248 冷たい校舎村6
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[ザザ、と頭をノイズが走りました。 駄目、と心の中で声がします。 駄目、思い出しては駄目。 思い出したらきっと私は、
死にたくなってしまう。*]
(272) 2018/08/22(Wed) 22時半頃
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―― A ――
「ええ? なんで俺が……」
[って、口癖みたいに、安藤は言う。 委員長に雑用ばかり押し付けられて 俺は家来かなにかかっつーの、といいたそう。
きょろきょろとあたりを見渡す。 ひとり、またひとりと、 クラスから人が消えていく中。>>245]
「お、俺も帰ろうかな……」
[そういって、いそいそと鞄を抱えて 安藤という男は おっかなびっくり、校舎をさまようのだろう*]
(273) 2018/08/22(Wed) 23時頃
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──回想/深夜>>150──
[ ままごと上の兄が振り返ったのを、 空木は、ごく単純な笑顔で迎えたんだろう。
肌寒い深夜。繁華街の一角にて。 そこに、空木が馴染んでいるか浮いているか。 なんて、空木の知るところではないけれど、
なんでもないような顔をして行く、 弓木の姿なら、空木はすぐに見つけられる。]
不機嫌かよ、ウケる。 こんばんは、なんか今日、さみいね。
[ たぶんそれは、服装のせい。でしかないけど、 ケラケラと笑って、その顔を見上げた。]
(274) 2018/08/22(Wed) 23時頃
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は? 弓木、船乗ったことあんの? じーさん、鯨。見たことあんだって。 ヤバくね? いいなあ。おれも、見てみてえ。
[ 弓木がしゃべるよりもうんとたくさん、 空木がしゃべるのは、いつものことであって、
別に、いつもと違うほうの世界。 それが夜であったから、ってわけでも、 酒のせいでも、なんでもなく、
つれないことを言いながら>>152も、 歩み寄ってくる弓木を、空木は歓迎する。]
(275) 2018/08/22(Wed) 23時頃
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[ ぽんぽん、と促すようにすぐ隣の乾いた地面を叩く。 硬い地面は、ほどよく冷えていて、心地よい。]
死にませえん。
[ ご挨拶のような罵倒>>153に、きゃらきゃら笑う。
友人が、慣れた手つきで火をつける。 その一連の流れを眺めて、満足したように、 空木は、ポケットから薄っぺらい黒色の箱を取り出して、 中にしまってある安っぽいプラスチックのライターを、 じゅっと指で擦る。風に煽られて、炎が揺蕩う。
ごく細いたばこの中の小さなカプセルを探り当て、 ぷちりとそれを噛み潰して、火をともす。]
(276) 2018/08/22(Wed) 23時頃
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[ 空木がすきなのは、カプセルを噛み潰した瞬間、 じゅわっとベリーの香りが鼻に抜けるような、 ストローみたいにほそっこいやつで、
寝こけてるじーさんがくれた、 辛いばっかりの、どこか荒っぽいたばこは、 実はあんまり、得意じゃあなかったりする。
弓木の趣味なんか知らない。 微かに感じる残り香に感じるものがあるほど、、 空木はなにかに詳しくも、ない。]
え? 心配してくれてんの? にーちゃんってば、ヤサシー。 おれは、そー、散歩してた。暇だから。
[ 補導、なんて。フツーなことを言う弓木に、 空木は煙を吐き出しながら、うっそりと笑った。]
(277) 2018/08/22(Wed) 23時頃
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……だいじょーぶ。 だれにも、見えてねえから。
[ その見かけのせいだか、隣にいるのがおとなだからか、 空気みたいな空木だからか、知らないけれど。
知らないけれど、根拠もなく、 空木は、「だいじょーぶ」と、繰り返す。]
補導、されたら。そんときは、そんとき。
[ どこまでもお気楽な声は、夜の街に響く。]
でも、今夜は、弓木に会えたから、ラッキー。 弓木は、もう、家帰んの?
[ ──って、名残惜しそうに。 見上げる。友人の顔と、ついでに夜の空。*]
(278) 2018/08/22(Wed) 23時頃
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― 現在:保健室へ ―
[ ふわりと体が浮き上がります。 膝裏に差し入れられた手が少しくすぐったいです。 しっかりつかまってと言われましたので、 わたくしはぎゅっと体を密着させます。 確か隙間がない方が、荷物は軽く感じるはずです。 わたくしの非力さでは掴まる力に限りがありますから ]
視界が高くて変な感じです。
[ 負ぶわれた記憶も、肩車などの記憶も 抱き上げられた記憶も、わたくしにはございません。 なので、このように人に抱え上げていただくのは おそらく初めてのことです。 保健室へと向かう途中、昇降口のあたりが騒がしい気がしました。 けれどわたくしは運ばれている身です。 少しばかり気になりましたが、口にすることはありませんでした ]
(279) 2018/08/22(Wed) 23時頃
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— 回想:空木と —
そりゃ、俺のノートが火を吹く案件だな。 いいよ。
[>>0:1101と、そんな調子で、 机の前で拝んできた奴に頷いて、ざっと必要そうな範囲をメモする。 自宅の本棚からまとめて引っ張りだして、後日貸し付けてやろう。]
なるほどね。 留年して、もう1年学校で過ごすって選択肢は無し? 強くてニューゲーム、ってやつ。
[なんて。冗談っぽく言ってみる。]
(280) 2018/08/22(Wed) 23時頃
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[ 保健室へと到着し、 丁寧におろされ、案内されたベッドに座ります ]
いいえ、休んでいる暇はないと思うのです。 このまま帰れたらよいのですけど、 わたくしなどは迎えが来なかったら帰れそうもありませんし ほかの方も、この雪で帰宅不可能になったら 学校で夜を明かすしかありませんから。 まずは備蓄を確認して、あとで日夏さんと これからのことをお話ししないと。
ですので、もし湿布のある場所がわかりましたら とっていただけますか?
[ 保健室に来ることはあまりないので わたくし、備品のありかが全く分からないのです ]*
(281) 2018/08/22(Wed) 23時頃
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[空木というクラスメートが、夏頃まで休みがちだったのは知っている。 詳しい事情まで聞き出すつもりもなくて、 まあ、初めて顔を合わせた時に、耳に開いているピアス穴やら、 染まった髪やらを見て、脳内で勝手に、そういうカテゴリの奴だと補完したのだけど。
言葉を交わせば、案外気安くて。 内心で、これは……怒らせたら、ぼくは体の至る所に穴を開けられてしまう……! と勝手に危機を感じていたのも、どこへやらと消えた。]
(282) 2018/08/22(Wed) 23時頃
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/* トシくんめっちゃかわいくない?
(-76) 2018/08/22(Wed) 23時頃
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[卒業できない危機に貧している空木に対し、ぼくはと言えば、 3年になってからの成績は問題なしで——進学希望ではないのだけど——特に成績面で致命的な欠陥は無い。
2年までの頃も、入院生活の間も勉強はしっかりやっていたし、 試験を受けられなかった時も、補習をこなして特別に合格点を貰うことができていた。]
……成績を交換できるものなら、してやってもいいんだけどね。 そればかりは貸し借りできないよな。
[そう軽口を叩いて、口角を緩める。 それからというもの、成績の代わりに、漫画などを貸し借りして、 おすすめ作品を教え合うような仲になっていっただろう。 ちなみにぼくが勧めるジャンルは広く浅くで、大体が少年漫画に偏っていた。*]
(283) 2018/08/22(Wed) 23時頃
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─ 回想:王子様とは ―
…桜ヶ台さんはわたくしを 一体なんだと思っていらっしゃるのです? パーティーに行ってもお会いするのは お年を召したおじい様ばかりですのに。
[ もう、と少しふくれて見せます。 一般人と会える王子さま、なんて きっと、お話の中にしか存在しないのです ]
(284) 2018/08/22(Wed) 23時頃
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[ 練習、といって桜ヶ台さんはわたくしの前に跪きました。 するりと手が取られます。 練習と分かっていますが、少し胸が高鳴ります。
くちづけとともに伝えられる言葉>>261に 胸が締め付けられるようです。
練習ではなく本気でそういってくださる方が わたくしはほしかったのです。 助けを求めたら、桜ヶ台さんなら助けてくれるでしょうか ]
(285) 2018/08/22(Wed) 23時頃
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[ 家の中ですら誰一人味方がいないのに 外で味方になってくれる人がいるなんて どうして信じられるでしょうか ]
(286) 2018/08/22(Wed) 23時頃
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[ 涙が滲みそうになって、唇をかみしめます ]
えぇ、とてもお上手だと思います。 ときめきました。
[ ふふ、と笑ってほめます。 赤くなっている様子がとてもかわいらしいです ]
照れずにできるようになれば、 きっと勝てますよ。
[ そもそもの勝ち負けの基準がよくわかりませんが、 わたくしはそう請け負いました ]*
(287) 2018/08/22(Wed) 23時頃
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― 現在・教室 ―
へ?塩でも盛れと? やだよ。五体満足で生きて戻って。 ゾンビは門前払いですよ。
[鳩が豆鉄砲を食らったような顔で瞬きしてそう返す。 何の話>>186だろう?映画かな、知らないけど。 教室で待ってるか>>187聞かれたら、 少し迷って首を縦に振る。 扉から向こうは、変わってしまった世界だ。 難なく境界を越える日夏を見送った。]
え。
[帰る、という一言>>171で席を立ち、 弓木くんは横をすり抜けていく。]
(288) 2018/08/22(Wed) 23時頃
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封都さんも?>>181……あ。
[扉をくぐり出て行った封都さんを追って、 カネさんも教室を出て行く。>>193
最後に残った空木くんの声が、 静かに教室の中に響いた。>>246]
縁起でもないこと言わない。
[振り向けば、空が見えた。 窓の向こう側は、変わらず雪景色。 空にひらり、薄い毛布が舞うのが見えた。>>247]
(289) 2018/08/22(Wed) 23時頃
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[存外近くから聞こえた声>>228に、 乃歌はびくりと肩を震わせる。 こないで、という4文字すら 喉に貼りついたように発することが出来ない。
そっと触れた手の主>>235の方を 助けを求めるかのように振り向いた。 小さく首を横に振る夜子を、その話>>236を 乃歌は、今にも泣きだしそうな表情で聞いていた。]
(290) 2018/08/22(Wed) 23時頃
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…寒。
[室内装備じゃ外気に負けてしまうから、 扉を離れて自分の席にかけたジャージの上を掴む。 羽織りながら開けた窓に歩き出すけど、 空木くんはじっと外を見たまま動かない。]
どうしたの。 そこから降りるとか言っちゃう?
[飛び降りても大丈夫か、微妙なラインだ。 ぎこちなく窓が締められて、 空木くんはしゃがみこんだまま動かない。>>253 流石に変だと窓の傍まで歩み寄って、 窓枠を掴んだままの右手に上から右手を重ねる。 窓枠から離そうと、掴んで持ち上げようとして。]
(291) 2018/08/22(Wed) 23時頃
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手、冷えるよ?どうしたの。
[しゃがんだままの背中を撫でみる。 その身体は、少し震えているような気がした。*]
(292) 2018/08/22(Wed) 23時頃
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[夜子は真面目で優しい人間だ。 乃歌の傷には決して触れようとしない。 そんな彼女が、冗談でこんなことを言う筈がない。
だから乃歌は、目の前の壁のような扉と一緒に その荒唐無稽な話を信じるしかないのだ。
冷たい自分の手をぎゅと握りしめる。]
(293) 2018/08/22(Wed) 23時頃
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夜子は―― 夜子は、誰だと思う?死のうとしてる人。
[問う。もう一つ。一番の問題を。]
どうやったら、ここから帰れるの?
[精神世界、生死の境を彷徨っている。 発された単語をゆっくりとかみ砕きつつ けれど、それだけは分からないままだ。
ちら、と上ずった声>>265を横目で見て、 乃歌は視線を落とした。 泥のない、綺麗なタータンチェックのスカートに ぎゅ、と皺が寄る。]
(294) 2018/08/22(Wed) 23時頃
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また文化祭をやれっていうの? …………ばっかみたい。出来る訳、ないじゃん。
[吐き捨てる。 夜子の言葉が真実だとすれば、 メールの送り主はえらく自分勝手だ。そう思う。]
(295) 2018/08/22(Wed) 23時頃
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―― 回想:ジョバンニとカムパネルラ ――
[小さい頃は、ストーリーを深く考えたことは ありませんでした。
夜を走る列車の絵が綺麗で、 私の名前と同じ夜のお話で、 なによりも、母が私に買ってくれたもの。 私にとってはそれがすべてで、 それだけで十二分に意味のある宝物でした。
もう少し大きくなって、 ストーリーが理解できるようになると、 ただただ、カムパネルラが死んでしまったことが 悲しくなりました。 幼い私は、カムパネルラではなく、 ザネリが死ねばよかったのに、なんて考えたものです。]
(296) 2018/08/22(Wed) 23時頃
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[読むたびに、私の感想は変わりました。 ある時は、2人が一緒に行けなかったことが悲しくて、 ある時は、カムパネルラを死なせてしまったのに、 自分は助かってしまったザネリのことを考えると 胸が苦しくなりました。
何度も、何度も、何度も読んで、 ある時気づいてしまいました。 私は、誰にもなれないということに。
主人公のジョバンニにも、 ジョバンニの親友のカムパネルラにも、 命を懸けて助けてくれる友達のいるザネリにも。]
(297) 2018/08/22(Wed) 23時頃
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[私には、何もない。 私を唯一と思ってくれる人は、誰もいない。 私を親友だと思ってくれる人も、 私が親友だと思える人も。
それも当たり前でした。 だって私は、唯一の肉親の母にすら、 愛されていないのですから。]
(298) 2018/08/22(Wed) 23時頃
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[日夏君に、絵本の感想を言われたことがあります。>>226 私は少し首を傾げて、こんな返事をしたのだと思います。]
置いていったのは、どっちなのかな。
[最後まで銀河鉄道に乗っていたジョバンニ。 途中下車したカムパネルラ。 置いていったのは、置いていかれたのは、 果たしてどちらの方なのでしょうね?*]
(299) 2018/08/22(Wed) 23時頃
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[けれど――
“誰かに相談すればいいのに”>>266 その言葉に俯く。温かくなり始めた手の代わりに、 胸の奥が重く、冷たくなっていく気がした。]
無理、でしょ。 阿蘇は、出来るの?
……いつだって、 相談なんかしないし、出来ないくせに。
[話す勇気なんて、あるわけがない。 ましてや、命を絶ちたいと思うほどの悩みであれば猶更。]
(300) 2018/08/22(Wed) 23時頃
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