251 洋墨と躍れ、心の随に
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……小説全体の『地の文』というからには、 私は“ ただ一人 ”のみを模した存在ではない。
瞬きほどの間のみ垣間見えたのは無論、 “ 私以外 ”の一面であるが─────ともかく。
「 君が、私に忠告を? 興味があるな、ぜひ聞かせてくれ 」
何かを求めてでもいるような幼げな姿に、 私もまた興味を惹かれ、先を促したのだった。
(-72) 2018/10/09(Tue) 13時頃
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「 ……などと言う前に、 私がまず名乗らなければならないな。 とはいえ私も、名前には困る性質でね。
“ John Doe ”では味気なさ過ぎるか。 では“ John ”……私の事は、ジョンと 」
“ John Doe ”とは少年の故国風に言い換えれば 『 名無しの権兵衛 』の事であるが。 さすがに味気なさ過ぎると削り名乗ったのは、 実のところ8割がた、固有名といって差し支えない。
(265) 2018/10/09(Tue) 13時頃
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John H. Watson >氛氛氛氛
フルネームを名乗れば、知る者も多いだろう。 私はいわば、友人のサイドキックである。
───── Sherlock Holmes
友人の名は、もっと知れ渡っているはずだ。 現実においてはサー・コナン・ドイルが著し、 人気を博した、推理小説の主人公なのだから。**
(266) 2018/10/09(Tue) 13時頃
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本 と、いう 存在について
あなたがたは どう 思われるのでしょう
(267) 2018/10/09(Tue) 13時半頃
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こんな 書の街 なんですから きっと ほとんどの御方はね 本に、何かを求めているのです。
無邪気に磔た残酷も 語り部越しの物語も 舞踏劇めいた囀りも 束ねた冬への崇拝も
ええ、ええ、もしかしたら 誰かの求めた 結果 あるいは
解釈 で、あったのかも しれません。
(268) 2018/10/09(Tue) 13時半頃
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もちろん このU-29だって ノワ・ヘルミアの子であるので 身勝手にも、求めるものは あるんです
でも、 それ が 今 目の前にいる 星の王子様 に 存在するかと、問われたら
U-29 は ニッコリ の まんま いいえ? と、 こたえてみせましょう。
U-29が、その『少年』に抱くのは 本としての価値ではありませんし コトバの生き物だからって ちょっと変わったカッコだって 頷くことは しないんです
(269) 2018/10/09(Tue) 13時半頃
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ああ、ちょっぴり 語弊があるでしょうか ひとのカッコなんて あんま、きにしないってのが U-29という、男の子ですから。
浪漫を詰め込んだみたいな宇宙服だって ステキだって 思うんですよ?
さて、さて お話は、これくらいにしましょう。 目の前の子の たくさんの 知らない に U-29は、こたえてあげなきゃですので。
── 本へ、 ではなく 『少年』へ
(270) 2018/10/09(Tue) 13時半頃
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( もし、その子に 本としての価値を見出すならば 一番手っ取り早いのはね ジェフティさんに つれてっちゃうこと …なんでしょうけども、ね。
あいにくと、このウツギさんという人は アオ兄さんとも、ノッカ姉さんとも きっと、他のたくさんの人とも 違うものを 求めてるんです。
たぶん、他の誰よりも 身勝手で、わがままで、 理不尽な──── )
(271) 2018/10/09(Tue) 13時半頃
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U-29が、本に求める価値は
(272) 2018/10/09(Tue) 13時半頃
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ん、 いーこ、いーこ です。
[ ナイショばなし まもれる子には>>258 ミルクロリポップをプレゼントしましょう。 差し出した、真っ白な包みのキャンディは 食べればひろがる、シアワセ味の、お気に入り。
教えたお名前 ちゃんと、覚えられたなら どういたしまして。 なんどか 呟かれる、お名前に>>259 返すように シルクさん って、呼んでみましょう。
なぁに? って、お顔を されるようなら なんでもないですよぉ って、 へらへら。 ]
(273) 2018/10/09(Tue) 13時半頃
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いたい? うぅん、そうですねぇ いたいことも、 あるかもしれません。 もしかしたら、この、左の腕くらいは どこかに いっちゃうかも …なぁんて。
[ ちっちゃな子を、脅かすのも 何でしょうけど ひとまず こわいおはなし、って それだけ、わかってくだされば。 良いんじゃあないか、とも、思いましたので。
右の指で、左の肩をとんとん叩いて いたいよぅ、って 身体震わせるジェスチャー
その手も、たくさんの ハテナ が あったら>>261 腰の工具袋へと 伸びてしまうのですけども。 ]
(274) 2018/10/09(Tue) 13時半頃
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そうですねぇ 本を調べるのは、ですね たぁーくさん、知りたいことが あるからです。 昔の人が書いた、たぁーくさんの本から いろぉんなことを、 知りたがってるんですよぉ。
でも、たぁーくさんの本をね 全部 ぜぇんぶ、残しちゃったら あんまりにも、多くなりすぎちゃって、ですねぇ。
[ 工具袋から 取り出すのは まん丸い、ガチャガチャのカプセルと 砂利を詰めた、試験管。
開いたカプセルに 試験管を傾けてあげたら 半球状の中に、砂利が だんだん たまって 半分を超えて、いっぱいになって それでも、試験管からは じゃりのつぶが、ふりつづけるものですから。 ]
(275) 2018/10/09(Tue) 13時半頃
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こう、 なっちゃうんですよぉ。
[ カプセルに、入りきらなかった粒が一つ ころ って、 落ちてしまいました。 ]
簡単に、言ったら 今落ちちゃった粒が、デッドコードです。
世界が、いろぉんな本を、残す中で この本は 違うとこに バイバイっ しようねって こぼれた … 世界から、なくなっちゃった そんな、本を デッドコードって、呼ぶんです。
(276) 2018/10/09(Tue) 13時半頃
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ウツギさんはね この、デッドコード こんにちは、したことないので ぜぇんぜん、 知らないんですけども
デッドコードが、この世界に また、やってきたってことはですねぇ
自分たちを 世界に残すために ほかのものを、傷つけて、失くしちゃって。 洋墨っていうものを、集めるために あなたたちに、ひどいことを するのでしょう。
世界が デッドコードに バイバイ したみたいに。
だから、ウツギさんは どうしても デッドコードさんを、やっつけなきゃ、いけないんです。
(277) 2018/10/09(Tue) 13時半頃
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[ 会ったことがないから デッドコードさんの真意なんて、わかんないですが まぁ、そういうもんでしょうって センニュウカンは、 ついちゃってるので。
砂利のたくさん入ったカプセルを ちょっとずつ、試験管の上で、傾けて。 ]
シルクさんが、そうやって ウツギさんにひどいことするひと ヤだって 言ってくれるのと、おんなじようにね。
ウツギさんも、 シルクさんが ひどいこと、されるのは とっても とぉっても ヤ なんですよぅ。
(278) 2018/10/09(Tue) 13時半頃
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[ わからないとこ ありますか? って そうやって、聞いてみるのは。 ウツギさんって、教えてもらうか 自分でやっちゃうかの、どっちかで
ウツギさんは せんせー に、なれないって そーゆー じかく は、ありましたので。
また、増えちゃったなら>>261 それはそれで、の おきもちで。 **]
(279) 2018/10/09(Tue) 13時半頃
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/* たいへんだ、長い あまりにも長い 適当に蹴ってくださいのきもち
そんで わとそんさん ワトソンさんではありませんか >>264 ここすき
(-73) 2018/10/09(Tue) 13時半頃
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いい子、いい子、されたらうれしくないはずがありません。
ほめられたらうれしくなりますし、いいことがあれば楽しくなるでしょう。 おこられたらかなしくなりますし、よくないことがあればなきたくもなるでしょう。 もしかしたら、それが見せかけだけかもしれない、ということでおそろしい気もちになることはあまりありません。 『少年』は子どもですので、そんなにふくざつなことをかんがえられてはいないのです。
さしだされた、まっさらなつつみ紙のキャンディロリポップ>>273に、目をかがやかせますと、『少年』はおずおずとそれをうけとるのでした。 おかしは、大切にとっておいても食べられなくなってしまうだけなのですが、『少年』はすぐに食べることが、とうていできませんでした。 ですので、宇宙服にある、小さなポケットにしまいこんだのです。
(280) 2018/10/09(Tue) 16時頃
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それから、教えてもらったその人の名前を、なんどもなんどもつぶやいていました。 自分のそれをわすれてしまったように、どこかにおっことしてしまったら嫌だったのです。 そうしていたら、『少年』は自分の名前がよばれたことに気がつきましたので、その人を見上げたのです。 なんでもないのだとしても、なにもないのに名前をよんでくれる人がいるのは、とても “すてき” なことではないでしょうか。 けれど、その人には、やっつけちゃわないといけないひとがいると言うものです。 『少年』は、そのことをかなしく思いながらも、するべきことをもっているその人がとてもかっこよく思えました。
でも、たたかうのはかなしいことです。 だれだって、だれにもやさしくいられるのなら、そのほうがいいにきまっています。 だって、たたかうことは、みんなきずつくことでしょう?
(281) 2018/10/09(Tue) 16時頃
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「いたいことは、よくないことだよ。 ぼく、かしこくないけど、それは知ってるよ。」
いたそうなしぐさだけをする>>274その人は、そういうことがあるかもしれない、というくらいのものだったのでしょう。 けれど、『少年』にとっては、さもあたりまえのようにそういうことが起きるふうにも、かんじられたのです。 小さなおかおの、小さな小さなほほをふくらませては、そんな “ゆめものがたり” らしいむちゃくちゃを口にするのでした。
いたいことは、こわいことです。 こわいことは、よくないことです。 よくないことは、しちゃあいけないことでした。
(282) 2018/10/09(Tue) 16時半頃
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“ものわかりのいい” 子は知っていました。
(283) 2018/10/09(Tue) 16時半頃
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/* おぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜すき〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜だけど今から21:30時確定不在です ごめんなさい 全部読んでから不在かましたい おのれリアル
(-74) 2018/10/09(Tue) 17時頃
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その手が、その人の持っていたふくろに入りました。 すると、『少年』のたくさんの、分からないに対して答えをくれるのです。 コトバでせつめいをしながらも、その人の手で、まあるい形のものに、つぶがたくさんたくさん入ってゆきます。 『少年』はしんけんにそのようすを見つめていました。 もうそれは目に見えて分かるほどにたくさんなのに、まだ入れられるものですから、あふれたつぶが一つ、おっこちてしまいます。
「あっ、」
思わずこぼれた声とどうじに、『少年』はそのつぶをすくい上げようと小さな一歩をふみだしていましたが、つぶはもうとっくに、おっこちてしまっていました。
(284) 2018/10/09(Tue) 17時頃
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こぼれおちたものが、 “デッドコード” なのだと>>276その人は言うのですが、『少年』はそのことが、かなしくてかなしくてしかたありませんでした。
「たくさん集められた中にいられなかったんだね。 ひとりぽっちはさびしいし、かなしい。 きっと、その子たちは、 なかま外れにされてかなしかったんだ。」
きっと、そういうことなんだと『少年』は思いました。 だって、とつぜん帰るところがなくなったら、『少年』はかなしくて、さびしくて、ないてしまうでしょう。 だから、会ったことのないその子たちがすでに気になっていました。
もちろん、それでだれかをきずつけるのはよくないことですが、『少年』はお話しくらいはしてくれないかと思っていたのです。
(285) 2018/10/09(Tue) 17時半頃
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「せかいが小さいから、いけないのにね。」
だれか、がいなくなったところにしか入れないのなら、入れものを大きくしてしまえれば、みんなでなかよくできたはずなのに、と『少年』は思いました。 子どもはときどき、まったくむずかしさもなにもをかんがえないことを言いますが、『少年』の今のコトバはまさしくそれでした。
「きみは、たたかわなくてもいいんでしょう? だって、きみは、 “れい” じゃあないもの。 どうして、だれかのためにたたかうことにしたの?」
“インク” が体にあることを、それが、 “れい” であることを、一応『少年』も知ってはいました。 ですが、その人のことを、同じようなものには思えなかったのです。
(286) 2018/10/09(Tue) 17時半頃
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「だって、きみは、ぼくと会わなくっても、 きっと、やっつけるつもりだったんでしょう? その、 “デッドコード” のひとたちを。」
いたい思いをしてでも、その人がだれかのためにたたかうなら、きっとそれはりゆうがあるはずなのです。 せいぎのヒーローだって、だれかをまもるためにたたかうのですから、その人にだってあるんだろうと『少年』は思ったのです。
「たたかうのは、とってもこわいけど…、 もし、もし…ウツギにひどいことするひとがいたら、 ぼく、ゆうきを出して、きみのところへいくよ。
きみが、いなくなっちゃったら、嫌だもの。」
(287) 2018/10/09(Tue) 18時頃
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その人がかなしくなってしまわないように>>278、ひどいこと、されないようにしなくっちゃ、と『少年』は思いました。 けれど、やっぱりほんとうの意味で、 “デッドコード” を嫌いにはなれませんでした。
「ねえ、たくさんたくさん本を集めた人たちは、 そんなに集めて、どうしたかったのかな。 ぼく、ウツギのことは好きだけど、 ジェフティの人は、好きになれないかもしれない。」
かなしそうに、さびそうに、なきそうなかおをした『少年』はそう言いました。 そうして、そのしつもんまで答えてもらえたら、ありがとう、って大きく頭をさげておれいをしたら、行きさきをひきとめちゃったのかもしれない、その人のまえから、街の人々がいるほうへ歩き出してしまうのでした。 **
(288) 2018/10/09(Tue) 18時頃
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探偵小説の何かと思ったがワトソン
(-75) 2018/10/09(Tue) 18時半頃
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[ 靴先を進めながら洋墨の香りを編み上げる。 影を縮める陽の光のおかげで、質量はともかく 黒髪の長さは元通りにおさまっている。
…けれども、秋の風の冷涼さを加味しても これまで研究室に大半の身を浸した肌には 陽射しは未だ、厳しく射し込む存在だった。 書の保存に適した環境を自然と求めて、 相も変わらず歩みは図書館へと進んでいた。 ]
( …そういえば、 先の薄桃色が春を象徴するのは あの女史の血筋を辿る先ではなかったか )
(289) 2018/10/09(Tue) 19時頃
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[ ジェフティの多岐に渡る研究は、 当然、霊科学以外の書も取り扱っている。 あらゆる面から文明を、世界を捉える中で 時として思わぬ繋がりを持つこともある。
イシェドの葉の完成において 分野外の“ 彼女 ”といくらか交わした その奇特な知識が役だったように。>>204 ]
(290) 2018/10/09(Tue) 19時頃
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