖だ。 そうだ、彼を早く焼かなければ]
すまんな。 ちょっと遊戯室へ用事があるんだ。 アムネシア、一体どんな所なんだろうな…
[ヤニクが一度あっさり帰ってきたので少し牢獄の意識が薄い。 ラルフを背負ったまま、遊戯室へ。 その通過点である大広間へと歩き出した]
(122) 2014/02/08(Sat) 01時半頃
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[其処に映るのは、反逆者と非反逆者の戦いではなかった。
自分の目玉と引き換えに、"狗"の躾を行うようなトレイルが、 只で捕まり懲罰を受ける筈も無い。
首謀は恐らくアランであろうと高を括ってはいたが 彼自身には、さしたる動きは見られぬまま。 ただ静かに、手繋ぎを要請しているようだった。
其処に見えるのは、アランの、フィリップの、サイラスの。 そして――ラルフとチャールズの、自分自身との戦い、なのか。
何を語るでもなくただ静かに、魔鏡とやらを盗み見する数時間。 チャールズの侍らすドールの集団を目にし、ぞくりと背筋が震えた。 ドールが恐ろしいのではない。 言霊の恐ろしさを、目の当たりにしたからで]
(+222) 2014/02/08(Sat) 01時半頃
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……おはよう、シュウルゥ。
[不機嫌な第一声に、眉根を寄せた。>>+209 最後に会った時の彼の雰囲気を思い出すが、 あの時以上に、空気を冷やすようなものだった。]
……大丈夫だよ 吸血種などにならずとも、彼は部隊長を殺す。 なにせ、同じ人間だからね
[宣言を聞き、それから言葉遊びのような口調で。]
呪術師に呪いをかけるなど、随分な挑戦状だな。 [それでも、全く感情の無い声は聞き覚えがなくて。 最後に交わした言葉にも、怒りであっても彼の意思を感じた。 ぞ、と背筋に流れる寒気に、毛布を確かめる手が少し震えた]
(+223) 2014/02/08(Sat) 01時半頃
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え、あ、そう、なの?
[憑かれたように言葉を紡ぐチャールズに、ドールを破壊する自分に何も言わない彼に、血まみれのラルフを嬉しそうに背負う彼に、恐怖だけがいや増していく。>>122]
え、あ、待って!
[呆然として一瞬見送ってしまったが、流石にこのまま放っておくのは危険だと頭が警鐘を鳴らす。遊戯室へと向かう彼の背を追った。]
(123) 2014/02/08(Sat) 01時半頃
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ありがとう……。 こんなに長い時間床に座るのは、初めてだけど
結構つらいものだな。
[オスカーに促され、彼の手を借りて持ち上げられ。 ソファではなく、傍にある寝台で良い、と告げた。>>+215 ドナルドに寄りかかる形で腰をシーツへ据えて。]
……蒲萄を、貰えるなら。
[テーブルの方は見ずに伝える。 彼が皿に蒲萄を取り運んでくれたのを目に留めて、 ありがとう、と礼を述べた。
蒲萄の置かれた皿は、寝台の上へ。 一粒取り、口蓋へ下ろせば味気の無い瑞々しさ。 数日前の宴の時よりも、更に水っぽく感じた。]
(+224) 2014/02/08(Sat) 01時半頃
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/*超ねもい
チャールズとの会話が終わったら落として寝よう。うむ。 皆更新まで起きているのかしら?
因みにラルフ投票は趣味です(キリッ
(-134) 2014/02/08(Sat) 02時頃
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