244 【R18】ミゼリコルディアの宴【魔女村】
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[不安がるのは当然であるが、それで思い留まれるような理性もなく。 自分も服を脱ぎ、メルヤの脚の間に入り――屹立をあてがえば……]
ごめん、痛みを和らげる魔法は持ってない それでも、メルヤの全部が欲しい
[労れることは何もできず。 男の本能を刺し沈めていく……]
(-78) 2018/06/17(Sun) 23時半頃
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そう、家出。 家を出ていく、ということ。
[きょとんとした顔を見返して、熊は大真面目に言いました。]
この山におれがいるのは、この山を一族が守ったから。 人間がこの山に住むおれ狙うのは、魔法使いなの知ってるから。
今まで、一族の山守るために暮らしてた。 でも、どりが新しいおれの「家族」なら…… 危ない場所に、何時までも残る理由はない。
[熊は言葉を選びながら一生懸命説明します。 今まで考えたこともないことだったので、ちょっと閊えながらではありますが。]
(309) 2018/06/17(Sun) 23時半頃
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ううんと……どりが、ここに残るのも、出ていくのも どっちも幸せになれるか分からないなら……
じゃあ、一緒に探しに行こう、ってこと……
[出向いた先が、この奇異な二人を歓迎してくれるとは限りません。もしかしたらもっと酷い目にあって、片腕を失くすどころじゃすまなくなるかもしれません。 それでも可能性を探す旅に出ていくのも、悪くはないのではないのでしょうか。]
おれだって、どりと一緒にいたい、言ったろ?
[いつぞやのように手を差し伸べて、熊は子熊の選択を待つ。]**
(310) 2018/06/17(Sun) 23時半頃
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[全て貫いて、動けるようになれば]
僕が吸血鬼だったら、ここを――
[目についたのは、メルヤの首筋。 口元を近付ければ、その頸動脈を――]
ちゅ、じゅ、ずず…
[吸血鬼なら牙を立てて血を吸ったであろう。 劇の吸血鬼は恋する女に牙を立てられず離れた。 そしてまだ吸血鬼になれていない人間の魔法使いは、恋する女に……甘く口付けて、舐めて、吸い付いた。
劇と同じく吸血鬼になったら吸えないという男ができる、最大限の情愛であろうか。*]
(-79) 2018/06/17(Sun) 23時半頃
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/* あっれ、わりと死ぬのを視野に入れてたんだけどなんでこうなった??
(-80) 2018/06/17(Sun) 23時半頃
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森番 ガストンは、メモを貼った。
2018/06/17(Sun) 23時半頃
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[開かれた脚の間、押し当てられた熱。思った以上に呆気なくメルヤの中は猛りを迎え入れた]
あっう、ああっ、お腹、……熱い
[痛みは確かにあって、それでも、繋がれた喜びがそれを上回る。ぽろぽろと涙が溢れる。
彼がゆるゆると動き出せば、その動きのままに彼の下で揺れる。
彼が吸い付いた首は、メルヤの感じやすいところだったようで、甘い声が漏れ出す]
あ……んっ…んん、ふ。
[彼が精を吐き出すまで、甘い声で鳴き続けた*]
(-81) 2018/06/18(Mon) 00時頃
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[メルヤとひとつになったこと、滾りが受ける直接的な刺激、吸血鬼の擬似的な愛撫が悦びを与えていること―― 奉仕で受ける快感とは比較にならない何かさまざまな感動が腰に集中して。]
メルヤ…!メルヤ…!
[首筋を吸っていて相手の顔は見えないが、想う心が繋がっていると信じて腰を振って。]
う、ううっ、出、そう……! メル、ヤ…!!
[律動が激しくなり、やがて爆ぜて。 白濁した人間の愛情の証を噴き出した――。**]
(-82) 2018/06/18(Mon) 00時頃
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[真実を知らないフェルゼの強くて哀しい約束に 魔女は首を縦に振り、ちいさく息を吐く
ずっと、ひとりだった ──── 人間にも魔女にも寄り添うことができず 誰にも頼ることなど …しなかった。
それが眩しく映っているだなんて知らず ただ、ただ、息を吐く それは安堵とも、ため息とも違う 心につかえていた、重くて小さな枷
まだたった23年生きただけの人間が それでも。20年一緒に暮らしてきた人間が こうして自分の心に寄り添ってくれたことを
── 今、本当に うれしい と思えて、 そして、魔女は一筋の涙を流した。 ]
(311) 2018/06/18(Mon) 00時頃
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[その涙に相手は気付いただろうか ………視線をあわせて話をしていたんだ、 気づかれていても、仕方なくて、だから、 ]
ばっ、馬鹿、泣いてなんかいないぞ アンタがうまい人参のケーキなんて作るから 間違えて全部人参食べちまったじゃないか
[ぐしぐし、と手の甲で涙を拭いながら零す言い訳は ひどく、ひどく、拙くて、”リッキィらしい” もの ]
(312) 2018/06/18(Mon) 00時頃
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…………じゃあアンタも死ぬんじゃないよ 私の呪いが解けるまで。必ず、生きて欲しい。 そして、その時は、後悔しないでほしい。
[後悔の意味についてはフェルゼには言わなかった
呪いを解く術を見つけるということは 魔女の命を奪うということ。 それをどうか、後悔しないで。 ]
(313) 2018/06/18(Mon) 00時頃
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私は、アンタの親だ。 これは、命令だよ。
[どうか、私がもし居なくなった後でも、幸せに。 ]**
(314) 2018/06/18(Mon) 00時頃
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[ただ彼にしがみついて、息も絶え絶え、痛みと快感に耐えていた。
彼の動きが速くなってやがて止まりーーーメルヤの中で、爆ぜた]
はぁ、はぁ
[額の汗を腕で拭い、呼吸を整える。裸のまま、シーツに包まる]
今なら良く眠れそうです。おやすみなさい、レオナルドさん。
[約束通り、ひとつのベッド、彼の隣で目を閉じ、しばらく後静かな寝息を立て始めた**]
(-83) 2018/06/18(Mon) 00時半頃
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[手紙のお返事に『厚かましくなってる』なんて 書かれているとは、露知らず。 落ち着いたクリーム色のブラウスを手に取った。
合わせるなら七分丈の赤茶のスカートかなぁ... 靴は大人っぽいのにしようかなーー と 姿見の前でちょっとの間、悩んだり。]
(315) 2018/06/18(Mon) 01時半頃
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[お気に入りの赤い靴は ピスティオに魔法をかけてもらったから 今でもよく履いて出掛けているんだけど、 でも、今日はなんとなく大人っぽくしたい気分で。
焦げ茶のブーティーに決めながら、 お化粧もちょっとだけ変えてみよう とか。]
( どうせ、気づかないでしょうけど… )
[まあね、別に彼のためのお洒落じゃないし。 自己満足さえ満たせればそれでいいんだけど、別に。]
(316) 2018/06/18(Mon) 01時半頃
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( 一緒に並んで歩くから、 お似合いの二人だねって 見られたいとか、 そんなこと…別にね。 )
(-84) 2018/06/18(Mon) 01時半頃
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[身支度を整えて、 共に出掛けると言った彼を迎えに行く。
魔法使いの知り合いの元にも人間の子がいると聞けば へぇ、と興味を示し、 「お手紙、かぁ…」なんて口からぽろっと。
ピスティオへの書き置きとか ご近所さんへのお手紙なら出したこともあるけど、 全く知らない人へ、なんてしたことないから ちょっと 楽しそうだ。]
(317) 2018/06/18(Mon) 01時半頃
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[街へ出たら素敵な便箋と封筒を探してみようかしら。
お目当てのクッキーとスコーン以外に、 お店に飾る花瓶も探したいなぁって思い浮かべて。 ピスティオがぽっかり空いた空間に手紙を投げ込むのを 横目で眺めていた。
いつ見ても、何度見ても、不思議。]
お手紙は梟が届けるイメージだったけど、 近頃の魔法はハイテクなのね。
[便利さここに極まれり。 どのくらい時間が掛かるのか想像つかないが きっと梟に運ばせるよりは早いんだろうな。]
(318) 2018/06/18(Mon) 01時半頃
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[雑談もそこそこに、街へと向かう。 「あの店に行きたい」だとか「アレが欲しい」とか 移り変わった会話の中でふとあることに思い至った。]
( 私、この間ピスティオが居ないとき、 顔なじみの店主さんやその奥さんに 嫁ですアピールしちゃってる…! )
[『あら〜いいお嫁さんね〜』と言われて、 ついついその時の気分とノリで 外堀を埋めてしまえばいいんじゃない? なんて心のうちの甘言に惑わされたけど。
今だって、特に後悔してないし、 できることなら引き続き足場を固める方針だけど。]
(319) 2018/06/18(Mon) 01時半頃
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/* どんよりロンドン晴れたらパリ〜!
(-85) 2018/06/18(Mon) 01時半頃
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( バレたらすっごく微妙そうな顔をしそう! )
[───ま、素知らぬ風を装って にこにこ笑っておこうかな。]*
(320) 2018/06/18(Mon) 01時半頃
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/* お返事したいけど寝たい気持ちが…くそーみえてるのに…😭 社会人じゃなければ!!!遅刻すれすれ野郎じゃなければ!!!、
(-86) 2018/06/18(Mon) 01時半頃
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/* ピスティオすっごく私の扱い雑じゃない???
(-87) 2018/06/18(Mon) 01時半頃
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/* なんかメアリーちゃん、 一緒にいたい!便利だし!この環境最高でこの家でたくないから結婚したい!そのためにできることはやる!!ってそこは食い気味なのに、 ピスティオに好きになってもらいたいな〜 って考えるくらいピスティオのこと好きだよ〜ってのはあまり認めたくないらしい。自覚してるけど口とかロルには出したくないみたい。
(-88) 2018/06/18(Mon) 01時半頃
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/* likeは大々的に認めるけどloveは…… 認めて環境が変わる(向こうからも返ってくる)なら即座に認めるけど、そっかーって聞くだけ聞いて流されそうな想像めちゃめちゃできちゃうからそれは許せん!的な。
(-89) 2018/06/18(Mon) 01時半頃
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/* ドリくん可愛いからお手紙送りたいけど、ガストンさんとのロル+二つお手紙抱えてるっぽいし、あとエピ入りまで1日切ってるからやめとこーね私!
(-90) 2018/06/18(Mon) 02時頃
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/* あのペア可愛いが過ぎててときめきしかなぃょ。。。
(-91) 2018/06/18(Mon) 02時頃
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し、知ってらぁ……! 意味ぐらい!!
[家出は家を出ていくということ 至極真面目な様子の大熊に 子熊はえへんと、大見得を切ります
もっともっと幼い頃 子熊だって家出したことがあります 何で叱られたのか、今では覚えていませんが お気に入りのオモチャと、オヤツを持って 三時間ばかり、納屋に立てこもった時のこと
あとで見つかって、大目玉をくらいましたが 見つかるまでのワクワク感……! 今でもしっかり覚えています]
(321) 2018/06/18(Mon) 08時半頃
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[でも、ガストンの言う家出は 子熊の記憶の中の家出とは、だいぶ違うよう。
子熊は首を傾げ、うーん 腕組みのおまけまで付けて思案顔]
それって、お引越しとか 旅に出るって言うんじゃ……
[一応、言ってはみたものの どちらにしても、家を出るのは一緒 ただそれが、どちらか片方だけか それとも二人だけかの違いだけ。
そこまで考えたところで 今度は子熊がぱっくり口を開く番
話を飲み込むまでここまでかかるのは きっと心底、怒っていたせい そう言うことにしておきましょう]
(322) 2018/06/18(Mon) 08時半頃
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うん!一緒に行こう!!!
ガストンのこと嫌いな人間がいる街は 遠回りになっても、寄らないようにして 二人だもん、きっと大丈夫
[目的地のない旅です。 いいえ、目的地を探す旅かもしれません。 どこまでも歩けるだけ歩いて そうして、足を止めたところが目的地 それでいいように思えます。
妹が見つかったとして 『ついていかない』なんて言われても大丈夫 それでも子熊には、もう家族がいるのですから]
ね、とーさん
[差し伸べられた腕に、両手で抱きつき 大きな大きな熊に満面の笑顔を返したのでした*]
(323) 2018/06/18(Mon) 08時半頃
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―回想:花のようなひと―
[わたしが訪れて最初の春>>208 わたしは、魔女の提案でピクニックへ行くことになった。
幼いわたしに無縁だったこと 病持ちであったわたしは友達も出来ずにひとりでいることが多かった。
降り注ぐ陽射しは穏やかで 少し落ち着かなげにきょろきょろと手をひく人と周辺をみる 供連れの狼もまだ怖かった 差して遠くもない場所に夢のように美しい場所があった。]
(324) 2018/06/18(Mon) 10時半頃
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