102 【参加者募集】勇者は異世界からやってくる
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………それは断る。 私達を確かに助けてはくれなかった。 だが、ちゃんと助けてくれた人だっている。
[チラリとメスィフ達の墓を見る。]
国は腐っているが、はいそうですかと退くわけにはいかない。 誰かに復讐をしてもらって喜ぶような私ではないし、ましてやおっさんの仇になんて。
[死んでも嫌だ、と吐き捨てる。 それに温室は三毛猫達の憩いの場だ。燃やされたりするわけにはいかない。]
(232) 2013/11/25(Mon) 22時半頃
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>>232 どんな理由やねんwwww
(-147) 2013/11/25(Mon) 22時半頃
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そうか。 ならば死ね。
[ 意図の見えない会話。>>232 意味のあると思えない内容。 説得に意味はないと判断した。 ……仇と呼ばれても、ヴェラは顔色ひとつ変えなかった。 そう呼ぶのはこの男が最初ではないし、最後でもない。 ]
(233) 2013/11/25(Mon) 22時半頃
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……下がってろ。 お前らで敵う相手ではない。 [ 部下たちに声をかけた。 彼らは天馬を静かに飛ばし、一定の距離を保って弓を構えながら、ケマルを見ている ] ヴェラは黒馬ルーナセスに声をかけ、ケマルの前方、少し離れた位置に着地した。 ]
行け。
[ 尻を叩くと、ルーナセスはひとつ鳴いて羽ばたき、飛び上がった。 ]
(234) 2013/11/25(Mon) 22時半頃
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……この男に敵わぬとしても、相打ちしてでも足を止める。 だから、お前たちは命に代えても結界を破壊しろ。
……そして、オレが死んだら、死体は陛下の元へ運んでくれ。 ルーナセスがやってくれる。
(*25) 2013/11/25(Mon) 22時半頃
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まあ。 そう簡単に死ぬ気はないがな。
……陛下から賜った餞別もある。
[ 戦闘の予感に、狂いはじめる笑みを浮かべた。 ]
(*26) 2013/11/25(Mon) 23時頃
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[ 背負っていた棺桶を下ろし、中の斧を取り出す動作は、 これまで通り、停滞ひとつない。 ]
では、始めようか。
[ 巨大さと凶悪さを増した斧を、右肩に背負った。 厚さを増した左肩の鎧を前に、半身の構えを取る。 ]
(235) 2013/11/25(Mon) 23時頃
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[ ふう、っと腹から息を吐いた。 兜の下から、ケマルの全てを見つめる。 筋肉の動き、視線、息遣いを。 ]
[ ひらり。 ]
[ 天馬の翼から、白い羽が抜け落ちた。 くるり、回って、 するり、滑って。 ]
[ はらり、とふたりの間に落ちた。 ]
(236) 2013/11/25(Mon) 23時頃
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──!
[ その瞬間。 ざんッ! と地を蹴った。 棺桶でないと収まらないほどの巨大な斧を担いでるとは思えない速度で、ケマルに迫る。 左側を中心に覆う、左右非対称の鎧が、盾がわり。 ]
(237) 2013/11/25(Mon) 23時頃
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風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2013/11/25(Mon) 23時頃
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死ぬのはやることをやってからだな。
[死ねと言われて>>233おかしそうに唇を歪める。 ヴェラが様々な指示を出す>>234のを眺めるように見る。
棺桶から斧を取り出す>>235を見れば笑みを浮かべた。]
そう来なくては。
[テグハの柄に手をかけて抜刀する。 片手にテグハ左足を引いて、此方も構える。]
(238) 2013/11/25(Mon) 23時頃
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[天馬の羽根が舞い落ちるのが見えた。 少しずつ口から息を抜いていく。
羽根が地面についたかどうか。 それを確認する時間はどうやら与えてもらえそうにないと思った。
地を蹴り、迫り来るヴェラをテグハで受け止めるが、ヴェラの斧と此方のテグハでは明らかなリーチの差がある。 それでも屈するわけにはいかない。
受け止めた斧の予想以上の重量に、いきなり悲鳴を上げ始めた右手首の筋を無視してあらん限りの力で斧を弾き返す。]
(239) 2013/11/25(Mon) 23時頃
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テグハって、ぐぐっても、形と産地くらいしか出てこないんだよなあ。 剣術指揮官ということは、エリュシカ兵士も使ってるという理解でいいんだろうか。
人間の使う武器だから、vs魔物だと思うんだが。 vs人間が中心のオレは、戦いなれてるって理解でいいのかね?
(-148) 2013/11/25(Mon) 23時頃
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[そのままヴェラの懐に滑り込むようにして入って、テグハを横に振り切ろうとする。
狙うは鳩尾辺り。]
(240) 2013/11/25(Mon) 23時頃
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斧は受けたら危険だべ。
(-149) 2013/11/25(Mon) 23時頃
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[ ギィィィン!と高い音が鳴った。 斧という重量武器を、剣で受け止めた技量>>239に、ほう、と頬を上げる。 ぎちぎち、と押し込んだ。 冷たい輝きを残して、刃が零れる。 ]
……!
[ 弾かれて、一瞬、ヴェラの胴に隙が出来る。 重量に勝るが、速度で劣るのが斧の欠点。 ]
(241) 2013/11/25(Mon) 23時半頃
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[ ケマルが懐に滑り込んできた。 胴を薙ぎ払う剣。後退するのが普通だが。 ]
……ふ、
[ 避けなかった。 口の端を吊りあげる。 自らの負傷を全く恐れぬ狂った笑み。 ]
るぁぁぁぁ!!!
[ 弾かれた斧を、全身で引きもどし振り下ろす! 狙うは、ケマルの頭部。 ]
(242) 2013/11/25(Mon) 23時半頃
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個人的な好みで、ヴェラの腹筋が見たかったので、 腹剥き出しである。 正気の時は、防具がある左わき腹とか、腿で受けるんだけど、 戦闘に興奮してきたら内臓出しながらでも戦う。 頭や胸と違って、腹なら、まっぷたつでもない限り即死はしないしな。
後で回復して貰えばいいやっていう、人材・支援が豊富な魔王軍的思考。
でも、本当の理由は個人的にヴェラの腹筋がみたかtt
(-150) 2013/11/25(Mon) 23時半頃
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っ!?
[風を切る音がして、咄嗟に顔を上げれば、引き戻されたらしい斧。 このままいけば自分の頭がかち割れることぐらい安易に予想がつく。
振り切ろうとしていたテグハを左手に持ち替えて、勢いを殺す。 少し掠ったかもしれないが、それを確認するのと命、どちらが大切かと言われれば命だ。
振り下ろされる前に横に飛び退く。]
(243) 2013/11/25(Mon) 23時半頃
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風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2013/11/25(Mon) 23時半頃
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くっ……一体どうなってるのだ?!
[彼女は迷走していた。 普段歩き慣れていない、走り慣れていない彼女は温室という小さな森の中で迷っていた。 空を飛べば、すぐに出口に辿り着けるというのに、何故かその考えが思い付かず、走り続ける。
なぜ。なんのために?
ふと、何やら金属音>>241が聞こえた。 金属音のした方を見ると出口らしき扉が。 それを確認すると一目散にそちらへ向かって走り出す]
ケマルっ!!
(244) 2013/11/25(Mon) 23時半頃
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[ 筋肉が盛り上がる。 全身を使った一撃! ……だが、飛びのかれた。斧はケマルの足を掠っただけ。 ]
[ 地面が砕け、土煙が飛び散った。 腰を使い、即座に引き抜く。 ]
は、 はは!
[ 笑い声が漏れた。 低い姿勢から顎をあげ、地に突き立てるような一歩を踏み出す。 ]
はははははああああ!! [ 下から振り上げ、回転しながらの一撃、 更に一歩を進んで、斧ではなく足での二撃、 そして、それをフェイントとした、最後の三撃! ]
(245) 2013/11/25(Mon) 23時半頃
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[名前を叫びながら温室の外へと出ると、激戦>>245が繰り広げられていた。 戦っているのはケマルと……]
ヴェーラムド……。
[かつて任務を共にしたこともあった、魔王軍唯一の人間の男だった]
(246) 2013/11/25(Mon) 23時半頃
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/* ミナカタさんと一緒に落ちる気しかしない…
(-151) 2013/11/25(Mon) 23時半頃
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いっ、
[斧が脚に掠り、脚に走った痛みに一瞬だけバランスを崩す。
下からの一撃に慌てて後ろに飛び退けば、足からの攻撃まで飛んでくる。 若干、よろよろとしながらもなんとかそれを避ければ、三撃目が飛んでくる。]
!!?
[テグハを右手に持ち替える。 だけど、避けきれずに三撃目は狙った場所の近くに、ほぼ直撃した。]
(247) 2013/11/25(Mon) 23時半頃
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[ 血がほとばしった。>>247 必殺の三連打は、ケマルの肩口に深く刺さった! ]
はははははは!!
[ ヴェラの笑い声は止まらない。 ごりりりり、力任せに斧を押しこむ。 ケマルを縦に両断せんと。 ]
[ ぐ、とケマルのテグハを踏んだ。 攻撃を封じて。 ]
もっと血を見せるがいい!
(248) 2013/11/26(Tue) 00時頃
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─魔王軍、大本営─
[現在の突撃部隊と同じ資料>>187を見ている。 己はまだ結界が張られる前──国王と王妃がまだ健在だったころに一度中にまで入っているので記憶とリンクさせることは容易かった。もっとも、結界さえ壊れれば遠視を使って探れるのだが]
結界が壊れたらわたしの本陣を先頭に堰月の陣で突入する 現在崩落し始めている城壁に、わたしが一撃加えよう
先発隊が切り開いた路>>188を無駄にするな
わたしは不可侵 恐れず続くがよい
右翼は四天王コリーン、魔導師やエレメンタラーを引き連れて城の核へ 左翼は四天王ガストン、足の速い獣や獣人で王都に残る人間どもの部隊を撃破 殿はそのまま城壁外で待機、包囲を続けろ
迅速に勢いと数でそのまま畳みかけ制圧を目指す
(249) 2013/11/26(Tue) 00時頃
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/* ちくしょう指のやけどが痛くてタイプつれぇ。
(-152) 2013/11/26(Tue) 00時頃
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─ 少し後:温室の結界 ─
[ 息がはずむ。 しかし怪我に頓着しないまま、ヴェラは歩き始めた。 まだ生きている者が居ても無視する。 今は、任務が先。 ]
[ 結界が赤く輝く。 蔦が命を吸い尽くさんとヴェラに絡みついた! ……だが。 ]
[ ヴェラは止まらなかった。 蔦は確かに命を吸い上げている。赤く、赤く輝いている。 だが、ヴェラは止まらない! ]
[ その身に贈られた、魔王からの餞別。 魔王の欠片。 魔王は武器を持たぬ。攻撃魔法を持たぬ。 彼が持つのは、絶対の防御と癒しの魔法。 ]
(250) 2013/11/26(Tue) 00時頃
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[ 戦闘の余韻が抜けない、もつれる舌でつぶやく。 ]
……マーゴとの戦いまで取っておきたかったが……、 ……仕方ない……。 ……奥の手を、うまく使わせたな、ケマル……。
[ 吸われれば、吸われる分だけ回復している。 満たされた器を、枯れさせないほどに。 ]
(251) 2013/11/26(Tue) 00時頃
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[ 魔力を吸い上げ、膨らんだ結界が、 おおおお、 と叫びをあげた。 夫をよくも殺したな。***をよくも殺したなと。 ]
……だからどうした。
[ 牙を剥き、世界中の呪詛を背負ったように莫大な大きさになり、 ヴェラに襲いかかる蔦。 ]
魔王の為なら、オレは何であろうと成し遂げる!!!!! 誰であろうと殺す!!!! この世の全てであっても破壊してやる!!!!
[ 斧を振り下ろした。 魔法陣が砕かれた。 温室を震わせるような凄まじい絶叫を上げて、女の亡霊は消えて行った。 ]
(252) 2013/11/26(Tue) 00時頃
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[視界が歪んだ。 痛みに屈している場合ではないが、何がなんだかわからなかった。
俺ぁ此処で死ぬのか…? ───嫌だ。
湧いて出た感情に驚愕した。 嫌だ?死にたくないというのか、今更。
不意に、呼ばれたような気がして其方を見れば、ペラジーの姿>>246があって。]
なん…っ!?
[出るなと伝えろとムトルルクに言ったはずなのに。 しかし、余所見している場合ではない。 視線は直ぐにヴェラへと戻った。]
(253) 2013/11/26(Tue) 00時頃
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