162 冷たい校舎村3-1
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─現在/教室前廊下─
……人の中に閉じ込められる?
[思わず、復唱した。 聞いたことない、って意思を示すように、 ゆるやかに首を横に振る。 織部、知ってる?ってもうひとりを見上げる。何気ない風を装って。 恵冬の、あの子の顔を見れない。
ああ、でも、なんだろう。嫌な響き。 また、見えない手がそっと背中を撫ぜるように、 何かが背中を這い上がる。喉が渇いた。 口の中、カラカラだ。
おなかすいたな、とは、思わなかった。*]
(216) 2015/06/21(Sun) 09時頃
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/* あけみちゃんとひなこちゃん、徹くんあたりが異常空間への対応にめっちゃ息苦しそうで 健五郎氏もですね いやこれに関しては秋野が全面的に追い討ちかけた感ある み、みんな早く帰らせてあげたい……←
(-134) 2015/06/21(Sun) 09時頃
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/* 連絡通路でうずくまってる時にきたのがひなこちゃん以外だったら、もっと立ち直りは早かった。 名前呼ばれた時点で多分立ってる。
ひなこちゃんだから、駄々こねられた。 けど、女の子の前だから、ちょっと休んでまた立った。
誰にも会わなかったら、次のチャイム鳴るまでそこで寝てたかもしれない。そうはさせないけれど。
そしてすっごく七尾ちゃんを応援したい。
(-135) 2015/06/21(Sun) 09時半頃
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/* 連絡手段:タッチパネル式折り畳み携帯電話 スマホじゃない
(-136) 2015/06/21(Sun) 10時頃
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ひとりの……? 何だそりゃ。
[聞いたこともない。生憎、読書家でもないし、テレビっ子でもないのだ。2人>>205>>216の問いかけには、まとめて首を振って見せた。
ぱっと思い浮かんだ光景は、巨大な着ぐるみに閉じ込められている人達の姿だけど、そんな話じゃあるまい。]
その事件は、えぇと……どういう事件だったんだ?
[引っかかっていること、と。彼女はそう言った。 なら、今の状況と何か関係がある事件だったのだろうか。 茶化す事はせずに、つい、と。彼女の抱えた本を指差す。話の続きを促すように。
序でに、そんな物騒な話でもありませんように。内心、そう願っておいたのは、悟られませんように。*]
(217) 2015/06/21(Sun) 10時半頃
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/* 七尾と水瀬が混ざって七瀬になってて慌てて消したわ…… 美雪ちゃんかな!?
(-137) 2015/06/21(Sun) 10時半頃
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──廊下→保健室へ──
[健五郎を見送って、芽耶と2人で保健室へ向かう。>>187 ひとりで大丈夫だとは言ってみたものの、こういう時の処置の仕方はさっぱりだ。 彼女がついてきてくれたことは、正直有り難かった。誰かが一緒にいてくれることは、心強い。 ほら、少しだけテンションも下がっていたことだし。>>184
保健室に入り、辺りを見回す。 いくつかの棚があったけど、どこに何があるのか分からない。少し困って芽耶を見る。]
冷やすもの、って、どこだろ。
[呟けば、彼女も一緒になって保冷剤を探してくれただろうか。]
(218) 2015/06/21(Sun) 10時半頃
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[ふと、保健室の時計の針を見る。 針は、昼食の時間を過ぎたぐらいの時刻を指していただろうか。 始業のチャイムがなってから、それなりに時間が経っていたのだと、そこで漸く知る。 もう一度保健室を見回した。 棚の他に、ベッドが1つ、2つ。大きめのソファが1つ。]
……もし、夜になっても帰れなかったら。 みんなで、合宿みたいに寝泊りしても、たのしそーだよね。
[文化祭の装飾に彩られた校舎でのお泊まり会。 それを想像すると、少しだけわくわくが跳ね上がる。 それに、時間は正常に歩みを進めている。 ここが夢なのはそうでないのかは定かではないけれど、11人もの子どもたちが家に帰らないということになれば、秋野の家はともかくとして、どこかの家が気付いて探すんじゃないか、なんて思う。 だから、夢が覚めるまでは、楽しんだって許される。 そう思うと楽しくなって、秋野の声は弾んだ*]
(219) 2015/06/21(Sun) 10時半頃
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──秋野智広の家庭について──
[秋野智広の家は、かつて、3人の人間で構成されていた。 父と母と、それから秋野。 今、秋野の家に母という存在はない。 最も、父親も仕事でほぼ不在の家には、家族という構成そのものが、もはや存在しなくなっているようなものだったけど。
小学生の頃、衣服のボタンが千切れたことがあった。 どうしよう、と思ったけど、着られないわけではなかったからそのまま放置した。 担任の教師が気付いて、それを指摘する。秋野くん、ボタンが取れてるよ。 秋野は答える。千切れたからです。 担任は困った顔をして、秋野に尋ねた。
「……お母さんに、つけてもらえない?」
こういうのは、"お母さん"につけてもらうのか。 どこか不思議な気持ちになりながら、その日秋野は家に帰って母に頼んでみて、その翌日にもボタンの千切れたままの同じ服で登校した。 秋野くん。担任の、困ったような哀れむような声を今も覚えている。 先生が、つけてあげるね。こっちにおいで。]
(220) 2015/06/21(Sun) 11時頃
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[中学の時に、制服の上着の釦が外れたことがあった。 ボタン、外れちゃった。 近くにいる女子生徒に聞こえる声で、秋野は呟く。 しょうがないなぁ、つけてあげる。ほら、それこっちに貸して。 裁縫が得意だという女子生徒が、満更でもない顔で秋野の制服を手にとり、すいすいと縫い付けてゆくのを眺めながら、秋野は思う。
──何だ、"お母さん"じゃなくてもいいんじゃないか。]
(221) 2015/06/21(Sun) 11時頃
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[お母さん、ボタンが外れちゃった。つけてくれる?
小学生だったあの日、母の背中に向かって、秋野は呼びかけた。 母は鏡に向かって、唇に紅を引き、此方を向くことはしない。凛と張った背中だった。 お母さん。何度か呼びかけた後に、秋野は諦めた。 父と母。彼らとの生活の中で、諦めはとても大切な感情だった。
手をあげられたことはない。暴力が振るわれたことは一度もなかった。 けれど、子の世話をすることに興味を持てない親というものは、いる。 秋野の家は、たぶんそういう家だった。 時折気まぐれのように此方を向く親たちの、その気まぐれにしがみついて、秋野は生きてきた。]
(222) 2015/06/21(Sun) 11時頃
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[──現在の秋野智広は、彼女のことを、母とは呼ばない。
中学の終わり頃に両親の離婚を告げられて、母が家からいなくなった日。 彼女はその役目を完全に放棄することを選んだし、秋野もまた、そのことを認めた。**]
(223) 2015/06/21(Sun) 11時頃
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[ 耳に届いた呟きに、正直、安心してしまって。 だけど同時に、不安も抱いてしまった。 罪悪感の様な、そんな不安。
それが消えないままに、柔い笑みを浮かべて、 視界に映る、"いつも"に戻った、幼馴染に。 ]
うん。 だいじょーぶ、だね。
[ やっぱり、いつも通りの声を、返してしまうんだ* ]
(224) 2015/06/21(Sun) 11時頃
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[ 立ち上がって、装飾されている廊下を、歩いて。 ちかちか。光から逃れる様に、隣の幼馴染を見上げる。
―――おおきいなあ。って、思う。 いつの間に、こんなに差がついたんだろう。 身長差すら、見ないふりをしてしまっているんだって。 そんな自分に、また、ずしんって、心臓が重くなる。
目を細めて、脳裏に浮かんだもの。縋りたいもの。 とーるくんならだいじょーぶだよねって、 そう訴える自分自身。
こんな状況で、さっきの様子を見て。 それでもなお、きっと自分は縋る。彼を追い詰める。 ]
(225) 2015/06/21(Sun) 11時頃
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[ そして自分は、それすら見ないふりで、口を開く。 ]
……あのね、とーるくん、 三階の非常階段のドア、開かなかった、よ。
[ どろりとした心境とは裏腹に、 出した声は、柔いもの。 ]
窓は、開きはしたんだけど、さー。 地面、あれじゃ、おりられないなって。 へんなかんじ、したの。
[ のんびりと、それが"いつも"であるみたいに言って。 少し重くなったステップで、くるり。 朝の様に後ろ歩きになって、 彼の正面に立って、ふと、立ち止まる。 ]
(226) 2015/06/21(Sun) 11時頃
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[ ―――自分がこれから言うことって、多分、卑怯だ。 そんなことをぼんやり思って、だけど、問うのだ。 とーるくんなら、おしえてくれる。って。 そんな酷い言葉を利用して。 ]
……これ、言って、いいのかなー。 みんな……、怖がったり、しない、かな? 言うべき、かな?
[ ちか、ちか。 見上げた幼馴染の周りで、光が瞬いた。 ]
(227) 2015/06/21(Sun) 11時頃
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/* この村の人みんなすごい手際いいしロル上手いから大丈夫そうだけど、風子ちゃんの離脱タイミングは気をつけておかないとだなぁ。 だみーだみー 風子ちゃんの悩みってなんだろうね
(-138) 2015/06/21(Sun) 12時頃
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うん、そう。 具体的には、『誰かの精神世界に閉じ込められる』っていうのかな。
[オウム返しに呟く七尾>>216に頷いて、本を手元に引っ込める。 七尾と共に織部へと視線を流すと、彼もまたそんな話は聞いた事がないという様子>>217だった。
だから恵冬は本を開き、しおりを挟んだページを示す。 二人の方へ、見て、と促すように。
二人とも、いつもと変わりない風に見えたから。 やっぱり七尾も織部も強いから、大丈夫だって安心して]
(228) 2015/06/21(Sun) 12時半頃
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ここの章を見てほしいの。 世界各地で起きた、集団失踪事件を取り扱った章なんだけれどね。
その、ここに。ほら。 人の中に閉じ込められる例、って記述、あるでしょう?
[開かれた本の上には、文字の羅列に加えて、どこか遠い異国の街の写真と簡素なイラストが描かれている。 簡略化した人の図の頭部から、考え事をしてるみたいに浮かぶおおきなふきだし。 その中に、小さく描かれた5人の少年少女の姿]
例として挙げられているのは、ラトビアの子供の失踪事件。 いつも仲よく遊んでいた子供たちが、ある日忽然と姿を消してしまったの。
大人たちが必死になって探したけれど、遊び場になっていた森で、かろうじて見つかったのは小さな女の子がひとり。 その子はとても脅えてて、憔悴してて、まともなことが聞きだせる状況じゃなかった。
聞きだせたことは少なくて、「お兄ちゃんが友達と喧嘩した」「すごく怖かった」って、それだけ。
(229) 2015/06/21(Sun) 12時半頃
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[そうして、その子もまた日々をベッドの上で費やし、ほとんど言葉を交わせる状態じゃなくなってしまった。 本には、そう記載されている。
それを語る恵冬は、いつしか本の中に掛かれた不思議なできごとに引き込まれ、すっかり周りが見えなくなっていた。 誰かが後から加わっても、それに気付きはしないくらいに。
恵冬は、いつだってそうだ。 本の話になると途端に周りの様子が頭の中から抜け落ち、普段控えめにしているのが嘘みたいに饒舌になる]
結論から言うと、子供たちは一カ月くらい後に、皆ひょっこり帰ってきたの。 それと同時に、寝込んでいた小さな女の子も無事に回復したんだって。
[そこで初めて言葉を区切り、二人へと視線を向ける。 怖くないよ、大丈夫だよって、そう意思を表明するために]
(230) 2015/06/21(Sun) 12時半頃
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こういう事件、あちこちであってね。 アメリカでは、末の娘をひとり残して、家族が全員消えちゃったんだって。
その事件も、消えた時と同じくらい唐突に、その家族は返ってきたの。 それで、こう証言したんだって。
「娘の中に閉じ込められていたようだった」って。
[ページをめくり、新たな項目を示す。 『集団失踪事件のメカニズム。解明されない謎!』太文字が、煽るみたいに踊っている]
その家族、父親が妻や娘に暴力を振るうひとでね。 失踪したその時も、酒で酔って暴れて、末の娘をひどく殴打してたんだって。
珍しい事じゃなかったみたいだけれど、その時は特に容赦がなくて。 打ち所が悪くて、その娘は生死の境をさまよってたみたい。
(231) 2015/06/21(Sun) 12時半頃
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こういう事件が起こる時って、だいたい「そう」なんだって。
パニックになるくらい脅えてたり、思い詰めてたり、生死の境を彷徨ってたり。 そういう人が、中心にいるの。
[言って、指し示すのは左上に出ているグラフ。 『ホストになりやすい者の傾向』として、性別と年齢別に円グラフが提示されていた。
半数以上を占めるのは、女性や幼い子供。 グラフの下に、米印で『全体的な傾向として、精神的に衰弱した者が多い』と注釈がある]
アメリカの事件では、父親が「娘にこんなことまでさせてしまうなんて」って反省して、そしたら現実に戻れたって書いてあるの。
ラトビアの事件も、そう。 戻ってきた子供たちは詳しい事を覚えていなかったけれど、「喧嘩している場合じゃない」「仲直りして、協力しなきゃ」って思ったって。
(232) 2015/06/21(Sun) 12時半頃
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それで、こう仮説が立てられたの。
事件の中心にいる人物、ひとりだけ取り残される者を『ホスト』と呼ぶ。 その『ホスト』の身に何かが起こって――、パニックになったり、事故や自殺未遂で衰弱したりすると、近しい人やその時のトラブルに関わりのある者が、『ホスト』の精神世界に取り込まれてしまうんだろう、って。
『ホスト』の精神世界がどんな場所なのかは、明記されてないからわからない。 そこだけは、皆記憶があいまいなんだって。
――でも、原因の出来事が解決すれば、皆無事に帰ってこれる。
[重要なのは、そこだ。 取り込まれる。失踪してしまう。
けれど、無事に戻る事ができるなら。
今置かれた状況がそれだったとして、何か怖い事があるだろうか?]
(233) 2015/06/21(Sun) 12時半頃
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はっきりしたメカニズムは分かってないし、科学的には解明されてないみたいだけれど。
私、今のこの状況は、そういう事なんじゃないかなって、そう思ってる。
[そう締めくくって、ぱたんと本を閉じた**]
(234) 2015/06/21(Sun) 12時半頃
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/* やばいぐらいけいちゃんの人が上手い 本の世界にのめり込む熱っぽさすごく感じる みんなうまいよなーーーあーーーすごい村だ
(-139) 2015/06/21(Sun) 12時半頃
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[『大丈夫』という言葉は多分、ひなこから移った。 不安になった時、怖い思いをした時に唱えるおまじないのようだったものが、最近は別の時に唱えている気がする。
別の時が何かは、わからない、わかりたく、ない。 追究して折れてしまうなら、追求せずにそのままでいい。
折れる訳にはいかない。 そんなこと、誰より自分が許さない。
柔い笑みを浮かべて、自分と同じことを言うひなこ>>224に、そっと頷いた。]
(235) 2015/06/21(Sun) 12時半頃
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[色とりどりのポスターに目を向けず、ただ行く先だけを見る。 ふと、時計に目をやるととっくに10時を過ぎていた。時間は守れよ、なんていつも言っているのに。 これじゃ、弟妹にからかわれるな、と苦笑を漏らした。
やんちゃ盛りで好奇心旺盛なのに、妹には弱い上の弟。 大人しく、少し引っ込み思案で本の虫な、妹に弱い下の弟。 おしゃべりで気が強くて、けれど寂しがりで泣き虫な、多分兄弟の中では最強の妹。 そして、甘さのない柑橘をまとう、仕事人間な母さん。
帰る度に思う。 ああ、なんてここは暖かい。]
(236) 2015/06/21(Sun) 12時半頃
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[自分には過ぎる程に。]
(237) 2015/06/21(Sun) 12時半頃
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そっか。開かないか。 そこの、体育館への連絡扉も駄目だ。 昇降口は、どうだろうなあ。
[軽く握った手を口元へ運ぶ。 教室の窓が開かない時点で予想はしていた。けれど、実際に証言が積み重なると、やはり気が重い。
が、窓は開く>>226と聞いて瞬きをした。]
開いた、んだ? けど、変な感じ? どういう……
[最終的には自分で言って確かめるしか無いけれど。 でも、三階の窓が開いて、変な感じって。 それって。
簡単についた嫌な想像に、ゆるやかに首を振った。]
(238) 2015/06/21(Sun) 12時半頃
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[くるり、くるり。 ひなこはステップを踏み、正面へと移動する。
そして投げかけられたのは、少しばかり重い問>>227。 けれど、委員長である以上決めなければならなかった問。
考えたのは一瞬。 選ぶのは、委員長としての回答。]
(239) 2015/06/21(Sun) 12時半頃
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