248 冷たい校舎村6
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
全て表示
|
[強いて言うなら、舌から覗くピアスには 文化祭の前から苦手意識があったというくらいだった。
乃歌もお洒落は好きだ。それでも、痛い思いをしてまで 着飾りたいとは思っていなかった。 だから、彼の耳や舌に着けられたそれを直視することは出来ず、 何となく、目を逸らしたい気持ちになった。
理解出来ない、が、嫌悪に代わったのは、 間違いなく、文化祭の後だったけれど。]
(333) 2018/08/26(Sun) 21時頃
|
|
―現在:3F家庭科室―
[空木について、乃歌は良くは知らない。 休みがちだったのが、最近は学校に来るようになったとか、 普段はもう少し のんびりした立ち居振る舞いだった気がする。 それくらい。
だから、後ろから付いてくる苛立たし気な足音>>163に、 乃歌は顔を真っ青にして、家庭科室へと逃げ込んだ後も 隅の方でぶるぶると震えていた。
不機嫌さを隠そうともせず、彼は叫ぶ。 聞きたくなかった。緩いウェーブがかった髪が ぐしゃり、乱れるのも構わず、耳を塞ごうとする。 それでも、彼の言葉は容赦なく乃歌を突き刺した。]
(334) 2018/08/26(Sun) 21時頃
|
|
[―――「少なくとも、みんな普通の人間なんです。 それがいざという間際に 急に悪人に変るんだから恐ろしいのです。」]
(335) 2018/08/26(Sun) 21時頃
|
|
やめ、て、 やめてよ……!
[弱弱しい叫びは、きっと彼には聞こえない。 彼が何故そこまで苛立っているのかも、 乃歌には分からない。考えられない。
死んじゃえ、と>>1:461 そう叫びそうになったことはあった。 それでも、本当にいなくなってほしいなんて 思っていなかった。
……本当に勝手な話だ。 自分でも、分かっている。分かっているのだ。
言葉や態度だって、過ぎればただの暴力だ。 理不尽にもたらされるそれの苦しみは、 自分でも良く分かっているというのに。]
(336) 2018/08/26(Sun) 21時半頃
|
|
[それでも、責め立てるような空木の声>>165に 乃歌の身体はすくんだように動かない。 がちがちとみっともなく歯が鳴る。 早く、何処かに行って欲しい。
或いは、あの時みたいに、 早く、ここから逃げ出して――]
(337) 2018/08/26(Sun) 21時半頃
|
|
[―――あれ?]
(338) 2018/08/26(Sun) 21時半頃
|
|
[あの時、私はどうやって逃げたんだっけ。 あの恐ろしいほどの力から、どうやって逃げ出せたのか。
悪夢のような記憶は、頬を殴られた場所で止まっている。 気が付けば、夜子に助けを求めていた。 その間が、靄がかかったように思い出せない。分からない。]
(339) 2018/08/26(Sun) 21時半頃
|
|
[記憶の隅で、小さな鋏の銀色が光る。]
(340) 2018/08/26(Sun) 21時半頃
|
|
[ ――「一色乃歌さんですね。」
穏やかに笑った警察官に呼び止められた乃歌は 踵を返して駆け出した。]
(341) 2018/08/26(Sun) 21時半頃
|
|
[どのくらい、そうしていたのだろう。 足音が去って、>>166 誰かと空木との話声が聞こえて>>184 それすらも聞こえなくなった頃。
こんこん、と>>314控えめに鳴った音に、 再び乃歌は身体を強張らせた。
大丈夫か、と、問う、聞きなれた声に、 ぶわ、と涙が溢れる。 乃歌自身にも分からない。 それが恐怖か、別の何かなのか。分からない。
うずくまったまま、乃歌は目元を擦った。 ブラウンのアイシャドーが 指先できらきらと鈍く光っている。]
(342) 2018/08/26(Sun) 21時半頃
|
|
……だい、じょう、ぶ。
[引き攣る喉の奥から、それだけを何とか吐き出して 電気すら付いていない部屋の隅で 乃歌はずびずびと鼻水を啜った。 みっともない、と自分でも思った。]
(343) 2018/08/26(Sun) 21時半頃
|
|
[出会った時とは、まるで真逆だ。*]
(344) 2018/08/26(Sun) 21時半頃
|
|
― 回想:名前も知らない男の子と ―
[ 近づかないようにという言いつけを守って 遠くから見ていたわたくしの前に いつの間にやら男の子が立っていました>>288
自分からは近づいていないのですが これはおとうさまのお言いつけを 破ったことになるのでしょうか ]
ええと、その、 遊んではいけないといわれていますの。
[ 遊びたいという気持ちが漏れて しょんぼりした声音になってしまいました。 だって皆様とても楽しそうなんですもの ]
(345) 2018/08/26(Sun) 21時半頃
|
|
でも、こえをかけてくださって ありがとうございます。
[ スカートをつまんで膝をおってお礼を言います ]
つぎにこちらにくるときは あそんぶきょかをもらってきますから、 あそんでいただけますか?
[ 引き離されていく男の子に わたくしはそう声をかけました。
ですが、おとうさまについて その施設に行くことはその後、 一度もありませんでした ]*
(346) 2018/08/26(Sun) 21時半頃
|
|
──現在/食堂──
……いや? 不気味。っていうか、 ……そもそも、おれ一番に寝たしなあ。
[ どこでも寝られる。文字通り。 路上でも、たぶん、偽の兄の家だって、 空木は平気で寝てっていい? と聞いたろう。
不気味、という発想は空木になく、 肖像画の視線とか、不意に鳴るピアノとか、 そういうものが思い浮かぶこともない。
空木が寝たあとに、黄楊や阿蘇や日夏や弓木が、 肖像画の視線が怖い。などと言ったとして、 空木が知ることはなかった。
相変わらず、聞かれてることの意味が。 ってふうに、空木は首を傾ぐばかりだ。]
(347) 2018/08/26(Sun) 21時半頃
|
|
[ 雑談は広がり、予想通りの反応>>320に笑い、 仁鳥が一緒だったと聞いて、 空木は少し、わかる気がする。とさえ思う。
そんな雑談に交えて投げられる、 冗談めいた言葉を、空木は同じように、
「 そっか 」と、笑って受けるしかない。]
(348) 2018/08/26(Sun) 21時半頃
|
|
……だめかあ。
[ と言ったときも、空木は笑っていた。
思い出だけではだめ>>323と、庄司は言い、 時間は進む。>>324と、空木に説く。]
そりゃそーなんだけど。 なんつーか、気持ちの問題?
みんながおとなになっても、おれは、 あんときは楽しかったね。って、 ずうっと言ってる気がする。
[ 少し、照れ臭そうに空木は言う。 なんていうか、みんなと卒業したい。と、 言うのが気恥ずかしいのと、同じような話だ。]
(349) 2018/08/26(Sun) 21時半頃
|
|
[ 庄司が、空木の言葉でなにを思い出したかなんて、 空木は知らないけれど、そうなんだよ。と肯く。
結局のところ、庄司との会話は、 大きな進展も後退もないまま、 静かに終結したように思うけれど、
最後、納得したような反応>>327が見れて、 空木は、それがなんだかうれしかった。]
(350) 2018/08/26(Sun) 21時半頃
|
|
……や、弓木の。拾った。 吸うなら持ち歩くって。
[ たぶん火つかないけど。って、 空木は、知られてないなら。って、 そんな調子で、会話に嘘を綯交ぜる。]
でも、コンロで火つけんの、ウケる。
[ 別に、その問いに深い意味もなく、 あればいいな。ってだけだったから、 不良行為は適当に擦り付けておく。
食堂で必死にたばこを吸おうとする自分を想像して、 それがあんまりばかばかしいから、 空木は結局、笑って食堂をあとにした。*]
(351) 2018/08/26(Sun) 21時半頃
|
|
― 現在:委員長と ―
ゾンビというか…ええと、ふふ、お化けかと?
[ 気を使っていただいたのか、 眼鏡が外され、いつもの日夏さんになります。>>331 わたくしは小さく胸をなでおろします ]
よくお似合いですから、 つけたままでも良いと思いますよ。
[ 大丈夫です。眼鏡をかけた日夏さんも きちんと見分けられます ]
この状況ですもの。 女子の方をわたくしが引き受けるのは 言われなくても当然だと思います。
顔色…やっぱりそんなに悪いですか。 いつもの寝不足なので気になさらないでください。
(352) 2018/08/26(Sun) 21時半頃
|
|
[ そして、異変について、 弓木さんと黄楊さんがいなくなったと 教えていただきました ]
そう、ですか。お二人が。 さみしくなっていきますね。 崩れてしまいそうってことは 安藤さんのとはまた別の… 帰り方、ですね。
[ 死因と、口にしてよいのか 逡巡してわたくしは違う言葉を選びました ]
ここにわたくしたちを呼んだ方は 何を求めていらっしゃるんでしょう。
[ 頬に手を当てて首をかしげました ]*
(353) 2018/08/26(Sun) 21時半頃
|
|
―― 回想:お嬢様と ――
なんで遊んじゃいけないの?
[本気で理解できないというように 少年は首をかしげた。
しょんぼりとするくらいなら 混ざればいいのに、と 手を引こうとして 大人たちに止められる。]
[スカートをつまんでするお辞儀なんか 絵本の中でしか見たことはなかった。 遊ぶ許可を得てから遊ぶ、なんて それもやっぱり、お話の中でしか見たことなくて――]
(354) 2018/08/26(Sun) 22時頃
|
|
……いみわかんねーけど つぎここにきたらあそべるんだな
[わかった、と少年は頷いた。 それを律儀にも信じ、少女から離れる。
――けれど少女は、その後、現れることはなくて きっと違う世界にいってしまったんだと そう思うしかなかった *]
(355) 2018/08/26(Sun) 22時頃
|
|
―― 現在:食堂 ――
[音楽室で、一番に寝たらしい空木君は、>>347 不気味という感覚がぴんと来ないようでした。 男の子ってそんなものなのでしょうか。 そんなことを考えて、内心で首を振ります。 女の子しか不気味に思わないのなら、 学校の怖い話の定番スポットになったりは しないはずです。]
強い……っていうか、空木君、たくましいんだね。 どこでも生きていけそう。
[睡眠は生存に欠かせません。 どこでも寝れる空木君は、生命力が高い気がして、 思わずそんなことを言いました。 どこでも生きていける。 なんて無責任な言葉でしょう。]
(356) 2018/08/26(Sun) 22時頃
|
|
[軽く言った言葉の重みを、 きっと空木君は気づいていると思うのに、 空木君は、軽く流してくれました。>>348>>349 流してくれたことをありがたいと思います。 真剣に受け止められたら、 私は申し訳ない気持ちになって、 ますますなんでもないことのように振舞うしか できなかったでしょう。]
あの時は楽しかったね、か。 うん。それなら、わかる。
(357) 2018/08/26(Sun) 22時頃
|
|
[もし、まだ舞台に私の出番があったなら。 きっと思い出を懐かしんで、大切な宝物みたいに 時々取り出して眺めたりするのだと思います。
でも、出る幕がもうないのなら。 取り出した思い出はくすむでしょう。 あの頃は楽しかったのに。確かに私はみんなの中で 役目があって、ここにいてもいいと思えたのに。 それなのにどうして。 そう思って嘆くでしょう。 私はそんなことをしたくないのです。 大切な思い出を汚してしまいたくはないのです。]
(358) 2018/08/26(Sun) 22時頃
|
|
同窓会とか。 みんなでまた集まって、楽しかったねって そんな話ができたらいいね。
[笑って私はそう言いました。 そんな未来があればいいと思います。 きっと私はそこにはいないのでしょうけど。 そうして、私のことも覚えていてもらえたら 嬉しいなと思います。]
(359) 2018/08/26(Sun) 22時頃
|
|
[煙草は弓木君のもの。>>351 ちょうど弓木君のことを思い出していた私は、 その説明に納得して頷きました。]
そっか。 吸うなら、ライター持ってるよね。
[弓木君はなぜか持ってませんでしたけど。]
あ、コンロってやっぱり駄目?
[コンロ案は却下されました。 空木君は結局吸わないまま、食堂の出口へ向かいます。 なんとなくその背中を見送ってから、 私は食器を洗おうと席を立ちました。*]
(360) 2018/08/26(Sun) 22時頃
|
|
―ー 現在:副委員長と ――
わはは!
この恨みはらさでおくべきか〜 つってな [笑ってから、 わざとお化けの真似をして手をゆらり、と振る。
似合っているからつけたままでもいい。 とはいわれたけれど さて、どうしたものかな、と 眼鏡は手元でかちかち音を立てるだけ。
――振り向いたときの封都の表情がひっかかっているから やっぱり、かけないことにする。]
(361) 2018/08/26(Sun) 22時頃
|
|
いつも寝不足なんだ……? それは大丈夫じゃないな。
[それは気にするよ、と苦笑した。 いつもの寝不足ということは 寝不足になる原因があるということだ。
お嬢様である封都が 夜更かしでゲームをするわけもなし すこしひっかかりを覚えながら、異変を伝える。]
そうだなあ。元々寂しい校舎ではあったが。 ……そういえば、帰り方は違うんだな。
[帰り方、と口にしたので、そのまま言葉を拝借する。 死に方、というにはあまりにも現実感がないから これはこれで正しい言葉なのかもしれない。]
(362) 2018/08/26(Sun) 22時頃
|
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る