171 獣[せんせい]と少女
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/*ちょwwwwwwwwモスwwww頭とぶのやばいwwww
くっそwwwwずるい……!おいしいなそれ!!! 俺はジョーク成分皆無だよ!!!チクショー!
(-96) 2015/10/06(Tue) 13時半頃
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― さっきの厨房 ―
[スープの仕上げをするブローリン>>261を背に、 窯の炎で飴色に照らされるパンの丸みを見ていたころ。 焼き上がりのタイミングは任せるよと己に言った声が 「何か」を伺うようだったから ]
葡萄は一寸干からびた位が美味いもんさ。
[パンを練り上げたであろう人物に、 今日の出来も上々だと 声音に滲ませる。
己の力も、彼の力も 何かを枯らせることには変わりなく。 秋に収穫した果物をいくらか乾燥させて保存するのにも、 冬用の薪を集めて乾かすのにも重宝するのだが
( 触れるだけで…というのは、難儀か。)
彼の細い指先を一瞥する目は、一瞬細くなり するり、と 視線は窯の中へと逃げこんだ。*]
(268) 2015/10/06(Tue) 13時半頃
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― パンと、酒の誘い ―
[わざわざ立って頭を下げるヴェラ>>253には 僅かに動きを止めて、瞬きひとつ。 己の背後に憧憬を描かれているなど思いもせずに まだ此処に慣れていないのだろうか、等と ちょっとズレた誤解をしながらも 御礼と共に包んだパンを齧る姿に、ほぅと胸を下ろした。]
…そう。温かいってのは何より。 それに、厨房のシェフに パンの感想を持って帰らないとならなくてな。 その様子なら間違いないようだ。
[パンを置いて、クリスマスにちょっとした悪戯をして… ヴェラの緩んだ顔をパンの作者への手土産に ミィを追って厨房へと戻る際。
エフへ落とした酒の誘いは、 今も酒でぐったりとしているのに、当然のように受けられて]
(269) 2015/10/06(Tue) 13時半頃
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あまり美味い肴になれる自信は無いがね。 ……今日は控えておけよ、エフ。
[皆で呑もうと周囲に声を掛ける彼>>248に 若干の呆れ顔を向けながら。
自分とエフの酒の席には滅多に来なかったヴェラが 是の返答をすれば、 「彼が引き上げる段で終いにしてしまえば 明日のエフはマトモな朝が迎えられるだろう」 なんていう、エフに対する酷い評価が頭をよぎる。
…それに ]
モスの出した酒なら、明日に残る事はないだろう?
[ちょっとばかりの意地悪を「今日は潰れない」なんて言っている男に投げながら、白骨の中で揺れる鬼火へ掌を振り 男は再び厨房へと消えただろう。*]
(270) 2015/10/06(Tue) 13時半頃
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[優秀な”おてつだいさんたち”も続々と現れて 誰が揃ったらでもなくはじまる賑やかな朝餉は ミィとふたりの毎日とは随分違った一幕。
彼女が可愛い妹達や懐かしい面々と話しながら零す笑顔を なによりも眩しい宝石を見るように 食事の手を止めて。 緩んだ顔は、誰に見られていようと隠せるものではなかった。
( なんて眩しい呪いだろう、)
その輝きが たとえ血に刻まれた本能が見せる光だったとしても 構いやしないと 椅子に座った男の顔は ふ、と、横に引き伸ばした口元のまま。
作ってくれたブローリンとアヤワスカに再度の礼を言い、 空になった食器を片付けるまでに どれだけの懐かしい顔に出会えただろうか。**]
(271) 2015/10/06(Tue) 13時半頃
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/* 何度読み返しても>>265が盛大な誘い受け (踏むなよ!!!ぜってーーーマント踏むなよ!?! にしか見えない病気を患っている。
いけ……いくんだコリンちゃん…!君しかいない!
(-97) 2015/10/06(Tue) 13時半頃
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手土産……
[モスの言葉を聞き、酒飲みではない故に、何を持ち寄ればいいのか悩む。>>266]
……塩気のある、もの?
[で良かっただろうか、と。 エフやモスキュートへと問いかける視線を向けた。]
(272) 2015/10/06(Tue) 14時頃
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[それから食堂がさらに賑やかになる頃に。
ふと見えたオズワルドの表情。 あまりじっくりをみては失礼だろうとすぐ視線をそらしたが、それでも。
彼の横顔は、これまでに見たことのないもので。 とても幸せそうに、感じられた*]
(273) 2015/10/06(Tue) 14時頃
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/* オズさん、惚気全開(´-`)…。
ヴェラの泥人形と遊びたいんだけどなあー。 叶うかなー?芋掘りする? タルトタタンとスイートポテトのおやつにする?! 秋空でお洗濯もいいしな、あかんねむすぎた
(-98) 2015/10/06(Tue) 15時頃
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/* どうしよう。 みなさん素敵すぎて緊張して吐きそう。 深呼吸してこよう。
(-99) 2015/10/06(Tue) 16時半頃
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/* つまり土産は酒と岩塩か(発想だけなら完全なる酒飲みである) >>270忘れないように。
(-100) 2015/10/06(Tue) 17時半頃
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― 幕間 ―
[自分は、間違いなく少女たちのことが、好きだ。
朝寝坊を起こして回るコリンの元気な声が好きだ。 軽やかに弾むミツボシの歌声が好きだ。 甘い蜂蜜に目を輝かせるクリスマスの表情が好きだ。 アヤワスカの素直で甘えん坊なところがすきだ。 本を読むヒナコが内容に一喜一憂するのを眺めるのが好きだ。 お菓子を作るクラリッサの手元が魔法のようで、好きだ。
けれど、 彼女たちのうちの誰かと自分が、一年後に外の世界へと…… その想像は、未だ出来ずにいる。**]
(274) 2015/10/06(Tue) 18時頃
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風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2015/10/06(Tue) 18時頃
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/* 希望的観測でいえば夜これるはず
はず(未定)
みんなかわいいよ!ってのは伝われ!
(-101) 2015/10/06(Tue) 18時半頃
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[林檎を抱えて食堂までやってきた。 そこには沢山人がいて、もしかしてほとんど全員そこにいたかもしれない。]
おはよう!
[顔を合わせた人には挨拶をして。 それから食堂から厨房へと移動した。]
(275) 2015/10/06(Tue) 18時半頃
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― 厨房 ―
あ、ブローリン先生、アヤワスカ。 ご飯作ってくれたの?
[言いながら林檎を台の上にどさどさと置いていく。 彼らがご飯を作るのは何時もの光景。 平和な日常の証。]
あのね、パティシア先生と一緒に林檎取って来たの。 タルトタタン作ろうと思って。
うふふ、この林檎いい匂い。 甘酸っぱくて、きっとタルトにしても美味しいと思うの。
[艶々と輝く林檎はとても美味しそうな香りを放ち。 赤く色づいた林檎をさっそく調理してしまいたいけど。]
(276) 2015/10/06(Tue) 18時半頃
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でもその前に朝ご飯だよね。 私もお手伝いするよ、お皿出したらいいかな? それともお茶の準備がいい?
[ブローリン先生とアヤワスカに問いかけた。]
(277) 2015/10/06(Tue) 18時半頃
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/* うおお。だめだ、どこに誰がいるのかわからない いや、全員いるんだろうけど…誰が出入り口に近いのか…
とりあえずミツボシと来つつオズワルドに合う、くらいか。 とか考えつつ、まだかかるから、もしミツボシさん来るほうが早ければそっちに任せよう
(-102) 2015/10/06(Tue) 18時半頃
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──さっきの厨房──
[昔からこうだ。 有難い心遣い>>268をしてくれるものだから、肩を竦めるしか出来なくなってしまう。]
そうか。たまには瑞々しいまま残しておきたいものだがなぁ。
[間延びした口調は考え事をしていた顔さえも払拭してくれそうな程にゆるいもの。
まぁだが利点がない訳ではない。 解釈の違いはあるのだけども、]
“自然の味”が一番さ。
[ぽつり、と蛇口から一滴落ちる。 独り言も、落ちる。]*
(278) 2015/10/06(Tue) 19時半頃
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──厨房──
[さて、厨房の様子はどうだっただろう。 時刻も時刻だ。この外にも大勢の気配で包まれているに違いない。 予測通りまた新しい声>>276が飛び込んでくる。 色鮮やかに熟れた林檎の果実。 自分も好みなのだけども、果物好きな獣の顔も一瞬過ぎった。]
まぁ、趣味だからな。 昨日はその為にも忙しかったんだ。
[自分が持ち物として傍に置くのは少女達との思い出の品もあるけれど、物珍しい食材があればたまに持ってくることもあった。 手に入らなくても物色するのは気分を紛らわすにはちょうど良い。
勿論まなびやで手に入る食材も新鮮で栄養価も満点だろう。 お陰でついうっかり生気を吸い取りまくってカラカラにして注意されたこともあったような、なかったような。]
(279) 2015/10/06(Tue) 19時半頃
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タルトタタンか。 包丁を扱うけど平気か? 生地も結構擦り合わせるぞ。
[料理を作るならばまず口にしてしまうのは怪我の可能性。 治癒能力を持つ獣もいるだろうが、一応は先生という立場もある故。 確か包丁を怖がっていた生徒もいたものだから余計に。
パトリシアの姿を探しつつ、まぁパトリシアがいるのならば大丈夫だろうと頷いて、にやり。]
採点してやるから先生にも後でくれよ。
[きっとこの林檎の中には蜜がたっぷり入っているのだろう。 まだ空かせたままの腹が鳴りそうになるのを押さえて強請る。]
(280) 2015/10/06(Tue) 19時半頃
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そうだな。 スープ皿はミッシェルが運んでくれたし、パンはオズワルドに任せたし。
[ちらりとアヤワスカにも視線を向ける。 彼女達は気付いただろうか。 “お茶の準備”という単語に腹の虫が騒いだことを。]
お茶ならまぁ。食欲がなくても口にできないことは、ないな。 ………ま、生徒の気持ちを優先させるさ。
[なんて言い訳をして誤魔化す“大人”の意向を彼女達がどれほど汲み取ってくれるどうかは、分からない。]
(281) 2015/10/06(Tue) 19時半頃
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/* みんなかわいい………ああ、かわいい。
(-103) 2015/10/06(Tue) 19時半頃
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/* ハッ生徒より教え子のがよかったか。
(-104) 2015/10/06(Tue) 19時半頃
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包丁は平気……だよ、多分。
[段々と声は小さく、ちょっとだけ自信のない響き。 でもゆっくり慎重にやれば手を切ったりなんかはしないはず。]
生地も、うん…だいじょうぶ。
[大分自信のない声になってきた。 お菓子作りは好きだけど、上手だと思いたいけど。 やっぱりまだまだ子供だからたまには失敗だってする。]
うー…採点とか自信ないなぁ、でも頑張る。 せっかくパティシア先生が林檎取ってくれたんだもの、美味しいの作らなきゃなんだよ。
[台の上に乗る林檎は本当に美味しそうで。 これを失敗作にするわけにはいかない。]
(282) 2015/10/06(Tue) 20時頃
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………? お茶、いれるね?
[お茶の準備という言葉にブローリン先生が特別な反応示したなんて気づけない。 でもちょっとおかしい気がして、こてりと首を傾げた。
かちゃかちゃと茶器の音がなる。 お湯を沸かして、その間にポットに茶葉を入れて。]
コップはいくついるのかなぁ。
[呟きながら指折り数えてカップをお盆に乗せる。 お湯が湧けばポットへと注ぎ、お茶のふんわりとした香りが広がった。]
(283) 2015/10/06(Tue) 20時頃
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/*今日は主に見守る係しよ……(´-`)
むらたてあんまし出てこない方がいいかなー…… なやましい。巻きすぎたなー_(┐「ε:)_ゆっくり、ゆっくり おちつけわたし。 ひっひっふー╭( ๐_๐)╮ふー
ミィ連れて、がっこう内で別行動がいいかなー(・x・) なやましー。
(-105) 2015/10/06(Tue) 20時頃
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[近くに腰かけたモスキュートが挨拶もそこそこに己に謝る>>265のにしばし目を丸くし、それから細めて]
どうせ、声を掛けても覚えちゃいないさ。 気にしないでくれよ。
[座る椅子を促しながら、白い羊頭にゆるく微笑む。]
さあ、手土産か。それは僕も考えないといけないかもね。 ヴェラが塩気のあるものを出すのなら 僕は珍味でも探しておこうかね。
[モスキュートもヴェラも少なくとも自分は酔った姿を見たことがない。体質というものなのだろうかと、特段気にするでもなく。自分も酔わないようにすることもできるのだけれど。
敢えて体たらくに身を貶めるのも悪くはないかななんて。]
(284) 2015/10/06(Tue) 20時頃
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[モスキュートがミッシェルに掛ける声に、ふとその髪を見上げる。いやでもその余命がわかってしまうその目印のような髪の色。
じわりじわりと蝕む毒のように先端からだんだんと根本の方へと向かっていく途中。結わえている位置から白く色が変わった髪の毛で彼女の残りの生を知る。]
…元気そうだね。 [ようやく選んだ言葉は月並みのものでしかなかった。 それでも、オズウェルに掛けるミッシェルの眼は表情は声は とても穏やかだったから、自分の悲観的な気持ちなど 杞憂なのかもしれない。
ぐるり堂々巡りの想いは一年後の決断なんて到底 たどり着けそうにもない。]
(285) 2015/10/06(Tue) 20時半頃
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―食堂―
[額に当てた革袋を両手で支え、 モスキュートが開けてくれた扉をくぐる。>>229
彼が、あたしのために作ってくれた氷。>>245 服とお揃いの桃色、その糸端がぷらりと揺れた。
何の変哲もない小さな革袋に見えるけれど、 このちょっとした気遣いで、特別なものを貰った気分に。]
(286) 2015/10/06(Tue) 20時半頃
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ふふふ!ありがとっ、せんせ! でもこの氷があれば、きっと大丈夫だよ。
[食堂へ足を踏み入れながら、 くるり軽やかに振り向いて。 にっ、と笑いながら、また反転。
同じく額が赤いはずのクリスマスに自慢しよう、 そう思いながら、そのまま席に向かう。]
(287) 2015/10/06(Tue) 20時半頃
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