241 The wonderful world -7days of KYRIE-
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……やっぱり、ゲームマスターに尋ねるべきかしら。
[おそらく、禁断ノイズの陣を作ったのは黒牧だ。 半ば、直感めいた確信がある。
その目的が何なのか分からない以上、聞いてみたい気持ちはあるけれど。 ただ、本日のミッション内容からして>>#0、今、彼にメールを送って寄越したとして、答えてもらえる余裕があるかどうかも微妙なところ。 もうひとり、尋ねるべき相手がいるとすれば、昨日までゲームマスター代行をしていた碧衣、だろうか?]
(@45) 2018/05/26(Sat) 17時半頃
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[そんなタイミングで、携帯端末がメールを受信する。>>@28 すわ相手は黒牧か碧衣か、と見れば(他に大して心当たりがない程度には、死神界でも友だちがいない!)。]
あら、スージー?
[ちょっぴり予想外の相手からの連絡に、空中で立ち止まって文面を読む。 最後まで、丁寧に目を通して。]
(@46) 2018/05/26(Sat) 17時半頃
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……──────っ!!!!
[空中から、落下した。 ──ドシン! と。 キリエ区全体を揺らすには遠く及ばないが、傍目にはなかなかな落下音を響かせて。]
あっ、あの、あのっ、……後輩!! 後輩さんたち、2名! ニーナとジリヤ! あんたたちね!?
[どこ経由でその呼び名が伝わったのかなんて、推理するまでもない! 同じ制服の面々に呼ばれるならまだしも、死神仲間にこの呼称を使われるいたたまれなさといったら。 あの後輩たちめ、と拳を握りしめる。]
(@47) 2018/05/26(Sat) 17時半頃
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[ただじっと、言葉を待った。
果たして彼は受け入れられるのか。 覚悟を決める事ができるのか。]
……え?えぇ…。 いえ、私の心配よりも…っ
[なのに真っ先に出たのが女への心配なのだから拍子抜けして。 事の重大性が伝わらなかったのか焦って再度警告をしようとすれば顔が上がる。>>140]
(@48) 2018/05/26(Sat) 17時半頃
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次にあったら、ただじゃおかないんだから──!!
[余計な呼称を死神に伝播するんじゃない! 死神としての安寧の日々が失われる! 家畜の安寧!虚偽の繁栄!死せる飢狼の自由を!──じゃなかった歌ってる場合じゃない!]
(@49) 2018/05/26(Sat) 17時半頃
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[口を噤む。口を噤むしかなかった。
死神が人間であるかどうか判断を託す? 傷付けられなかったらその時に考える?
先程上空から見てシュンタロのサイキックは知ってしまった。 もしワレンチナのサイキックでも駄目ならこのコンビは攻撃手段を失うという事じゃないか。
そんな悠長な事を言ってられる状態じゃないのに。 どうして、どうして笑えるの?]
(@50) 2018/05/26(Sat) 17時半頃
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……確かに、今日は、 2箇所から湧いてきてた気がする。
[空中から地上を見下ろしていた時、主に黒が押し寄せてきていた方向は限られていたかもしれない、と。
携帯端末を握りしめる。 現在地点を確認して、──南へと、走り始めた。]
(@51) 2018/05/26(Sat) 17時半頃
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『御機嫌よう、スージー。 とりあえず、そのお姉様っていうのはやめてちょうだい。 次に呼ばれたら、貴女に向かって サイキックを放ちかねないわ!』
[スージーに送った返信は、真っ先に、呼称についての文句。 続けて、彼女の依頼への了解の返事。それと──]
『それから、情報ありがとう。 私は、南へ、行ってみます。
……あと、もしも碧衣ちゃんに会ったら、 聞いてみてもらえない? "せんせい"が叶えてくれる、貴女の願いごとは? って。>>6:108
それが分かれば、この禁断ノイズの発生も、 妙な違和感も、全部解ける気がするの』*
(@52) 2018/05/26(Sat) 17時半頃
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[つられるように空へ視線を向ければ不思議と空は青く澄みきっていた。>>141]
生き抜く、覚悟……
[それは敵を、時には同じ参加者の命を刈り取ってでも先へ進む事か。
初日を除いて二人が共に行動するところを見ていた訳ではない。 けど、こんなゲームへ参加するには優しすぎる彼を。 その彼にはできない事をパートナーが補ってくれていたんだろう。
殺す事を拒む彼と殺す覚悟を持っていたワレンチナ。
時に反発する事もあっただろう。 それでも彼らはちゃんと、パートナーであり続けたんだ。
目線を彼に戻し、感謝しているの言葉にこくりと頷く。]
(@53) 2018/05/26(Sat) 17時半頃
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/* ごめんログみてるとなんか紅蓮の弓矢が頭に流れて流れて仕方なくて……
(-69) 2018/05/26(Sat) 17時半頃
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[こちらとしても伝えるべき情報は伝えた。 だから彼が行くというなら引きとめる理由もない。
そして、これが実質最後のわかれになる以上できる事であれば彼の頼み事も聞こう。 そう思ったのだが、]
あおいちゃん……Ms,碧衣を?
[意外な事にそれはMs,碧衣に関する事だった。>>142
何て事はない。 彼は最後の最後まで私の知っているシュンタロだった。 人の事を心配する、優しすぎる人。]
…わかったわ。 私としてもこのまま放っておく訳にはいかないし。
(@54) 2018/05/26(Sat) 17時半頃
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任せて。
だからあなたも無事でいてくれないと駄目よ。 何かあったら私…きっと、泣いちゃうから。
…また会いましょう。
[笑顔にこたえるよう、彼を見送っただろう。>>143*]
(@55) 2018/05/26(Sat) 17時半頃
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愛人 スージーは、メモを貼った。
2018/05/26(Sat) 17時半頃
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[スージーは、あおいちゃんの事を託されてくれて。>>@55]
ありがとう!!
[安心したように、ほっとしたように笑った。 恐らく黒牧が居るだろう、ワレンチナが向かった庭園に駆け出して…… 駆け出して、振り返った。]
スージー!!
[彼女は此方を見てくれただろうか?]
(144) 2018/05/26(Sat) 18時頃
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デート!!どこ行きたいか、考えといて!!!
[笑って、手を振って。 あの日の言葉>>@6:9は、聞こえていたから。 泣かせる気は無いよって。笑って手を振った。
返事は聞こえただろうか?
今度こそ、振り返らずに、蕗之原モールに向けて駆けて行った。*]
(145) 2018/05/26(Sat) 18時頃
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── 蕗之原モール:庭園 ──
[蕗之原モールまでの道は、やはりノイズが居たけれど。 先に通った人達が居たのだろう。 その数は、彼らが通った時よりも、少なかった。
血だまりのあった庭園への道を駆けて……
真っ黒な黒牧の姿に、一瞬怯むけれど、ワレンチナの姿を探す。 目にしたら、安堵した。]
(146) 2018/05/26(Sat) 18時頃
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ワレンチナ……無事でよかった。
翔也!圭!!
アンタ等も、生きてたんだな!!
[黒牧の口上は聞きそびれたけれど。 別に口上を聞きたいとも思わない。 ワレンチナにゼンを殺した理由を聞かなかったように。 己にとって殺人は殺人で。 理由を聞いて寄り添ってやろうなんて気は、毛頭なかった。 ただそれを否定するだけ。 それがどんなに酷薄で冷たい事だとしても…… 子どもを殺した黒牧を肯定する気は、微塵も無かったから。*]
(147) 2018/05/26(Sat) 18時頃
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[モールへ向かって、次第に遠くなる背中を見送って。 これから最終決戦の地へ向かう彼はもう、振り向かないと思ったから。]
うん…?
[こちらを振り返ったのに何事かと思えば>>144]
(@56) 2018/05/26(Sat) 18時半頃
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…え、えぇぇ!?
[一瞬で顔が熱くなった気がした。 きっと今の私の顔色は右手に咲くリボンの花よりも赤いかもしれない。
あれから話題に出さなかったからてっきり聞こえていないと思ってたのに…聞こえていたの? その上で、あえてこのタイミングで言うなんて…。
そういうところよ、ほんと。ほんとに……。]
敵わないわ……もぅ…。
[全てを喰らう悪食の口を持つ女にだって喰らえないものはある。 片手で赤面する顔を隠しながら、黙って手を振り彼を見送るしかなかった。*]
(@57) 2018/05/26(Sat) 18時半頃
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[ようやく顔の熱がひいた頃か、端末が振動をした。 確認してみればどうやら返事がきたようだ。>>@52]
後で何か…ケーキのひとつでもご馳走しないとね。
[持つべきものは死神仲間というべきか、南へ向かってくれるらしい。 自分の一言で妹様たちが恨みを買っていると知らないまま、呼称についての文句もちょっとした照れ隠しなんだろうと判断した女は返事を打ちこむ。]
『フローラルで素敵と思うけど、あなたがそう言うならやめておこうかしら。
Ms,碧衣については私も気になっていたから探してみる。 危険な事をお願いする形になってしまうけど引き受けてくれてありがとう。気をつけてね。
また何かわかったら連絡するわね。 このゲームが終わったらケーキでもご馳走するわ。』
(@58) 2018/05/26(Sat) 18時半頃
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[さて、肝心のMs,碧衣の居場所について…。 まだ万全の状態でないなら漆黒の蔓延る中央エリアにはいないだろう。 少なくとも安全地帯を求め飛び回っている時には見かけた記憶もない。
もうひとつの材料。 シュンタロがこちらへ向かってきた方角から考えれば…]
……東の方かしら。
[かなりざっくりとした予想。 彼女へ送ったメールの返信がくれば一番だが待ってられない。
シュンタロの話から肉体的に無事なのは予想ができる。 けど、昨日の時点で死神としての自尊心に傷を負った彼女の精神を思えばいつまでも待ちの姿勢でいる訳にもいかないだろう。
それが死神であれ、子供は本来庇護されるべき存在なのだから。]
(@59) 2018/05/26(Sat) 18時半頃
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よーし、イイコで待ってなさいよ。 今、お姉さんがそっちにいくからね…!
[己を鼓舞するように宣言し、大きく跳躍。 羽を広げ目指す先は東の空。
これはなかなか短くて長い一日になりそうだ。*]
(@60) 2018/05/26(Sat) 18時半頃
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愛人 スージーは、メモを貼った。
2018/05/26(Sat) 18時半頃
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甘酸っぱい。(にこにこ)
(-70) 2018/05/26(Sat) 18時半頃
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[思い思いに何かを言ったらしいことは伝わる。 それで十分であり、それ以上のことは何も分からない。
——聴覚を失った僕は、これ以上何を受け入れることもない。 ゆるやかに、目的に向かって突き進み、そして朽ち果てるだけ。
後に残るのが、アオイのための世界であればいい。
覚悟ができているなら、いや、 できていないとしても——始めよう。]
(148) 2018/05/26(Sat) 19時頃
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[右脚を振り上げ、コンクリートで舗装された床に落とす。
——ドシィン!!
重々しい衝撃と同時に、この庭園全体に激しい振動が走る。 それで体勢を崩す者がいたかどうか——
確かめるよりも先に跳躍し、 >>131>>138少女と、その隣にいる少女の姿をした者の2人を巻き込むように、 空中からの重い回し蹴りを放つだろう。**]
(149) 2018/05/26(Sat) 19時頃
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[自分たちからやや遅れてやってきた男>>114 そうして、彼を追いかけてきた>>147を見れば]
俊太郎! あんたも無事だったか…!
[昨日ぶりの顔に、ほっと息を吐く。 が、すぐに表情を引き締めて]
気をつけろよ、俊太郎。 ここは、命の遣り取りをする場所だからな。
[幼馴染と同類の、お人好し。 それが昨日見たこの男に対する印象で。
悪い奴だとは微塵も思わない、 むしろいい奴だと思うからこそ、そんなふうに声をかける。]
(150) 2018/05/26(Sat) 19時半頃
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あんたがどんな選択をしようと勝手だが、 ……生き残れよ。 あんたのパートナーのためにも、 あんた自身のためにもな。
[そんな囁きが、ちょっとした風の悪戯で 彼の耳に入ったかもしれない。 大した大声でもない、ほんの小さな独り言。]
(-71) 2018/05/26(Sat) 19時半頃
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[右脚を振り上げる動作>>149]
…っ、圭!!
[気をつけろ、と幼馴染に向かって叫ぶのと、 灰色の床にそれが振り下ろされるのと、 ほぼ同時だった。
——ドシィン!!]
…っ!
[重々しい衝撃と、振動。 ぐらり、体勢が傾きそうになるのを必死で堪えて 黒牧のほうを見やれば>>149]
(151) 2018/05/26(Sat) 19時半頃
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圭!!
[此方へと跳躍する漆黒の躯>>149 さっき片脚で地面を踏み鳴らしただけであの威力だ。 あんなものがあたれば、一溜りもない。
咄嗟に傍らの幼馴染に体当たりをして、 黒牧の一撃を二人で回避すると そのまま、ごろごろとコンクリートの床を転がった]
(152) 2018/05/26(Sat) 19時半頃
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…っ、やられるかよ!!
[このまま、やられっぱなしというのは性に合わない。 何より、相手は本気だ。 油断や加減なんてしようものならあっという間に 二人とも殺されかねない。
――立ち上がって体勢を整える。 黒牧の元へ駆け寄って距離を詰めると、 その勢いを殺さぬまま、彼の胴を抉らんとばかりに 正拳を強く叩き込んだ。]*
(153) 2018/05/26(Sat) 19時半頃
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/* 相方さんとも話してたんだけど、 やっぱり「アオイのための世界」というのが目的か。>>148
どうにか、伝えられるようにできないものか (今のところ案は二つある)
(-72) 2018/05/26(Sat) 19時半頃
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