154 【R18】さよなら、ばいばい、またあした
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To:凱翔 件名: ―――――――――――――――― お疲れ。さっきのカラオケ前にいる〜〜。 お菓子期待してんね♡
(272) 2015/03/30(Mon) 14時半頃
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[打ち終えれば送信し、ぼうっとする。 基本的に一定の距離を測ってクラスメイトに接してきたつもりだ。 お互いの家族に関しては、恐らくあまり深く知らないことだろう。]*
(273) 2015/03/30(Mon) 14時半頃
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―201X年3月21日・正午過ぎ・白鵬高校1年2組教室―
………流石に、この試験落っこちるの嫌だなぁ。 あのジャムパンは、既に俺のものだったんだけど、…まぁ、いいか。
[割合が多かった>>236というより、名前連呼が辛かっただけなのだが、何か上手く合格出来た様なので良かった。
合格ラインが低い気もするが、それが嬉しくも思えるので、彼に浮かぶ表情と同じ笑みを浮かべた]
振り返れば、螢君がいるの、…俺、好きだったんだけどなぁ…。
[鞄から取り出した水筒を、机の上に置く。 猫の耳にリボンが付いて、身体の向きが横になっているキャラクターが、ピンクを主体にして水筒の表面に飾られていた。 キャップをコップに使い、注ぐと一口飲み干す。 優しいお茶の味がした]
(274) 2015/03/30(Mon) 14時半頃
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[黒板へと向う視線に自分の背中も映り込んでいたのだろうな、と、何と無しにそれに安堵を覚えていた部分もあるのかも知れない。
弁当を食べ進める中、…形の無いものを風が撫でて行った。
ふと、手元に向う吾妻の>>237視線を感じて、箸を止める。 3分の1程しか残っていないが、おかずの種類は程々に。 彼と弁当を交互に見比べて、箸を添えて置くと、それらを吾妻の前に差し出した]
食べてみる?
…そう考えると、儚い変態だね。 だって、お腹から声出したくないじゃない?
[大丈夫、そんな顔しなくても半分残った顔の頬付近から生えてる。
――合唱祭は苦い思い出だった。
全力の手抜きは、それに熱心な者の反感を漏れ無く頂くのだ。 呼び出された先で、散々責め立てられた。 面倒を押し通すと、余計に面倒になると学んだのだった]
(275) 2015/03/30(Mon) 14時半頃
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宝飾交易 黍炉は、メモを貼った。
2015/03/30(Mon) 14時半頃
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―彼と王子と塔の話―
たかいたかい塔の一番上のお部屋に__は住んでいました とてもこわい王さまは言いました そこにいるのがお前のためなんだよ 世界にはたくさんのまじないがあふれていて きっとお前はすぐにまじないにかけられてしまうだろうから だから決してこの塔の部屋から出てはいけないよ __はうなづきました わかりました 絶対ここから出ないから安心してください王さま
たくさんのご本と 甘いおやつ それに部屋の中をうめつくすかぐわしい花々
__はしあわせ でした その つもりでした ただひとつ ダンスを踊ると王さまが怒ることをのぞいては __はダンスが大好きでしたから
(276) 2015/03/30(Mon) 15時半頃
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ある日お部屋の窓に一羽のまっくろな鳥が羽を休めにきました けがを心配して近よった__の前で鳥はくるりと一回転 それはそれはりっぱな王子さまへと姿をかえたのです きみはなんでこんな所にいるんだい? 王子さまは__にそうたずねました 王さまがここにいなさいって そう言ったから なにもない部屋なのに? ここにはたくさんの本もおやつも花もあるよ 外にはもっともっとたくさんのすてきなものがあるのに? だって外にでたらたくさんぶたれるんだ なぐられるんだ 踊っても なぐられるんだ 君はかわいそうだね とてもかわいそうだ
かわいそうな__を鳥の王子はよごと外へとつれ出します きれいなもの すてきなもの きれい きれい きれい おいしいもの いいにおいのするもの すてき たのしい そして――あまい あまい ぞっとするほど わるいもの
(277) 2015/03/30(Mon) 15時半頃
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外に出たことがばれるたびに__はひどい折檻をされました でもいちど胸のなかにすいこんだ外のくうきが恋しくて __は王子の腕のなか今夜もまた外のせかいで踊るのでした
けれどある日とつぜん鳥の王子は言いました ぼくは旅に出るんだ さようなら きみ
あっけないお別れでした __は泣きました 涙がかれるまで そして きづいたのです 王子が残していった翼がめぶくのに 背へとつき出るよるのやみのようなその翼に
ひとり空で踊りながら__は思いました
なにかが からっぽ みたい
それでも踊っていれば鳥の王子が迎えにきてくれる そんなきがして__は今夜もひとりきり 星のしたで踊るのです
(278) 2015/03/30(Mon) 15時半頃
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/* この恥ずかしさ死ねる。
(-89) 2015/03/30(Mon) 15時半頃
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/* RP歴長いけど(not人狼含む)多分今までで一番恥ずかしい。 しぬ。 しぬ。
(-90) 2015/03/30(Mon) 15時半頃
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―201X年・初夏・麻倉の記憶―
[赤い布地に白い兎が跳ねる弁当袋。 箸箱を添えて、水筒を取り出そうと鞄の中を漁っている所へと声を掛けられた。
指先に水筒の表面が当たったなら、それを手に取り机の上へと置いて、声の主へと視線を向けた。
最近は、直接絡む好奇心に溢れた瞳も減ったんだけどなぁ、なんて、薄い色の視線を彷徨わせてから、柔和な笑みをゆうるりと浮かべた]
…どうって、セックスの事?
[思い付いたのは、その事だけだと迷わず口にする。
最初こそ騒がれもしたが、この開けば残念な口と、手を出したら引っ込める手癖の悪さで、嫌厭される事も多かった。
外は外の噂がひとり歩き、…それにも我関せずだが]
(279) 2015/03/30(Mon) 16時頃
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………ふーん、…教えてよ、その子。
[目の前の嘘には気付かない。 …いや、嘘でも良かった。
甘いものが貰えるなら、無条件で差し出す両手。 それと、ほんの少しの意地悪心。 その明るい表情を、僅かでも曇らせる事が出来たならと。
紹介された子を、受け入れては逃がす。 繰り返し、繰り返し。
今回もハズレだったよ。なんて
アタリ、を匂わせて。
遊びを知らぬ自分の遊戯に、付き合って貰ったのだった――]*
(280) 2015/03/30(Mon) 16時頃
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―201X年3月21日・PM18:00過ぎ・カラオケ屋『WISH☆』への道中―
宝探し、してるの。 絶対に、見付からない場所に隠したから、…ちょっと、意地悪だったかなぁ。
………うん。
[傍らの彼を追い越して、二人の影が重なる地面を踏み、続く先を辿る。
―――途切れる音に足を止めて、空を仰ぎ見た。
煌めく星も弧を描く月も頭上に]
(281) 2015/03/30(Mon) 16時半頃
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[彼を振り返る。
静かに、続くものを待って、………そこに幼さを見付けた。
普段なら、それで、小さな子にするように頭をくしゃりと撫でに行っただろう。
けれど、今は、その姿に自分を重ねて…
ああ、
と、思う]
(282) 2015/03/30(Mon) 16時半頃
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君も、分からなくなったんだね…。
[同じ様な瞳を隠して、泣き出しそうな笑みを浮かべた。
彼へと、手を伸ばす。
指先に触れて、その体温を感じ取れば、直にでも離す心算。
本当は繋いで歩きたかったけれど]
…そろそろ、待ち合わせ場所、かなぁ?
(283) 2015/03/30(Mon) 16時半頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2015/03/30(Mon) 17時頃
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―201X年3月21日・正午過ぎ・白鵬高校1年2組教室―
落とす方のダメージも結構酷いから受かってくれて良かったよ、ホントに。
[ジャムパンに関してはにこにこ笑顔で誤魔化し通しつつ、サンドウィッチ一つ、食べ終えてペットボトルの緑茶へと手を伸ばした]
……俺も蒼真の後ろ姿見てるのは結構好きだったよ。 背、高いけど、お前よく居眠りしてたから邪魔にはなんなかったし。
[今はいつもと逆の席順で向かい合って。 どこぞの仕事を選ばない猫の水筒>>274にも慣れた。 多分これもキャラ弁と同じ『お揃い』なのだろう]
……そういえば妹ってちっちゃい子なの?
[なんとはなしの問い掛けは水筒と弁当箱とキャラ弁の内容からの推測だった]
(284) 2015/03/30(Mon) 17時頃
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[成長途中のひょろりとしたその背中を見ているのは存外に楽しかったように思う。 居眠りで丸くなる時も、黒板を書き写す時の片肘付いた左肩下がりの時も。
もうその背中を見る事もないのだと今不意にその事実が胸の中へと落ちてきて――頬張ったサンドウィッチを上手く飲み下せない。 無理矢理にお茶で流し込みながら差し出された弁当>>275を見下ろし、そしてまた蒼真の顔を見詰めた]
いいの?
……いただきます、と…はかなくなりにけり?だっけ? 流石に死ぬよな。 …………まあ、お前はそうだろうね。 いつも気が抜けたみたいな声だし。
[弁当箱を受け取って黄色い布団の残骸とケチャップライスを口に運ぶ。 バターの柔らかな風味とケチャップの甘味が、なんだか子供の頃を思い出させる味だった。 器用、なんだろうなと改めて友人の顔を眺めた。
その心中は知らないままに]
(285) 2015/03/30(Mon) 17時頃
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―201X年3月21日・PM18:00過ぎ・カラオケ屋『WISH☆』への道中―
……見付けて欲しくないのに宝探しなんだ?
[まだ少し震えてるみたいな唇を開いて問い掛けた。 少し先、追い越して立つ彼>>281を見て、立ち尽くして。
――顔ごと上がった瞳の映すものを探して、空を見上げる。
柔らかな春の夜空だ。 冬の星座は、もう眠ってしまった空だった。
吐く息ももう白くなんてなくて ストーブだってもう付けてないって気が付いて そうしたらなんだか
――胸が 苦しくて 上手く 息継ぎができなく なった]
(286) 2015/03/30(Mon) 17時半頃
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[ふわりと、吐き出す息は音にならない。
無理して形にしたらそれこそ泣き出しそうで、ただ、我慢するみたいに口をへの字に曲げて、差し出された手を――離れようとするそれを、掴んで、まるで嬰児のように、握り締めた。
ほんの少しだけの間――彼が振り解かないのならば]
……そういえばメール。
[ポケットが震えていたように思ったのは錯覚ではなかったらしい。 ここへと引き戻すような麻倉のメール>>239への返信は後回し。 今は急いで待ち合わせ場所へと向かおう。
――春の宵の夢は置き去りに*]
(287) 2015/03/30(Mon) 17時半頃
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りゅうきへい アーサーがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(りゅうきへい アーサーは村を出ました)
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/* 凸回避
(-91) 2015/03/30(Mon) 17時半頃
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―201X年秋頃・芙蓉の記憶―
[母を見舞った後の、精神病院からの帰り道。 …疲れが溜まっていたのだろう、歩道橋の階段を踏み外して、右腕が大きく擦り切れる怪我を負った。
それの手当も済んで、バイトへと向かおうと廊下を歩んでいれば、すれ違いざま背後で立ち止まる気配に足を止めた。
呼ばれて、ゆるりと振り返る]
…あ、れぇ?…ふー君? 俺はね、ちょっと怪我しちゃって。
(288) 2015/03/30(Mon) 17時半頃
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[纏う雰囲気を吸い込んで、何時もの緩い口元で笑んで首を傾げた。 包帯が巻かれた右腕を、服の袖を捲って露わに。
目の前に居る彼、そして自分。 意識だけが、遠く遠く、身を離れての第三者の位置。
だから、気付かなかった。 彼の普段との違いには、…何も]
…一本分位なら、良いかな。
[…あまり長居すると、バイトに遅れそうだとスマホを覗く。 ポケットへとそれを仕舞って、奢って貰った缶を手に笑って告げた。
雑談には、ほぼ頷くのみで返し、別れ際にはジュースの礼を伝えた。
彼が何故その場に居たのか、何を想っていたのか、何も知らないままだった。
その日、バイトに集中出来たのは、この時の束の間の時間のお陰だったのだろうと――]*
(289) 2015/03/30(Mon) 17時半頃
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―回想:201X年3月21日 PM13:00〜18:00 カラオケ屋『WISH☆』― [「やわらかーく」と芙蓉からの囁き>>196をもらうと、流石に少し肩を竦めてもしまうが。 苦笑しつつも右手親指と人差指でマルを作り、受理の意見を返す。 ……とはいえこれは彼の歩みに由来するもので、すぐに直すのも難しく。1日や2日で固さが取れるわけもなかった。
麻倉の差し出すゲテモノドリンク>>188 >>197を一口飲んでみれば、なんとも言えない微妙な半眼の表情を向けてもみたりして。
そんな中問いかけられる、芙蓉からの質問>>210。]
……いや、特に仲が良い、ということはないな。ただ………
[こう言って、少し考える。口元に手を当て、数秒] ……芸術をやりつつも違う道、そういう意味で、興味はあるかな。見え方の違いとかね。 話してみたい相手ではある。せっかく同じクラスに居たのだし。 [と、本心からの言葉を。考えることは、奇しくも吾妻とそこそこ近かった>>144わけである。]
(290) 2015/03/30(Mon) 18時頃
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[周りのテンションが着々と上がっていく様子>>188 >>193には、彼なりに引きずられもするわけで。 そこまで羽目を外す男でもなかったが、身振りの大きさは明らかに入店直後より上がっていることは、彼もまた高揚していることを雄弁に示す。
自分からメールを送ってくれるという麻倉には礼を言い、写真を撮るというならばきっちりフレームに入り、軽くピースサインを出しておく。屈託のない笑顔にピースサインの早瀬など、そうそう見れるものではない。共学なら女子相手にそれなりの値が付いたかもしれないが、恐らくは男子高には無縁の発想であろう]
……ん?ああ、そういえばそういう時間か…… じゃあ、そろそろ出なきゃまずいな。
[吾妻からのメールの情報>>205に、軽く時計を見やり。 ならばファミレスに集合が良いかということで麻倉と調整して、カラオケ屋を離脱。 合流場所はここの前だということで、若干の肌寒さと闘う意を決する。
帰路につく武藤>>202と、共に行く芙蓉>>212には手を振って]
(291) 2015/03/30(Mon) 18時半頃
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―201X年3月21日・PM18:00〜18:30・カラオケ屋前― [さて、麻倉と共にカラオケ屋前で待つこと半刻ほど。 彼が芙蓉に「お菓子買ってきて」と声を掛ける>>213と、「あっ」という表情を浮かべて、鞄を漁り始め]
そうそう、忘れていた。さっきの「紹介料」、これでいいかな?
[と言って、コンビニで買ったチョコレートトリュフ(袋入り60g)を差し出す。製菓会社が総力を上げて世に送り出した新作で、安価に高級感を得られることを狙った商品は見事に目標を達成し、現在売れ行き急上昇中であった。 さて、麻倉の送ったメールの不穏な文面>>215は知る由もなく、他愛もない話>>238は進んでいく。]
購買のプリンか?………いや、無いと思う。 ……美味いのか? ……気になるな……
[この男の情報は信用できると踏んだのか。妙に真剣な表情で問いを返す。 下手な情報を渡すと、新学期早々普段行かない購買部に突撃しかねない。しかし、人の波と戦って、無事にプリンを入手出来るかどうかに関しては……もしクラスメートにアンケートを取ったなら、ほとんどは「無理じゃない?」というような反応を示すだろう。この男、舞台の上以外ではとことん押しが弱い。]
(292) 2015/03/30(Mon) 18時半頃
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[そうして誘われるままにベンチに座ると、唐突に奇妙な質問。>>240 あまりにあまりな質問と思ったのか、目を丸くして向き直る。 彼にしては相当間抜けな驚きの表情とともに3秒絶句して。咳払いをコホンと一つ。]
………………………………………………………………………………え、いや……麻倉……それ本気で聞いてる?
[と問うたあと、軽くため息を付いて表情を崩して。]
……中学の頃にラブレターを幾つか貰った覚えはあるけど……全部断ったよ。そもそも音楽馬鹿の僕と付きあおうなんていう子、居るわけ無いだろ?恐らく罰ゲームか何かだったんじゃないかな。
[あっけらかんとそう言い流す。
そう、彼は全く自覚がないのである。
整った顔立ちに柔らかな物腰、何となく高貴な雰囲気にピアニストの血筋、本人も同年代で言えばトップクラスのピアノ奏者であるという事実。それらに惹かれる女性が決して少なくないことなど、思いもしないのだった]
(293) 2015/03/30(Mon) 18時半頃
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/* 早瀬くんがかわいいwww
(-92) 2015/03/30(Mon) 18時半頃
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[さて、そんな話をしていれば、視界に2つの人影を捉える。>>283 >>287]
やあ、吾妻、蒼真。さっき振り。 すまないけれど、見ての通り女子は居ないよ?芙蓉が後で合流するくらいかな。
[軽い口調で手を挙げて、笑みを浮かべてまずは挨拶と現状の説明を。 そしてこれからどうするかという話になれば]
とりあえずファミレスにでも行かないか、という話になっているのだけど、どうだろう。 無難なところで『ファニーズ』あたりかな? ……いっそ芙蓉もそっちで合流したほうが楽か。
[ここから徒歩5分程度のところにある、実にファミレス然とした店の名前を上げてみる。あまりにも一般的なファミレスのイメージに合致しすぎて、それ以上の形容が思いつかない程の店である。 無難というならば、それはもう無難な選択。 特に異論もなさそうであれば、芙蓉に待ち合わせ場所変更のメールを送るだろう]
(294) 2015/03/30(Mon) 18時半頃
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―武藤家との関係 そして手首の傷の話― [確かに彼の手首には、今もなお小さい傷跡が残っている。 それはかつて、武藤に付けられたもの>>187に相違ない。
早瀬の記憶には、誰かがこの傷を付けたという事はなんとなくあるのだが、正直別にどうでもいい記憶の一つである。何にせよ、手は動くのだから。
……ただ。 もはや早瀬は忘れているし、武藤も覚えているかは定かではないが。 目眩がするほどの恐怖は、確かにそこにあったのだ。
―――もし、ピアノが弾けなくなったらどうしよう?
漠然としたその恐怖は、その小さな心に深く深く刻み込まれ。 丁寧ながらも快活で教室ではオルガンをよく弾いていた当時の早瀬であったが、その一週間はオルガンに近づきもせず、級友とも一言も口を利かなかった。そういう時期は確かに存在したのだ。 傷さえ治れば彼はまた元の自分を取り戻したようだが、一週間もの間塞ぎこんでいた彼の姿は両親に不安を植え付けるには十分で。
二つの家の間に入った亀裂はもはや意識されることもあまり無いが、このようにして産まれたのだった]*
(295) 2015/03/30(Mon) 18時半頃
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