227 【RP村】空回る時間の卒業式
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── 階上へ ──
まったく、瀬戸ってば、マイペースだなあ
[ なんて、私は唇を尖らせて、 ついでにミルクティーを吸い上げながら、 のんびりと階段を上ってゆく。]
確認したんなら、結果まで教えてほしいもんだよ
[ 紙パック片手に歩く廊下は、 昨日までの日常と地続きみたい。
私はのんびり、のんびり、階段を上って──、]
(316) 2017/09/18(Mon) 13時頃
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── 屋上前 階段 ──
[ はじめに聞こえたのは声>>209で、 なあんだ、他にも人がいたのか、なんて思う。
なんだか盛り上がっているみたいだけど、 「ちょっと通るよー」って、通り抜ければいいって、 私はストローくわえたまんま、足を止めない。
その声の正体が、顔もなんにもない影だと知れば、 この世界は一体何なんだろうって、 そういうことがうっすらと気になった。]
……残像?
[ ううん、と唸って首を傾げる。なんにせよ邪魔だ。]
(317) 2017/09/18(Mon) 13時頃
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[ 目の前で繰り広げられる影絵は、 めまぐるしく場面を変えて、幾人もの声を紡ぐ。
私はそれを、眺めて、眺めて──、]
……結局、これ、なんなんだろ?
[ ゆうるり、傾げてった首はずいぶんななめに。 オカルトってやつだなあ、なんて思う。
それが事実ともフィクションとも、 噂に疎い私には断定できないはずなのだけれど、 なんとなく、記憶なのかな と、思う。 或いは記録か。なんのため?]
(318) 2017/09/18(Mon) 13時頃
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[ というか、肝心の瀬戸はどこ? こんな、背高ノッポの影法師じゃなくて。 ……あ、屋上にいるんでしょーか。
私は、当初予定していたように、 ちょっと通りますよーって具合に、 影の間を縫って、さらに階段を上ってく。
影法師ひとつ駆けてった屋上。 鍵が開かない、なんてことはなくて、 瀬戸はマジで屋上から出て行ったのか?
なんて、呑気に考えながら、ドアノブを回す。
光が、射し込む。]
(319) 2017/09/18(Mon) 13時頃
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[ ── 多分、理解した。 さっきは気にも留めなかったけど、 瀬戸。あれは瀬戸のものだったんだね。]
(320) 2017/09/18(Mon) 13時頃
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── 桃果 の 場所 ──
(321) 2017/09/18(Mon) 13時頃
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もも の世界をみせてあげる。
(322) 2017/09/18(Mon) 13時頃
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それは、なあんにもない よく晴れたある日の屋上で ぽかぽか日が射してきもちいいの なんだか眠くなっちゃうなあ なんて そう思ってフェンスにもたれかかって 地上を見下ろすと、ほら
(323) 2017/09/18(Mon) 13時頃
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みんながいる みんな いろんなひと ばらばらのことをしてる、たくさんのひと 私はそれを見下ろして あのひとたちは、どうしてああしてるんだろって のーんびり、考えたりするの
(324) 2017/09/18(Mon) 13時頃
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なんであのひとは陸上部なんだろ どうしてあのひとはスケッチを描いてるの? いそいそと帰ってくあのひとは 塾かなにかに行くのかしらん、なんで?
はあ、ため息がこぼれる この世には、なんてたくさんの選択肢があるんだろう こんなにたくさんの道があったのか 私は知らなかった あんなとこに放り込まれて、自由に生きなさい なんて
(325) 2017/09/18(Mon) 13時頃
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……切実に死にたいなんて思ったことはないし 痛い思いまでしてわざわざ死ぬなんてやだけど こんなひろい世界を生きていくのも おんなじくらいめんどうくさいなって ここでね、気づいちゃったんだ この世はちょっと広すぎてめまいがするね
もも になりたいものなんてなかった
(326) 2017/09/18(Mon) 13時頃
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生きるか死ぬか どっちがいい? って聞かれたら、 一楽桃果は、迷わない。あのね、「楽な方」。*
(327) 2017/09/18(Mon) 13時頃
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[ 十文字さんへ返せなかった、のは、きっと、 分からなかったからだと思うの。 "視野が広い"のかしら、どうかしら。 遠すぎると、見えるものも見えなくなる、 自分と皆が違うって、 そう思うしか無くなっているのよ、
── なんて ふんわり。
患者を見送って、 ひとりきりの"わたしの場所"、 眼鏡は取り去ってしまって、 居眠りみたいに…冷たい机に突っ伏して、 ]
(328) 2017/09/18(Mon) 15時半頃
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「 ── わたしはあ、この 部が、すきだからあ 」
(329) 2017/09/18(Mon) 15時半頃
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[ ……、? ]
……… だれ?
[ 顔を上げずに聞いてみれど、 誰からもまともな、 …期待しているような返事は来なくて
代わりに、 ]
(330) 2017/09/18(Mon) 15時半頃
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「 あのね、ここ、貸して欲しいんだ、 やだあ、なにってせいしゅんだよ、えーと、 」
「 ……、保健委員さん? 」 「 だからトガワさんだよ、一年の時同じクラスの、…」
(331) 2017/09/18(Mon) 15時半頃
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[ 杖のつく音、人の囁き声、衣擦れの音、 それから それから、それから、──…… "いつもの"私の頁の捲る音すら、 遠くから聞こえてくるような感覚。 ]
(332) 2017/09/18(Mon) 15時半頃
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「 だいじょうぶ、わかってるよ 」 「 一生懸命考えてくれて、…… 」
(333) 2017/09/18(Mon) 15時半頃
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[ ……クラスメイトの声すら聞こえてきた。 吹奏楽部、青春の部活ね。 … あのひとは、あのひとたちは、 何を頑張ったというのだろう。
どれだけ性格が悪かろうと、嫌われていようと、 本人にとって全力(…多分、)で生きているのなら それは充分良いことなんじゃあないかしら。
テレビの向こう、そうね。 青春ドラマを観ている私は、 適当に感想を浮かばせるだけ。
── お疲れ様。 きっと、なんにもないおんなよりは、 ずぅっと面白いストーリーなんじゃ無いかしら。 まぁったく失礼な物言いを胸に抱えたまま、 保健室のヌシはクラスメイトを送るのだ。 ]
(334) 2017/09/18(Mon) 15時半頃
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[ ……同時に、思ってしまうのは、 さっき喋りすぎた所為かしら。
── 私は何が出来たのだろう って。 ── 何を持って大人になるというのだろう って。 頑張らなくてもどうにかなる時代は終わって、 もう何年か経ってしまえば、 否が応でも、 頑張らなければ評価されない歳になってしまう。
社会、と いう、 テレビの向こう側へ入らなければならない。 定義の知らない青春すらも 置き去りにしたまんまで。 ]
(335) 2017/09/18(Mon) 15時半頃
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[ 彼も、テレビの向こう側の人も、 何処に居るかわからないと言うのに。 …私は何処へ居れば良いと言うんだ。
適当な噂話をするおんなのこたちは、 こういう時に限ってなぁんにも言わないんだ。 ── …、でも。 嗚呼 そう、か。 何処に居るか分からない から、 何処かも知らない場所にいる、と、言うのなら、 いつも通り、足音のよう、 空気にとけてクラスからも霧散するみたいに、 テレビの音を、きき ながら、 ]
(336) 2017/09/18(Mon) 15時半頃
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[ ── いっそ このまま、とけちゃえばいいのになあ** ]
(337) 2017/09/18(Mon) 15時半頃
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── 屋上 ──
[ 間違いなく、そこは私の場所だった。
あっけなさすぎるくらいにあっさり開いた扉から、 すとんと抜けてくようなきれいな青い空。
少し冷たさをはらむようになった風と、 やわらかい日射しが、私のお気に入りだった。
そこに、瀬戸の姿は見当たらなくて、 私は、私の場所にひとり、遠い地面のみんなを見下ろす。
── やっぱり、広い なあ。
なんて思うけど、やっぱり私の心にあるのは、 強い嫌悪でも、悲嘆の思いでもなくって、 あったかくてきもちいなあって気もち。]
(338) 2017/09/18(Mon) 15時半頃
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[ 私が変なのなんて、もうわかったけど、 それもしかたないなって思っちゃったんだ。
だってそういう性格なんだもん。 きっかけなんて、思い浮かばなくて、 強く変わりたいと願うこともなかった。
色恋沙汰がない! なんて言ったって、 じゃあそれがほしかったの? って聞かれたら、 あれば楽しかったのかなって、その程度の。
きっと私は、これからも、 何かに執着する苦しさよりも、 何も持たない気楽さを選ぶ。]
(339) 2017/09/18(Mon) 15時半頃
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[ ── ああ、でも。
誰かを強く憎む気もちや、 涙を堪えきれないほどの悲哀なんて、 これっぽっちも知りたいとは思わないけど、
たったひとりに恋い焦がれる、その感覚は、 ちょっと体感してみたかったなあ、とは、
思わなくもないけど、まあ、それも、 どんなものなんだろう、って、淡い関心。
あるいは、さっきあんなものを見たからかしらん。
屋上に駆けてった見知らぬ影法師Aさんは、 私の世界には存在できない、私の中には存在しない。]
(340) 2017/09/18(Mon) 15時半頃
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[ 開かれた屋上。気もちの良い青空。 そこで私は、制服のまんま、フェンスに足をかけてみる。
昔から、ボール遊びはそんなに得意じゃなかったけど、 木登りとか、アスレチックでは自由自在だったの。
上履きを脱いで、靴下になれば、 フェンスに指を引っ掛けて上ってくことくらい、簡単。
よいしょ、よいしょとよじ登っていって、 フェンスのてっぺんに手をかけて、身体を引き上げて、 乗り越えようとしたときだった。]
(341) 2017/09/18(Mon) 15時半頃
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[ ── あれ?
ロープ伝いに降りちゃえば、或いは飛び降りれば、 そんな思惑は、そもそも不可能だったのだと知る。
越えられないって、感じる違和感。 フェンスの向こう側には、出られないのね。 私の場所は、そこでぷつりと終わっているみたい。
仕方ないなって、そのときも私はあっさりと、 今度はまた、ゆっくりとフェンスを降りて、着地。 そのまま、踵を返して、また校舎の中へ。
瀬戸もいないし、脱出できないことが分かったんだから、 もうこの場所に用はない。……はずなんだけれど、
きっと私はまたここに戻ってくる── って、 私は心の奥底で、確信している。わかってるの。]
(342) 2017/09/18(Mon) 15時半頃
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[ ── だって、ここは 桃果 の場所だから ** ]
(343) 2017/09/18(Mon) 15時半頃
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読書家 ケイトは、メモを貼った。
2017/09/18(Mon) 15時半頃
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[ 俺より恵まれない人はたくさんいる。 そんなことはわかっている。 きっとそれは事実なんだろう。 でも、それは俺にとって、何の慰めにもならない。 ]
(344) 2017/09/18(Mon) 16時頃
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― 美術室 ―
[魔が差した、としか言いようがない。 ふらふらと校舎内を歩いていた俺は、気がつけば美術室の前にたどり着いていた。 もう二度と来るつもりなんかなかったのにな。 それともこれが帰巣本能ってやつなのかな。 魔が差したついでに、俺は美術室の扉を引いた。]
ああ……。
[美術室独特の匂いが流れ込んでくる。 思わず漏れたのは、ため息だ。 扉の向こう、真っ先に目に飛び込んできたのは、俺の最後の作品だった。
まだ、俺が、自分の将来を信じて疑ってなかった頃。 油彩のその作品は、海から昇る朝日を描いたものだった。 光を放つような彩り。希望に満ち溢れていて、反吐が出る。]
(345) 2017/09/18(Mon) 16時頃
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