251 洋墨と躍れ、心の随に
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
7日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
全て表示
|
「ね、その人がひどいんだ。 だから、てつだって。」
ヒツジは、『少年』のそばでほそい目のまま、そちらを見つめているだけです。 ─── “今は” 。 *
(211) 2018/10/13(Sat) 14時頃
|
|
「 … そう、 書記官は 書き記すことを止めてはならない 」
( それを止めた刻が終わる限。 歪曲した時は一日一夜を引き延ばし、 あらゆる分岐を模索するばかり )
「 生めるか、生れるか、生きられるか その全てを …ただ記し続けよう 」
(*18) 2018/10/13(Sat) 14時頃
|
|
[ 作家であれば、生みの苦しみ 自らが生み出しておきながら手離すことの、 断腸を痛感することが出来るのだろうか。
彼を世に出すことが叶わなかった、 親としての嘆き、そして無念に 同調することは出来なくとも …
そのような絆が、縁が、存在することを 譬え雪が影なく融けても 記録してしまえば 書架に並び、熱の通う手によって撫でられる
────そのような世界も書けるのだろう。 ]
(-128) 2018/10/13(Sat) 14時頃
|
|
「 私には… 世に生まれ出た書と、そうでない君達 何も変わらないように思える だから私は ── 君が椿堂と 過ごしたという影を記したい 」
(-129) 2018/10/13(Sat) 14時頃
|
|
[ それは自身の目的の延長線上。 縁という髪糸一つの繋がりでしかないだろうが 引きずり出した黒と共に みて、識った 目醒めた者に対する 感慨であった。 レイ、と呼び 望みのまま在れることが嬉しいと語る 雪白を見、 銀の彼方を、 長い隧道の果てにあるものを、眺めた。
吐き出した息に、白さはなかった。 ]*
(-130) 2018/10/13(Sat) 14時頃
|
|
[ 紡いだ言葉に対し懐かれるものがあっても>>*12 結末を噤むように唇が開かれることはない。 預言書ではない 記録である一冊は 未来を確定したものとして綴ることは出来ない。
出来ることは永劫の修正、推敲。 ただ、この世界が途切れないように。 ]
( だから そのつもりではある、と…記そうか ) ・・・・・・・・・
(*19) 2018/10/13(Sat) 14時頃
|
|
[ 彼にとっての “ 生 ” を 定義づけされていない以上、 私は注釈をつけざるを得ないのだ。 ]
(*20) 2018/10/13(Sat) 14時頃
|
|
[ 完結した書のように 既に確定した運命ではない。 思い込みであろうが影を宿そうとし、 兎角、この一葉に在るもの全てを求めていた。
名残も証拠も残らない、 そんな音の上で交わす約束であれ 生ぬるい吐息ひとつ、漏らすことなく。 彼と、自分のものとして紡ぐばかりだった。 ]
(-131) 2018/10/13(Sat) 14時頃
|
|
[ けれど 厭われるつもりがなくとも、 嫌われるつもりもなくとも、 そうなるならば避けられない。
一葉を枝より奪おうとでもされない限り… 黒水晶は何処までも、言の葉を受けるだけ。
言葉紡ぐ唇で鼻先に触れる小指の代わりすら、 すぐに厭う彼の、その一因を爪弾くならば 封じたわけでもない唇で、薄く弧を描くだけ。 ]
(-132) 2018/10/13(Sat) 14時頃
|
|
( クロウリーの響きに、 首を擡げる一線があったとしても 白金の如き輝きが星降るでもなく
──────… 沈み込めた 音無く、双眸へ落とした緞帳 )
(-133) 2018/10/13(Sat) 14時頃
|
|
「 記録上は知っている 君が犬であって犬ではないことを
… けれど こうして君を目の当たりにすれば 触れたくなるものだ…私に限らず 」
(-134) 2018/10/13(Sat) 14時頃
|
|
[ 再度、睫をふるわせて開く頃には、 赤い瞳の呆れの灯は布地に遮られながらも 出された舌は二度を見ることになった。
ヘカテー≠ニいう呼称には、 相変わらず意趣返しの音色を強く感じるが
それならば世の三相三叉に佇む その供になるかと返す挑発は…鎖した。
薙いだ尾にそよがせた黒髪を耳にかけ、 ほんの刹那 気を取られてしまった合間、 寄る頬の感触に僅かばかり細めた熱無い瞳が 唯一、表情といえば、表情らしいものだった。 ]
(-135) 2018/10/13(Sat) 14時頃
|
|
「 … なくさないために 私は記し続けることにした
なくしてしまっても また、そのかたちに触れられるように いつでも影を追うことが出来るように 」
(-136) 2018/10/13(Sat) 14時頃
|
|
[ 強調される “ 君 ” には 艶ある黒髪がさざめくように揺れていた。
なくさないことと、 なくしても取り戻すことは、 同一であるか、そうでないかの解釈までは ──────── 書き記す者の範疇の外。
黒糸が編み上がっていく過程で 彼を揶揄るように掠めても、 身体を共有する書のこころなどは 自分自身と同じくらい、見えなかった。 ]*
(-137) 2018/10/13(Sat) 14時頃
|
|
─────────────────────── ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆ ───────────────────────
「 書かなければいいんだ 」
現実的根拠、理想的展開を突きつけて ふたりめは筆を折ろうとしました
────おしまい
─────────────────────── ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆ ───────────────────────
(212) 2018/10/13(Sat) 14時頃
|
|
[ 有り得ない事象も、通らない道理も>>142 書き換えてしまえばそれが記録に残される。 手にした書物はあらゆる世界線の一つ糸。 イフ、パラレル、クロスオーバー、スピンオフ
( ──── けれども 求めるのは正しさ、だった。 )
よって、“ それ ”をしようとはしないのだ。 この血潮に蟲毒がたっぷりと含まれても 書き記すことへの支障をきたさない限り、 或いは…一葉を落とされようとしない限りは 強引な手段に洋墨を使うことは 無かった。 ]
(213) 2018/10/13(Sat) 14時頃
|
|
[ 絶望は常に風を連れている。 雁字搦めに縺れ、首括るよりも解くが易く 禁忌に抵触し、見てしまったその瞬間から 匣の中には何も残らず、黒水晶には映らない。
凍れる氷原でも、灼ける燎原でも、 黒く、黒く染めることには同一だった。
磨かれてもいない鏡面を覗き込まれ>>143 久遠の静寂に波紋はなく、映り込んだ絶望。 霊子を通じて廻る毒は、既に溶け合っていた。 ]
(214) 2018/10/13(Sat) 14時頃
|
|
[ アナムネーシス。 失念していた、意識していなかったもの。
アムネジアの最奥に到達し、 霊子の記憶領域によって想起した。
──────虚無。
絶望に対し、碌に耐性などありはしない。 寧ろ、耐性などは設定されていない。
用意されていたのは一葉の舞台、それのみで 途切れないよう手探りに紡ぎ続けること以外、 道筋は無く、黒い闇に取り囲まれている。 ]
(-138) 2018/10/13(Sat) 14時頃
|
|
[ 見つめ続けているものを、 改めて見せつけられて上塗りされる。
ぷつ ッ…と途切れている。 知っていて尚、死に続けている。
傲慢なその言葉は深く染み込みながら、>>145 黒は『死に至る病』により増幅されていた。 洋墨を使う度に感じる回路を灼く感覚とは、 質の異なる絶望の焔が喉元をひりつかせる。
黒水晶を濡らすものは感情由来ではなく、 単なる生理的な、「 人 」によるエラー。 珠と結ばれることもなく
───ただ 『 世界を滲ませた 』 ]
(215) 2018/10/13(Sat) 14時頃
|
|
うるさいな … 言われなくても ッ ──── 君に 思い知らされなくても そんな、
[ 氷が霧に代わり、滲む。 取り囲んだ死を二重に無が取り巻こうと、 同じ文字を重ね書いて強調を示されることと 似通った意味合いしか持たなかった。
茜の石畳に差す影は暗さを増しながら、 ぼんやりと輪郭を滲ませている。
その霧が蒼白の渦として収束し、 冷徹な十字が形作られるのと同時期に 編み上げた黒焔の螺旋を撃ち放った。 ]
(216) 2018/10/13(Sat) 14時頃
|
|
[ 北欧の厳寒さ物語る海の色。>>150 …或いは、舞う氷雪と溶け合う空の色。
螺旋を切り裂く冷気の風を受けながら、 大きく靡いた黒髪には、氷晶が纏わり付いて、 凍てついた白肌を灼いて疼かせる。
喉のひりつきのままに 叫び出したいものを飲み込んで、 心の乱れを押し殺すことで、整えた。 ]
(217) 2018/10/13(Sat) 14時頃
|
|
既知の事実…致命の病を指摘したところで 単に、それが強調されるだけだ
先程 君の中を流れている私と ……今 君の頬を撫であげた“ 私 ”
それと丁度、似たように
(218) 2018/10/13(Sat) 14時半頃
|
|
[ 冒すものを理解しているなら>>144 何らかの対策を講じる事も出来るだろうが、 ────兎角、それを二度目と見做して。 ・・・
書物を開き、万年筆を奔らせはじめながら、 石畳を叩く革靴の音に視線を移す。>>151
首を微かに傾ける。 しゃらり…呼応して髪が流れた。 ]
(219) 2018/10/13(Sat) 14時半頃
|
|
…“ 私 ” もまた、今一度の強調を。 【 論理は物語に代わり、物語は論理を生み 現実は理想を抱いて、理想は現実を証明する 】
(220) 2018/10/13(Sat) 14時半頃
|
|
[ 彼の肌を掠め、くちづけた焔の色は黒。 血色の赤と異なり混ざり合うことはない。 境界をゆく青ごとを呑み込む不変の色。
十字を切っても構わない。 記録は彼を別人物であるとは記さない。 しかし、吸血鬼が眷属を生むように 啜り知った彼の霊子の、青のかたち。
ロゴスはミュトスに、リアルはイデアに 属性反転という書き換えに耐えられるかは …打ち砕くかは、
───────彼次第であった …と、明記しておく必要があるだろう。 預言書でも魔術書でもない証拠として。 ]
(-139) 2018/10/13(Sat) 14時半頃
|
|
[ 冷気で悴む指は、筆奔らせる動きを その記載に一区切りつけるまでの猶予を作り、 必ずしも彼に強力な毒を齎すとは限らない。
( この身が患う絶望は、 未だ、残存臓器を灼き廻し 熱に浮かし続けているというのに )
─────金に飾られた紫菫が 携える十字剣をはっきりと見据える。
譬えその鋒が自らを深々と貫こうとも この手が筆を手放すことはない。>>146 確たるものと向き合う術である故に。 ]**
(221) 2018/10/13(Sat) 14時半頃
|
|
/*好き(泣)(目覚めの第一声)
(-140) 2018/10/13(Sat) 14時半頃
|
姉妹 ロイエは、メモを貼った。
2018/10/13(Sat) 14時半頃
|
/*シルクたんかわい、かわい…
(-141) 2018/10/13(Sat) 14時半頃
|
|
/* キェルケゴールさんスッキ…やさしい…
(-142) 2018/10/13(Sat) 14時半頃
|
|
/*中身会話による襲撃相談の酢豚を切る勇気がほしい
(-143) 2018/10/13(Sat) 14時半頃
|
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
7日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る