251 洋墨と躍れ、心の随に
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「 … あなたの専攻は 歴史学であると認識していたが 」
[ ティー・カップから離した唇で そう紡ぎ出した言葉もまた、初対面としては 身のない軽さを帯びたものだった。
揶揄を含むことが無かったのは─── 書の研究に携わるならば一度は辿り着く場所、 つまり場違いな工芸品に代表されるような “ 人智を越えた領域 ”の存在があるからだ。 ]
(291) 2018/10/09(Tue) 19時頃
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[ 魔術と科学は一見して水油の関係のようで、 霊子の存在によって中和される。
──── 霊科学はそのあわいに佇む故に 本命の視線を魔術書に向けた話傾けた耳は 彼女の話を受け流す真似はしなかった。>>200
ティー・カップを置いた細い指を両の八本、 交互に組み合わせ再びの唇を開く頃には、 桃花の瞼に嵌め込んだ黒水晶、真に見据えて ]
(292) 2018/10/09(Tue) 19時頃
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「 書の…霊科学の分野から紐解いても、 世界には隠れ、潜む存在があるように 思えてくることがある
だが、辿り着くことがあっても>>291 決して行き止まりではないだろう
それは深海や宇宙の上澄みのようで 未だカタチを捉えることは出来ない 」
(293) 2018/10/09(Tue) 19時半頃
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[ 声と囁きの間、周囲の誰が欹てる訳でもないのに 彼女のみに届く言葉を空気に沈めた。
霊科学が向ける光は未来ではなく過去の解明。 正確な歴史を紐解いて裏付けを取る行為は、 彼女の示す神秘を暴くことになるだろうか…と ───ほんの僅か、その反応を伺う隙間を置き ]
(294) 2018/10/09(Tue) 19時半頃
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[ 反応の有無に関わらず、 科学者として、研究者として留める足はない。 ]
「 霊子の記憶を覗くうち …貴女の言うところの “ 魔術 ”の 最奥に触れることになるのかもしれない 隠れ潜んでいる存在と理由を知れば、 正しい世界を捉える事に繋がるだろう 」
[ ──そうして、暫くは>>202 研究室の外で顔を合わせる度に 彼女の問いに答える時間を過ごし、 時に魔術的術式陣の知恵を借りた … その、中で ]
(295) 2018/10/09(Tue) 19時半頃
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[批評者とは、高みより俯瞰する者である。 イロニーの徒は、自らを高い場所に配置しながら、 その視線はしかして現実へと向けている。 決して、超越者などではなく。 己が生き場は、現実にしかないと知っていた。
──── 故に、男の属性は《リアル》であった]
(296) 2018/10/09(Tue) 19時半頃
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[時に、そのキリーロフの評するところ>>250。 彼がまこと、己の認識にすら懐疑を抱く性質である、 というそのくだりを、男がもしも目にしたとしよう。 その自己認識に、間違いなく賛辞を送ったことであろう。
きみは高次に絶望し得る存在なのだろう! 絶望し得るという事は、それだけで優越だ。 この病に罹患するのは不幸でしかないが、 この病に罹患し得るきみは幸いであろう。
絶望を見詰める事でのみ、 人は唯一なるものへと向き合えるのだ!
賛辞。 そう、それは男にとって紛れもない賛辞なのだ。 己に対する疑問を自覚できなければ、 そもそも、絶望を正しく認識する事はできぬ故]
(297) 2018/10/09(Tue) 19時半頃
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[嗚呼、そのような俯瞰の戯れ事はさておいて>>251]
…… 『あれか、これか』の選択は、 当人が自発的に為さねばならぬ事だ。 私は偽りを述べてはいない故に、 きみが正しく判断材料を与えられたとすれば、 いずれ私を信ずる以外の場所には帰結すまい。
[選択をする事こそに意味がある。 己の著作、そのタイトルを引き合いに男は語る]
私はきみの選択肢を選べるのではなく、 きみの選択肢の正誤を識っているに過ぎないのだよ。
…… ただし、それは私の与えられた情報が 正である場合に限られた話なのだがね。
[己の目で現実を認識する事は必用だ、とも。 忠告をする反面、男は理解もしていた]
(298) 2018/10/09(Tue) 19時半頃
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[両手を上げるその仕種へと、 払った紫袖を返せば薄い胸へと当てて。 それは光栄とばかりに軽く腰を折り曲げる。
揺れる背広から再びそのかんばせを見上げたならば、 幽か、揺れる白眉も目に留まった事だろう>>252]
きみがスパイという可能性は否定できまい。 だが、きみがスパイという事も確定的ではない。
もし、きみが己をスパイと自称するなら。 コトノハを交わし合う事も吝かではないよ。 私はね、前向きな批判は 大 好 き なんだ。
[ニィ、と毛並みの良い猟犬が牙を剥くように。 冗談めかしてちらりと口の端、白を覗かせて]
(299) 2018/10/09(Tue) 19時半頃
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…… なァんて、ね。
冗談さ。 何も好き好んで敵が欲しい訳じゃあない。
[つい、と長い薬指を遊ばせて、 今し方、牙を剥いてみせたばかりの唇を縫い止める。 にこり、と悪びれもせずに紫菫は微笑んで]
ニコライ、
ふむ、成程ね。 少し、待ちたまえよ。
[とん、とん。と人差し指で蟀谷を叩く。 ややあって、薄らと細められた紫菫が煌めいた]
(300) 2018/10/09(Tue) 19時半頃
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そうか、きみはあのドストエフスキーの。
はは、きみが“生まれた”頃には私はとっくに 霊子記憶領域の中に納められていたがね。 こんな奇縁があるものならば、 彼はもっと早くにきみを著すべきだった!
[此処で“己が長生きすべきだった”とは云わぬのが この男の自分本意な処である。 そもそも、彼のモデルとなった“事件”ですらも、 男の死語の出来事であるのだから。 歴史が引っくり返らぬ限り、 そんな事は実現し得ないのだけれども。
────、つまる処、男の知識はそれ止まりである。 “本霊にアクセス”したところで、 短時間の内に検索できる情報など上辺のものに過ぎない]
(301) 2018/10/09(Tue) 19時半頃
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本霊へと還れた暁には、 是非、きみを読んでみようじゃないか。
[うっそりと笑ってみせながら。 踵を返すその背広の尾を視線は追うて>>255]
さてね、きみが不安を感じたというならば。 不安の対象は『無』であり、 『無』とは可能性である、と述べよう。 正しく不安になる事を学んだ者は、 最高のものを学んだと云っても良い。
不安の内に生きるという事こそ、 生の本質であると私は思うのだよ。
[彼の少し大きな背越しに、石畳の街を眺望する。 さて、男がどんな表情をしていたかは、 今ばかりは誰にも知れる事はない**]
(302) 2018/10/09(Tue) 19時半頃
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[ それを記憶しているかは定かではない。 何せ書により解釈の異なる人物について、という 話の本筋から逸れて紡いだものだ。>>202 ]
「 ────世界は解釈により分岐する 書もそれに倣い、記されるものもあれば そうならないものもある … 全ての分岐に存在する一冊を除いて。 」
[ 或いはそういったものは 造詣の深い彼女の方が上手だっただろうか。 初対面の際の空虚とは異なる軽さは、 少なくとも、分野外の人間にも関わらず 数少ない顔馴染みの証であったようにも思う。 ]
(303) 2018/10/09(Tue) 19時半頃
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[ 科学と魔術、そして霊子。 イシェドの葉という名が付けられたことを、 直接報告したのが、記憶の上での最後の場面。
彼女の好奇心を尊重し、実在する魔術の一冊を 最終実験の触媒に借り受けても良かったが 希覯書を実験に使うにはリスクが高い。
よって、実験の触媒には若き研究員の選んだ 彼女の国の書であると伝え…それが、終い。 ]
(304) 2018/10/09(Tue) 19時半頃
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「 では、クロセ女史
……いずれ、また 」*
(305) 2018/10/09(Tue) 19時半頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2018/10/09(Tue) 19時半頃
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― 喚びだしたもの との 邂逅 ―
[己を喚んだは黒。張り詰める薄氷にも似た空気に影揺れて
陽の目を見ればはかなく消えるが如くの死装束纏い 日の目を見れば全ての生命を死へと誘うが如くの白を抱き
されど やつがれが最初に望むは 息あるものを見逃す、ことであつた
―― 喚ばうた者の名を己は知らず 故、問えば返ってきたのは ”人”の名故に
やつかれは ことり、と
首をかしげるに、至る>>189]
(306) 2018/10/09(Tue) 19時半頃
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(―― 人というには。乖離しすぎ 書といふには ”混ざり”すぎ)
(307) 2018/10/09(Tue) 19時半頃
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―― 嗚。 そう、か れいてんしー……
レイ、でよい?
……やつがれは
[名はない。と ぽつり 緩やかに瞼を細めるかの人は 己を雪白の君と呼ぶ
果たして、それは
本来得られるべき名に近く それはやつがれにとって 何処か 痛くも不可思議な心地を覚えるもの
故、そう呼ばれるが、ままに]
(308) 2018/10/09(Tue) 19時半頃
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(されどそれを 認識の証としては受け取れど 名としては
嗚。 思えなかったのは
未だ自我を、狂おしい程の願いを 抱いたを自覚していなかったから)
(309) 2018/10/09(Tue) 19時半頃
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…… やつがれが綴りたい、世界?
わからない
[そう。その当時は理解できなかった 何故喚ばれたか
なぜ応えたか、も
根柢の無念も、怨嗟も
確実に己の心の中にあつたのに]
(310) 2018/10/09(Tue) 19時半頃
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(降り積もる白雪は、新雪を踏み荒らされて 初めて、溶け出すものがある)
(ただ)
――― やつがれをみてほしい
やつがれを しってほしい
[それだけを、朧に望んでいたことだけは、たしかだ]
(311) 2018/10/09(Tue) 19時半頃
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姉妹 ロイエは、メモを貼った。
2018/10/09(Tue) 19時半頃
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(だから、自分が生まれ出でる世界が
”許される”>>192 ――― 許されなかった存在が
息をすることをかなえられる世界は
それは、少しばかり後ろ髪惹かれるやうな
痛みしか齎さぬ世界しか知らなかった 生まれたばかりで散らされた原稿には
ただ、求められるものを集めることで
それが、或は吹雪の帳の向こうに 自分が希求するこたえがあるかのように、おもへたのだつた)
(312) 2018/10/09(Tue) 19時半頃
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[それから。とある探求心旺盛な協力者に 引き合わされることがあったとしたのなら>>187
その時には。無表情なかんばせが、 女性の霊へと向けられた ことだろう*]
(313) 2018/10/09(Tue) 19時半頃
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/*誤字脱字だらけで泣きたい
(-76) 2018/10/09(Tue) 19時半頃
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/*ヒバチまた呼び出す役してんの? アッハイ
(-77) 2018/10/09(Tue) 20時頃
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/* 早くも属性設定を間違えた気がしているぞーぅ (※まだ ばとるは はじまっていない!)
(-78) 2018/10/09(Tue) 20時頃
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― そして、現在(いま)―
[”やり方次第で”得られるはずだと彼はいふ 自分でも、得られるのだと彼の言の葉が、言霊が 沁み渡りてゆくかのやうだ
世界に拒絶され、存在そのものを消された己 本来与えられるはずであつた『雪国』は 最早、別に生まれ出でた者に与えられ
―――抜け殻、或いは残滓の1つぶ そんな己でも。滲み出るものとして 枠の外に関しても、得られる可能性があるといふ
――嗚。おそらく、であろうとも その可能性の示唆こそが。無知の知を自覚するかの如く やつがれにとってはきらりと光る、一粒であつたのだ]
(314) 2018/10/09(Tue) 20時頃
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やり方次第で、得られる。
やつがれは、 そうである、なら
――その”可能性が”あるのなら
砂漠の中の砂金一粒であろうと 吹雪く雪原の中に落とされた米粒1つであろうと
[それが、欲しい と 思った 奇しくも、呼び醒まされるべきではない者が 漸く災厄の産声を、あげるが如くに]
(雪花を踏み固めた語り部は、 何時かそのことに気付くのだろうか
――そればかりは、時進まねばわからぬこと)
(315) 2018/10/09(Tue) 20時頃
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[名はないのだ、と己は彼に語りせば 便宜上の名ではなく、問われることひとつ 雪の様な己に、縁に”尋ねよう”と
呼ばれたい名は、あるのかと
きょとん、と。やつがれは目をまるくして 彼を見つめる>>264 つけられる、のではなく 呼ばれたい名。というものに]
やつがれが、きめても よいの?
[雪に日が刺す ―― 無に、ひとつ 文字(おもい)が落ちる]
(316) 2018/10/09(Tue) 20時頃
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[ジョン、と名乗ったかのひと>>265 じょん・どぅー。確か”ななし”という 代名詞であると、やつがれの作者は理解していたように思う
されど、 彼がジョン、と名乗ったならば それがあなたの、名前なのであろう
やつがれに、指針を呉れた貴方 そのあなたとの、縁(えにし)が 己に心を、芽吹かせたのなれば]
なら やつがれ、は
縁(えにし)、が。いい
[雪白は、”ジョン”にそう、呼ばれたい*]
(317) 2018/10/09(Tue) 20時頃
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