人狼議事


233 冷たい校舎村5

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【人】 記者 イアン


 …… へえ、そうか
 俺は、お前らが思っているよりも
 皆んなの事が好きだったと思うよ

[ 言葉にする事に何の躊躇いもない。
 しかし今更な事である。

 虫の居所が悪ければ八つ当たりもするし、
 便利だから働いてもらおうとも思う。
 人形になれば仕方がないと切り替えられても

 それでも好いてはいたのだろうし、
 そうは見えないのも承知で言っている。

 つまりこれは意味のない言葉であったな。]
 

(278) 2018/02/20(Tue) 23時頃

【人】 記者 イアン


[ 茶化すように、そうして対になる言葉を投げ、
 ケラケラと笑ってやった頃合いである。

 永谷は、やけに流暢に言葉を紡いで、
 …… 何がしたかったのだろうな

 ははは と次の瞬間、安楽一記は笑っていた。
 愉快で堪らないと言うように、声を上げて笑う。]

 そうか、ああそうか
 本当にお前、つまらぬ事ばかり言う
 お前の為に生きる訳じゃないと
 確かほんのすこし前にも言っただろう

[ カラカラカラと乾いた笑い声はよく響く。
 ああ可笑しい 安楽一記は肩を揺らして、]
 

(279) 2018/02/20(Tue) 23時頃

【墓】 薔薇∴十字 ススム

 高槻が、帰ってきたいと思えたなら
 帰って来るんじゃないか。

[>>+23問いには、肩をすくめる。
彼女は、自分から命を絶とうとした。
夢のような理想の世界から、
非情な現実に戻りたいと思う人間はそういるまい。

けれども、生きる意味を見つけたなら、或いは。

何にせよ、早々に退場した役者に出来ることは多くない。
せいぜい、祈ることくらいだ。
彼女が、後悔を残さない選択が出来ますように、と。]

(+60) 2018/02/20(Tue) 23時頃

【墓】 薔薇∴十字 ススム

[手に持っていたペットボトルを、ゴミ箱に向けて放り投げる。
それは綺麗な弧を描いて、箱の中に収まった。

ナイスピッチ。
少し上がった口元を、咳で誤魔化した。

“十朱進”は、運動を好まない。*]

(+61) 2018/02/20(Tue) 23時頃

【人】 記者 イアン


 本当に、お前は気味の悪い人間だなァ!

 ── ご心配なく
 嘘一つもなく生き抜いてみせるさ
 どうぞご勝手に、安心なり何なりしておけ

[ 息も切れるくらいに笑った後に、
 安楽一記はそれはそれは、愉快そうに笑った。

 笑い死にこそしなかったが、
 安楽一記がもう少し行儀の悪い男であったら、
 笑い過ぎて壁や何かを叩いた拍子に
 亀森の腕や足はポキンと折れていたろうから
 安楽一記の育ちが良いことに感謝してほしい。*]
 

(280) 2018/02/20(Tue) 23時頃

【人】 記者 イアン


  死というものをどう捉えるかという話じゃないかな
 

(281) 2018/02/20(Tue) 23時頃

【人】 記者 イアン


  つまり── 世界というものは
  自分の死後も続いていくのか という話である
 

(282) 2018/02/20(Tue) 23時頃

【人】 記者 イアン


  …… 俺にとっては、自分の死が全ての終わり
  安楽一記が死んだ時点で世界線はぷつんと途切れ
  そこから先にはもうなんにもない

  わかるかな、俺の死後
  誰に幻滅されようが、馬鹿げた正体がバレようが

  俺自身に認識できない以上、
  そんな未来は存在しないのと同じこと

  俺が死ぬってのはつまり、世界が滅ぶのと同じこと *
 

(283) 2018/02/20(Tue) 23時頃

【独】 截拳道 カイル

/*
俺も海琉も安楽くんが分かっていないから
つまり分かんないんだけど、どうにか見つけてあげてほしい気持ちは俺にあれど、
日向ちゃんみたいにこう、ね、読み取れないんだよなあ〜!
そこが奥の深い所?なのかもしれないけど、やっぱ俺じゃわっかんねえ!って俺とか海琉が。

(-91) 2018/02/20(Tue) 23時頃

【独】 受付 アイリス

/*
お見送りの赤をかいてて、表情筋がすごいってつい打ってしまった。
表情筋がすごい。

(-92) 2018/02/20(Tue) 23時頃

【人】 記者 イアン

 ── 一階廊下>>270 ──

 そういう訳にもいかないさ

 この世界の持ち主は
 一度は死ぬと決めたんだろう

 生きるか死ぬかの決断が
 そう簡単に覆されるものか

[ …… それまでがあって、
 導き出された結論である筈だから。

 一緒に帰ればと言う言葉も
 その仕草や表情>>270も随分幼く見えた。

 安楽一記は理解ある者ぶって肩を竦めた。]
 

(284) 2018/02/20(Tue) 23時半頃

【人】 記者 イアン


[ ── 冗談、と言った筈であった。

 切り取られた音>>271に、
 こちらが瞬きをする番であった。
 移ろいゆく目の色>>272
 何を捉えているのかも分からず、]

 ── さあ、どうだろうな

[ 誤魔化そうという訳でもなく、
 安楽一記はそう返したのだ。どうだろう。]

 別に悪事を働いてきた訳じゃあないし
 人より苦労なく生きてきたけれど── そうだな、

[ 別に、答えなくたってよかったのだろう。
 安楽一記は少し考えて、静かに口を開いてしまった。]
 

(285) 2018/02/20(Tue) 23時半頃

【墓】 トレーサー キルロイ

[>>+59あの世界で見聞きしたことの認識を進と確かめ合う。
オレはそれを肯定するように無言で頷き返した。

>>+60投げた問いに返ってきたのは、
オレと全く同じ見解で、それ以上でもそれ以下でもない。]

……だよな。

[生きるも死ぬも高槻次第。
そして、そこに何かを言う権利もなければ、そのつもりもない。
心の底から死にたい人間は死なせてやりたい。
しかしそうじゃないのなら、オレにやれることぐらいはやりたい。
なんてことは、考えたりもするのだが。

ここではもう、見守るのみ。]

(+62) 2018/02/20(Tue) 23時半頃

【墓】 トレーサー キルロイ

[>>+61進が飲み終わったペットボトルを放れば、
それは綺麗にゴミ箱へと一発命中。]

お、やるじゃん。
演劇部だけあって、魅せるな。

[なんて軽口を叩く。演劇部と運動神経の相関には詳しくない。
誤摩化した表情には気付かなかった。*]

(+63) 2018/02/20(Tue) 23時半頃

【人】 記者 イアン


 ── 物語の最後は種明かし と
 そう云うふうに、相場は決まっているだろう

[ やはり、この冷たい校舎は
 人の気でも狂わせてしまうらしい。

 安楽一記は、矢張り静かに言った。
 報いと書いてどちらと読むかも識らぬまま。]
 

(286) 2018/02/20(Tue) 23時半頃

【人】 記者 イアン


[ 識らぬまま、口をきいて
 自分よりも随分小さい女の両眼を
 じいっと見つめていたのだ。

 都合が悪い と言ったから、
 …… 余計に、続く言葉>>274
 安楽一記には理解が及ばぬ。

 覗き込むその眼は、何を隠す素振りもなく、
 ただ控えめに笑みを含んでいるものだから

 …… 妙に口の中が乾く。]

 …… 手なんて、

[ と言った。どうしようもないじゃないか。]
 

(287) 2018/02/20(Tue) 23時半頃

【墓】 座敷守 亀吉

 
 ── 自動販売機前 ──

[ ぽんぽんされたところに座る。

 夜の病院は人も少なくって
 比例するように物音も少ない。
 話す声が、良く響くのだから、
 僕は校舎に居た時のことを思い出した。 ]


  そう、だね
  僕もね、そんな気がするんだ


[ 彼女があの場所から帰りたいと、思ったら。>>+58
 そうしたら、一命を取り留める。

 あんまりにも非現実的な話に
 少しだけ赤くなって、微笑んだ。 ]

(+64) 2018/02/20(Tue) 23時半頃

【墓】 座敷守 亀吉

 

  でも、ね


[ 病院へ来るとき、ずっと考えてたことを
 僕は檀に、話すことにした。 ]


  もし助かったとして、それは良いことなのかなって

  一度傷ついた身体は戻らないし
  後遺症だって、残るかもしれない
  何言われるかだって、分かんないんだよ

  助かったとこで、自殺しかけたってことは
  自殺を図るまでに追い詰められたことは
  何一つ、変わりはしないんだから

 

(+65) 2018/02/20(Tue) 23時半頃

【墓】 座敷守 亀吉

 
[ 人生は選択の連続だ。
 人は、何時だって最善の策を選ぶ。

 誰かが失敗した時に、
 もっと練習すれば上達できたのに。
 もっと考えれば最良を選べたのに。
 と、言う人がいるかもしれない。

 確かにそれは事実だけど、
 でも人はいつだって自分に一番良い道を選ぶ。

 練習しなかったのは、遊びたかったから。
 考えなかったのは、面倒だったから。
 それが一番、自分にとって、楽だったから。 ]
 

(+66) 2018/02/20(Tue) 23時半頃

【墓】 座敷守 亀吉

 

  高槻にとって、彼女の人生にとって
  「自殺」が望みだったっていうなら
  無理に助けちゃ、いけないと、思う


[ 缶の飲み口に視線を落として、話す。

 これは一体、優しいのか、非情なのか。
 どっちかは、自分でも分からない。

 記憶の中の彼女は笑っていて、
 思い詰めているようには、見えなかった。
 どうして、死のうと思ったんだろう。
 悩みがあったのなら──、と。 考える。* ]
 

(+67) 2018/02/20(Tue) 23時半頃

【人】 記者 イアン


 お前の秘密だなんて、
 気の持ちようでどうにかなる筈もないのに

[ 愉快だとは言えなくて、
 悔しいとも思わなかった。

 責めるわけでもないけれど、
 何かと問われれば、知りたかったのだと思う。

 だから、安楽一記は探るような眼をして
 ── 級友に向けるべきでない色で言った。]
 

(288) 2018/02/20(Tue) 23時半頃

【人】 記者 イアン


 ── お前、何をしたんだ?

[ …… どうやら、
 名探偵らしい台詞を吐くことは叶わない。*]
 

(289) 2018/02/20(Tue) 23時半頃

記者 イアンは、メモを貼った。

2018/02/20(Tue) 23時半頃


【独】 花売り メアリー

/*
前村はさら〜っとしか読んでないけど
どれも、こんな哲学だったのかなぁ。凄い

(-93) 2018/02/20(Tue) 23時半頃

【人】 記者 イアン


[ ── その晩、
 吹田と有川の行方は知れたのだろうか。

 どちらにせよ、安楽一記は
 人を愛したこともないらしいから、
 一先ず眠いから眠ろう と、
 自分の欲求を優先したはずだ。

 そういう男だ。
 一応、協調性は持っていたので
 今日も埃っぽい床で眠ることにする。

 その時漸く、その部屋に眠るのも
 自分ともう一人しか居ないのだと気付いた。]
 

(290) 2018/02/20(Tue) 23時半頃

【人】 記者 イアン


[ …… だから何と云う訳でもない。

 安楽一記は狭苦しい寝袋に潜り込んで、
 どうにかして質の良い睡眠を得ようと
 四苦八苦する内に、眠りに落ちていた。

 今度こそ、眠りは深かった。
 疲れでもしていたのだろうか。何故だろう。
 すとんと眠りに落ちて、それから── 、]
 

(291) 2018/02/20(Tue) 23時半頃

受付 アイリスは、メモを貼った。

2018/02/20(Tue) 23時半頃


【人】 記者 イアン

 ── 12月某日 朝 ──

[ アラームの1時間半前に目覚める。
 ……この世界じゃあ知る由もない。

 うつ伏せで目が覚める奇妙な癖は、
 他人と並んで眠る環境では現れず。

 上等とは言えない寝床からは当然、
 他人の、他所のにおいばかりして
 朝目覚めた時から顔を顰めている。]
 

(292) 2018/02/20(Tue) 23時半頃

【人】 記者 イアン


[ AM6時。貧相な寝床を整えてから、
 必要のないアラームをオフにする。

 此処では意味など持たない7時半。
 安楽一記はまだ変えられずにいる。

 安楽一記は安楽一記であったから、
 喩え99%間違いがないとしても
 残りのたった1%のためとしても、
 間違いのない備えが必要があった。

 今日も今日とて安楽一記足るため。
 それを、備えでなく習慣と呼んだ。]
 

(293) 2018/02/20(Tue) 23時半頃

【人】 記者 イアン


[ 顔を洗い服装を整える必要がある。
 清潔さのない環境であるからして
 せめて、熱いシャワーを浴びたい。

 だから教室の近くの手洗いでなく
 シャワー室まで向かうことにする。

 一歩は大きくとも静かな足取りで
 安楽一記は廊下を行き階段を上る。

 …… 階段の途中に、鏡があった。

 まるで学校の怪談じゃないか と、
 誰かと笑い前を通った記憶がある。]
 

(294) 2018/02/20(Tue) 23時半頃

【人】 記者 イアン


[ …… 何故そうしたかは分からず。
 安楽一記は自分のことも分からず。

 ただその時、ふと吸い寄せられた。
 金色の飾り縁のある、古びた大鏡。
 そこにうつるのは紛れもない自分。

 …… 安楽一記でしか、ないもの。]
 

(295) 2018/02/20(Tue) 23時半頃

【人】 記者 イアン


[ ただ表情…… 笑顔の削げた顔が

 出来の悪い弟と、面白いくらいに
 よく似ていると気づいてしまった。
 ── ああ、一つも笑えやしない。

 その時、ほんの鼻の先にある鏡に
 そうっと人差し指を近づけたのは、

 かわいそうな弟を思ってではなく、
 単に、自身の輪郭をなぞる とか
 そういう、意味のない行いだった。

 つ と、ほんの指先が鏡面に触れ
 ぴしり と、それは脆く罅入って
 ぱらりぱらり と、破片を零した。]
 

(296) 2018/02/20(Tue) 23時半頃

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