162 冷たい校舎村3-1
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―回想・中学一年― [親の離婚から七年。 親父は会社へ生活費を稼ぎに行き、自分は家の事を出来るだけこなしてきた。 嫌だとは思わなかった。弟妹が居ないのも幸いだった。 放課後は帰る時間は少し早かったが友人と遊べたし、洗濯とか掃除も嫌いではない。 料理は、最初の頃は色々とやらかした。けれど最近はそれなりに旨いものを作れている。
多分、世間一般から見れば父子家庭は大変なんだろうけれど、自分は幸せだった。 同時に、親父にも幸せになってほしいなという思いはあって。照れ臭いから言ったことはないけれど!
だから親父から、ある女の人と最近仲がいいと聞いた時も、そりゃ寂しさはあったけれど。それよりも、祝福しようという思いのほうが強かった。]
(302) 2015/06/21(Sun) 22時半頃
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[その女性と初めて会ったのは、一年生の冬。 親父と同い年かと思ったら、親父と比べて随分と若くって。 犯罪でもしたのか、と思わず言ったらデコをチョップされた。超痛い。
しばらく呻いていると、差し出された手が目に入る。 大丈夫? と、甘さの薄い、けれど穏やかな声が降ってきた。
今まで女性は苦手だった。 金切り声、甘い匂いをまとわせているのが、自分にとっての女性像だったから。
差し出された手を取る。そして立ち上がった。背丈は、自分のほうが大きいかもしれない。 少し顎を引いて、女性と目を合わせる。ふわり、と鼻腔をくすぐったのは、柑橘のような爽やかな香り。
大丈夫、です。 乾いた喉から、少しかすれた声が出た。 なんだ、緊張してんのか。そうからかう親父の腰に平手を入れる。言うなよ、カッコ悪いだろ。]
(303) 2015/06/21(Sun) 22時半頃
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[腰を擦る親父と、むくれたようにそっぽを向く自分。クスクスと笑う女性。 三人だけかと思っていた。その時までは。
ピコ、とどこかで聞いたような音が鳴る。
出処は女性。いや、その奥だ。 女性が着ている落ち着いた色のツーピースが、小さな手に握られて不自然な皺を作っている。 思わず、女性の背中を覗きこむ様に身体を傾かせる。 そこには、まだ小さい――小学生ですらなさそうな――子供が三人。 何度も瞬きをしてみるが、三人は消えない。現実だ。 ついと、視線を下げる。 真ん中の子が履いている、自分も幼いころに履いたサンダルを見て、さっきのピコピコ音はこれだったのかと納得した。*]
(304) 2015/06/21(Sun) 22時半頃
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[ 黒板の前に立って、チョークを手に取る。 たどり着くまでに、先に書かれていたもの。 窓が開かない、割れないとか。 連絡通路も開かないとか。 昇降口も開かない、とか。
やだなあ、って、それだけ思いながら、 やっぱり思考を、少しだけずらす。 あの時から、もう癖みたいなものになってしまった。
逸れて、視界の端、サンドイッチを見て、 それが帆北の持ってきたものと知れば、 ありがとうと言って、一息。強引に、思考を戻す。
チョークの滑る音が、小さく響いた。 ]
(305) 2015/06/21(Sun) 22時半頃
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…?うん。お大事にね。
[二度目のお礼を不思議に思いながら、 わたしも彼に向かって笑いかけた。 文化祭の雰囲気から離れたこの場所に居ると、 やっぱりいつもの日常ではないかと錯覚しそうになる。 普段と変わらないように見える、彼の笑顔も。
自分でも気付いていないけれど、彼の怪我を手当したのは、 きっと責任感とかそういうものだった。 勿論彼が心配だった、という気持ちもあるのだけれど。
彼がわたしの向こう側に誰かを見ていた>>295ように、 わたしもまた、彼の向こう側に他のひとを見ていた。]
(306) 2015/06/21(Sun) 22時半頃
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『三階、非常階段は開かない。窓は開いた。 でも、』
[ でも―――でも、なに? 迷う。チョークを持った手に力がこもって、 黒板に強く擦れた先、欠片が落ちた。 う、って、何かが逆流しそうになる。 誰も見ないでほしいな。 今のわたしはきっと、少し、顔が青ざめてる。
どこからも出られないって、それに向き合うのが怖い。 自分の言葉が、決定打になってしまいそうなのが、怖い。 でも――でも、言って良い、よね。そうだよね? だって、そんな怖がってる人、多分、いない――よね?
ぱきん、チョークがまた、砕けて落ちる。 ]
(307) 2015/06/21(Sun) 22時半頃
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―回想:家族―
[料理も、裁縫も、誰かのお世話も好きだった。 それがわたしの役割だったから。 計算はあまり得意にはなれなかった。 それはわたしの役割じゃなかったから。
自立できるようになる前に母に置いて逝かれ、 ふたりきりになってしまった。 わたしが高校生に、兄が大学生になる前のこと。
母は親族とはあまり仲が良くなかったらしく、 頼れる大人も居なかった。 突然放り出されてしまった子供ふたりは、 お互いだけが頼りだった。]
(308) 2015/06/21(Sun) 22時半頃
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/* 情報小出しにしていくの楽しいんだけど、 自己満になってないかっていうのと、 何を投下したのかわかんないっていう2大弊害
(-161) 2015/06/21(Sun) 22時半頃
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『たぶん、出られないと思う。』
[ 迷った末の、ぼやかし。誤魔化し。 書き終えて、また、罪悪感の様なものがこみ上げた。 どういうことだよって言われたら、 どうしたらいいんだろう。 みたいに責められたら、どうしたらいいの。
不安が消えてくれなくて、離れてくれなくて。 そのせいだろうか。 綺麗だねって言われていた字は、少し、崩れていた* ]
(309) 2015/06/21(Sun) 23時頃
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[なんでもない日常の生活は、慣れないうちは大変だった。 兄はバイトも大学生活も初めてだったし、 わたしは母が受け持っていた家事の多さに翻弄されていた。
母の死を悲しむ暇もないくらいに忙しくて、 それでも、ふたりだけの日常は幸せだった。
兄がお金を工面して、わたしが家で家事をする。 わたしは兄が、兄もわたしが居ないと成り立たない。 お互いがいないと生きていけない。 ――そう、思っていた。*]
(310) 2015/06/21(Sun) 23時頃
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―現在:保健室―
わたし学校にお泊りしたことないから、楽しそうだなあ。 それに、夜の文化祭なんて中々見られないから、 ちょっと不思議な気分になりそうだね。
[弾んだ声>>296に、直前までの思考はかき消される。 お昼ご飯の話をしたから、お腹がすいてきた気がした。]
じゃあ、行こうか。
[勢いよく立ちあがった彼に続いて、保健室の扉をくぐる。 相変わらず、非日常は視界いっぱいに広がっていた。*]
(311) 2015/06/21(Sun) 23時頃
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/* なんだか兄妹の設定、鹿島(1.5村)と似てるんだよね まるで差別化できていない
そういや落ち考えてるときに以前の村の記憶思い出してたら、鹿島悩み解決してたっけと今更になって(真顔) あのひとマネキンに包丁ぶっさして返り討ちにあった記憶しかないんだけど……
(-162) 2015/06/21(Sun) 23時頃
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逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2015/06/21(Sun) 23時頃
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― 消失した回想・中学時代の野球部 ―
[野球をやっていれば、翔一郎兄貴の話はたびたび巻き起こる。 あの日だってそうだ。クラブメイトの七尾がそれに食らいついてきた。>>128>>129]
おう、いいぞ! 俺にまかせろ!
[サインを貰ってくることをせがまれるのは、初めてではない。 預かったノートや色紙を、たまに家に帰ってくる兄貴に見せて、それを伝えれば。 兄貴は機嫌よく笑って応じてくれるのだ。
サラサラと記されていく、お洒落に崩れた『帆北』の文字。 それを見るたびに誇らしい気持ちになったものだ。
翔一郎兄貴は、みんなのヒーロー。 誰もが知ってる、この世の主人公。
野球が全てだった中学生の俺は、兄貴の真似をして笑う。]
(312) 2015/06/21(Sun) 23時頃
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兄貴は兄貴だぜ。俺はまだまだだ。 体力も全然かなわねーし……。 とりあえずさ、今度の地区大会は軽く優勝したいし、頼むぜ七尾。
[七尾の感心したような視線に、ちょっとくすぐったくなりながらも。 兄貴と同じ血が流れている俺としては、誇らしい気持ちと一緒に、負けじと活躍してみせるという気力が沸く。
このチームは大好きだ。 たった1人が活躍してもどうしようもないのが野球。 だから、各々の得意なことを知り、支え合って、高みを目指す。
七尾がクラブメイトだと知った時は、俺も他の男子部員と同じく目を丸くしたもので。 でも、少しの驚きはあれど、髪を短くしてバットを振る彼女の姿を、すぐに仲間として認めた。 ――俺たちと、何が違うのだろうと。そう思ったから。
たしかに彼女は、俺の知る“女子”の姿とは違う。 けれどむしろ、だからこそ、野球という繋がりが全てを受け入れる。 他の細かいことなんてどうでもよかった。
主人公は、仲間を決して拒絶しない。そうだろう?*]
(313) 2015/06/21(Sun) 23時頃
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/* あと1時間や。
とりあえず今やることは他の人の補助でいいんだが、 せめて相馬をどうにか離脱させたいところ。
(-163) 2015/06/21(Sun) 23時頃
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[もたもた。よたよた。 ペットボトルを取り落した…に袋を探してくれた神楽に>>274ありがとうと笑顔で答えて、袋を受け取ろうとした。 しかし神楽はあっという間に…の手からボトルを取りあげると、手際良く袋に詰め込み、小さい袋をこちらに渡してくる。 手に渡された袋と、神楽の手に持たれている重たい袋を、交互に見比べて、慌てて近寄る。>>275]
だめだよ!私も持つよ! あ、ちょっと、神楽くんてば……!
[問答無用で持たれた袋の数々を追っかけるけれど、知らぬ存ぜぬという顔ですたすたと歩く神楽は譲ってくれなそうだ。離された小指が少し冷たくなっていて寂しいのもあり、教室に着くまで、…はずっと神楽の袋を奪おうと奮闘していた。*]
(314) 2015/06/21(Sun) 23時頃
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[あぁ、あの感覚だ。
例えば、甘やかされる女子への嫉妬を聞いた時のような。 例えば、自分の気に食わない奴がでしゃばってることへの不満を聞いた時のような。 例えば、出来損ないの息子への苛立ちを、扉越しに聞いた時のような。
自分に向けられたものでなくとも、毒は毒でしかない。 分け与えられたそれが、体中に染み込んで煮詰まっていくような、奇妙な感覚。]
/* どっかで使いたい。φ(゚▽゚*)メモメモ
(-164) 2015/06/21(Sun) 23時頃
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/* あっなんか書いた人は意図してないのかもしれないし、そうだとすると大変申し訳ないんだけど、>>313のえぐみめっちゃすきだ それと同じで、書いてる人は意図してなさそうなんだけど、実は中身がめちゃくちゃひなこちゃん怖い
(-165) 2015/06/21(Sun) 23時頃
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/* 夜の8時50分までもっていける気がしません
(-166) 2015/06/21(Sun) 23時頃
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──保健室→教室へ──
ただーいまー。
[間延びした声で言いながら、芽耶と共に教室へ入る。 真っ先に目に入ったのは、机に置かれた食べ物>>263と、黒板に散らばる文字たち。
『窓、どこも開かない、割れない』>>263 『体育館への連絡通路 開かず』>>286 『昇降口 あきませんでした ごめんね! ナナオ』>>300 『三階、非常階段は開かない。窓は開いた。でも、たぶん、出られないと思う。』>>307>>309]
わー、すごい。 駅の伝言板みたい。
[確かにこうやって書いておけば便利だなぁ、と。その内容よりも、書置きを残すことの便利さに感心する。 ついでに、なんとなく黒板に近づいて考えてみる。 窓が割れなかったことは、健五郎が既に書いてくれていたし、後は。]
(315) 2015/06/21(Sun) 23時頃
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……。
[書くことが、特に何もなかった。 伝言板に仲間入り出来なかったことに少しばかり肩を落としながら、今度は飲食物の山の方へ。]
あ、このサンドイッチ、文化祭ん時、食べてない。 もらうね、あんがとー。
[書置きを目にして、喜んでサンドイッチを摘まむ。 ついでに、近くの机に広がっていたお菓子にも手を伸ばす。>>300 文化祭の時も何だかんだやることは多かったから、あまり他のクラスの企画を満喫出来なかった者もいるだろう。 こうやって、あの時出来なかったことも味わい直せるんだから、いいじゃんね、なんて。 黒板の文字の意味を把握したって、思考は未だ、危機感のないものだった*]
(316) 2015/06/21(Sun) 23時半頃
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―教室―
[保健室から、秋野くんと共に教室へ戻る。 教室に入った途端に気付くのは美味しそうな匂い>>299。 少し遅れてから、黒板に書かれている情報に気付く。 そのどれもが学校から出られそうにないことを示していた。
やっぱり学校でお泊りかな、なんて考えて教室を見回すと、 瞳を伏せている委員長の彼>>301の姿が目に留まった。]
……寺田くん?
[寝ていたら起こしてしまうのは申し訳ないと、 囁くように小さく声を掛ける。 思わず声を掛けてしまったけれど、 特になにか用があった訳ではなかった。
ただ、うまく言葉にはできないけれど、 彼の様子が普段と違う気がして*]
(317) 2015/06/21(Sun) 23時半頃
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/* プロで、『ひなこちゃんと沈む〜』と書いたのだけど。 女の子強いね…………徹がずんずこ沈んでいくのに、ひなこちゃんその度に引き上げてくれて、ヒーローだよ…………
徹はほっとくと、底突き抜けて沈む。
(-167) 2015/06/21(Sun) 23時半頃
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/* 普段と変わってないひとなんて秋野くんぐらいでしょって思わざるを得ない
(-168) 2015/06/21(Sun) 23時半頃
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/* これまでの秋野 ・文化祭ひゃっほう! ・手首痛くてテンションが下がる ・お泊り会!と思ってテンションが上がる ・伝言板に書くことなくてテンション下がる ・サンドイッチ食べられてテンション上がる
………。
(-169) 2015/06/21(Sun) 23時半頃
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逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2015/06/21(Sun) 23時半頃
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―現在・教室― [名を呼ぶ声>>317に、ふっと意識が急浮上する。 ゆっくりと開けていく視界が写したのは、藤堂だった。]
藤堂。どうした? どっか、行ってみた?
[いつものような声音で、少し首を傾ける。 机の上に無造作に放っていた鞄を下げ、机の横にかけた。
自分だけ座っているのもなんだか悪い気がして、自分の前の席の椅子を引く。 座るように勧めてみたが、どうだろうか。]
(318) 2015/06/21(Sun) 23時半頃
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/* 神楽と万里以外、教室に揃っちゃったか。
毎度、多角になりがちだよなー むー うまい回避方法を編み出したい
(-170) 2015/06/21(Sun) 23時半頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2015/06/21(Sun) 23時半頃
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[ 崩れた文字をぼんやり、見ていて。 どれくらい経っただろう。人の声がした>>315。 チョークを置いて、すごい、と言った、 似た雰囲気のクラスメイトを見上げる。 ]
伝言板…かー。
[ 話を合わせようにも、なんとも微妙な返しだった。 そのせいで、ふ、と言葉は消えて、 視線だけ、彼>>316の背を追う。 ]
(319) 2015/06/21(Sun) 23時半頃
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[ ああ、サンドイッチ。食べた方が良いのかな。 食べなきゃ、多分駄目だよね。って。
そうやって、校舎から出られないことから、 そっと目を逸らして、置かれている場所へ向かう。
サンドイッチをつまんで、口に入れる前に。 もう一度、手に取っている秋野を見上げて、 ]
…あきのくん、かわってないね。
[ 少しだけ羨ましさを混ぜて、呟いた。 ]
(320) 2015/06/21(Sun) 23時半頃
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/* >>318 寺田くんがジェントルマンだ
(-171) 2015/06/21(Sun) 23時半頃
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