248 冷たい校舎村6
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[ ──そういうことも、なかったからか、 黄楊の身体が穴ぼこだらけになることはなく、 ふたりは高校生らしい、平穏な会話を交わしている。]
やべえな、それ。借りても返せねえじゃん。 おれ、黄楊になにを捧げればいいんだよ、代わりに。
[ 黄楊の言う冗談に、空木はくつくつと喉を鳴らす。]
つか、一緒に卒業しよーぜっつってんのに、 おまえが留年ギリになったら意味ねーじゃん。ウケる。
[ だから、黄楊の積み上げた成績じゃなくって、 ていねいにまとめられたノートを、空木は借りた。]
(354) 2018/08/23(Thu) 00時頃
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[ ──以来、貸しては借り、返しては返され、 という、奇妙な関係を続けていく中で、 空木は、黄楊は少年漫画が好きなのだな。と悟る。
……だから、空木の貸し付ける漫画やなんかが、 本当に空木の「おすすめ」であったことなんて、 最初のほんの数度でしかない。って言ったら、 黄楊は傷つくんだろうか。怒るんだろうか。
「おれ、新刊買っちったあ」と言うときも、 「は? これ必読の名作だから」と言うときも、 毎週少年たちが心待ちにしているレーベルの、 いたってきれいなまんまの本を差し出す空木は、
実のところ、数多の蝶に街が呑まれて、 それが物語の結末か、主人公の見た夢か。 それさえもわからない。 ──みたいな、奇妙な物語が好きだ。*]
(355) 2018/08/23(Thu) 00時半頃
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―― 現在 / 昇降口 ――
だるいとか、そういう問題でもないだろ。 弓木、おまえいやに落ち着いてるのな。
[この異常事態を「だる」>>324のひとことで 片付けてしまう弓木に、大物臭を感じた。 それと比べて、俺の狼狽ぶりは、なんだ?]
物理的な出口なし、ってことか。
[大きく肩をすくめて、 それから庄司に向き直った]
(356) 2018/08/23(Thu) 00時半頃
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―回想:断片―
[一通の封筒を手に、乃歌は校舎裏を駆けていた。 その顔は白く、死人と見まごう程に白かったと思う。
封筒の中には写真が入っていた。 一枚どころじゃない。数十枚。
そのどれもに、乃歌の姿が写っていた。
明らかに、ここ最近だけのものではなかった。 中学の頃の制服姿や、数年前の旅行先での浴衣も写っている。
メイド服で接客をする姿や、弓木と夜道を歩く背中もあった。 最後は、カラースプレーを握って 驚いたようにカメラの方を見る乃歌が写っていた。>>0:524]
(357) 2018/08/23(Thu) 00時半頃
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[保健室に行こう、と>>338 やさしく一色を促す庄司を見遣る。 数瞬の躊躇いのあと、その背に近づいて]
あのさ、庄司。
[庄司の耳元に、ひとこと囁く]
(358) 2018/08/23(Thu) 00時半頃
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今の一色、見てて不安だから そばにいてやってくれ。
俺はきっと――……
(-84) 2018/08/23(Thu) 00時半頃
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……いない方が、いい人間だから。
(359) 2018/08/23(Thu) 00時半頃
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[囁きの最後の方は 一色や弓木にも聞こえてしまったかもしれない]
俺は教室に戻って、 このことを皆に伝えてくる。 弓木は、どうする?
[もしも同行しないようなら、 ひとりで3年5組の教室へ歩き出そうとする]*
(360) 2018/08/23(Thu) 00時半頃
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[がさ、と草を踏みしめる音がした。 現れたのは、バイト先で、幾度か見たことのある顔だった。]
(361) 2018/08/23(Thu) 00時半頃
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[確かに、バイト先では面倒な客も数多くいた。 けれど、現れたその男に対して 面倒だと思ったことは一度たりともない。
むしろ、善人である、と。そう思っていた方だった。
それでも、彼の手にあった、小さな子供用の鋏で 乃歌はそれが誰であるか たちどころに理解してしまったのだった。]
(362) 2018/08/23(Thu) 00時半頃
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[耳元で、金属が擦れる音がした>>91。*]
(363) 2018/08/23(Thu) 00時半頃
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―現在:昇降口―
[かっと頭に血が上るのが分かった。 わなわなと唇を震わせて、阿蘇を睨みつける。
恐怖と怒りがないまぜになって、 ぼろぼろと大粒の涙が溢れた。]
(364) 2018/08/23(Thu) 00時半頃
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相談なんか、出来る訳ないじゃない! アタシの事なんか、これっぽっちも信用してないくせに!
なーにが、普通に話が出来た、よ。 ずっと前から、大事なことは ひとつも話さなかったじゃない! 何考えてんのか、全然わっかんない。男なんて。
……最ッ低!
[大きく首を横に振る。 ウェーブがかかった栗色の髪が、ばさばさと肩で跳ねた。]
(365) 2018/08/23(Thu) 00時半頃
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/* 一色が泣いてる;;;;つら;;;;;;;
(-85) 2018/08/23(Thu) 00時半頃
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/* あはははははは、超罵られてる。うひょーーー。 滾るぜこれは。テンション上がる。
(-86) 2018/08/23(Thu) 00時半頃
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[夜子と弓木が話していることは、殆ど聞こえなかった。 漸く落ち着いた頃、夜子に 背中を摩ってもらえてるのに気付いたくらいだ。>>336]
……うん、行く。
[ありがとう、と、力なく呟いて、 乃歌はよろよろと立ち上がる。
金の髪を振り返ることはない。 聞こえた謝罪>>321も、囁き>>359も、 聞こえないふりをした。*]
(366) 2018/08/23(Thu) 00時半頃
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――回想 銀河鉄道の疑問――
( ――置いていったのは、どっちなのかな。 )
[そう、>>299 感想には、そんな不思議な返答があったように思う。 その言葉すら、ヨスガにはわからないものだった。]
……置いて逝ったのは、 カンパネルラの方じゃないのかい 彼は死んでしまった。
[ぼくたちずっと、どこまでもいこうねえと、 そうジョバンニは言ったのに。
けれどジョバンニが持っていたのは緑色の切符だ。 どこにでもいける切符だ。
――……おいていってしまったのは 緑の切符をもっていた方なのか?]
(367) 2018/08/23(Thu) 00時半頃
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[星の王子様のようには明瞭ではない。 どちらがどちらを置いていったのかわからないから、 知りたいと思って問いを投げてしまった。]
……庄司さんは、どっちだと思ったの? [意見を聞かれることをきらう書記に問いかけるのは 委員長の悪い癖だった*]
(368) 2018/08/23(Thu) 00時半頃
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/* ありがと一色。さんくす一色。 女の子に罵られるの超ご褒美ですもっとやって。 はーーーーーーーー、たのし。 久しぶりにドM心がうずいている。
(-87) 2018/08/23(Thu) 00時半頃
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[置いて逝かれたジョバンニは、 カンパネルラに叫ぶだろう。
宮沢賢治が唱えた宗教観は、 並みの学生には重過ぎるから。
ひとりの修羅には、なれないものだから。
” きみと一緒にいたかった ” と
――そう、叫んで たった一人。唯一を選んで、 それでも届かずに泣くのだろう。]
(369) 2018/08/23(Thu) 00時半頃
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/* おっこれ使えそうやんけと思ったら ひょいひょい設定変えてまうとこあるから 矛盾ないかだけが心配やなこれ……
(-88) 2018/08/23(Thu) 00時半頃
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……おれがジョバンニだったなら。 ザネリを助けてしまうカンパネルラは、
……ちょっときみは、って殴りたくなるから わからなくってな……。
[そんな呟きが彼女に届いたかはわからない。*]
(370) 2018/08/23(Thu) 00時半頃
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[カレーパンに夢中で空木しか目に入っていなかったけど、 >>291>>292>>312仁鳥さんが、空木のところへ駆け寄っていた。
ぼくには、空木が何を感じたのかは分からない。 ただ見つめて、落ち着くのを待つだけ。]
見えなかった? 地面が?
[うん? 要領を得なくて首を傾げる。 >>343仁鳥さんも、たぶん同じ考えだろうか。
ジュースをじゅうううっと吸って、ごくんと飲み込んで、 パックを床に置いてから、窓の縁に手を伸ばす。]
(371) 2018/08/23(Thu) 00時半頃
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風、吹くから気をつけて。
[それだけ言った後、がらり。ぼくは窓を開ける。 短時間で、空木の言葉の意味を確かめてからすぐに閉めようと——見下ろして。]
えっ、
[本能で、すぐに顔を引っ込める。]
……ここ、何階建てだっけ! なんか、高層ビルの最上階みたいな、感じ。
[とりあえず感想をまとめて、窓を閉めて離れようとしたけど、 もし仁鳥さんも見ようとしたなら、そのまま場所を譲る。]
(372) 2018/08/23(Thu) 00時半頃
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この窓から飛び出たら、死ぬよね?
[ね? と、同意を求めるように2人を順番に見やる。
ぼくの表情は、そんなに変わっていないだろう。 心臓は、ばっくんばっくんしているけど。*]
(373) 2018/08/23(Thu) 00時半頃
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―― 回想:パンケーキ ――
[私が、仁鳥さんのお誘いに浮かれたのは、 ふわふわのパンケーキを食べたことがないから、 という理由もありましたが、 それだけではありませんでした。]
……嬉しいな。
[いそいそと向かいながら、小さく呟いたその声は、 きっと噛み締めるような響きだったと思います。]
(374) 2018/08/23(Thu) 00時半頃
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[外食したことは、もちろんあります。 けれど、私はそういう、お金を払って食べる食事以外の、 “誰かが私のために作ってくれた料理”を食べた記憶が ないのです。
記憶あるのは、私に菓子パンを与えて出かけていく 着飾った母の背中でした。]
(375) 2018/08/23(Thu) 00時半頃
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[私の生活費は、一週間に1万円。 私が何より恐ろしくて、 バイトをせずにいられなかったのは、 病気になった経験からでした。
中学生になったばかりの頃、 まだ料理にも慣れていなかった私は、 何度も外食をして、一週間に1万円をきっちり使い切る 生活をしていました。 そうして、ある時風邪を引いたのです。
病院にも行けず、薬もなく、 寝ていることしかできなかった時、苦しくて辛くて、 そんな時も私はひとりぼっちでした。]
(376) 2018/08/23(Thu) 00時半頃
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[もう、二度とあんな思いをするのはごめんです。 だから、体調管理はしっかりしました。 きちんと自炊するようになりました。 体調不良の兆候には敏感になりました。 医療費を取り分けておくようになりました。
全部、全部、 苦しくて仕方なかった時に、ひとりぼっちが辛かった。 そんな思いをもう二度としたくない。 そんな子どもじみた理由でした。
だから私は、ちっとも偉くなんかないのです。>>340]
(377) 2018/08/23(Thu) 00時半頃
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[ふわふわのパンケーキはとても美味しくて、
きっと私は、一生懸命涙をこらえたのだと思います。*]
(378) 2018/08/23(Thu) 00時半頃
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