199 獣[せんせい]と少女 2
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[たくさん作ったジャムの試食が始まって……どす黒い緑のジャムの瓶はともかく、木の実ジャムは美味かった。 喰ったところで腹は壊さないが糧にもならないからと、その暗黒物質を匙で舐めながら]
……分かったことがあるならいいじゃねえか。 葉っぱはジャムよりポタージュだし、キャベツとレタスは違うものだって。
[失敗したことも大事だけれど、成功したことはもっと大事なんだぞ、と木の実のジャムを瓶に詰めて。 最初にまなびやで一緒にジャムを作った時よりも、手際が良くなっているのを嬉しく思う。傍にいなくても一人で出来るだろうが……それでも傍に立ってその手順を黙って見つめる。
大事なことが、シルクの中に書き込まれていく。それが嬉しいけれど、手を離れるのは寂しいから、なんだかんだと言い訳をしてはずっとそばにいる。]
(333) 2016/10/17(Mon) 22時半頃
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―聖誕祭―
[裾を握らせた小さな手に、 ぎゅっと力が籠められる。>>222
繋げない手の代わりになって、 くっつきたがりのエリが喜んでくれるなら。 上着が皺になろうと、構いやしないのだ。
何より、蠍自身が。 甘えるように裾を引かれ、一緒に歩くだけで。 こんなにも楽しい気持ちになるなんて、思ってもみなかった。
時折、振り返り、 蠍を見上げる、きらきらと輝く黒い瞳。
"楽しいかい?" なんて首を傾げれば、 少女は応えて、 にっこりと笑ってくれるのだろう]
(334) 2016/10/17(Mon) 22時半頃
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[エリに裾を引かれ、聖誕祭の街を行けば。
賑わいから、少し外れた場所に露店を構えた、 キャンドル売りの老婆の前で。少女は足を止める。>>223
地面に並べられたキャンドルたちに 小さな炎が、幻想的に揺らめいていた。 これがエリの見つけた "きれいなもの" だろうか]
(335) 2016/10/17(Mon) 22時半頃
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[そんなことを思っていると。
じっとキャンドルを見詰めていた少女が。 まだ火の点いていない、赤いひとつを指差して、 ねだるように、視線を向けて来る]
ああ、構わないよ。
お婆さんにお金を払って、 キャンドルを買ってごらん。
[これも勉強だ、とにっこり微笑んで。
エリが老婆に声をかけ、 皺だらけの手に硬貨を落とす、一部始終を。 ――果たして、上手に出来るだろうか、と。 蠍は口を出さずに見守る*]
(336) 2016/10/17(Mon) 23時頃
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[出来たこと、分かったことに二人して喜んで、たくさんハグをした。
「どんどん美味しくなってくれて、ありがとう。」 前の俺ならそう言ったと思う。 けど、そんなセリフはだんだん出なくなっていく。
俺のこの「ありがとう」は何に対する「ありがとう」なんだろう。]
(337) 2016/10/17(Mon) 23時頃
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[寝る前にシルクが毎晩日記を書いているのは知っている。 だって結局毎晩毎晩一緒に寝ているのだし。
流石にヒトの形で一緒に寝るのは照れくさくて、いつも獣の形で。 腹の辺りで守るようにぎゅっと丸くなって寝る。
いつも、先に寝たふりをしながら、薄目に日記をつける背中を見守った。 一緒に過ごした今日の色は何色なんだろう。 真っ赤な木の実のジャムの色か、初めて作った雪ウサギの白?ポタージュの緑?
そうやっていろんな色を織り上げていって……いつか来る終わりの日は何の色になるんだろう。その日までに、いくつの幸せがその日記に綴られるんだろう。
それを問うことなくそっと瞼を閉じて、小さなその身体がやがて俺の毛皮にそっと寄り添うのを待つ。]*
(338) 2016/10/17(Mon) 23時頃
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―それから―
[初めて、外の世界を体験して。 すっかり疲れてしまった、エリの願いを受け入れて。 街の宿屋で一晩を過ごすことになった。>>312
こじんまりとした部屋の 清潔なベッドのシーツの上に、 二人ごろりと寝転がって。
エリのたくさんの話を、蠍は聞いて。 蠍もエリに、たくさんの話をする。
今は、焔だとか呪いだとか、 難しいことは無しにして。 楽しいことだけを、 少女が眠りに落ちるまで、紡いでいく]
(339) 2016/10/17(Mon) 23時頃
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/* 時間軸大丈夫かな?ってあせりはある(他のペアも大差ないけれど) が、こう、進行気にしすぎてあわあわするのは村建てさんの意向ではないのではないかなーとふんわり思っている。 ので、待つのも、書くのも、自分のペースで出来るようになれたらいいなあ、とおもうのだ。 今回の村は自分のキャパが知れたよ…(反省ポーズ)
(-138) 2016/10/17(Mon) 23時半頃
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——回想: 払暁——
[これからに迷っていたところだったので、 ヴェスパタインからの思わぬ言葉に獣はいっときぽかんとして。]
契りも交わしてないのに、 もう、幸せであるものでしょうか?
[聞いてから、変な話をしたとおかしげに返すと喉に触れ。 声にすれば幸せか。契りを結べば幸せか。 証などただの結果に過ぎないと知っているのに。ひとり苦笑する。
伸ばした手を取るのが少女の本能だとしても、>>2:474 一時の特別に喜んでいるだけだとしても、 仮初めの幸福なら長くは続かないだろう。
もう半分を伸ばしてもらえたなら、その先は。]
(340) 2016/10/17(Mon) 23時半頃
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いえ、あの子と幸せを紡げたら素敵だろうと思います。 あなたは……?
[その先があるか問うて相手の様子を伺えば、 >>2:475 静かに瞳を伏せ、年月を経た巌のように口を噤んでいる。 当然のように選ぼうとした自身には、彼の獣の苦悩がわからない。
何を言えばいいのか。 「なにか」を言葉にしようとしてあやふやな輪郭を掴めず、 開いた口から言葉が出ない。
祈りを終えて去る際に、 振り返り振り返り、姿を確かめていたのには気づいていただろうか。 旅立ちの朝に留まり続けるように感じられて。]
(341) 2016/10/17(Mon) 23時半頃
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[後に一目、天から見下ろしたあの時に。 視界の端に約束の少女と寄り添うように見上げる銀の色が映る。>>3:104
ああ、あの子は。 はっと開かれる瞳と、弧を描く口元。 降らせた幸せの願いは既に一部叶っていたかと歓ぶ。
学び舎の中でも飛び抜けて聡い少女だ。 誰より純真に迷い悩む言霊の獣を援けてくれるだろう。
だから、獣は安心して先を行ける。*]
(342) 2016/10/17(Mon) 23時半頃
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[ >>319 生き物ではないのにおなかがすいて その”ごはん”はあの真っ黒な石炭だというんですから せかいは本当によくわからないものだらけです。
せんせいたちの魔法よりも、よっぽど不思議で おなかの音を笑われたのには ちょっぴりむっとして見せましたが ”せんせいの葡萄がいい匂いをしているせい”にして 食いしん坊を誤魔化しました。
美味しい葡萄選手権>>321は、両者譲らぬ接戦でしたが せんせいの 「目をつむって食べて、美味しい方に手を挙げる」 という戦法の提案に、わたしは「いいよ!」と ぜったいせんせいの葡萄がわかるつもりで挑戦しましたが
せんせいのひみつ>>321を知らぬわたしは あえなく何度めかの挑戦で じぶんの葡萄に 「こっち!」と言ってしまったのでした。]
(343) 2016/10/17(Mon) 23時半頃
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——水の都——
[無数の島から成るこの街は、網目のように水路を張り巡らせている。 浮かぶ無数の船、土地と土地を渡す橋。 区切られた土地を最大限利用しようと建物は水際まで張り出し、 建物そのものが水に浮いているような印象を受ける。
ししねこ様や他の皆に片付けを残していったことを>>328 今更のように思い出しながら、街の隅で翼を畳んだ。]
(344) 2016/10/17(Mon) 23時半頃
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「うみ」は、空で色がかわるの? おてんきの日と、雨の日で ものの色がかわるの????
[ せんせいの「うみ」の説明>>322に わたしはまたもガブリと食いつきます。
そんな不思議なものはがっこうに無かったし せんせいにも知らないことがあるの?!と びっくりしたっていうのも原因。
なんでも知ってると思っていたせんせいも わたしと同じ”しらないこと”があるんだって ほっぺたはみるみるうちに緩んでいって ]
(345) 2016/10/17(Mon) 23時半頃
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もう少し辛抱を。 この先にいいところがありますから。
[片手を顔の前に立てて詫び、背負うか手を引くかと少女に聞く。 裾野の街から飛び続けて街に着いたのは夜に近い。 夕暮れる街の全景は、降りる前に少女も見られただろうか。
人の姿で少女と二人、街の中を歩きはじめた。 規模の小さな生誕祭はここでも行われており、広場には露天が並ぶ。 途中、お腹を空かせていたかと思い出し。>>288]
食べたいもの、あります?
[少女に聞いていくつか物を買うつもり。]
(346) 2016/10/17(Mon) 23時半頃
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知らない って、たのしい。 さみしい”知らない”も、>>1:779 たのしい”しらない”も あるんだねえ。
[ 持ち上げた車窓、吹き込む風に前髪を揺らしながら その先にあるはずの海へ、目を細め。
青い、蒼い蒼穹へ>>322 わたしは大きく手を伸ばした。>>3:129
( 背後では、 突然の風にタマがちょっぴり慌てていましたが オーライ、オーライ。 )]
(347) 2016/10/17(Mon) 23時半頃
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― 海辺の街 ―
[ ちょっぴり黒い模様のついた翼の大きな白い鳥。 その鳴き声と共に汽車とはお別れです。バイバイ!
もう太陽は暮れはじめていて 茜色を擦ったように伸びた雲は 他のすべてはがっこうと違うのに、それだけ同じで いっそ全部違えば寂しくないのに と、 すこしだけ恨めしいきもち。
画材屋さんに立ち寄って貰ったわたしは>>323 あれも、これもと選びつつ ニコせんせに貰った本を、お店のひとに見せたら ものすごい顔で「譲ってくれ」と言われました。
……が ぜんりょくでおことわりしました。]
(348) 2016/10/17(Mon) 23時半頃
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[ でもそのかわり、また見せてあげる! と 再訪のお約束をして。
あれも、これも、と選んだ絵の具は なんだかとってもお安くしていただけたようです。
( そもそも、ものすごくお高いもののようでした ) ( ピッパはすこし”おかね”がしんぱいになりました )
特に青い絵の具は、他のいろよりとくべつ高くて わたしの鞄に入っている青い絵の具を思い出しては ニコせんせいに、ありがとうをたくさん言いました。]
せんせい! 夜になったら「うみ」が見えなくなっちゃうよ―!
[ 買い物をしていたのはわたしなのに、 お会計を急かしてごめんね。せんせい。]
(349) 2016/10/17(Mon) 23時半頃
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[ そこに在ったのは
「うみ」じゃなくて 宝石の絨毯でした ]
(350) 2016/10/17(Mon) 23時半頃
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― 夕暮れの海 ―
[ はやく、はやく!とせんせいの手を引いて 坂道を登ったわたしの足は ” それ ” が見えた途端に止まってしまって 暫く動くことができませんでした。
本に「うみ」は青いって書いてあったし わたしの知ってる「うみ」は青で描かれていた。
だからそこには当然青があるとおもっていて 夕焼けとブルーはきっと綺麗なんだろうなって ]
…………………これが、うみ?
――動いてる。
[ ――目の前にある景色は、一面に広がる茜色。]
(351) 2016/10/17(Mon) 23時半頃
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[お買い物のとき、あたしはやっぱりお金が数えられなくって。>>336 値札を見て、後ろで見守るせんせいを振り返って、もう一回せんせいを見て、 …せんせい教えて、って言うのが早いか、せんせいの口出しが早いか。
真相は闇の中でも良いけれど、せんせいは聞かれるまで待ってたんじゃないかな、って気がするの。 そしたら、気づいてくれてもいいのに、ってむくれたくなるけれど、これはきっとあたしのわがままなんだ。
でも、そんな時間もあたしはとっても楽しくて。 せんせいを独り占めできるじかんは、まだまだはじまったばっかりで。 楽しいよ!って答えた笑顔はとびっきりのほんものだった。>>334*]
(352) 2016/10/17(Mon) 23時半頃
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[ 暮れる太陽、揺れる水面。
一面に広がった茜色の空と、茜色の「うみ」には 白いひかりが常に揺れていて、際限が無い。
わたしは開きっぱなしになってしまった口を 思い出したように閉めて ごくりと、大きな音を立てて 喉を鳴らします。 ]
あおくない。 ……空があかいから?
[ 見上げたせんせいはどんな顔をしているでしょう。
けれど、せんせいの青い鱗も茜に染まっていて なんだか とても綺麗で 宝石みたいで
こみ上げるなにかが何だかわからないままに ぎゅう、とその大きな体に抱きつきました。*]
(353) 2016/10/17(Mon) 23時半頃
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/* ヴェネツィアーーーー!!!!
めるやセンセおしゃれやなーーーー SUKIやで………!
そしてわたしはどうしてこう まとめられないのか どうしてこう、喉が、あの もっと小出しにしたいとおもっているのに できないのはどうしてなの……(涙
(-139) 2016/10/17(Mon) 23時半頃
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/* ほんっっっっっと何度も言うけど エリのワードのチョイスは神がかり的だよね
真相は闇の中でもいいけれど
超気に入った。手帳にめもる。
(-140) 2016/10/17(Mon) 23時半頃
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/* 超私事ですけれどわたし2村連打で海がキーワードだわ
あっちは草臥れたおっさんHOMOで朝焼けの海でしたが 今は人外幼女で夕焼けの海です。
はーーーーーーーー尊いなーーーーー せんせいだいすきだよおおおおおーーーーー
(-141) 2016/10/17(Mon) 23時半頃
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うん……銀色がいい、なぁ
[ 理由は恥ずかしいから言わない、けど。>>315 金色は、ししねこさまみたいな色。 でも、ぼくは銀色がよかったんだ。
ヘクターせんせいはお店の人と何か話している。 糸を冷やすと縮まって、丈夫に?北のほうにも こんな織物がたくさんあるのかぁ…… 糸を冷やすと丈夫になるって、なんか、好き。] ………これ、ぼくに?
[ そう考えてるうちにヘクターせんせいが 渡してくれたのは、銀色の糸と黒いリボン。 お日様できらきらしてて、さらさら。 もしかして…って思っちゃって、嬉しくてぶるぶる してるけど、一応聞いてみる……一応。]
(354) 2016/10/17(Mon) 23時半頃
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/* 海の描写素敵すぎる……
(-142) 2016/10/17(Mon) 23時半頃
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逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2016/10/17(Mon) 23時半頃
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[ぴったりと身を寄せて眠る少女を起こさぬよう。 蠍はベッドに身を横たえたまま、 腕を伸ばしてキャンドルを消した。
カーテンの隙間から、 薄っすらと差し込む月明かりが。 寝息を立てる少女の頬を、柔らかく照らす]
君がもっと外の世界を見て、 私のことを知って、それでも、望んでくれるなら。
全てを二人で "はんぶんこ" するのも、 良いかもしれないね。
(355) 2016/10/17(Mon) 23時半頃
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[ 糸とリボンをぎゅーって握りしめて ありがとうってせんせいに伝えなきゃ! あ……でも。]
ねぇ、ヘクターせんせい。 お祭りじゃなくても……暑い場所でもアイスを 売ってもいいと思う?
[ お祭りの日にヘクターせんせいが言ってくれたことを思い出して、ぼくは両手くらいの氷を出す。>>289 糸とリボンを買ってもらってありがとう、のお金をかせぐために。それと…ちょっとアイスが食べたい。 ぼくは暑いの、少し苦手かもしれない。]*
(356) 2016/10/17(Mon) 23時半頃
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/* は。書いてたないようかぶった(てれてれ
(-143) 2016/10/17(Mon) 23時半頃
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