68 熱砂の絆
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[自室には扉などなく、入り口は目隠しの布が下がっているだけだから出ていこうと思えば容易だろう。
それに頓着せずフランシスカは横になって腕を伸ばした。]
(335) 2013/01/12(Sat) 12時頃
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おいで。
(-141) 2013/01/12(Sat) 12時頃
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[ホレーショーが立ち上がるのに、少し身体傾けて道を作る。 準備があると聞いてつい促すような話の流れになったが、 何が起こるかは知らない。目配せに瞬いて見送った。]
……籠。 ?
…… …―――!
[大きな身振りに注目して、僅か数秒の魔術。 突如響く鳩の羽音と舞い降る花弁とに、双眸を大きく瞠る。]
(336) 2013/01/12(Sat) 12時半頃
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[急に水を向けられ、暫し言葉に詰まったのには、 ホレーショーの口上に助けられた形となったか。>>262]
…… え、 … 鳩と花々であれば、民の庭に彩を添えるのみ。決してわが国の脅威とはなりません。
お気に召していただけたようで何よりです。陛下。
[酒も手伝ってか、国王の反応もなかなかのもの。 宴もたけなわ。めいめいが動き始めた場にあっても、十分に興を沿える演目となったようだ。]
(337) 2013/01/12(Sat) 12時半頃
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[ぱち、ぱちと遅れての拍手――喧しくならぬよう音のない拍手だが――を数度。]
…凄い な。
奇術師というのは、魔術や呪術とは違うもの? これで見習いの技だというなら、本職は何が出来るのだろう。
[男が帰るや否や、どういう仕組みなのかと籠を覗く。 事前に披露していた通り確かに空籠だと知れば、首を傾ける。 納得のゆかぬ顔をしていたが、背伸びをして頭の上に手を伸べ、まだ手負いの鳩を籠に収めた。]
(-142) 2013/01/12(Sat) 12時半頃
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…怒って? あの方は元々ああいうお顔なだけだ。
それに、冗談がお好きな方だからね。
[だから、何も問題は起きていないと首を振る。]
楽しんでくれたようだよ。 私も、……面白かった。
[足元に飛んできていた彩花のうち、 まだ形の崩れていないものをひとつ指先で掬って、水盆にそっと浮かべた。 初めてのように、深いショールの裏に微かな笑みの気配も宿る。]
(-143) 2013/01/12(Sat) 12時半頃
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/* あ、やべぇ読み違えたかも。フォローすまん。
(-144) 2013/01/12(Sat) 13時頃
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[宴席から連れ出されて、宮殿の冷えた廊下を行く。 砂漠の星空の下と比べてまだ暖かいのは、 石壁が熱をため込んでいるからだろうか。
それでも流れる空気は冷気を含み、 肌から熱を奪っていく。]
……。
[体を運ぶ両腕が降ろしてくれる気配はなく、 磨き上げた伽羅のごとき横顔を間近に見つめ、 肩に頬を寄せて温もりを求めた。]
(338) 2013/01/12(Sat) 13時半頃
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――― もう自分で歩ける、 …けど
[抗議する言葉は、宙に浮く。 髪に降る口付けに目を閉じ、白い喉を晒して息を吐いた。]
(-145) 2013/01/12(Sat) 13時半頃
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[他のものと行き会おうとも、降りたがるそぶりは見せず、 腕の中から薄紅を静かに向けていた。]
(339) 2013/01/12(Sat) 13時半頃
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─ フランシスカの居室 ─
ありがとう。
[部屋に戻り、ミルクティーを振る舞われれば、 両手に抱えて、しばし温もりを楽しんだ。
口に含めば濃厚な甘みが体を奥から温める。]
(340) 2013/01/12(Sat) 13時半頃
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[用意された寝床にも、寝間着代わりのパレオにも 文句は言わなかった。
ドレスを脱ぐのは着る時よりも簡単で、 パレオは体に巻いて縛るだけだ。 薄布一枚の頼りなさも、気にはならない。
横になった彼の隣に、膝をつく。 伸ばされた腕に指先で触れ、その隣に体を伸ばした。]
(341) 2013/01/12(Sat) 13時半頃
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シビルも出来るだけ感情を排して、非人間的なト書きを通してるけど、カリュはそれに輪をかけて無機質だな。 彼が泣いたり笑ったりするのが、想像できない。 主が熱くて人間らしいのと対照的だ。
やっぱり、秘話で変わって行くのかな。
(-146) 2013/01/12(Sat) 13時半頃
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/* 色んな事を迷っている。
(-147) 2013/01/12(Sat) 13時半頃
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ー 部屋 ー
[診察が出来る部屋に、と指定し、シゼについて歩く。 曲がり角の数を数えるのは途中で放棄した。戻りたければ、誰かに聞けばいいだろう]
まずはいくつか質問させて貰おう。
[胸ポケットに移していた手帳を開き、インク瓶を借りる。 咳はどんな頻度で出るか、その際発疹や赤班は出るか、高熱や手足のひび割れ、腹痛、ひきつりなどがないかと、症状を聞き取る]
魔女の指紋や、六日終末ではないようだな。
[どちらも悪質な伝染病だ。 それならば、即座に尻尾を巻いて逃げ帰るところだ。病気を治しに来て、病気で死にたくはない]
(342) 2013/01/12(Sat) 14時頃
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[次いで、自分の袖を軽く捲り]
触診をする。 座ったまま、上半身を全て脱げ。
[淡々と指示した]**
(343) 2013/01/12(Sat) 14時頃
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[シベットのように柔らかに、カリュクスが横たわる気配がする。 目を閉じたままその動きを感じていた。
指先が軽く触れる。 言葉のいらない挨拶。
宴の席を出てからしばらく腕の中にあったぬくもりを、今度は全身で知ろうとするように身体を重ねた。 幼い日に母や兄弟たちとしていたように、あるいは獣のように。]
(-148) 2013/01/12(Sat) 14時頃
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/* >>343
お、お医者さんプレイだー
(いや本職ですw)
(-149) 2013/01/12(Sat) 14時頃
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─ フランシスカの居室 (早朝) ─
[夢に遊ぶ夜は去りゆき、身体はいつもと同じく日の出前に目覚める。 花で染めた裾の長い衣装に着替え、櫛で髪を梳いた。 カリュクスが求めるなら同じようにしてやろうと思う。 彼の髪は艶めいてしなやかで、触れていると心地良い。
そうこうしていると食事係が朝食を届けに来た。 奉納という形で届くので、ジッドにいる間、フランシスカが調理をすることはあまりない。 素焼きの皿に並ぶのはドライフルーツと駱駝の乳のチーズ、粉にして水で練った穀物を焼いた種なしパン。サボテンを絞った飲み物。]
宴に招かれたのとは違う。残さず食べていい。
[そう説明したが、食べ物があまり手に入らなかった昔をしのばせて、もとより量は少ない。 この小さな皿で二人分だ。フランシスカはきっちり半分だけ口にした。]
(344) 2013/01/12(Sat) 14時半頃
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しばらく留守にして礼拝所に砂が溜まったかもしれない。 これからそれを掃除する。
手順は教えるから、一緒に。
[カリュクスが朝食を食べる様を見守りながら、今日の予定を伝えた。]
(345) 2013/01/12(Sat) 14時半頃
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─ 礼拝所 ─
[礼拝所へは階段を狭い登ってゆく。 じんわりと暑くなってくるのは、運動のせいばかりではなく、日が登って岩肌が温められてきたからだろう。 外の砂漠はもう酷暑のはずである。]
ここだ。
[階段をのぼりきったところに開けた礼拝所は壁をドレープの多い布で多い、天幕の内側を模している。 香炉はひとつ置いてあるが、神像のようなものはない。 奉納された品に混じって鳥の羽根や白骨なども壁際におかれていた。]
(346) 2013/01/12(Sat) 14時半頃
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ここはまだ人の領域。
奉納されたもので欲しいものがあったら持ち出しても構わんぞ。 もらえるわけではない、借りるのだ。
[簡単な説明をして、箒を渡し、吹き込んで溜まった砂を集めさせる。 ペラジーが文字を教えてくれた時のことを思い出して、根気よく付き合った。]
(347) 2013/01/12(Sat) 14時半頃
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[その日はそれだけだった。 続く何日かも、宮殿内を案内したり、身の回りの品を整えてやったりするだけで過ごす。 新顔たちが振る舞う様を、これまでの風習を変えた者を見、宮殿に流れる噂の類を聞いた。
そうして、しばらくたった朝、フランシスカは黒檀の眼差しを遠くへ向ける。]
(348) 2013/01/12(Sat) 14時半頃
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お呼びだ──
(-150) 2013/01/12(Sat) 14時半頃
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今日は、おまえに神域を見せよう。
[そう告げる声は緊張を含んで、やや硬質だった。]
(349) 2013/01/12(Sat) 14時半頃
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[早足で少女の後を追う兄の背を、無言で見送りながら。 その面には、感慨にも似た表情が浮かんでいた。
今まで特定の相手を寄せ付ける事がなかったあの兄にも、そのような相手が居るのか、と。 ふと、自らの身を思えば。 自然と、苦笑いが零れた。]
…………俺には、縁がない話だな。
[成人したての頃は、異性への興味も人並みには持ち合わせていた。 王弟という立場であれば、相手に困る事はなく。 むしろ、身持ちを固くせねば面倒な事になりかねないと気付き――…
やがて、異性への興味よりも、煩わしさが上回るようになる。]
(350) 2013/01/12(Sat) 15時頃
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[近づいてくるのは、自分の立場目当てな連中ばかり。 血をわけた親族の中でさえ、醜い権力争いが繰り広げられており。 幼い頃から尽くしてくれた乳母を亡くしてからは、誰にも心を開く事もなく。 唯一、心からの笑顔を見せるのは、馬房に棲まう青鹿毛の母子のみ。]
……くだらん。 適当に腹が膨れたら、戻るぞ。
[どことなく、寂しげな表情を浮かべ。 腕の中の少年に、声をかけた。**]
(351) 2013/01/12(Sat) 15時頃
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[羊毛に背をつけて間もなく、 温かな身体が被さってきた。
息を呑んだものの、はねつけるようなことはしない。 砂漠の夜は、人肌が一番暖かい。
肌を触れ合うぬくもりの中、 微睡みに心を泳がせる。]
(-151) 2013/01/12(Sat) 15時頃
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─ フランシスカの居室 (早朝) ─
[傍らのひとが身を起こす気配に目を覚まし、 入り込んできた夜明け前の冷気に体を震わす。
身支度を整える彼の側へ行き、 同じようにしてもらう。
どちらが召し使いなのだか、と一瞬思ったが、 そもそも召使いとして求められた訳ではないのだろう。]
(352) 2013/01/12(Sat) 15時頃
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[朝は粗食といっていいものだった。 味付けもシンプルで、昨夜の宴席料理よりは余程食べやすい。
分け与えられたものを口にして、サボテンの雫で喉を潤す。 言われたとおり綺麗に平らげ、 既に食べ終えていた彼を見遣った。
礼拝所の掃除をすると告げられて、黙って頷く。]
(353) 2013/01/12(Sat) 15時頃
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