88 めざせリア充村3
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[可憐な声 それは志乃に対する第一印象から、思っていたこと。
ただ、もう一つ、志乃に対する特別な感情。
能力を溢れさせ失敗し、落ち込んでいた時、 彼女の部屋から聞こえる、旋律―――
気づけば聴き入っていた。
落ち込んでいた気持ちはいつしか吹き飛び、 清々しい心が戻っていた。
その音だけで、元気づけられたような気がした。
夜こっそり、志乃の部屋の前を偶然を装い通りかかったこともあった。
そんなことが、何度か続き、いつしか志乃の奏でる音は、自然と特別なものへ変わっていった。]
(-144) 2013/06/23(Sun) 22時頃
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なんでそんな模型が……。
[仮にも診察室なのにと眉根を顰めた]
燃やすのはダメだよ。 捨てよう。
[真面目な顔で告げた次の瞬間、本のことを言われると一度口をつぐんだ]
これは、えっと……机の引き出しの奥にあったんだ。 んっと……えっと……その、ごめん。
[謝罪の言葉を口にすると本をゴミ箱の方へと放った]
(274) 2013/06/23(Sun) 22時頃
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[返ってくる元気な声。 立ち上がるような気配に、胸を撫で下ろす。
息を吐けば、手にしたスポンジで、 椅子や桶を洗っていった。壁などの汚れは落ちているけど こっちは、上手く伝わりきっていないのもあったようだ。
ごしごしと磨く。 今日は、気持ち良くお風呂に入れそうだ。]
(275) 2013/06/23(Sun) 22時頃
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解けなかったらさ、 夜中、勝手に忍び込んで作ろ。ケイトも誘って。
俺とチアキで見張ってるから。
[忍び込むも何も、 ポプラあたりにはお見通しなのだろうが。 秘密の計画を練って共有するのはおもしろい。
チアキも交えて床掃除をしながら楽しげに密談だ。]
ずるっこしても良いけど…イタズラはするなよ?
[つい今し方までは俺も魔法で掃除を進めた。 チアキを止めるはずもなく。
だがしかし、イタズラ禁止の釘を刺すのは忘れずに。]
(276) 2013/06/23(Sun) 22時頃
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僕は男だし……興味がないこともないけど――。
[呟いた言葉は小さかった。 こんな本一冊でモニカに嫌われるのは嫌で――。 言葉が続けられずに、目をぎゅっと瞑った]
(-145) 2013/06/23(Sun) 22時頃
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良かった……
[ぽつり、と呟いた安堵の声。 毎日、人を傷つける。そんな音を奏でさせられている。
だからせめて、大切な"家族"だけは、傷つけないように 痛みも、悲しみも、伝えないように気を付けていた。
今回のような失敗をしてしまうことは、時にあるけれど。]
(-146) 2013/06/23(Sun) 22時頃
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[ひと通り、床や椅子を磨き終え、石鹸を残したまま、 次は湯船を洗うべくスポンジを握りしめる。
ここまで来ればあと少し。
後は一気に雨を振らせてしまえばカンペキだ。]
こっち、あと湯船だけ!
[志乃に伝わるよう元気よく声をかけると、 勢い良く湯船を擦っていった。]
(277) 2013/06/23(Sun) 22時頃
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志乃は、小さく息を吐きながら、桶をごしごし**
2013/06/23(Sun) 22時頃
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[聞えた声に顔をあげて、立ち上がる。]
こっちは、あとは流すだけ、です!
[久しぶりに、こんなに声を張り上げてる気がする。 お腹から声を出すのは、意外と気持ちが良い。
いつでも、大丈夫と合図だけは送って、 雨が降ってきても大丈夫な場所で、桶を磨いていた。**]
(278) 2013/06/23(Sun) 22時頃
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琴弾き 志乃は、メモを貼った。
2013/06/23(Sun) 22時頃
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[いつか、きちんとお礼を言わないと―――。 と思っていたが
こっそり聴き入っていた、
だなんて言いづらく・・・。
せめて、自分も志乃を傷つけず 元気でいて欲しいと、ひときわ志乃の前では 明るく振る舞う。
特別な想いはまだ、 いつか目の前で唄ってほしい、想う気持ちと共に、 心に秘められていた。]
いつか、言えるといいな。
[小さく呟いた。]
(-147) 2013/06/23(Sun) 22時頃
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[確かめるようなチアキの声>>273が、 なんだか不安そうな響きに聞こえたのは気のせいだろうか。]
ちゃんとあたしも作ったんだよ。 型だって抜いたんだから。
[それで果たして作った認定されただろうか。 コーヒーのことを言われれば、 今朝のことだから当然まだ覚えていて。]
それくらいもう簡単なんだから。 おいしいコーヒー淹れてみせちゃうからね。
[妙に自信がついたらしい。 しかし紅茶党なので、出禁以前でも、 実際にコーヒーを淹れたことなんて一度もないという事実。]
(279) 2013/06/23(Sun) 22時頃
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[雑巾がけしながらの密談はなんだか楽しい。 堂々と厨房に入れるのも嬉しいけど、 「夜中に忍び込んで」の部分にはついつい惹かれてしまう。]
夜中のお茶会とか楽しそうだなー…。
[蝋燭の明かりで行う密やかなお茶会を想像した。
チアキの「ずるっこ」にはちょっとわくわくした視線を。 チアキの能力はかわいいし楽しいから好き。 ……イタズラに引っかかるのは嫌だけど。]
(280) 2013/06/23(Sun) 22時頃
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[湯船を洗い上げ、志乃に声をかける。 >>278と聞いていたので]
志乃、流すよ! 濡れないよう、気をつけて。
[と、注意を促し、雨を喚ぶと 空中から水が現れ、 風呂場全体の泡を綺麗に洗い流していく。
冷たい水に、風呂場全体の空気も 心なしかスッキリした気がする。
もう十分流せただろうというところで 雨を止める]
よし、終わった!!
[と声を張り上げた。**]
(281) 2013/06/23(Sun) 22時半頃
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>>274 そのまま…捨てたら込み箱見た時にびっくりしない?
[しかしそれはそれで面白い気がするので、ぽいっとゴミ箱に入れて。 本の事で引き出しの奥にあったと聞いて、ミナタカ先生…と心の中で思った。 謝罪の言葉と、ゴミ箱の方へ捨てたオスカーの様子を見て首をかしげる。
何を思ったのか、オスカーの傍にこそっと小さく耳うちした。]
(282) 2013/06/23(Sun) 22時半頃
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いいねー、こっそり忍びこんじゃおうか。次は僕ケーキ食べたいなあ。
[らいにぃの計画にくすくす笑って、賛同の意を示す。 当然、そんな面白いこと僕が止めるはずない。
ずるっこの許可が下りれば、ぱちと瞬きしてからまた笑う。 実験の時のように、スピードは要求されていないから、雑巾の上の辺りの空間に触れ、ゆっくりネジを巻く]
シンデレラのお手伝いをするのはー、 魔法使い、仙女、ネズミ、 母親の形見の木、白鳩!
[耳障りなゼンマイの音が鳴る]
(283) 2013/06/23(Sun) 22時半頃
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[診察室はなかなか楽しいことになっているようだった。 オスカーの実年齢を考えると、情操教育によくない気もする。
ちらりと横を見れば、ミナカタは平然と眺めていたので>>*25、 あれは痛くない腹だったようだ。 考えてみれば、使っているのを見たこともなかった気がする。]
……聞いてない…。
[「密輸」の一言に、思わず音にノイズが混じったが、 過ぎたことを咎めてもしかたない。 証拠は隠滅されるようだったし。>>274
さて、そんなことをミナカタにお願いしちゃう子は誰だっただろう。 久しぶりに思い出した、まだ外にいる子の顔。]
(*26) 2013/06/23(Sun) 22時半頃
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[雑巾から生まれるのは、つぶらな瞳のネ ズミと白い鳩。 布製]
任せたー!
[声と共に、きいきいキリキリぱたぱたカタカタ言いながら、食堂を縦横無尽に布製品が走り回り始めた。
雑巾、細切れ。大惨事]
(284) 2013/06/23(Sun) 22時半頃
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謝らなくてもいいのに。
男だもの。 でも、その。
オスカー、嫌いじゃないよ? ずっと居るんだし。 [ちょっと言いづらそうにもごもごした。
(-149) 2013/06/23(Sun) 22時半頃
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/* ……えっ。えっ>>*26 俺は何で抜いてるのwww 想像かwwそれとも電子媒体でもちゃんと準備してるのかww
まさかもう役に立たないなんてことは(
(-148) 2013/06/23(Sun) 22時半頃
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[でもちょっと変かな?なんでだろ。
気のせいだと思うけど、なんでだろ?よく分からない。]
(-150) 2013/06/23(Sun) 22時半頃
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[男は皆通る道だ、頑張れ。 とかなんとなくオスカーにエールを送ってみたりする。
ポプラが視線を送ってきたいたが>>*26 まったくもって痛い腹ではないので平然としていた。 ちなみに黒いあれにそっくりなモノは、 何かの折に誰かが入手していたものをいたずらに使って 没収とかしたような気がする、そんな遠い昔の話。]
ああ、男同士の秘密ってヤツだからな。
[ポプラの言葉には笑ってそう返し。 ナユタが雨を呼んでいるのを見て、おおと手をたたく。>>281 チアキも似たような事を。>>284 お前ら。隠し通せる限界をしっとけ。]
……能力、は禁止なんだけどなぁ。
[報告するなよ、とポプラに笑いながら言った。]
(*27) 2013/06/23(Sun) 22時半頃
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…えい。 [一通り喋るとオスカーはほっぺをむにむにしてみた。
だってエロ本堂々と読んでたんだもの。 このくらいはしてもいいはず。 一通りむにむにしたのち]
ねね、ケイト。 ケイトの方は何かへんなの見つけた?
[見つけたのならば、どんなのかと聞きたがるだろう。]
(285) 2013/06/23(Sun) 22時半頃
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[布の擦れた音。ソファーが軋む音。 そんな些細な音でもリッキィを本の世界から呼び戻すには充分だった。 ……恐らく、眠っていた彼が起きたのだろうと然程気にせず文字を追う。 後少しだけ。この章を読み終わったらと自分に言い訳をしながら再び沈んで行く直前。]
……?あぁ。 何か新しい事始めたみたいよ。
[辺りが少しだけ暗くなった原因を探そうと視線を上げればヤニクが目の前に立っていて>>234。 問われれば、簡潔に答えてまたページをめくる。と。 ――ベリッ。]
ッ、ちょっと、
[彼の思わぬ行動に一瞬だけ目を丸めたが、直ぐに元の無愛想な顔へと戻り。 何をするんだと言わんばかりにヤニクを見上げた。]
(286) 2013/06/23(Sun) 22時半頃
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[真夜中の茶会の約束に、 ゼンマイ仕掛けのネズミに鳩。 まるでお伽話の一場面のような光景に、 心から楽しげで明るい笑い声を零した。
雑巾が細切れになるのと床が磨き上げられるのと どちらが早いのかは解らないが。]
なら、先にお茶の支度にしようか、 シンデレラ。魔法使いな王子様。
[ソフィアとチアキそれぞれの顔を見ながら 冗談のように呼びかけて。 すっかり掃除はチアキの魔法で終わったつもり。
それなら早速、美味い珈琲を淹れてもらおうかと。]
(287) 2013/06/23(Sun) 22時半頃
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診察室組はお掃除してないな…。 一応してるけども。
(-151) 2013/06/23(Sun) 22時半頃
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[何でそんな痛そうな顔をするのか、実験で受けた傷なんかヤニクには関係無いだろうにと不思議そうな顔をしながら彼の行動を目で追う。 何かを傷につけられれば、ピリピリとした痛みが消えて行くのが分かる。 大した傷では無かったものの、簡単に治るようなものでも無い。 ……そういえば人伝いに聞いた事のあるヤニクの能力を思い出して自分の頬を撫でる。 先ほどまで確かにあったはずの傷は、綺麗に塞がっていた。 素直に凄いと思うが、口には出さずに]
………無い。
[自分を見下ろすヤニクの目を見つめながら、首を振る。 彼の視線が何が言いたいのかまで分かっていたが、見ていて気分の良いものでもないし、数え切れない程ある。 腕にも、足にも、背中にも腹にも。 それを全部治してもらっていたら、きりが無い。]
(-152) 2013/06/23(Sun) 22時半頃
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後でまとめて、捨てればいいよ。
[>>282少し落ちた声で答え、エロ本ともどもそのまま残しておくのも面白いけれど、と付け加えた]
こっちはもう終わったけど、モニカとケイトは掃除は終わった? まだなら手伝うけれど――?
[モニカが傍にやってくると目を瞬かせ――]
(288) 2013/06/23(Sun) 22時半頃
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[キリキリチキチキ。 チアキが巻くゼンマイの音。 現れたちっさなネズミと鳩に目をきらきらさせた。 本で読んだほんとのシンデレラのお話みたい。]
いーなぁ……
[ぽそり、と零れるのは羨み。 だって自分の能力は、こういうことには向いてない。 綺麗にするのにも、遊ぶのにも。
たまに、両腕が疎ましくなる。 なくなったら困るけど。]
(289) 2013/06/23(Sun) 22時半頃
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ずれるずれる。話がずれる。
(-153) 2013/06/23(Sun) 22時半頃
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[ネズミと鳩が飛び回っていくのを楽しげに眺める。 元となった雑巾がボロボロになったことには気付かない。 呼びかけ>>287が掃除終了の号令と勝手に判断して、 雑巾はバケツの中にぽい。]
はーい。 それじゃあ……お父様はゆっくり座ってる?
[「お父様」は、シンデレラの登場人物を考えて…… ……考えた結果だった。他に思いつかなかった。 チアキと一緒に厨房へ行くけれど、 ライジは監督でついてくるだろうか。]
(290) 2013/06/23(Sun) 22時半頃
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僕は――
[なんと伝えればいいのだろうか。 嫌いではないと言われれば、表情は目に見えて明るくなっていた]
うん……僕はモニカが居るとドキドキするよ。
[ただ、ずっと居ると聞けば少し表情は翳った。 ずっと一緒に居たのはオリジナルのオスカーで自分ではなかったから……。
オリジナルのことが、少し……普通くらい……すごく、羨ましくなった]
(-154) 2013/06/23(Sun) 22時半頃
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