29 Sixth Heaven
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…なんて、場所。
[息を吐き出して、言えた言葉がそれだけ。 義の門と信じた場所は、本当に地獄の門なのか。 自分の信仰を貫いた先に、本当に魂の幸福はあるのか。
けれど、それでも、今は信じるしかないのだ。 それが与えられた試練だと、まだ信じているのだから。
壁から背を起こし、ゆっくりと歩き出す。 その足は、遠回りにではあるが確かに待機室のほうへと向かっていた**]
(360) 2011/04/18(Mon) 01時頃
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マーガレットを見たでしょう あちらで起こることを覚えたまま、地上に戻って どの顔で妻に子供に会いに行くんですか?
ははは
[彼が呟くひとの名前は 乾いた笑いがかき消した]
(361) 2011/04/18(Mon) 01時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2011/04/18(Mon) 01時頃
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そう、だったんだ。 ……でも、我慢できない事があったから怒ったんだよね。 怒る時って、我慢できない時だもんね……。
[内容や経緯までは訊かなかったけれど。 怒るという行為に歯止めをかける事の難しさを、 少女は知っていたから]
……寂しく、なかった? 平気? 怒った後って、気持ちが落ち着かないから……。
[それはあくまで少女の場合、だが。 ゆるく首が傾ぐのには、同じようにこてんと首を傾げた]
(362) 2011/04/18(Mon) 01時頃
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[傍らに来たトニー>>346の頭を軽く撫でる]
心配してくれてありがとう、トニー。
……そう、ね――上の人たちにとってはいいこと、なのでしょうけれど。 あなた達にとっていいことなのか……
[素直に受け止めているトニーの問いかけに、いままでその恩恵を受けていたことは否定せず。
でも、感情をしらぬところでコントロールされる事が恩恵なのだろうかと、疑問を呟く声も頭の片隅にはあった。 不思議そうなトニーには、あいまいな笑みを向けることしか出来なくて]
私には――いいとも悪いとも、いえないわ……
[ごめんなさい、と力なく呟き。 トニーがそれにたいしてどう反応しても、優しく受け止めるつもり。 そして寝るために待機室を出て行くのを見送った]
(363) 2011/04/18(Mon) 01時頃
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……ん、うん。
[>>335好きなだけ、と言われ。皿を持ったまま、不思議そうに此方を見る視線を受ければ、此方も首を傾けた。 フィリップを探しに行くと言うマーゴ>>331は視線のみで見送って。 ペラジーへと戻した視線、>>355何やら興味を示したような様子に、 ラルフの方に視線を向ける>>328。]
僕も、もういい…です。ありがとう。けど。 ペラジーが飲む、かな?
[ひょこり、と近づき。グラスに一杯、酒を貰った。 …ウォッカだろうか? 未成年に酒を……と言う概念は、咀嚼すら面倒くさいと言う青年が何か口にするのなら寧ろ良いのではないだろうかと言う思考に押し流される。
ひょこり、と、またゆっくりと歩き、ペラジーの元へ戻ってきて。]
(364) 2011/04/18(Mon) 01時頃
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――……。
[空いたら、呼ばれる。>>355その言葉に、一瞬眉を顰めながら。 それでも近付いた際には、へにゃり、とした笑みを浮かべて。]
飲む?
[酒を貰ったグラスを差し出した。誰かに止められる事が無ければ、そのまま渡して。
「器となれるものは、とても少ない」 その言葉を心中にくりかえしながら、ちら、と視線をパピヨンに向けた。]
(365) 2011/04/18(Mon) 01時頃
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―廊下―
――…。
[神の言葉を記した書を、手に。 頭を下げるチャールズをスティーブンは見る。 すれ違う彼を眼で追うことは出来ないまま。]
ミスター・チャールズ…、 ――。
[乾いた笑い、 振り返る背にかける言葉見つからず、 スティーブンは唇を噛んだ。痛み。]
(366) 2011/04/18(Mon) 01時頃
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我慢できない事、かぁ……
[マーゴの言葉に発火点を思いながら 抱きしめていた手を上に滑らせ、長い髪を手で弄る。 弄りながら考え、次いだ言葉にも……考えて。]
……怒った後の、気持ちが落ち着かない、て言うのは よくわかんないもんが、胸の下から せりあがって、息が苦しくなる、あれかなぁ……?
[先程エレベータ−前で、感じた感覚。 溺れたくないのに、せりあがる。 首を傾げるマーゴに、思い出して髪に顔を埋めて。]
………寂しかったのかな、オレ…… 声が聞こえたら……走ってた
(367) 2011/04/18(Mon) 01時頃
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[毛布のかたまりとなったペラジー>>355が告げる言葉に、翠の瞳を悲しげに瞬かせる。 お酒ではなく、残っているジュースの瓶を手にして、寝転がったペラジーの近くに移動し]
器になれる人はすくない、ということなのね…… 誰でもなれるわけじゃないから――年齢関係なく選ばれる、ということかしら。
[ジュースはいるかしら?と訊ねながら、ゆっくりと言葉の意味を租借して呟いた]
――それに、器になれる人が少ない、のなら…… トニーたち器に選ばれた人たちには、ほぼ拒否権などない、と言うことになってしまうわね……
だとしたら、それは悲しいことね……
[それを当たり前のように受け止めているように見えるペラジーに零す言葉ではないけれど。 しらず、ため息とともにこぼれおちた]
(368) 2011/04/18(Mon) 01時頃
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さようなら、スティーブン。
[左様ならば。 別れの言葉に感じていた主への思いは今は薄く]
……
[大部屋へ向かいながら 眉間に皺を寄せた] →待機室―
(369) 2011/04/18(Mon) 01時半頃
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[差し出されたグラスを見て、青年を見て。 不思議そうに、ぱちり、ぱちりと。あおを数度瞬く。
毛布の塊は僅かにころりと転がって、再び起きあがると。 暫しの沈黙の後、受け取る形に、腕がゆるりと持ちあがった。]
…、の む。
[近くへやってきた女性の、ジュースはどうするのかという問いにも、こくん、と頷く辺り 確かに、食物よりは飲料の方が摂取し易い意識はあるらしい。 ――尤も、それに含まれるアルコールの存在を念頭に置いているかは、不明だが。]
……、…かなしい ことなの?
[零れ落ちた言葉に、意味が判らないと言いたげにかくんと首が傾いだ。 器になる事に疑問は無いのかと、 先に男から投げられた問い。 ――その時も、 やはり理解は 難しかった。]
(370) 2011/04/18(Mon) 01時半頃
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―廊下― [チャールズは待機部屋のほうへ向かう。
歪む表情、フィリップと相対した時は 己の年齢もあり、諭すように在ったろうが。 年近い者の前ではやや崩れもするか。
深く息を吐く。]
……。
[手にした聖書を見、眉を寄せた。 唇の端に血が再び滲み鉄錆の味がした。 スティーブンは暫しその場に留まっていたが、少し遅い歩みで医務室へと向かい絆創膏を一つ拝借することに、した。]
(371) 2011/04/18(Mon) 01時半頃
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/* 知らなかった。熱が出たときに 使うものだとばかり。肩こりはお大事にするんだ。
[なんでみるんだこっちみるな。] ぷにぷにが、たのしいきがする。
早く薬を塗るんだ。
聖書をもらった。重要アイテムっぽい。 怠惰と対話を持たねばなるまいと思う。
骨弱すぎだろう私がねずみに食われる(勘違いで)
(-96) 2011/04/18(Mon) 01時半頃
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[柔らかい巻き毛が少年の指先でふわふわと揺れる]
ん、何となく、解るよ。 その胸の下から込み上がってきたものが、 段々喉の方まで溢れてきて。 口を開いたら、また何か言ってしまいそうになって。 でも、誰に、何を言えば落ち着くのか解らなくて。 とても、とても苦しいの。
[それをフィリップが感じたらしいという事を知って、 少し背伸びしてそっと彼の髪を撫でた]
フィルが少しでも楽になったなら。 探しに来て、良かった。 ……もう、苦しくない? 大丈夫?
(372) 2011/04/18(Mon) 01時半頃
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―待機室― [向かった先には既にラルフが食事を運んできていてくれたようで、 彼に声をかけてワインと食事を貰う事に成功した。 毛布の塊の傍に居る女性は、確か管理者だったかと 視線と軽い礼のみを向けて 自らは彼らの輪から――否、 パピヨンから少し離れた場所へ腰を下ろす]
主の恵みに感謝を
[手が覚えてしまっている食事の前の祈り。 口をつくのは習慣故に。 >>370毛布の塊が声をあげるのには、視線を向けて 怠惰の器だったなと思い出す。 おそらくその身に大罪受け続ければああなるのだろう 己の場合は――――]
(373) 2011/04/18(Mon) 01時半頃
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[グラスは受け取られたものの>>370。 コリーンと、飲み物を差し出すのがかち合って、 彼女の方を見た後に、バツが悪そうに眼を伏せる。 悪い事をした、と言う気持ちがあった訳ではないのだけれど、何だか気まずい]
あ、ええと。あの、コリーン、さん。 まむ……パピヨンさんの事、少しお願いしていて良いですか? 少し、台所の方に行こうかと。 直ぐに戻りますので。
[話をしている最中であれば、少し気が引けたけれど。 特に世話など必要とはしないだろうが……眼の事と、 先程手を握り返されたのを思えば、一人で残すのは何だか躊躇われ。]
個室もあるようですし、ついでに場所を確認してこようかと思います。
[パピヨンにも、同じように告げて。 パスタの皿を手に持って、ひょこ、と部屋を出ようとすれば、 此方に向かってきたチャールズ>>369とは、すれ違う形になっただろうか。]
(374) 2011/04/18(Mon) 01時半頃
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/* 目元専用のひえぴたもあるのぜ。 あれは神だぜ。夏場は素晴らしい夜のお供。
[目を逸らしながら、手鏡を持ってきた。 反射角度で、じ。フェイント。] それはきっと全力で気のせいだからはやくすてなさい。
えっ 口内炎って塗り薬あるんですk しらんかった。
スティーブンは せいしょを てにいれた!重要アイテムっぽい。 対話ね!しなきゃならないなぁと思いながら まぁ、一日だけじゃなくてゆっくりでいんじゃないかなとも。 …なんせ俺らずっと地上(
カルシウムと鉄分も足りなかった。ねずみらめぇ
(-97) 2011/04/18(Mon) 01時半頃
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/*
ところでウォッカを一気飲みするフラグが立った。
(-98) 2011/04/18(Mon) 01時半頃
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チャールズは、ムパムピスとすれ違ったときには「入れ違いですね」と当たり障りない挨拶のみ。
2011/04/18(Mon) 01時半頃
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……もっと、降り積もるのか、アレ……
[せりあがるものに降り積もるはずれてる気もしたが マーゴの言葉に、少し、うわっと思いつつも ……と、言うことは]
……オレの場合、原因は自分にあるけど…… マーゴが、接続された後は…… そうじゃなく、それが”在る”んだよな……
[髪を撫でてくれる手に、思い至れば 改めてマーゴの器であることを少し実感して 胸が苦しくなり、ぎゅっと抱きしめて。 尋ねる言葉には、翠を細めて頷いた。]
ん……すっげー楽になった ありがとう、探してくれて……オレは、もう大丈夫………戻ろう…か?
[そう、口に出しながら腕の力を弱めて やはり、左手を彼女に差し出す]
(375) 2011/04/18(Mon) 01時半頃
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…………、…。
[…彼の受け持った大罪と、現状。 それを思えば、何と声をかけて良いかわからなくて。
入れ違いですね、と挨拶をされたのには、小さくはい、と返事をして。一度哀しそうに視線をやった後、視線を伏せた。
結局名を呼ぶ事すらできずに、部屋を出て行く事となる。]
→待機室の外へ
(376) 2011/04/18(Mon) 01時半頃
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[同じタイミングでムパムピスがグラスを差し出していたことには軽く瞬き。 けれど年齢的に飲酒を咎めるような年ではないと知っているから、それについては口を出すことはない。 ペラジー>>370がウォッカのグラスを受け取ったのを見て、ジュースは近くのテーブルの上にあったコップに注いでおいた。
零れ落ちた言葉を繰り返すペラジーに、悲しげに微笑む]
私には、そう思えるわ…… ペラジーにはそう思えなくても。
[一つ上には見えぬ仕草に、手を伸ばして頭を撫でようとした]
(377) 2011/04/18(Mon) 01時半頃
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[話の合間、ムパムピス>>374からのお願いに小さく瞬き。 相手の気まずさには気づかなくてゆるく首をかしげる]
院長先生のことを?
ああ――そう、ですね。 私も院長先生にはお世話になっていますし、お任せくださいな。
[安心させるような笑みを浮かべて願いを受け入れる。 待機室からでていくムパムピスを見送って。 入れ違いで帰ってきたチャールズ>>369に会釈を返した]
(378) 2011/04/18(Mon) 01時半頃
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/* うじうじするキャラって 自分がいらつくの ね…! ぐぬぬ…。
(-99) 2011/04/18(Mon) 01時半頃
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/*
…ウォッカか… 回収しに行く。
(-100) 2011/04/18(Mon) 01時半頃
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ムパムピスは、笑みを浮かべるコリーンに、ぺこりと一つお辞儀をした。
2011/04/18(Mon) 01時半頃
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ありが と。
[青年から差し出されたグラスを両手で受け取って、そのまま口を付ける直前。 違和感――というか、香り、に、ぱちりと。瞬く。 中の透明な液体へと視線を送って、青年を見て、再びグラスへ。]
…、みず?
[だと、思ったが。違うのだろうか。 ――かくんかくん、と首を傾げながら悩む内に、台所へ向かうと告げる背中を見送って。 近くのコップに注がれるジュースをあおは見つめながら 暫しの後、揺れていた頭は突然ぴたりと、止まる。]
まぁ、何でもいっか…。
[そう、結論が付いたらしい。煽ろうとしたグラスは幸か不幸か再び止まった。 向けられている視線>>373に気付いたのか、ぱちりと、瞬いて。 …飲みたいのかと、思ったらしい。男と、グラスの間を視線が行き来した。]
(379) 2011/04/18(Mon) 02時頃
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―医務室―
[やはりとがったものは置かれていない 医務室の中に薬箱を発見して、 絆創膏を口の端に貼った。 その間も、難しげに眉は寄せたまま。 聖書は小脇に抱えている。]
薄氷の上に立つようなものだ、これは。 幾万の人が、それを知らない。 無知ゆえに享受できる、幸福は……
[呟き。
壊す。壊すといっていたのはラルフだったか。 それは世界を壊すと、半ば同義。 このシステムが作られたのは戦争が故だった。 「最大幸福のための最小犠牲」なのか。
そうは思えど、納得は出来ない。拒絶が先立つ。]
(380) 2011/04/18(Mon) 02時頃
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――…、…なんで?
[伸ばされる手に、理解しているのか否か。毛布の塊が逃れる事は無い。…何が、哀しい事なのだろう。 ゆるりと首を傾ぐも、役目を拒む理由も悲しむ訳も、何も思い浮かぶ気配は無い。 …考えている内に、思考が緩やかに止まっている事も、事態の後押しをしていたが。
7年前、この役目を請け負う事になった理由は、勿論。 役目を投げだすだけの理由は、気付かぬ内、既に何処かに落としてきていた。]
(381) 2011/04/18(Mon) 02時頃
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―待機室― [視線を逸らすムパムピスの姿は 男の心にひとつ、また墨を落とした 闇が広がっている]
――…
[音を立てずに食事をすすめる。 黙っていれば、周囲の会話が耳に入る。 >>379コップを持ったまま固まった相手の視線が彷徨うのを 何事かと興味深そうに眺め]
……?
[ワインの入ったグラスを彼の視線の中で飲み干してみせ 首を傾ぐジェスチャー。 呑まないのか、という声かけぬ問い]
(382) 2011/04/18(Mon) 02時頃
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→廊下、待機室へ― [時計を確認する。 ペラジーはやはり、あそこに居るのだろう。]
……。戻らねば。
[行動を口に出すのは背を押すためだ。 聖書は片手で抱えるように持っていた故、 途中ムパムピスに会うことがあっても 表紙は見えにくかったであろう。>>376]
(383) 2011/04/18(Mon) 02時頃
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あの気持ちが大きくなったら。 もし、あの気持ちが刃物だったら。 胸が張り裂けて、周りにいる人を誰彼構わずずたずたにしてしまいそう。 そのくらい……抑えがきかなくなる。
自分が原因なら、怒る理由も解るけど。 解らないから……何にでも、八つ当たりしてしまうの。
[強く抱き締められて、その肩に顔を埋めて目を伏せた]
楽になった……? 良かった。 もしまた苦しくなったら、私が一緒にいてあげるね。 フィルの悪い気持ち、受け止めてあげたいから。 “うつわ”じゃない時も、フィルの“うつわ”になれたら 私、すごく嬉しいから。
[差し出された左手を取って、微笑んだ]
(384) 2011/04/18(Mon) 02時頃
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