68 熱砂の絆
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─ シゼの部屋 ─
[ベッドの横の椅子に足を組み、机に向かうシゼを見る。 国王に謁見するには、色々と難しい前準備が必要らしい。シビルには一生縁のないことだろうが]
……ん。
[長持ちから滑らかな布が出てくるのを眺めていたら、シゼの懇願。 今更恥ずかしがることでもと思いつつも、女には男に解らない込み入った事情があるのだろう]
解った。
[足を下ろし、椅子の向きを変えて座り直した]
(242) 2013/01/16(Wed) 22時頃
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― 自室 ―
[後は使用人達に任せる事にした。死体の傍に居ても何にもならないのだ。 埋葬の際には呼んでくれとだけ伝えて、一旦部屋に戻った。 服が血で汚れているので、このまま恩人の所には返れない。
なのですっかり油断して、部屋の扉を開けて中へと入ると 苦みをたっぷり含んだまま、溜息をついたのだった。]
…はぁ。
(243) 2013/01/16(Wed) 22時頃
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着替えねぇと……… !?
[呟き顔を上げた後、やっと部屋に 自分の以外気配があるのに気付いて、驚いた様子でそちらを見た。]
な……
[息を呑む。椅子に腰掛けて居たのは恩人で。]
(244) 2013/01/16(Wed) 22時頃
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どっ、何だよ、どうした? いきなり部屋に居るもんだから 幽霊かなんかかと思ったぜ…。
[次の瞬間には何時もの、軽い調子を取り戻して恩人へと話しかけたが 少し固い声と、何より袖についた赤い血が、 平常とは違う事を如実に表していた。]
(245) 2013/01/16(Wed) 22時頃
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──異国人を帰さない理由、とは?
[再び足を組み、壁に向かって尋ねる。 言われてみれば、妙な政策である。この時代、一国家が自国だけで生きて行くことなど不可能だ。 国家間交易があってこそ、国と国との関係が成り立つだろうに]
ん……──んっ? 参りましょう、って俺もか?
(246) 2013/01/16(Wed) 22時頃
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―書庫―
[マレイカが見守る中、うなされるでもなく、かといって目を覚ますこともなく倒れたまま時間が過ぎた。
『――ン!』 声が聞こえる。女性の声だ。 『無茶です!流れが急過ぎて――』 次に男性の声。 その先の声は耳に入ってこない。急流に流されて無抵抗に揺れる身体>>230は未だ現実への帰還を果たせずにいた。]
(247) 2013/01/16(Wed) 22時頃
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ん……?
[現実への帰化はそれからほどなくして、ゆっくりと瞼を開き、きょろきょろと周囲を見渡して、傍らのファラを見つめた]
(248) 2013/01/16(Wed) 22時頃
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[ケヴィンに相談しようとしている内容は、
・帝国の一部であるドゥーリエという国から婚姻の申し出を受け取ったこと。 ・これから王にその事実を報告しようと思うこと。 ・断ればファルケンに因縁をつける口実を与えてしまう恐れがある事。(攻め込まれる、などと言えばあの王ならば憤慨しかねないため) ・受諾したところで、人質として扱われ国に不利な条件で国交を迫られる可能性があること。 ・よって自分にはこの申し出を受諾する意志がないこと。 ここまでは現状。 そして、本題は、一つの提案についてだった。
・初めて名を聞く国に王族の娘を嫁がせるなどとんでもないとしながら、まずは互いの国や文化をよく知るため使節を交わすことを申し出る。その上で特別に取引をすることを仄めかし、交渉を持続させつつ、帝国の技術をファルケンに取り入れていく。 という内容だ。
政治的才覚があるかはわからない―――何せその機会が与えられてこなかった。 だからこそ、留学経験のある兄にこの思いつきについて相談したかった]
(249) 2013/01/16(Wed) 22時頃
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そうか。
[こちらはカリュクスを見つめたまま、視線を浮かせて答える静かな声に頷く。
海の向こうの砂漠へ奴隷として売られた身。 呼び戻そうと画策する者もいないはずだという自己分析。
彼は自分が徹底的に排除されたことを自覚している。 それはどれほどの孤独だろう。
過る痛みを舌に味わう。]
(-204) 2013/01/16(Wed) 22時頃
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[カリュクスが指に絡める銀の鎖。
奴隷に身を落とす前から与えられていたものだと行商人は言っていた。 カリュクス自身はそれを「許されぬものであるという証」だと説明した。
この地においては意味のない「印」を、いまだ身につけているのは、彼があくまでも故国の法に従うつもりであることを意味していると感じた。
幾度か、外してやろうと伝える機会があったのに、そうできないのでいるのは──]
(-205) 2013/01/16(Wed) 22時頃
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( オレもまた、待っているから ── )
( 彼自身が自ら選ぶを望むまで )
(-206) 2013/01/16(Wed) 22時半頃
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[ヨーランダが目覚めると、ひざの上の彼のアメジストの双眸を覗き込んで、目を細めて微笑む]
気が付いたのか、ヨラ。 気分はどう?
[そっとその銀の髪を撫でながら。 胸元には、今や隠すことなく、彼女のものではないロザリオが揺れている]
(250) 2013/01/16(Wed) 22時半頃
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─ 人工庭園 ─
[傍らのカリュクスの前に、カラリと羊の踵の骨を投げる。]
今回の海外からの言い分が気に食わないのはな、 こちらが、「ジッドにいる異邦人は自らの意志で留まることを選んだのだ」と主張しても、 仮に当人に答弁させたとしても、
財宝目当ての相手は「強いられた返事だ」と無視することが想像に難くないということだ。
我々が主張を通すには、正攻法以外の手だてが必要と思う。
我々が部族の誇りを守って生きるためにとるべき手段、 この国の民ではないおまえの考えを聞いてみたい。
[カリュクスがジッドを去りたいなどと言うことはないという自負に基づく問いを投げた。]
(251) 2013/01/16(Wed) 22時半頃
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ええ、と…
[シビルに問われて>>246、考える。 一人にはできない。そう思って連れてゆくことを考えていたのだけれど、謁見の間の中までは連れて入れぬだろう。 王の神経を逆撫でしないとも限らない。 ―――本当は、ついていてくれたら、心強いのだけれど]
そう…ですね… …けほっ… どなたか、帝国の方と、待っていてくださいますか? トニア、先生をお連れしてくれるかしら
[おそらくはそれが安全なのだろうと、告げた]
(252) 2013/01/16(Wed) 22時半頃
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[遠い地から来た人の食べさせてくれた、魔法のように冷たいデザートを口にして、彼女は思う。 あれは、異国の、本当ならば自分が口にすることなどできないはずの食べ物なのだ。
世界は確実に狭くなっている―――
最早、このジッドでさえ、広大な砂漠の中の秘密の宮殿ではなくなるのも時間の問題なのだろう。 ただ此処に立てこもっていれば安全というわけではないのだ、と知らざるをえない―――]
(253) 2013/01/16(Wed) 22時半頃
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気がついたって…そういえば本みてて頭痛がして…
[後頭部の柔らかい感触を味わいながらも未だぼんやりとした思考のまま、手を払うこともなく髪をなでられながら、ファラの胸元、揺れるロザリオ>>250へと吸い込まれるように視線が移る]
あれ?それ、なくしたと思ったんだけどな。拾っててくれたのかな。
(254) 2013/01/16(Wed) 22時半頃
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……うん。 あなたのものだよ。 返すね。
[首から銀のチェーンをはずすと、ヨーランダの首へとかける。 のびてしまった髪を、チェーンから抜いて、整えて、それからまた膝の上で彼の頭を優しく撫で]
……心配した。
[何があったのか、何か思い出したのか、と尋ねずに。 ただ穏やかに、そう囁いた]
(255) 2013/01/16(Wed) 22時半頃
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[シゼの慎重さを大げさだと思いつつ、異国の宮殿という、今までの常識が通用しない場所では、従うべきとも思う]
……誰かがいればそうしよう。 いなければ、謁見の間の控室ででも待つさ。
(256) 2013/01/16(Wed) 22時半頃
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―― ジッドの自室にて ――
[遠乗りを終え、厩舎に馬を繋いで部屋へと戻れば。 僅かな疲労を覚え、柔らかなソファに身を沈め、大きく息を吐いた。 ソファに体重をかけたまま、ゆっくりと目を閉じる。
だが、視界の隅で何かが動く気配を感じたならば、慌てて身を起こした。]
…………マレイカ、か?
[影の正体に気付いたならば、ふと表情を和らげる。 ちちちと声をかけ、近づいてきたミーアキャットを抱き上げれば。 その首輪に結ばれた文に気付き、僅かに目を瞬かせた。]
(257) 2013/01/16(Wed) 22時半頃
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…………相談したいこと?
[はて何だろうと首を傾げながらも。 筆を取れば、素早く返信をしたためた。
『わかった。いつでも来るといい。』
たった一文だけの、簡素な手紙。 来た時と同じようにマレイカの首輪に括り付ければ、柔らかな毛並みを指先で撫でた。]
……お前も大変だろうが。 これも、ファラのところに頼んだぞ。
[そう、ミーアキャットに声をかけ、飼い主の元に戻るに任せるのだった。]
(258) 2013/01/16(Wed) 22時半頃
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親方 ダンは、メモを貼った。
2013/01/16(Wed) 22時半頃
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[国のためなら自国民をも処断する――その言葉に目を伏せた]
……そう、ですけど。 一見従順な被害者のふりをして、うまくいけば大勢に伝えることができるかも……。
――あ、でもそうするとこの国の人を連れて行くわけには。 でも一人でじゃ国もでられないし……。
[ケヴィンの案も含めてぐるぐる考えを巡らせる]
じゃあどうしたら……。 黙ってみているしかないなんて嫌なのに。
[いくら考えても妙案が浮かぶ気配はなかった]
(259) 2013/01/16(Wed) 22時半頃
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[なぜだろう。年も体格も、何一つ勝てるものなどないはずなのに。 目の前の姿が、どことなくホリーに被ってみえるような気がした]
僕も、ですよ……。 いずれは自立する身なのだから、住み慣れた土地はどうでもいいんです。 ただ、妹のことが気にかかるだけで……。 僕の住む場所は、帝国である必要なんてないんです。
[なぜ、同調させてしまうのだろう。 いつも強引に組み伏せる相手が、いちいちこちらに確認する様子が妙に気になる]
ぼく、が……? なぜ、僕なんですか……?
[深い口づけのあと、吐息とともにこぼした]
(-207) 2013/01/16(Wed) 22時半頃
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うん。ありがとう。それと心配かけてごめん。
[囁き>>255に返す言葉はいまだぼんやりとしており、意識も視線もロザリオを追う。 これがどういう意味をもたらすものか。かちりと音をたて己の首にぶら下がるロザリオを手に握りながら徐々に焦点が合ってくる]
(260) 2013/01/16(Wed) 22時半頃
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[握ったロザリオの仕掛けを開く。中に刻まれていたのは、ファラに見せてもらった手紙と同じ刻印。]
私は、ここの、ドゥーリエ出身だったんだな。
[起き上がるとファラへと体ごと姿勢をかえて向き直り、確りとファラを見つめる]
(261) 2013/01/16(Wed) 22時半頃
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/* 在席表示まちがっとったので張りなおしと…。
(-208) 2013/01/16(Wed) 22時半頃
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[起き上がったヨーランダとちょうど向き合う形になる。 金の瞳は、紫水晶の双眸を逸らすことなく見つめる。]
そうみたいだな。 ……あなたの故郷を、私も見てみたい。
[そう言って、笑う。]
そのために…やらなくちゃいけないことがある
[強い瞳で言うと、立ち上がる。]
ケヴィン兄様のところに行く。ヨラも、ついてきてくれる?
[丁度そのとき、マレイカが伝言を持って戻ってきた。 その紙片をみて、頷き、歩き出す。
しかし、途中でひたりと止まってヨーランダを見た。]
―――それとも、あなたの本当の名前、思い出した?
(262) 2013/01/16(Wed) 23時頃
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―― 少し前:砂漠のオアシスにて ――
[オスカーが悩む様子を目にすれば、不思議と安堵の息が零れた。]
……そう、一人で背負う必要はない。 まだ、通達が来ただけで、どうなるかもわからないのだからな……。
[半ば、自らに言い聞かせつつ。 逞しい腕でオスカーの身体を包み込めば、静かに声をかけた。]
一緒に、考えよう。 私だって、な。 お前を失う事も、国を奴らのいいようにされるのも、 どちらもご免だ――…。
(263) 2013/01/16(Wed) 23時頃
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[なぜ、と聞かれれば、少し照れたように笑う。]
……最初の頃は、私の方が何故か教えて欲しいくらいだったな。 ただ、躍起になっていた気もするが。 言うことを聞かせたいとか、怯える表情が見たいとか……。 そんな、程度だったんだ。
それが――…。
[一瞬口籠もり。 表情を隠すかのように、オスカーの頭を胸にかき抱いた。]
(-209) 2013/01/16(Wed) 23時頃
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では、そのように
[シビルの応え>>256に頷き、トニアにも目をやり、確かめる。 話を終えるころには、謁見の間のすぐ近くまで差し掛かっていた]
(264) 2013/01/16(Wed) 23時頃
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…………お前だけだったんだ。 俺に、あんな風に自然と接してくれるのは。
どいつもこいつも、俺の立場ばかりが大事で。 俺個人の事など、見てもくれなかった。 媚びへつらって、、機嫌を取るような連中ばかりで――…。
…………お前だけは、真っ直ぐに俺を見てくれた。
(-210) 2013/01/16(Wed) 23時頃
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