160 東京村
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ああ……じゃあ、私達を見かけてですか。 私よりはそっちの人かな。
[ちらと隣でラーメンを完食しかけている男を見ながらメガネの女性に声をかけた。当たり障りのない話。本来は、見ず知らずの相手とする会話はこういうもののはずだ。ここ数日で、見知らぬ相手と随分会話している気がする。]
(239) 2015/06/07(Sun) 00時半頃
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[チラシを見ていないと聞いて、堀川はアレッという顔をした。]
あれ……そうすか。 じゃ、ふらっと入ってくれたんすね。嬉しいなぁ。 良かったらまた来てやってくださいねー。
おにーさんの高円寺のお店も、行ってみたいっすわー。 怪しいものいっぱい売ってるんでしょー。 女子高生と友達になれるお守りとか。
(240) 2015/06/07(Sun) 00時半頃
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[―――ふいに浮かんだのは、ネットで見た記事。
「見届け役」という名前の、 得体のしれない自殺幇助者の記事]
(241) 2015/06/07(Sun) 00時半頃
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[ 「同じ電話番号とは、 一切連絡が取れなくなる。」>>2:51]
(242) 2015/06/07(Sun) 00時半頃
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、ぁ
[驚いたように、目を見開いて。 何もないはずの階段の先を見て]
[高い階段の底で、青年は鈍い音を上げた]
(243) 2015/06/07(Sun) 00時半頃
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[香港小吃で何が起きているかは、まだワタヌキは知らない。]
「 寧生君、大丈夫ですか? なにかありましたか? 」
「 何があったのかわかりませんが、 危ない目にはあわせたくありません。 絶対に無理だけはしないでくださいね。 寧生君が安全でないのであれば、 私は寧生君と今後取引の一切行わないつもりです。 」
(-98) 2015/06/07(Sun) 00時半頃
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[踏み外した階段の底。 ―――倒れた青年の頭の近くに 赤い血だまりが作られていく。]
(244) 2015/06/07(Sun) 00時半頃
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(>>219) アイリス流行ってますよね〜。あれ手が込んでて仕込み人一杯居そうな気がするんですけど。まだ結構続くのかな〜。
[話しながらラーメンに手をつけた。「あ、美味しい〜」とか適当に言いながら食べていく]
(245) 2015/06/07(Sun) 00時半頃
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[足が浮いて、落ちていく。 手は何者もつかめない。肩にまだかけていた学生鞄が、腕をゆっくりと抜けていく。 体がだんだんと水平に近くなり、そのまま頭が腰より下にいくのを逆転する視界で感じた。 階段が視界にどんどんと迫ってくる。
一回目を、頭で跳ねた。
二回目までに反動で体が捻られて、肩と腰が打ち付けられる。
三回目はほとんど浮いてなかったから、そのまま、階段に体中を打ちつけながら落ちていく。
鈍くぶつかる連続音が、階段の狭い空間に反響してとても大きく、響いた。]
(246) 2015/06/07(Sun) 00時半頃
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うーん……
[ロッカーを端の方から開けてみる。 シールは見当たらないし、溢れてこない。 そんなに長々とシールがべったり貼られていることもないということなのか、それともここのロッカーでないのか、前者の話だったらどうしようもない。]
っ……!? すいませ、
[誰かとぶつかった>>221。]
(247) 2015/06/07(Sun) 00時半頃
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[智恵美は、目いっぱいの全力で、走り寄り、手を差し伸べる――]
[しかし、それは届かなかった]
(248) 2015/06/07(Sun) 00時半頃
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しっかし、その中華料理屋、不思議っすねー。 なんかこう、縁を寄せる的なアレ、あるんすかね? 中国四千年的な。
てか本当、おねーさんの現状もホラーっすねー。 こんなしがないラーメン屋にまで、 シールに追いかけられて来ちゃって、
[そこまで言って、堀川は曖昧な笑顔のまま口を噤んだ。
例え『シールが貼られている』という実害のない、くだらないものであっても。今、自分が、その現場を目の当たりにしている。渦中にある。 その事実の方が、今までのようなごく一般的な――しかし発信源の判らない、そもそも真実かどうかもわからないホラー話よりも、堀川の背筋を凍り付かせる。 先ほどまでコミカルに見えていた力士シールの顔が、途端、とても不気味な、得体の知れないものに感じられた。]
(249) 2015/06/07(Sun) 00時半頃
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落ちる感覚は おぼえてる
(*16) 2015/06/07(Sun) 00時半頃
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/* えっ ……まあいいか? (※たぶんひなこ周り三人より少し後の時間軸の新宿にいるので駅の階段でなんかあるとかやばくねって)
(-99) 2015/06/07(Sun) 00時半頃
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[それから眼鏡の女の子の言葉>>245に、冷静を装って笑顔を作る。]
あーね。そう、あいりす。知ってました? 俺もフォローしてたんすよ。 なんか、いきなり、『ただいまー』とかって、 ぱっと帰ってきてくれると……いーんすけどねー……。
[複雑そうな表情でそう零していたが、美味しい、という一言に、堀川はほっと肩の力を抜いたようだった。]
(250) 2015/06/07(Sun) 00時半頃
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ボリスは、何か考え込んでいるようだ。*
2015/06/07(Sun) 00時半頃
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ふっと 何もかも忘れられるような瞬間があって それと 何もかも思い出す瞬間があって そしてその次に何もかもなくなって
なくなるはずだったのに
(*17) 2015/06/07(Sun) 00時半頃
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/* 棒さんがさすが棒さんとしか言えない上手さ。
(-100) 2015/06/07(Sun) 00時半頃
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[先ほどから携帯に何か打ち込んでいる。 急な連絡があったのかもしれない。 それからはたと頭をあげる。 たまらん屋のチラシに関しては、『知らない』と首を振る。 中華好きの眼鏡の子には、なるほどねと首を縦にふった。 眼鏡の子に質問をする。]
このへんに住んでるの?
(251) 2015/06/07(Sun) 00時半頃
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[そうして、智恵美の遠く、 後ろの方から穏やかな声が届くだろうか]
「 あなたが、見届けてほしいなら
いつでも、どこでも
ご連絡をお待ちします 」
[答え>>231にはならない応えを返して それだけ声は響くと、何も聞こえなくなった]
(252) 2015/06/07(Sun) 00時半頃
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[階段の下は何者も息をしない無音さで静まり返っている。 もし私を追って下りてきたならば、階段に転々と、だんだんと多く飛び散った血がある。 そして、階段の一番下には、何も無い。
まるで今朝、山手線から消えた二人のように。]
(253) 2015/06/07(Sun) 00時半頃
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[ぶつかったはずみでずれた眼鏡が、 また起きた軽い目眩に振るった頭から落ちた。 カシャンと細やかな音がして、 道行く誰かの足に蹴飛ばされて何処かへ行った。]
は、ぁぁぁ ? ちょ……ええええ
[追いかけようとするが、 何せ石動の視力は脆弱だ。]
なあ、すんませんついでに、 眼鏡……眼鏡……
[完全にパニックに陥ってた。 しゃがみこみ、眼鏡、眼鏡、と床を探る。 まるで漫画のような光景である。]
(254) 2015/06/07(Sun) 00時半頃
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[届けられた言葉を最後に、張り詰めた空気は、途端に平常のものへとほつれてゆく。決定的に、何かが終わってしまったかのように]>>252
[智恵美の乱れた呼気と、恐る恐る、階段を降りる足音が響く。スマホのライトを起動し、その先を照らす。 赤い液体の溜まりに、智恵美は]
ひっ……!
[と、短い悲鳴を上げる]
(255) 2015/06/07(Sun) 00時半頃
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あ、私もフォローしてたんですよ。アイリス自身も仕掛け人で、ネタばらしとかあるといいですね〜。まぁ、帰ってこなくても、あのアカウントやめちゃっただけかも知れないですし。無事ならいいんですけど。 [と、>>250に]
あ、うちですか? 池袋ですよ〜。 [と、(>>251)に返事をした。]
(256) 2015/06/07(Sun) 00時半頃
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縁……ねえ。確かに呼び寄せてるのかもしれませんね。 でも……ねえ。縁って言ったっていいものとばっかり限らないじゃないですか。いや、ほら…それこそそういうスポットとか。 私も、このシールが目につくようになったのあのお店行ったあたりからでしたし。本当……困ったもんです。
[こうして出歩けば出歩くほどますます事態が入り組んで感じられる。一体足を踏み込んだ先に何があるのだろう。すでに抜け出せない深みにはまりこんでいるのではないかという不安が頭をよぎった]
アイリスが戻ってくればそうね、安心できるんだろうけど。 ………どうでしょうね。
(257) 2015/06/07(Sun) 00時半頃
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ソフィアは、震える手で、110番をコールした**
2015/06/07(Sun) 00時半頃
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/* さああああああああああて 投票 どっち?????だ??? これ
委任かな 委任が安全だ
(-101) 2015/06/07(Sun) 00時半頃
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店番 ソフィアは、メモを貼った。
2015/06/07(Sun) 00時半頃
店番 ソフィアは、メモを貼った。
2015/06/07(Sun) 00時半頃
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眼鏡? ああ。 ちょっと待ってて。
[かしゃん、と蹴られる音がした>>254先を目で追う。 逆に彼自身を見失わないようここで待っているように言い置いた上で、眼鏡を追って数mの先へ。]
はい。 ――これだよね?
[こんな時間でも人の多すぎる新宿駅だ。周りに同じように眼鏡を落としたような人はいなかったが、眼鏡の落とし物が0とはいえない。 一応確認するように、できるだけ目の前に、眼鏡を差し出して見せた。]
(258) 2015/06/07(Sun) 00時半頃
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気持ち悪いね。 シールもそうだけど。最近、色々。
[『アイリス』『アイリス』『アイリス』 なるほど繋がりの一つはここだ。]
高円寺さんか。奇遇。愛着ある街だし嬉しいよ。何か。 ……悪戯だとは思うけど、……
[ざらざら声が、抑揚少なく言う。 陽気さは、いつのまにかに失せていた。]
『追いかける』って 相手が『追いかけなきゃいけない』理由になり得るんだ。 本当に気をつけた方がいい。
……さて。 ごちそうさま。
[携帯ばかり見ていたのは急用だったのか、箸をおいて立ち上がる。]
(259) 2015/06/07(Sun) 01時頃
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[天使か、女神か。 眼鏡を連れ戻しに行ってくれる少女を コインロッカーのふもとに蹲ったまま待った。]
黒の……せや、たぶん合っとる ――ありがとうな。助かったわ、ほんま。
[戻ってきた眼鏡は、確かに石動のものである。
天使か、女神か。 眼鏡のレンズ越しの明瞭な視界に少女をおさめ 内心、改めて安易な神格化。]
竜宮城に招待したりツヅラやったりは出来んけど なんかお礼しなあかんなあ
[眼鏡のつるを弄って位置を正しながら。]
(260) 2015/06/07(Sun) 01時頃
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「 心配しています。 大丈夫ですか? 連絡を待っています。 」
[DMは、続けて送られてきている。]
(-102) 2015/06/07(Sun) 01時頃
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(>>259) [携帯を見ていた不思議おじさんが箸を起いて立ち上がった。]
あ、またどこかの中華で縁があれば〜。
[名前も知らないおじさんにそんな声をかけて、残りのラーメンをすする。 うん、普通においしい、のかな? 色々手慣れてない感じはするけど。]
(261) 2015/06/07(Sun) 01時頃
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