人狼議事


270 「  」に至る病

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【独】 公証人 セイルズ

/*
恋愛とかその辺のエピソード方面は相方さんにお任せして家族系のエピソード増やしておくかな。

(-57) 2019/10/06(Sun) 18時頃

【人】 公証人 セイルズ


 ああ、そうだよ。
 ははは。ありがとう、ミルフィ。

 大学に行くには、よく学びよく遊ぶことだ。

[セイルズは目を細めて小さな頭を見つめた。>>277
懐いてくれているのだろうか。
そう思えば、パパの生徒になりたい、という言葉も
かわいらしいものに聞こえてくる。

眷属、ではあるけれど
養子、ではあるけれど
彼女自身の可能性を狭めてほしくない。
その思いから、「待っているよ」と言う事はなかった。]

(285) 2019/10/06(Sun) 19時頃

【人】 公証人 セイルズ

[幼子の心中は知らず>>278
手ずから作った苺ジャムを塗ったトーストを咀嚼して
家畜の血を溶かした珈琲を揺らした。

食卓に食事を並べる時、
いつも飲み物だけは、ミルフィと同じものを飲まない。

苺ジャムの甘さと珈琲の苦さに混ざって、
独特の不味さを伴う血が喉を流れる。

けれども、血の一つも混ざっていない朝食を食べて
ミルフィが「おいしい」「しあわせ」と言うので
セイルズは淀みなく笑顔を浮かべた。]

(286) 2019/10/06(Sun) 19時頃

【人】 公証人 セイルズ

 
 そうだ、遊園地。
 沢山の遊び道具があって、
 沢山、おいしいものがあるんだよ。

 色んなところに連れて行ってあげよう。
 灰色の路地裏しか知らないだろう?
 
 ミルフィの世界を、広げなくてはね。

[見よう見まねでナイフとフォークを扱ってみせても
行儀を知らず、足をぷらぷらと揺らす姿を
微笑ましく思いながら>>282
彼女と出会わせてくれた神に少し、感謝した。]

(287) 2019/10/06(Sun) 19時頃

【人】 公証人 セイルズ

[吸血鬼にとっては濃い時間が流れていく。

遊園地に連れて行き、回転木馬や他の遊具をさして
慣れない様子で共に遊ぼうとした事もあっただろう。

ミルフィの知らない甘いデザートが売られた店に赴き
後日の胃もたれと引き換えに
彼女の笑顔を見つめることもあっただろう。

ミルフィが学校に通うようになれば
父母向けの情報に目を通し、
あれが足りないこれが足りないと慌てて用意をする一方、
彼女の授業参観を心待ちにすることだってあった。

一度近所の意地悪な子供が彼女を孤児だとからかった時は
「僕の娘だぞ」と憤り、相手方の親御と膝をつき合せて
話し合ったことがあったとか、なかったとか。]

(288) 2019/10/06(Sun) 19時頃

【人】 公証人 セイルズ

―― 墓地 ――

 ……クラリッサ。
 僕は随分と生きて、
 人間の世の中を理解してきたつもりだったが
 まだまだ知らないことが沢山あるな。

[一年に一度訪れるリンディン郊外の墓地で、
小さな墓石に白薔薇を添えながら、
冷たい風に吹かれセイルズは苦笑する。

ここにミルフィを連れてきたことはない。
クラリッサの冥福を祈り、子供の様子を報告し
たった一人で祈って家路につくのだ。]

(289) 2019/10/06(Sun) 19時頃

【人】 公証人 セイルズ

[白い曇り空を見上げて、
ぼうと吹きすさぶ風に吹かれた。
遠くリンディンの鐘が聞こえる。

あるはずもない天国を探せど、何もない。]

(290) 2019/10/06(Sun) 19時頃

【人】 公証人 セイルズ

 

 クラリッサ。
 ……僕は、あの子に生きていてほしいんだ。

 

(291) 2019/10/06(Sun) 19時頃

【人】 公証人 セイルズ

[ぽつりと降る言葉は雨だれのように消えうせる。
白い空を映し出した眼鏡に、点々と水滴が落ちる頃
セイルズは墓地に踵を返す。

夕刻、帰宅したセイルズが
手に提げているのは色とりどりの食料。
先に帰っているミルフィに向けて微笑み、
明るく呼びかける。]

 ミルフィ。ただいま。
 奮発して沢山買いこんできたんだ。
 ホワイトラビットの菓子もね。

 今日は暖かいシチューにしよう。

[――――墓地の湿気た風を振り払うように。]

(292) 2019/10/06(Sun) 19時頃

【人】 公証人 セイルズ

 
[季節は巡る。はじまりを齎して終わりへ向かい
病めるものも健やかなるものも止め処なく。]
 

(293) 2019/10/06(Sun) 19時頃

【人】 公証人 セイルズ

 
[1人の吸血鬼と1人の孤児は、”家族”になっていく。**]
 

(294) 2019/10/06(Sun) 19時頃

公証人 セイルズは、メモを貼った。

2019/10/06(Sun) 19時頃


【人】 弁務官 ジャーディン

[>>268ペンを握らせた簀巻き少女の手が止まる。
 まさか契約書をじっくりと読んでいるのだろうか。
 微妙に紙を揺らして読むのを阻害しながら
 簀巻き少女の再起動を待った。

 止まっていた時間は如何ほどであったか。
 >>269何かしら発しようと口を動かして
 >>270動いた手は簀巻き少女の名を記していた]

  『Merja』……イェルヴァ……違うのか

[握りしめているペンを回収すると契約書と共に
 近くのテーブルの上に置いた。
 読み方を一つ呟くが違うようである]

(295) 2019/10/06(Sun) 19時頃

【人】 弁務官 ジャーディン


  違うなら……メルヤか

[また読み方を一つ呟いて、
 マットレスへと戻れば裸の少女の身体の首筋を
 湯に浸して絞ったタオルで拭いた]

(296) 2019/10/06(Sun) 19時頃

【秘】 弁務官 ジャーディン → 逃亡者 メルヤ

[拭いている間に不躾な視線をメルヤの身体に這わせていく。
 胸の発達具合や肉付の加減。
 恥毛の濃さや秘所の色合いなどを観察し――]

(-58) 2019/10/06(Sun) 19時頃

【人】 弁務官 ジャーディン


  ではメルヤよ――
  今、この瞬間よりお前は俺の僕となる
  俺の為に働き、俺の役に立て

[前髪をかき分けて赤い瞳でメルヤを見つめる。
 血の従者を持つのは"吸血鬼"らしいと言えるし、
 何よりも助手ができれば色々な服を着せて
 生デッサンモデルにもできる。

 海に放り込まれる寸前であったのだから、
 探す者もいないであろう、しめじを除けば。

 万事問題無し――そう判断して小さな体に覆い被さり
 その首筋に牙を立てた。

 問題があったとすれば吸血行為は"吸血鬼"として
 至極相応しいのに対し、
 吸血したことによりその甘露に溺れてしまい
 "吸血鬼"らしくなく性欲が暴発したことで――]

(297) 2019/10/06(Sun) 19時頃

【人】 弁務官 ジャーディン

[ジャーディン・ヴィラドメアはまた一つ、

  己の"吸血鬼"らしくない有様に絶望した*]

(298) 2019/10/06(Sun) 19時頃

【独】 蝋燭職人 フェルゼ

/*
控え目に言ってこのジャーディンくんだいぶ抉らせてるし面白い。

ん、んー。お返事かけたけどもう少し…

(-59) 2019/10/06(Sun) 19時半頃

【人】 常世倶楽部 アオ

[ドアから覗く大型犬の姿にホッとして。
ベッドから降りようとした、その時。

引き止める腕と低い声に、ギクリとして振り返った。>>258

 ……起きてたのか。

[寝た振りをして耳を澄ませてたんだろうか。
ベッドの端に浮かせかけた腰を戻し、起きてるならそう言え、と抗議を込めた黒目を向けたなら。
呑気にあくびをする髭面に顔を顰めた。]

 眷属がかかる”依存症”のこと、知ってるなら。

 わかるだろう
 僕が、あんたを断り続けてるのは
 あんたの望みを叶えられないからだってこと。

[掴む男の指を振りほどく。
モモ、と呼べばベッドに飛び乗る大型犬が、間に割って入って。威嚇まではいかないものの、男を圧し退けようとする犬の背を撫でて宥めてやり。]

(299) 2019/10/06(Sun) 19時半頃

【人】 常世倶楽部 アオ


 そういうことも、あるんだろうな。
 でも十年もたずに死んだ眷属もいることを、
 僕は知ってる。

 つまり眷属だからって、長生きできるもんじゃない。
 僕があんたを咬んだところで、
 あんたの望みが叶うとは限らない。

[拠り所の話に、犬を撫でたまま訝しげな顔を。>>259
確かにその理論で行けば、趣味も多くて図太そうなこの男なら、簡単には死なないかもしれないし。
男は、死んでしまった彼女ではない。

でも、それなら。]

(300) 2019/10/06(Sun) 19時半頃

【秘】 常世倶楽部 アオ → 朝茶会 ソウスケ



 …………それなら、
 僕じゃなくても、いいんじゃないのか。

 

(-60) 2019/10/06(Sun) 19時半頃

【人】 常世倶楽部 アオ

[呟いた瞬間、ズキ、と刺すような痛みに顔を歪ませた。
きっとこれは、昨日飲みすぎたせいだし。
こんなに喉が渇くのも、シャツから覗く男の肌に視線が留まりそうになるのもきっと、あんな夢を見てしまったせいだ。

早く、”食事”をしないと。
わかっているに、その場所から動けずに。

心配そうに見上げてくる大型犬に、何でもないと小さく首を振って俯き、黙り込んだなら。
妙に居心地の悪い沈黙が、部屋に満ちていく。]

 ……………。

[気まずい空気の中。
再び口を開いたのは、男の方だった。>>260

(301) 2019/10/06(Sun) 19時半頃

【人】 常世倶楽部 アオ

[思わず顔を上げて、目を瞬かせる。]


 ……あんた、物好きだな。
 知ってたけど。


[確かにまだ、男の前で「美味い」と言った記憶はない。
でもそんなものを見たところで、何の得があるのか。

不可解なまま首を傾げた僕に、犬が遮る直前に見えた男の表情の意味がわかるはずもなければ。
空気とか読めるわけがない。

僕の異変に気づいたのか、くぅん、と犬が不安げに鳴くのも構わず。
咄嗟に手が動くまま。
指先は、離れようとする男のシャツを掴んでいた。]

(302) 2019/10/06(Sun) 19時半頃

【人】 常世倶楽部 アオ

[疼くように、喉が渇く。]


 あんたの望みが叶う保証はできない。
 でも、あんたの見たい顔くらいは、見せられると思う。

 ……それでもいいなら、


[あんな夢を見てしまったせいだ。
思い出してしまった温もりと甘い蜜の味。

こくりと僕の喉が鳴る音は、男にも聞こえただろう。*]

(303) 2019/10/06(Sun) 19時半頃

【秘】 常世倶楽部 アオ → 朝茶会 ソウスケ





 ……あんたの血を、食べてみたい。*

 

(-61) 2019/10/06(Sun) 19時半頃

【独】 朝茶会 ソウスケ

/*あーーーーーーーーーー(天を仰ぐ

(-62) 2019/10/06(Sun) 19時半頃

【独】 常世倶楽部 アオ

/*
ひええ思ってた以上に筆が遅くて申し訳ない…!
秘話はその、表に出すのがまだちょっと恥ずかしかっただけです。

(-63) 2019/10/06(Sun) 19時半頃

【独】 常世倶楽部 アオ

/*
色んなペアの形がだんだん出てくるのを、どきどきそわそわ見守りつつ
セイルズとミルフィの擬似親子好きだなぁ
さわやかなのに背徳感ある

(-64) 2019/10/06(Sun) 20時頃

【人】 刻字座 ヴェルヌイユ

 
 ふふ、そうかもしれないわね。
 
 
[ナンパかと問われれば>>210くすりと微笑う]
 
 
[火の匂いが遠ざかった
 彼女の視線を感じる>>211
 ――目で見るよりもずっと確かに、彼女を感じる]

(304) 2019/10/06(Sun) 20時頃

【人】 刻字座 ヴェルヌイユ

[女は仮面をわずかに上へずらし、裸眼を覗かせる
 彼女だけに見えるよう
 
 よく“珍しい”と称されるその虹彩の色
 彼女はどう形容するだろう]
 
 
 そう
 
 どんな御馳走より美味しくて――
 どんな果実よりも甘くて――
 どんな物語よりも美しい――
 
 
[目を合わせたまま
 女の指先は無遠慮に彼女の頬に触れる
 輪郭をなぞるように、けれどそっと
 
 ――囁きながら顔を近づけて]

(305) 2019/10/06(Sun) 20時頃

【人】 刻字座 ヴェルヌイユ

 
 終わらない夢を見せてあげる
 
 
   [良い夢とは限らないけれど]
 
 
 ――少なくとも、刹那(いま)を繰り返すよりは
 ずっと素敵な夢を
 
 
[唇が触れるか触れないかのところで、
 止める
 
 まだ牙は立てない
 人差し指の爪の先で
 軽く擦るように彼女の唇を撫でて]

(306) 2019/10/06(Sun) 20時頃

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