154 【R18】さよなら、ばいばい、またあした
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/* ずっと!ほもの!ターン!
(-80) 2015/03/30(Mon) 11時頃
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―201X年夏の話し― [元々少年にはあまり節操ががない。 “女の子も好きだよー男の子も好きだよー。” そう公言しては周囲を苦笑させていた。普段の軽い物言いのせいでそれを冗談と取る物も多かったが。 高校生ともなれば性への好奇心はいやでも沸き上がる。女の子との関係はその要望のおかげで不自由しなかった。 とは言え本気の“恋”ではなくただ快楽への興味のみで長続きなどはしなかったが。
問題は“男”の方である。公言したところで本気にされないし、さすがの少年でもクラスメイトや同級生に声をかけるのは躊躇われた。 一部では先輩方の周りでそう言った関係の噂も聞いた事はあったが、後で煩わしいことになるのは面倒という思考と、好奇心だろうか。 適当にスマホで見ていたゲイ向けの出会い系サイトでであった相手と刹那的な関係を好むようになったのは。
だからその時もいつも通り、誰か良い相手いないかなぁなんて気軽なつもりだった。 何度かのメールでのやりとり。どうやら相手は割と行動範囲も離れていないという偶然。 気が合いそうな感触。
『会いませんか』
そんな短い言葉に少年にしては珍しく何かを期待して待ち合わせ場所に向かって――]
(251) 2015/03/30(Mon) 11時頃
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[そこにいたのがクラスメイトである吾妻蛍一だったのにはさすがに驚いた。 後々の面倒を考えれば避けていたのにまさか、ネットという広い範囲からピンポイントでチョイスしてしまう偶然を、予想できる訳がない。 さすがに少年としても密かに苦笑を漏らすざるを得なかったがそれはそれ。 相手が蛍一だった事を知らなかったとはいえ、メールのやりとりは楽しかったから、そのまま楽しく――と思った。 が、蛍一は違ったらしい。明らかに変わってしまった態度。よそよそしいとすら言える反応を見ていると悲しくなった]
(――知らない誰かなら良くて、僕だって解るとどうしてダメなの)
[とりあえず喫茶店で聞かれたことには嘘なく答えた。驚かせてしまったお詫び、なんて出来るだけ明るく茶化して言って、そしてまたね、って言って別れた]
(252) 2015/03/30(Mon) 11時頃
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[――それ以来、彼から連絡が来ることはなく。 まるであの夏のやりとりは最初からなかったような。どうしてと。聞けば彼は気まずさに忘れたいのだろう。
ならば少年はなかった事のように――と言ってクラスメイト相手によそよそしくするのも難しいから態と馴れ馴れしく。 けーたん、と呼んで懐いて見せた。
まさか、自分の存在そのものを抹消したいと彼が思ってるとまでは、思えなかった 忘れて欲しくない、それはそれが自分の我が儘であることは十分に自覚していたが。]*
(253) 2015/03/30(Mon) 11時頃
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/* なんかこう、子犬を蹴り飛ばしたかのような罪悪感(まがお)
螢一→恥ずかしいからなかった事にしてあれは夏の幻影なんだ/(^o^)\ 芙蓉→折角楽しかったのになんで冷たくするのくーんくーん(´・ω・`)
こうですか?
(-81) 2015/03/30(Mon) 11時頃
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―白い部屋・白い魔女―
[扉を横に開く。 病室の独特な匂いに混じって、甘やかな香りが鼻先を擽った。
頬を撫でる柔らかな風。 一人の女性が、ベッドで上半身を起こし、開け放たれた窓から外を眺め見ている。 細く長い亜麻色の髪が、空に舞って肩に腕に優しく落ちた。
身を包む白い服、白い部屋、白いベッド…、真っ白なままの彼女。
此方に気付くと、嬉しげにその手を伸ばす。
――お帰り、なさい。
と、囁いて]
(254) 2015/03/30(Mon) 11時半頃
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…ただいま、今日は少し冷えるから、窓は閉めた方が良いよ、依子さん。
[細い指先を掴んで、…壊れないように、そっと触れるだけ。
まゆとみゆは、大丈夫?なんて心配を透き通る声で問う。 貴方の身体は、仕事は、大丈夫かと。 感極まった女性の涙が、頬を伝わる。
それが、もう当然の事となって、その綺麗な雫を見ても心が静かに穏やかなままなのが、少しだけ、悲しかった。
心配しないでと背を撫でて、身体を横たわらせれば、冷ややかな風が吹き通る窓を閉めた]
(255) 2015/03/30(Mon) 11時半頃
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…また、来るよ。
[背後で
…行ってらっしゃい、彼方さん。
と、か細い声]
…………行って来ます。
[静かに返し、扉から廊下へと出た。
―――最後まで、自分の、透の名は出なかった。
自分を父親だと思い込んで、透、なんて人物はまるで最初からいなかった様に。
扉へと寄り掛かり、重苦しい息を、一度だけ吐き出す]
(256) 2015/03/30(Mon) 11時半頃
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…またね、母さん。
[広く静かな廊下に呟きを響かせて、身を起こすと歩き出した]
(257) 2015/03/30(Mon) 11時半頃
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―201X年/最後の席替え後・加賀宮とのとある日常―
[部活に勤しんでいないから帰る時間が被る。 偶然席が隣になったから話す時間が増えて。 偶然変える方向が一緒だったから少しは親密になって。 ただそれだけだった、
自分が話し好きと言うか、加賀宮が聴き上手というか。 だからいつも喋っているのは俺の方で。
最初は一緒に帰るための、ほんの話題のつもりだった。 けれど最近はきっと、賑やかを通り越して、煩い家族の話で笑ってくれるから、
夕暮れに溶けるような、柔い笑みが好きだった。
たまたま同じ時間に教室を出る友人、から 一緒に帰るために、わざわざ時間を合わせるようになった、のは、
どこかでクラス替えを意識し始める、2月も始まった頃だったか。]*
(258) 2015/03/30(Mon) 12時頃
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―201X年/最後の席替え後・吾妻と加賀宮の話―
[ちょうど「偶然」が「意図的」になった頃のこと。
普段通りの柔い声で、今日は先に帰ってと言われただけだった。 一緒に帰ることが多くなったからと言って、毎日待ち合わせていたわけではなくて。 なのにその瞬間、満たされた放課後が急に萎むようで。]
あ、そうなんだ。 じゃあ先に帰るねーバイバイ。
[妙に素っ気ない態度を取った。 吾妻と加賀宮が美術室の方向へ連れ立つ姿を見たのは>>93>>139その後だ。]
……言ってくれればいいのに。
[そう零した独り言が、酷く虚しかった。 帰れない理由を言う義務なんて、彼にはないのだから。]**
(259) 2015/03/30(Mon) 12時頃
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―201X年秋頃― [中学の時の悪友がバイクで事故に遭ったと連絡があったのはまだ夏の暑さの残るある日。 慌てて病院へ向かい病室に駆け込んだら、身体には点滴の管や酸素吸入器などが繋がれていて痛々しいながらも、ベッドに身体起こしてそれなりに元気な友人の姿。 なんだ、重傷だけどまた遊べるじゃん。 少年はそんな事言って笑って病室を出た。
そして悪友の家族に聞かされたのは少年を絶望させるに十分すぎる話し。
見た目に元気に見えても、車と衝突した時に挟まれ放り投げられた衝撃で彼の内臓は破裂してもう手の施しようがないこと。 もって2週間。それを本人も知っている事。 忙しいと思うけれど出来るだけ顔見せて上げて頂戴ね、と何度か遊びに行った時、いつも柔和に歓迎してくれた彼の母親の言葉に、少年はただ頷くことしか出来なかった。
それから毎日、学校が終わると彼の病室を訪れた。この時ほど自分が帰宅部であった事を感謝したことはない。 日に日に弱っていく彼を見るのは辛かったけどそんな事はおくびにも出さずに]
(260) 2015/03/30(Mon) 12時頃
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[そして見舞いに通った最後の日。もう意識はなく、後は息を引き取るばかりとなった彼を見舞ったその帰りの事。 廊下ですれ違った人物にあれ、と足を止めて振り返った]
蒼真?どしたの、どっか悪いのー?
[今し方見てきた彼との、おそらく永遠の別れになるだろう最後の見舞いのことなど忘れたかのように、いつも通り明るく気軽に声をかけた。 教室で見る時とは若干纏う空気が違うように感じた彼。
その身内がこの同じ病院に入院しているなんて事は知るはずもなく。 なんでここに居るかを問われたなら、ダチが入院してさー、なんてその本人がもう、死ぬんだなんて事は感じさせない調子の良さで答えただろう。
偶然出会った彼には迷惑かも知れないが、その時は誰かと話す事で少し気を紛らわせたくて、近くにあった自販機でジュースを奢り]
これ一本飲む分くらい、付き合ってよ。
[そんな馴れ馴れしい我が儘と共に雑談に無理矢理付き合わせた。 それを蒼真がどう思ったかは知らないが、あの邂逅のおかげで気分を落ち込ませずに済んだと。 少年は勝手に感謝している]*
(261) 2015/03/30(Mon) 12時頃
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宝飾交易 黍炉は、メモを貼った。
2015/03/30(Mon) 12時半頃
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―201X年3月21日・PM18時半・自宅― [武藤と話しながら帰って彼の自宅である豆腐屋に向かった。 お店に入ったなら彼の姉がそこで店番をしていただろう]
湯豆腐用の豆腐を3丁と、おねーさんのアドレスを僕に下さい。
[そんなことを言って豆腐は無事に手に入れることは出来たがアドレスは果たしてどうだったか。 弟同じ歳の少年のあしらいは相手の方がうまく、適当に煙に巻かれてしまったかもしれない。 どれでも懲りずにまたくるねーなんて調子良く言って、自宅へと]
ただいまー豆腐ー。 いってきまーす。
[豆腐を玄関においてそのまま出かけようとするとその場で母親に捕まった。 アンタどこ行くの、夕飯どうするの]
えー、友達とファミレス…かな?夕飯要らない、豆腐僕の分抜いて買ってきた。
[そう答える少年に、それなら制服着替えて行きなさい、なんて小言が飛んだ。みんな制服なのに僕だけ私服じゃ目立っちゃうよと逃げるように家を出て。 その頃には千旭から行き先を告げるメールが来ていただろうか。なければまださっきのカラオケのそばだろう、と当たりをつけてそこに向かうはず]
(262) 2015/03/30(Mon) 12時半頃
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/* ト書きが、ト書きが。いつも通りになりつつある。 第三者視点小説風ト書き難しい。がんばる。
(-82) 2015/03/30(Mon) 12時半頃
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/* 基本、誰とでも仲良く、な子って負縁故をこっちから降るの難しい。 単純にPLの力量不足とも言う。
(-83) 2015/03/30(Mon) 12時半頃
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―千匹皮と冷たい箱庭―
ただいま。
[無人の箱。薄暗い照明。 カチリ、と軽い音を立てれば人工の光に包まれる。
机に乗っているのは、およそ冷めたであろうラップがかった食事。 四人分ある椅子は三人分使われることなくただそこにある。
表では仲の良い家族だと思われていても、一歩先ではこんなものだ。 これが、現実。
端を掴んで簡易な包装を剥がせばテレビを付ける。 『仮面夫婦』についての特集に鼻で笑った。]
(263) 2015/03/30(Mon) 12時半頃
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…変なもんだよなぁ〜。
[何を気にして夫婦という関係に関わるのか。 世間の目?体裁?どちらも似たようなものか。
だが我が家はハッキリしているのだから分かりやすい。 母は金を。父は体裁を。
お互いの利害が一致しているから、今も広くて狭い箱の中、ごっこ遊びをしている。
所詮愛など愛だけでは成り立たず、いつかくだらない感情と惰性で続けてしまうくらいなら。
そのきっかけを生み出してしまった姉の生き方を辿るくらいなら。]
(264) 2015/03/30(Mon) 12時半頃
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[――――いらない。]
………。
[何も執着などせず、何も追いかけず、全て諦めてしまった方が容易い。 得るものがなければ失うものもない。
だから殺して殺して殺して殺した何匹もの動物の皮を被って今日も役者を演じるのだ。
押し入れに捨てることが出来なかったサッカーボールを残して。 未練はないと言い聞かせ続ける。]*
(265) 2015/03/30(Mon) 12時半頃
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/* もうね肝心なところでごじするじぶんがきえたい 関わるじゃないこだわる、だよ
(-84) 2015/03/30(Mon) 12時半頃
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/* これはさすがに埋めておこう。 一応心情確定NGなので>>253の『まさか、自分の存在そのものを抹消したいと彼が思ってるとまでは、思えなかった』はNGかな。 抹消したいのは記憶であって存在じゃないから。 関わらないで欲しいのはそっとしておいて欲しいからだよ…と、この辺はまとめたらロル落とすかな…。
ちなみに。 夏の日に在ったメールの相手の存在を消すという意味ではそうなのかもしれないけど、上記の書き方だと読み取れる範囲が広すぎる気がするし、それならそうわかりやすいように書いた方がいいと思った。
(-85) 2015/03/30(Mon) 13時頃
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/* 追記。 『二人の間にあった出来事』を記憶から抹消したいだけであって、存在を抹消したい訳じゃないんだよねと。 これ、大分違うと思うんだ。
(-86) 2015/03/30(Mon) 13時頃
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/* うーん…。 まさか、自分の存在そのものを抹消したいと彼が思ってるとまでは、思えなかった→さすがに自分の存在そのものを抹消したいと彼が思うことはないと思う の可能性はあるけど、だとしたらやっぱり誤読を誘う文章としか……取り敢えず申し訳ないけどどこかで確定返しの形で返すよ。 上記解釈だと申し訳ないけど許して欲しいかな。
(-87) 2015/03/30(Mon) 13時半頃
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―201X年3月21日・PM18時半・自宅前― 家を出る。母と、姉二人とで豆腐三丁は多かったかも知れないが、余ったらあとで味噌汁にでもなるだろう。
振り返って見える家の灯りの中に父はいない。小学生の頃に浮気して出て行った。 あの頃、毎晩のように聞こえてくる父と母の諍う声は少年にとって耐えがたい物だった。 止めてと言っても止まらない。当時すでに中学生だった姉達は夜になると部屋の鍵を閉めてでて来なくなっていた。 縋る場所のない少年は眠りに逃避する。 眠ればいやな事を忘れられる。母と父の諍い。父の不貞。荷物をまとめて出て行く父の姿。
そんな物を全部忘れるために眠った。それはいつしか何かいやな事があると眠って忘れてしまおう、という現実逃避のための癖になった。
父がいなくなって夜にこける喧嘩の声もなくなった。一人分開いた穴が寂しかった。 だから、少年はことさら明るく振る舞った。そこに穴なんてないと二人分。 母や姉にも穴を感じさせないために。そうしているうちにそれが普通になって学校でもどこででも。 人なつっこく、楽しく馬鹿みたいに騒ぐ。うざいと言われても気にせずに]
(266) 2015/03/30(Mon) 13時半頃
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……ちゃーきちゃん、連絡ない。
[ふと思い出した昔を振り切るように頭を振る。 家からカラオケへと向かう道を歩きながら、スマホを取り出す。着信した様子はないそれの、メーラーを立ち上げた]
(267) 2015/03/30(Mon) 13時半頃
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/* てすとー
(-88) 2015/03/30(Mon) 13時半頃
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To:千旭 件名:お豆腐家においてきた ―――――――――――――――― 今どこにいんのー。 場所教えて。
(268) 2015/03/30(Mon) 13時半頃
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[メールを送ってから、顔を上げる。 もうすっかり暗くなった街の中、歩きながら]
それに、可愛そうな子だとか言われるのいやだもんね―。
[髪を伸ばしだしたのは父がいなくなったすぐ後。 母を裏切った父のようにはならないと言う思いがいつしか。 髪を伸ばすことで自分の中の“男”の部分を否定したかったのかも知れないと。
少年は自覚がないままに]*
(269) 2015/03/30(Mon) 13時半頃
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―抹消したい記憶の話・その続き―
[二学期が始まって。 学校で再開した彼は、記憶の中の彼――あくまでもクラスメイトとしての芙蓉 凱翔よりもずっとずっと懐っこく笑いかけてきた。
――正直に言えば困ってしまったのだ。 開放感に任せて調子に乗ってしまった、らしくもない自分。 そして交わしたメールの内容――多分に性的な内容も含んだそれを思い返すとベッドの上で転がりたくなるのが実際の所。 正直な所芙蓉への評価は麻倉――この時点ではまだ二人三脚を組む前の彼と同様に『苦手なタイプ』だったのも拍車を掛けていたのかもしれない。
だから忘れる事にした。何もなかったように、車の両輪のように決して近付かない距離を保った。
けれど。 実際は忘れる事が出来ていたのだろうか。 楽しかった時間、夜毎の遣り取り、交わした言葉。
抹消したいのは記憶だけ。
じゃあ 想い出は どこに行くの?*]
(270) 2015/03/30(Mon) 14時頃
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―201X年3月21日・PM18時半・カラオケ前―
[さてベンチにて早瀬と言葉を幾らか言葉を交えていたころだったか。 また新たに一件>>268通知が来る。
確認すれば同級生から。 時刻は18:30頃。共働きの父母はまだ帰って来ていないだろう。 姉はもしかしたらいるかもしれないが、専門学校に通う為にバイトもしているから大抵はバイトに出かけていると踏んで連絡は入れずに芙蓉へと返事を打つ。]
(271) 2015/03/30(Mon) 14時半頃
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