219 The wonderful world -7days of SAIGAWARA
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[それでも見付けた背に安堵するのは、少なからず動ける身体ではあると云う様相が目の前にあるからだが。>>179
(空元気、やら、気力、やら。 身体に嘘を付いている事は考えないで。)
相手の事を考えているのか、その形を以って己の我を通さんとしているのか、境の曖昧なところなのだ。 そうして見付けた姿は涼しい顔をして、何か塵でも付いているかと問うから頭を振った。 足元の、混凝土の吸い込んだ緋色には気付かないまでも、一歩分、埋まった間のせいか、気が付いた。 鉄華の臭いが、す、抜けていくのに。]
一応、場所に目処は付けた、が、 そんなに重い怪我をしたまま行くのか、
…君が思っているより疵は酷いようだが。
[涼しい顔をしていた訳が欺く為とは気付いていないままに、追い越して先を行こうとする背に、そんな声を投げかけた。>>180 疑問の形らしきものを成しているが、そのままで行かせる気はなかったりする。]*
(184) 2017/06/20(Tue) 19時頃
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座敷守 亀吉は、メモを貼った。
2017/06/20(Tue) 19時頃
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(もしくは…)
[自分たちが今回初の事例であったとしても これからさらに増えるのかもしれない。 今、こうしている間にも、増えているのかもしれない。
どちらにしても、その中に見知った顔がなければいいと思うのに変わりはなかった。]
うん。そうだね
[リツさんやナナオさん…大丈夫かな。 >>+57彼女に手を引かれる中思い出したのは、かつて協力した少年たちの顔。*]
(+62) 2017/06/20(Tue) 19時半頃
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子守り パティは、メモを貼った。
2017/06/20(Tue) 19時半頃
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─ 5th day/九想屋近辺路地裏 ─
[地から聳え立つ氷槍が、ブーマーを貫いて>>@105 しかし命の雫は滴り落ちる事なくその姿は消える。 まるで虚無や影を相手に命の勝負をしているよう。 拳を握りしめながら、しかし痛む身体は 震えてしまうのを隠すことができないままに 死神を睨みつける。 大層、自分には勝手な言い分に聞こえるが 耳に痛い部分でもあった。 しかし今はそれに構っていられるほど悠長でもなく]
ウルセェよ。 俺がそんな残念なやつで悪かったな……?!
(185) 2017/06/20(Tue) 19時半頃
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[は、と目を見開いたのは。 ひゅう、ぴゅう、と辺りを風が舞い始めたからでなく すぱりと、彼の周りを舞っていた蝶が 2つに分かたれて死にゆく様。 くらりとまた酸欠で頭が揺れて痛む。 体も彼方此方軋んで、言うことを利かず。 ひゅ、と喉が風の音を奏でたのもつかの間]
い゛………っ!!!!!
[小さな空気の弾丸が、左脚に打ち込まれる。 その痛みに、せっかく立とうとしていた身体は崩れ 再び地に伏した。 じくりと痛みが広がっていき、痛みは熱となり、 痛みがズクズクと熱になると言うのに 流れる血はどんどん体温を奪っていく。 地に倒れ伏したまま、パツパツに腫れ上がった指先を ぐぐ………っと悔しげに握りしめたが]
(186) 2017/06/20(Tue) 19時半頃
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……俺が勝つかも、だろ? 負けたって、そうだなあ。 たとえ逃げ切りでも、生き延びるかも>>@102
(187) 2017/06/20(Tue) 19時半頃
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[例えばこの瞬間に誰かがミッションをスピード解決! 殺される前に明日になればほら逃げ切り、だろ? そう言いたげにニヤリと口の端を上げて見せたが 脂汗滲むその顔では迫力に欠けたか。 折れた骨が肺腑にでも刺さったか、 ゲホリと無せれば紅が口元を染める。 それでもなんとか相手に顔だけを向けてみせた。 それに何を持ってW普通でないWかだなんて。 自分にとってと、誰かにとってですら違うのに。 不特定多数に普通とされたもの、 社会に受け入れ易いもの、 そんな基準でしか考えられないと言われれば そうだったのかもしれない。
けれど、 母親に呪縛のようにW私には貴方しかいないW そう繰り返されて、立派な息子になれと言われて。 自分は違うのだと思い知った時の絶望と言ったら!]
(188) 2017/06/20(Tue) 19時半頃
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[でも、それでも、母親じゃなかった]
………っ、仕方ねえじゃん。
[自分のエントリー料は、自分自身]
俺の中の大切なモノ 持ってかれちまったんだから……。 俺を形作るその、ほぼ全て。 今の俺は上っ面の俺でしかない。
俺が演じる、 きっと社会一般に通じるW普通の男の子W
……ちょっと俺の理想込み?
[それだって確かに自分の一部だけど ごっそり持っていかれた、自分のパンドラの箱は]
(189) 2017/06/20(Tue) 19時半頃
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……そんな空っぽがらんどうの俺だから ただ消えたくない俺よりも 生きたいって思える希望を持つ豊原の ちゃんと生き返って元気にしてる姿 見たいな、とか。そんなことも思うけど。
[自分の為?>>@104 そう、自分の為だよこれが]
生き返って元の俺に戻るより あいつがいきて幸せになれる方が 嬉しいって思えたんだよ
[嗚呼、だけど。 その感情に名前をどう付けたらかなんて、知らない。 ……でも。恋愛では、なくて]
(190) 2017/06/20(Tue) 19時半頃
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『ごめん、ニッキー、ごめん』
嗚呼でも、あいつの本当の姿ってのも 見て見たいかもな。 きっと、いいオトコ、なんだろ。 きっと俺が惚れるくらい?
[悲しげに脳内で語りかけるのと同時に こちらの顔は不敵に笑って見せる。 嗚呼。息が苦しい。 ビシャリとまた血を吐いて、それでも。 肘を地面につけて、なんとか上半身を反らそうと]*
(191) 2017/06/20(Tue) 19時半頃
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子守り パティは、メモを貼った。
2017/06/20(Tue) 20時頃
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―5th Day:中央エリア/カタミ薬局前―
[同僚とのスピーカー越しの会話は、 そんなに長い時間ではなかったと思う。 それを切ったのち、僕は深く息を吐いた。
ポケットから取り出したのは、先程もらったカメラ。 ここ数日の思い出が詰まったそれを眺めていると、 自然と口角が上がる。
けれども。
「“私”のこと、忘れないでね。」>>+60 そう言った彼女の真意はやっぱり分からない。
でも、ねぇ。 敢えて消滅を選ぶことが出来るとしたら。 そんな問いかけをする意味なんて、一つしか考えられないわけで。]
(@107) 2017/06/20(Tue) 20時半頃
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[目を閉じて、深呼吸を一つ。 そうして、死神は持っていたカメラを、無造作に放り投げた。 先程のカエルと同じように、 それが向かう先は、黒いサメの腹の中。
ほら、これで、彼女にとってのサイガワラは、 彼女の頭の中にしかないだろう?
自己満足だというのは分かり切っている。 それでも、先程までとは違う、 いつも通りの穏やかな笑みを浮かべて、 死神は雑踏を歩きだした。**]
(@108) 2017/06/20(Tue) 20時半頃
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そっか ほな、試してみます? 逃げ切れるか、どうか。>>187
(@109) 2017/06/20(Tue) 20時半頃
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[そうして、笑うだけの元気があれば>>188 不可能なことでもないのでしょう? 生に縋りつく人というのも そら、面白いものですから。]
前の自分は、お嫌い?
[一歩、足を踏み出して。]
ま、ええわ。
[二歩、三歩、]
(@110) 2017/06/20(Tue) 20時半頃
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ほな その、惚れてまうくらいええオトコ見るためにも 残り時間、 がんばって 生き延びてください。
[上っ面と言いますが、>>189 その言葉も>>190 嘘ではないと。そう、思いたいものですから。]
そしたら、このゲームの終わりまで 援助、したりましょ。
[少しずつ、酸素を奪っていきながら 表の通りに、黒い蛙がいるのを見ながら。
手の中に、バッジを二つ。 生への一本道を、作って見せましょう。]
(@111) 2017/06/20(Tue) 20時半頃
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/*
縁くんほんとーーーすてき>>@198 いいなあ、そういうの・・すごい死神っぽい
(-86) 2017/06/20(Tue) 20時半頃
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『 ……そうかい。 』
[隠せている筈なのに、 見透かされている。>>181
逡巡した思考にも似て、 うちに孕んだ矛盾めいた現状を知りもしないからこそ >>182(既に歩み出されていた足なんか知らないで、) 詰まった音を逆撫でるような問いを送った。 少しでもその足が止まればいい、と思った。]
( 正解なんて無いような意地悪を放り投げても 歯切れの悪さが歯止めになる証明なんざ、 ─── …… 何処にもねえのにな。 )
(192) 2017/06/20(Tue) 20時半頃
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( 卑怯者は。 卑怯だと思わない。 そも、卑怯なのは、己の問いのほう。 )
『 別に、そんなんじゃねえよ。 唯、──生き延びても、 ”生き返れなかった”人間は。 ……どうなんのかなァ、って具合に ちょいと考え込んじまったもんで。 』
[>>183 青年が意識していないのだろう、 素直に呑み込まれた言葉から帰ってきた応えは 時に、悟っているのでは無いかと思うほどに 硝子片の断片めいて鋭く、突き刺さる。]
(193) 2017/06/20(Tue) 20時半頃
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(──輝久なら、紛う事なく気づいているんだろう。 >>182いっそ咎めるなり、或いは知った上で。 別の節介を焼いたかもしれない。
けれど、”僕の全く知りやしない”彼の青年は、 それを気づいて言ってんのか、分かんねえから。 つい、と、はぐらかしちまうのさ。)
(194) 2017/06/20(Tue) 20時半頃
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[臆、誤魔化すのは。 未熟な嘘で騙すのは、己の体だって同じ。 本来は蹲っちまうほどの怪我でさえ、
(未だ、…こんくらいなら、動けるだろう。)
思い込みで騙して。 思い込んでは、騙って。]
( 間違いなく最善どころか、 帰してやろうと思っているはずの かれの足を引っ張るのだとしても。 )
[───触れれば手折れそうな白椿にも似た、 (友と違って、その腕の力さえも分からない、) 彩が摘み取られずに、自分であった事を歓ぶだけ。]
(195) 2017/06/20(Tue) 20時半頃
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[相手の為、と偽って。 我を、我儘を通す事を諦められない自分に、 (”互い様”である事でさえも見つけられやしない儘。) 早早と先んじて仕舞えばわからんだろう、と、 浅はかさでひとたり、すれ違う。]
(>>184鉄の香が、移る。)
[振られた白銀に ”じゃあ、何で──、” と 言わんばかりだった玻璃が────凍った。]
……… ───── 。
(196) 2017/06/20(Tue) 20時半頃
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[ 目の前の青年が 一体、何を抱いて、何を失ってここに来たのやら。 災厄の女でもありませんから、 持ちもしない箱の中まで、覗くことはできませんで。
きっと、この僕が 青年の生前を知ったならば>>188 今でも、生前の僕でも、笑ってしまうことでしょうが。
ええ、だって 誰かの描く理想の中に、納まるような そんな、“良い子”ではありませんから、ね。 ]
(@112) 2017/06/20(Tue) 20時半頃
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(是が、例に因って”友人”であれば。 観念したように手のひとつ、上げられたんだろう。 けれども”見知らぬ者”に弱みを見せたくなかった、 道化の如き芝居の───止め時を知らなかった。)
ははっ、怪我ってのは。何の事だ。 僕は大丈夫だから、─── ……。
[疑問と謂う名の通せんぼ。 それを無視して、無理矢理通って仕舞おうとした 天罰のように、怪我の所為で縺れた足が 何も無いはずの地表に、引っ掛かった。 その弾みで、傷口が叫びを上げた。]
──── ッ、
(197) 2017/06/20(Tue) 20時半頃
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/* 今更ながら美術部じゃなくて 写真部にでもして撮影してるときに ニッキーに惚れてしまった縁故でも しときゃよかった←本番ぶっつけすぎタイプ
(-87) 2017/06/20(Tue) 20時半頃
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せや 今回、ちと例外があるみたいでね。
自分は、どっちなんやろうね。
[例外か、否か。 世間話のような、穏やかな声。]*
(@113) 2017/06/20(Tue) 20時半頃
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/* 遅い
(うまり)
(-88) 2017/06/20(Tue) 20時半頃
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[その儘、普段なら食い縛れた筈の足が、 重力に逆らえず、儘、力に従って倒れる。 無意識に脇腹を庇うように伸ばした腕が帯に触れ、 ───仄かに擦れて覗いた布地の色は。
……藤色では無く、緋だ。] ( ……慌てて立ち上がろうとして、 一瞬遅れて気づいて、気まずげな顔をする。 ──そも、隠し通せるようなもんでは無いのだ。 )
……駄目か。
[ぽつ、と、俯いた儘でぼやいた。 のろ、と混凝土に手をついて、側のガードレールに 着く手を移してから、痛む怪我の重さに反した軽さで へら、と笑って、─── ]
(198) 2017/06/20(Tue) 20時半頃
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/* Q.当初の予定より性格歪んでない? A.思った以上に人殺しへの抵抗がなかった
Q.これただのIDほるむあるあるキャラやない? A.せやな
Q.ケヴィンチップの方がマシな性格してたんちゃう? A.せやな!!!!
(-89) 2017/06/20(Tue) 21時頃
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(───見えた傷口に、そッ、と蓋をする。) [擦れた帯の位置を怪我を隠すよう、──戻した。]
嗚呼。 ……問題ねえから、行こう。
(血が流れるたび、 夢幻とは違った朧に眩む頭でそれでも尚、 急かすように、然う、と促した。)
[他者の怪我を死んだらと終わり、とでも謂う癖に。 己の怪我では立ち止まらない此の足と云うのは、 無理矢理座らせられるか留められない限り (或いは終わらない限り、)
───困った事に、 制止を聞こうともしないもので。]*
(199) 2017/06/20(Tue) 21時頃
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/* でもケヴィンだろうがティソだろうが誰だろうがパターン入ってたんちゃう? PLもっと頑張ろう?
せやな
(-90) 2017/06/20(Tue) 21時頃
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─ 5th day/九想屋近辺路地裏 ─
……OK、いいぜ。 貰えるチャンスがあんなら、使う。
[ス、とその笑みが消えたのは相手の真意を 推し量ろうとする為だ。 しかし、人のそれすら推し量ることのできぬ若輩者に 何がわかると言えただろう。 しかし問いかけには、首を横に振ろうか]
……嫌いなわけ。でも、そうだな。 生き返れるとしたら、もう、 誰の目もきにすることなく……げ、ほっ、 本当の自分、曝け出して、 ケホッ、………胸張って、生きて、みたい
(200) 2017/06/20(Tue) 21時半頃
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