171 獣[せんせい]と少女
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/* >>3:-17 ブローリン 書いてたのか!申し訳ない!!
>>3:-39 ブローリン !? あ、ありがとうございます?
>>3:-62 ヒナコ ひげって男の人の代名詞扱いなのかと思ってスルーしてた… モスにお髭はないです。 ………ないですよー?
>>3:-67 アヤワスカ モスの扱いwwww 間違ってないですwwww
(-259) souya 2015/10/18(Sun) 14時半頃
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/* >>3:-120 オズ 時間配分的には現状でよかった気もする…よ…? あとお見送りは嬉しかった。
>>3:-145 ヒナコ 書庫の置物なので存分に振り回してあげてください
>>3:-147 オズ こちらこそありがとうございます!!
ようやく全部拾い終わり!
(-260) souya 2015/10/18(Sun) 14時半頃
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― 風の谷 ―
[ 風が頬を撫ぜ、優しくわたしを起こしてくれる。 ぱちりと目を開ければ、眼下に広がるのは岩肌ばかり。>>31 ]
ここが、そうなのね。
[ 樹も、草もほとんど生えていない岩の大地に どこから迷い込んだのか、鹿が2頭、並んでいた。 いつも、あちらこちらに緑が溢れていたがっこうと真逆の大地。
冷たく尖った岩がごろごろと転がって、 人も、獣も、住むことを拒絶しているような土地。 川があった痕も見当たらない、 まるで死だけがそこにぽつんと佇んでいるような。
水色の瞳を大きく見開いて、流れていく灰色を心に収め。 突然聞こえた鷲の鳴き声にびくりと身を竦ませ、>>34 ぎゅう、と無意識に青薔薇と片翼のお守りを握り締めていた。 ]
(75) 鯖 2015/10/18(Sun) 15時頃
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[ すいすいと岩肌の隙間を飛んでいく彼を見上げ、 命を飲み込みそうな、ぽっかりと空いた昏い穴から目を逸らす。
びゅう、と耳の横で風を切る音と共に、 彼はあっという間に岩山の隙間に飛び込んでしまった。>>35
怖くて閉じていた目を恐る恐る開いて、 薄暗い洞窟みたいな内側を、そろりと眺める。
開けた地面にふわりと彼が両脚を着け、 降りても良いと声が掛かって、揺り籠から身を乗り出した。
外から見たら全然川なんて見当たらなかったのに、 ぴちょん、と響いてくる水音はどこから聞こえて来るのだろう。
大きな木の根っこに見える何かがあるけれど、 これだけの樹がここで育つだけの水と光はあるんだろうか。 それに、根っこ以外の場所は、じゃあどこに。 ]
(76) 鯖 2015/10/18(Sun) 15時頃
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[ 湧いてくる疑問はいっぱいあるけれど、今は横に置いて 下げられた頭を両手を伸ばし、胸に抱き留めながら撫でる。 羽の向きに合わせて、ゆっくり、ゆっくり。 お疲れさまとありがとうを交互に掌に籠めて、往復させて。 ]
あなたの生まれた場所が、ここなのね。 まるで、風が余計な物を全て吹き飛ばしたみたいな土地。
お願い、叶えてくれてありがとう。
[ 見上げた隙間から射し込む光に目を細めて、>>36 噛みしめるように呟いて、しばらく彼の頭を撫で続けた。
これ以上やったら前髪が後ろに逃げ続けちゃうかな、と 人の姿を思い出すと手を離し、嘴に鼻先を擦り付けた。 ]
(77) 鯖 2015/10/18(Sun) 15時頃
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――…わたしが死ぬなら、ここが良かったから。
(78) 鯖 2015/10/18(Sun) 15時頃
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二つ目のお願いはね、それだったの。びっくりした?
[ 彼の瞳に映るわたしはもう真っ白で、 昔の色をどこかに置いてきてしまったみたい。
ふわり、微笑んで言葉を続ける。 ]
最後のお願いは、叶うかどうかも分からないから、 どうしようかなあって。
今のままでも、充分じゃないか、って。
[ パティせんせいをおうじさまと呼ぶアヤワスカや、 ヒナコをおひめさまと呼んでいたモスキュートせんせい。 そんなみんなを見ていたら、ちょっとだけ、 ”およめさん”にもなれるんじゃないか、って。
図書館の本で見た、旅の途中で見た、 幸せそうな、真っ白な姿が彼の瞳の中のわたしと重なった。* ]
(79) 鯖 2015/10/18(Sun) 15時頃
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/* オズウェルの額見てたら(M字後退凄いな…)って思って、つい。
なんか色々とあかんのあったら、べべべっとなかったことに! してくださーいなっと!!wiki見られないのつらい。
(-261) 鯖 2015/10/18(Sun) 15時頃
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/*ぶわぁぁぁぁぁ…!!!
(-262) souya 2015/10/18(Sun) 15時頃
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/* 生え際きてから不老になったかわいそうな例です
うっへへ…… 小噺かきおわたからぽいしてログ味わおうっと。
(-263) kanko 2015/10/18(Sun) 15時頃
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― 北方の小さな街で ―
[ 衣料を扱う店のなかは、もうすっかり冬模様で 厚手のコートやセーター、もこもこ羊毛の手袋に 狐の毛皮でできた帽子に襟巻き、長めのブーツ。
店のだんなに「これの小さいのはあるか」と 数回尋ねれば、これもどうだ、こっちはどうだ、と ミィの前に可愛らしげな冬支度が並ぶ。
「旦那にはこれですかね」と 聞いてもいない ロングコートを薦めるあたり、成程商売上手らしい。]
風で護るにも限界がありますし… それに、可愛いでしょう?
[ まぁるい金色毛皮の帽子を、ミィの白い髪の上に乗せ うんうん、とふたつ頷いてみせた。 ]
(80) kanko 2015/10/18(Sun) 15時頃
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[ 「着ていかれますか?」の声に勿論と頷いて 宵のはじめに、背後から差す店の明かりに包まれ ひらり 裾を翻す華が一輪>>68 ]
冬の精に見間違えてしまいそうだ。
[ ほう、と笑った呼気は薄い白霧になって 微かに視界をぼやかす。
雪の精に、と喩えてしまったら 触れたところから解けてしまいそうな白さに 黒目がちの瞳を細めて、手を差し伸べた。
眩しいものを見るような あの日から毎日変わらないしぐさで。]
(81) kanko 2015/10/18(Sun) 15時頃
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[ この手が、どうか一日でも長く暖かくありますよう。]
(82) kanko 2015/10/18(Sun) 15時頃
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/* 壁|・ こそこそ
モスせんせい宛のいろいろ >>-249 真名……(ガタッ おいしいです大好物ですありがとう 確かにひとりいけば他からも契約に向けての動きは出るかなーって思ってましたがなかなか……でしたね その節はお待たせしてしまい申し訳なかったです
>>-250 オズワルドせんせい宛の: おまけじゃないもん!! おまけじゃ!! 実はプロからいいな、と思っていたのはここだけの話である
ヒナコ宛ての:生誕祭プレゼントから探すというのも考えましたが自重してました
(-264) Akatsuki-sm 2015/10/18(Sun) 16時頃
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/* >>-251 ひとつめ:リヴァイアサンは雌だったのか(驚愕) 嫉妬の象徴? みたいなことは知っていたけれども ふたつめ:それはよかった……(てれる)
>>-259 ないんだ……ないんだ?(じーっ/本当のお顔はどうなんだろうと思っている顔)
>>-260 がんばる(きりっ)
(-265) Akatsuki-sm 2015/10/18(Sun) 16時半頃
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― ある暗い夜の話 ―
[その夜、ヒナコは眠れませんでした。 いつものように、手帳に今日の出来事を記して、 ベッドに入ってからも、ばたばたと寝返りを繰り返していました。
外が、騒がしいのです。 どしゃぶりの雨がふり、風はやかましく窓を揺らしています。
“がっこう”にいた頃は、こんな風に雨がやかましく降ったことはありませんでした。 とくべつにうるさい雨。すぐ慣れろという方が無理な話ですね]
(83) Akatsuki-sm 2015/10/18(Sun) 16時半頃
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[ふいに、窓の外が白く光りました。
ついにヒナコはベッドを抜け出して、 モスキュートのところに向かいました。 寝ていようがお構いなしにベッドに飛び乗って、]
ねえ、さっきお外がぴかって光ったよあれはなーに!?
[じたばたすることでベッドを揺らすという攻撃に出ます。
外が光ったのは一回きりですが、いっこうに落ち着かないヒナコです。 そわそわと窓に目を向けてから、モスキュートに視線を戻して]
(84) Akatsuki-sm 2015/10/18(Sun) 16時半頃
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雨とかこわくてねむれないから、 わたしを、モスせんせいのローブの中に隠してよ!
……じゃなくって、こっちで寝てもいいかなー?
[そういえば読んだ本の中には、 怖いものから隠れるためにクローゼットの中に入り込むおはなしもあった気がします。 しかし、ヒナコにとっては、モスキュートの傍こそが、 いっとう安心できる場所に思えたのです。 最後の最後にさすがに気を使いましたが]
(85) Akatsuki-sm 2015/10/18(Sun) 16時半頃
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/* ヒナコこわがる
なんかこうナカノヒト的には色んな欲望がごっちゃになったしろものですが……!
・∀・ノシ**
(-266) Akatsuki-sm 2015/10/18(Sun) 16時半頃
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/* なにこのかわいい生き物…(崩れた
(-267) souya 2015/10/18(Sun) 16時半頃
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/* なんだろうね、奇跡かな…(あたしも崩れた…
(-268) kanko 2015/10/18(Sun) 16時半頃
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/* 書きながらうとうとしてて、delキーおしっぱで相当前のロルまで消えてた時のわたしの顔をヴェラに描いてもらおうとおもう(泣いてる(目さめた
(-269) kanko 2015/10/18(Sun) 17時頃
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[ぷかりぷかり、と海に浮かんで空を見上げる。 空も海も同じ青なのに全然違っていた。 それを上手く言葉に出来る気がしなくて。 だから絵を描きたかった。 海から見上げる空を、ヴェラと見て来た数々の景色を。]
うん、一緒に描くの。 上手に描けるようになったらヴェラの絵も描くんだよ。
私の大好きな人の絵を描くの、素敵でしょ?
[ヴェラ自身を。 いっぱい、いっぱい描いて思い出を残していきたい。]
(86) laetitia 2015/10/18(Sun) 17時半頃
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[ヴェラの絵を見る事は好きだ。 そこにどんな思いがあるのか想像して、時には質問して。
絵を見れば過去を思い出す事が出来る。 薄れかけた記憶も鮮やかに蘇る。
口には出さないけど。 もし、この髪が真っ黒に染まって、お別れの時が来たとき。 想い出のつまった絵が沢山あれば、きっと。
―――――――寂しくないね*]
(87) laetitia 2015/10/18(Sun) 17時半頃
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/* アッ なんかもう泣きそう()
(-270) kanko 2015/10/18(Sun) 17時半頃
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/* 残る絵と、残らない少女にもう泣きそう。ぶわっ。
(-271) kanko 2015/10/18(Sun) 17時半頃
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[ 額の上を滑る手のひらを、 クルルと喉を鳴らして受け取って 時折首を捻るようにして擦りつける。 ]
…あるのは伝説だけで、なにもない。 私がわたしとして意識を持ったのが此処でした。
[ 礼>>77には「いいえ」と、空気を震わせて 生え際の心配をされているとは露とも思わず 嘴に触れた温度に、半分瞼を下ろした。
一族と呼べるものはなく、彼女らが「故郷」へ 思い浮かべる暖かさのようなものは無い世界。
「つまんないの!」と云った娘もいた。 「哀しい場所ね」と云った娘もいた。 ]
(88) kanko 2015/10/18(Sun) 17時半頃
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ミィは此処をさいごの場所に選ぶと、
……そう、ですか。
[ ( 貴女は、そう云うんですね。)
じぃ、と見上げてくる瞳には、もう蒼すら無く 微かにグレーがあるかどうか。
肌も、髪も、白くて 真新しいコートと、襟からのぞいた青薔薇だけが 浮き立つような色彩を放っていた。
びっくりした?と微笑むすがた>>79を 取り逃すことのないよう瞳のなかに刻んで ]
(89) kanko 2015/10/18(Sun) 17時半頃
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びっくり、というよりは…少し申し訳ない。 此処がもっと綺麗な場所なら良かったのだが。
花が咲いていて、暖かくて 歌が聞こえてくるような そんな、
[ そんな自分の言葉は、きっと彼女に遮られて 鳥のままの風貌では苦笑がどれだけ伝わるものか わからないけれど、思わず苦く笑ってしまう。
微笑んでくれる>>79ことへのせめてものお返しに]
せめて、美味しいお弁当を持ってきたら良かった。
[ なんていう、冗談を返そうか。]
(90) kanko 2015/10/18(Sun) 17時半頃
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最後のお願いは、まだ秘密?
………どうしよう、とは………
[ 言いよどむ>>79理由が、鈍い獣には推し量れず もふもふとした首をきゅるりと回して ミィの様子をのぞきこむ。
ふいと見上げた空洞のそら。 周囲に変わらず何の気配もないのを確認して おおきな羽ばたきを2度。
伸ばした翼はみるみると短くなって 黒いロングコートを着た人の手に変わった。 ]
(91) kanko 2015/10/18(Sun) 17時半頃
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