68 熱砂の絆
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[手紙を開けば、少し古い文体の懇願が泣いている]
『医師シビル・メイヒュー様
ご無沙汰しております。ラムカット村のナタリアでございます。 誰からも諦められていた私の病気を、先生はお救い下さいました。 その恩は感謝もしきれず、今も深く思う毎日です。
ところが、先日恐ろしいことが発覚しました。 私を長年に渡って苦しめていたあの黒狼病が、私のたったひとりの息子をも襲ったのです。 こうなっては、先生にお縋りするしかありません。 どうか、どうか息子をお救い下さい。
家や材料も手配します。 帝都の白い野兎亭という宿屋に立ちよって、私の名前を出して頂ければ、必要なだけの路銀をお渡しする手筈も整えてあります。 どうかラムカット村へお戻りくださいますよう、重ねてお願い申し上げます。
ナタリア・ランエール』
(-188) 2013/01/16(Wed) 01時半頃
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― 人工庭園 ―
[宮殿の中庭に設えられた庭園は、 緑のお陰か、吹く風も優しく心地良い。
フランシスカの隣で小さな岩に腰掛け、 羊の踝の骨を投げて遊ぶ。 初めてのゲームに興じていた穏やかな時間を、 投げ込まれた報せがかき乱す。
嫌悪を露わに道理を吐き捨てる彼の横顔を、 物思いに沈みながら眺めていた。**]
(168) 2013/01/16(Wed) 01時半頃
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[庭園が、再び二人だけの空間になった時、 向けられた問いに、視線を彷徨わせた。]
いない――― はずだ。
[無意識にか、指先が鎖を弄る。]
(-189) 2013/01/16(Wed) 01時半頃
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[ダンを誘拐犯の如く考えているという言葉>>156には]
構わない。
[鷹揚に頷く]
実際、似たようなものだ。 元居た場所から、正式な手続きも取らずお前を攫った。
(169) 2013/01/16(Wed) 01時半頃
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[元の保護者であったという団長に、金品を収め、 手順を踏んで彼女を引き受けることも考えはした。
けれど、その男がレティーシャに行なってきたであろう 仕打ちが頭を過る度、真っ当に扱う価値もないなどと、 激情に流されて]
そのしわ寄せがやって来たというならば、私の咎だ。 お前は何も気にする必要は無い。
(170) 2013/01/16(Wed) 01時半頃
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──心配しなくて、良い。
[最後の言葉は言い切る前に、口付けに呑まれた**]
(171) 2013/01/16(Wed) 01時半頃
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親方 ダンは、メモを貼った。
2013/01/16(Wed) 01時半頃
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[預かっておく、という言葉には一瞬考えたが]
文章の勉強か? 好きにするといい。
[ジッドから離れられない彼女が、悪用出来るとも思えない。それきり紙片には興味を失って]
……。
[ぱたりぱたりとサンダルを喋らせて、来た道を戻った]
(172) 2013/01/16(Wed) 01時半頃
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[ホレーショーの見たて通り、ファラの政治能力は高くない。 この国は長く閉ざされていたし、女が政治にかかわることは好まれず、教育機会も与えられなかった。 それでもシゼのように独学で書物を読むことはしていたが、所詮文献知識で、実戦経験がない。
それでも、帝国の軍事力を前にしてファルケンが勝てるとは思わない程度には、外の噂は聞いている。
アイスクリームの事を内緒、というのには、合わせて人差し指を自分の唇に当てて、笑って見せた]
わかった。ナイショね。 硝石…!へぇ、全然、思いつかなかった…あなた凄いな!
[しかし続いて作り方を聞けば、後で作ってみよう、と真剣な顔を耳を傾けていた。 とはいえ、省略されていることを知らないから、何度も失敗を重ねることになるのだろうが。 それでも、この冷たくて甘いものは、憂鬱だった気持ちを随分と和らげてくれる魔法の食べ物のように思えたのだ]
……後で、食べさせてあげよう。
[そう呟いた相手が、今書庫で倒れているとは知るよしもない]
(173) 2013/01/16(Wed) 01時半頃
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[元気が出たか、という声には、以前のような快活さの垣間見える笑みが、見えただろう]
うん…ありがとう。
[王に相談するべきだという言葉に、再び胸の重いものを思い出すような気持ちだった]
……そう、だな…… 私一人が抱えていて良い話では、ないか…
[添う人一人自分で決められぬままならぬ身は、見えぬ鎖と檻に戒められているようで、絶望的な気分になる。 その上、自分の行動次第では多くの命がかかる事態になりかねない、とあれば―――]
(174) 2013/01/16(Wed) 01時半頃
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―――しかし、兄様…王は直情的なご性格だから… 少し、考えてからにする。
ホレーショーさん、色々と参考になった。ありがとう。 先程の甘味の事も含めて、あとでお礼に参ります。
[それでも、色々なことが分かった。 素直に感謝の意と、信頼を寄せた瞳で見上げて、丁寧に王国式のお辞儀をし、部屋を辞した**]
(175) 2013/01/16(Wed) 01時半頃
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[与えられた口付けには軽く瞬いて。 相手の顎を捕まえると、角度を変えて再び唇を寄せる。
触れるだけのそれを何度も贈った]
(-190) 2013/01/16(Wed) 01時半頃
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/* 国同士の陰謀ロールたちは、非常にわくわく読んでいる。面白いなー。
(-191) 2013/01/16(Wed) 02時頃
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>>172 どうしてサンダルが喋ってる音が気になるかっていうと、ふたりとも無言だから。
(-192) 2013/01/16(Wed) 02時頃
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[同じ仕草をしても、自分のウン千倍は愛らしい 末姫の仕草には、微笑ましく目を細めた。]
ま、どーしてもダメだった時にゃたまに来るといいさ。 準備にゃ時間がかかるが、運が良ければまた食べれる。
[飲み物を冷やす程度の事なら出来そうだが、 アイスは無理だろうなとは思ったのでそう手も差し伸べた。
こういった知識も帝国の武器である為、 気軽に全ては教えられない不自由もあった。]
(176) 2013/01/16(Wed) 02時頃
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[凄いと褒められればからりと笑う。]
俺が思いついたわけじゃねぇがな。 帝国にゃ、そんな知恵もあるのさ。
……こんな話をしちまった後だ。 意地汚ねぇとこが色濃く見えるが、全部が全部悪いトコでもねぇ。
だから…美味く折り合いつけんのが、一番いいとは思うんだけどなぁ。
[言いながら苦笑する。 それは工作員としての本音でもあった。]
(177) 2013/01/16(Wed) 02時頃
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[礼には緩く首を振る。 王の話に及ぶとそれもまた沈みかけていたが、 自分が彼女に言える事はここまでだった。]
そうだな、タイミングは大事だ。 そこいらはファラ殿の方が良く知ってるだろうし、 何よりファルケンの国の事だ。 自分で考えて判断するのがいい。
[過干渉はしない。 彼女もまた人の上に立つ立場の人間であり、 自分で考え判断する必要があるのだと、言外で告げながら。]
(178) 2013/01/16(Wed) 02時頃
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ふ。 ――ん、は……、
[口から出そうになる悲観的な想像をひとつひとつ潰すように唇が降ってくる。 舌が絡んだ訳でもなく、身体を繋げた訳でもないけれど、それだけに、何かにつけて自信のない小鳥に「一方通行の想いではない」という確信を与えるには充分だった。
――――すっかり息が上がった頃、顎から手が引かれる。
震えは止まっていた。]
(-193) 2013/01/16(Wed) 02時頃
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ああ、礼はいいさ。 今はこっちに居候の身だしなぁ。 参考になったら何よりだ。
[あまり見ぬ礼は、王国式の礼なのだと知って笑みが向く。 こちらは軽く、ひらと手の平返すだけで見送り、 扉を閉めると少し長い息を吐いた。]
(179) 2013/01/16(Wed) 02時頃
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んー……。
[息を吐きながら、先ほどの末姫との会話を反芻する。 ファルケン目線で間違った事は言わなかった。 帝国目線だとギリギリと言った所か。
ただ末姫が受けようが撥ね付けようが、 どのみちどちらに転んでも、良いような内容ではあったわけで。]
……ま、いいっか。 ついでだ、サイモンと相談してみるかねぇ。
[一人だと煮詰まる話も、二人で話せば違う視点も見つかるだろう。]
(180) 2013/01/16(Wed) 02時頃
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/* アイス関連はわりと適当でs 硝石が物冷やすとかは本当らしいんだけどね。
そのアイスいつまで保ってんのよとか、 そこらはファンタジー…。
(-194) 2013/01/16(Wed) 02時半頃
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[末姫が立ち去った後、此方も篭を手に部屋を出た。
サイモンとは頻繁に顔を会わせていた。 異国で一人、食も環境も合わない中での任務は劇的に彼を弱らせて その為か自分が会いに行く度に、死相は薄れていくような気がして 恩人からの勧めで果実汁をよく運び、 帝国語で数分とたわいのない会話して立ち去る日々が続いていた。]
(181) 2013/01/16(Wed) 03時頃
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― サイモンの部屋 ―
[今日は先の王の事や末姫からの話も、語って聞かせるつもりだった。]
よー、サイモン。今日は珍しいモン持って来てやったぜ。
ほれ、こっちは硝石が豊富っつーんで、 氷作ってさ、アイスクリーム作ってみた。 お姫様の味見済みだが、なかなか評判良かったよ。
[何時ものように扉を叩き、中へともぐりこむ。 訪問しても眠ったままの事もあったので、返事が無いのは気にしなかった。]
(182) 2013/01/16(Wed) 03時頃
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懐かしいなぁ。前にお前が教えてくれた、 北から運ばなくても氷を作る方法、
[楽しげに語り篭を見せ持ち上げながら、寝台へと近付いていく。
窓は大きく開け放たれて、砂漠の渇いた風が吹き込んでいた。]
まだ、覚えて て ……。
[ふと鼻につくのは、赤錆の匂い。]
(183) 2013/01/16(Wed) 03時頃
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[視線が寝台へと向けられると、 質素な上掛けの中央に、まるで誇示するかのように 何かが立てられていた。]
おい、サ………
[突き立てられているのは曲刀だった。 だが曲刀にしては随分短い。
つまりは深々と、それは寝台に沈められているという証で]
(184) 2013/01/16(Wed) 03時頃
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エス!
[思わず偽名でなく、コードネームの方が口から出た。 曲刀を抜き体を起こすと、同僚は既に事切れて 触れた体は先ほどファラに食べさせた物のように、冷たい。]
な……
[何がどうしてと、突然の事態に、 ぐるぐると疑問が頭の中を駆け巡る。
よく見れば、サイモンの上にかけられた布にはべったりと、 血で何かが書かれていたが、帝国語で無いので読めなかった。]
(185) 2013/01/16(Wed) 03時頃
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[もしも読むことが出来ればそこには、 帝国に対する憤然たる思いが綴られていただろう。]
何が……あったんだ よ
[呆然と、裾に血が移るのにも構わず 同僚を抱いて見つめていたが ゆらりと離れると、重い足取りで サイモンの死体を運ぶよう、人を呼びに外へでた*]
(186) 2013/01/16(Wed) 03時頃
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/* 悩んだが村建てのメモを参考にこんな感じで纏めたのだった… ね よ う
(-195) 2013/01/16(Wed) 03時頃
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― 王の間 ―
シゼ・ペラジーが謁見を、と?
[側仕えの少女から謁見の要請を伝えられて、頷く]
構わんぞ。 我が門は片翼の民のためならばいつでも開かれている。 [謁見の日時を伝えて、トニアを下がらせた。]
(187) 2013/01/16(Wed) 08時半頃
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― ジッド周辺 ―
[曾祖母の血に繋がる一族が、不幸な事故で世継ぎを喪い家系断絶の危機に陥っている。 遠方の血縁をしらみつぶしに探した結果、ファルケンに生まれた自分を見つけ白羽の矢が立った―――概ね、手紙の内容はそんなものだった。
遠い国から分厚い手紙を寄越したことや、是非にと繰り返す必死の願いに心揺さぶられないといえば嘘になる。 けれど、それはわが身に引きつけた感情よりも、どこか遠いもの。 血縁の自覚は薄いものの、顔も知らぬ一族に深く同情は抱くのだが……]
(188) 2013/01/16(Wed) 13時頃
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[彼らが拘る曾祖母の血ですら、世代を経て薄まり切っている。 文中に綴られた国の名も、こうして文字にされて漸く思い出したほどだ。それほどに遠い系譜。
であればよほど、傍系から養子でも取る方が国内の反発も薄いはずで]
……
[ふいに「国策」の二文字が胸を過り、眉を下げた。 時節が悪いとはいえど、裏を読まねばならないというのは嫌なものだ。けれど、判断を誤れば国や一族に負担を強いることになってしまいかねない。 立場のもつ病のようなものだろう。
ホレーショーが来てからというもの、 見たままを信じきって、そんなことも忘れていたけれど―――]
(189) 2013/01/16(Wed) 13時頃
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