212 冷たい校舎村(突)
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/* 俺の幼馴染がどこまでもかわいい
(-45) 2017/03/12(Sun) 23時頃
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―少し前>>251― [――気にするな、 ――ただの声、幻。>>251
そう、謂ってくれた幼馴染に、小さく うん と頷いた。
手が離れていった後、 つかまれていた肩のあたりを 確かめるように手で覆う。
助けられている。
きちんと謂えなくても、 とても感謝をしている。 だから、]
(277) 2017/03/12(Sun) 23時頃
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とうさんと かあさんみたいに
どっか、行かないでよ。
(-46) 2017/03/12(Sun) 23時頃
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/* ・∀・;;;「いやあの目の前であお姉に手首切られて血がトラウマになったりしねーのかって話だけど」
莉緒「本物じゃなければ大丈夫(キリッ」
・∀・「アッハイ」
(-47) 2017/03/12(Sun) 23時頃
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[―――わたし達がやるべきことは協力してつばさちゃんを探すことじゃないんだろうか。
でも、悲しいかな、 そう主張しようにも元気な声が出ないしそもそも時既に遅し。 でも、ちよちゃんには心配をかけたくないから、 どうにか笑ってみせる]
…………、ちよちゃん、わたしも行くよ。 ご飯置いたらシャワー室使えるか確かめて、 寝袋見つかったら教室で寝ちゃう準備もしよう。
(278) 2017/03/12(Sun) 23時頃
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―現在:2F階段近く廊下―
残念ながら入間 悠なんだよね。
[舌打ち>>253 へら、っと、笑ってご挨拶。 先ほど投げかけられた那由多の言葉が熱かったけど、振り払うように笑った。
昴のそんな顔してた?>>270 そう尋ねる昴の顔はやはり何処か無理をしているように思えましたが]
……うぅん。 いつもどおり、気遣いな昴の顔、してた。
[きっと、こうやって笑みを浮かべることが、先程の気まずさを断ち切ってくれると判断して、いつもの調子で口角を上げました]
(279) 2017/03/12(Sun) 23時頃
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[それでも、そうですよね。 私が自信を持って血糊に違いない!と告げられればよかったのに。 昴の反応>>270には気休めに満たない一言を]
でもほら…まだ、何も分からないうちに決めつけちゃうのは、早計すぎると思う、から。
私だってこの中にいたずらする人がいるなんて…思いたくは、ないけど…さ。
でも、私たち以外、ここにはいないから。
[昴には説明しつつ、理解の早い堆>>266はもしかしたら現状について何か知っているのかもしれません。 ですか今ここで伝えないことに意味があるのでしょう。 言葉は飲み込んで、私は堆の申し出に頷きます]
(280) 2017/03/12(Sun) 23時頃
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ありがとう。正直、一人じゃ結構キツかったんだ。 他にも教室来る子いるかもしれないから、急いで行っちゃお。
[そうして、教室の方に歩き出そうとしつつ、昴はどうするでしょう? 平気だと言っているのです、ここで無理に連れていく気にもなりません>>276]
(281) 2017/03/12(Sun) 23時頃
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[………ただ、すこし、だけ。 昴と堆が仲が良いのだろうと前から思ってはいましたが。
もし、もし。 堆が急にいなくなってしまったら昴はどうするのでしょう?
そんな、余計な心配の芽が、ひとつ]
(282) 2017/03/12(Sun) 23時頃
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ねぇ、昴。 昴は、ちっちゃな子じゃないでしょ。 だから、自分で決めようよ。
自分の意志で、さ。
[横から差し出がましい真似をしてしまいましたが、私はそのまま教室に向かってしまいましょう。
後は彼ら自身が決めることですからね]*
(283) 2017/03/12(Sun) 23時頃
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―少し前>>253:2F階段近く廊下―
本物だったら、… ほんと、マズくないか……事件、だろ…
[水野が消えたという。きえた。 能久は、未だマネキンに包丁が刺さっていたような状況を知らないまま、事件、とだけ謂った。]
……、――うん、…
[確かに、手を洗ってから 戻れとは謂われていた。
握った手をポケットの中に入れてしまったのは、見たくなかったからだ。 嫌なことばっかり 思い出す。*]
(284) 2017/03/12(Sun) 23時頃
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―現在:2F階段近く廊下―
……そっか、
[血に汚れなかった方の手で、 自分の頬を抓って、>>279 わらった、つもりだ。
笑うと謂うのは、 自分を守る行為でもあるらしい。 だれだったか、多分、ホームルームの雑談で、皆方先生が謂ったのだ。今、そんなことを思い出すなんて。
それでも、入間が笑ってくれたことで、 怖がらせたろうか、という恐れは少し消えた。]
……入間さん、さっきは、…ごめんね、怒鳴って
[だから、今だ、と思って謝罪を差し込む。こんな時、ではあるけれど。]
(285) 2017/03/12(Sun) 23時頃
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[答えの出ない現状に蓋をするように、 “つばさちゃんじゃない”マネキンから目をそらす。
何もかも手の込んだいたずらで、 実はつばさちゃんもそれに一枚噛んでて、 教室で待ってたら「ごめんね」なんて言いながら戻ってくる。
―――そんな馬鹿げたオチでもいっそよかった。 つばさちゃんがどこにもいないと認めてしまうくらいなら*]
(286) 2017/03/12(Sun) 23時頃
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[>>272それを、待っている古辺くんに渡そうとした時、 返ってきたのはお礼と、ひとつの呟き。 ああ、と肩を竦める。]
なんか隠し事でもしてるの。 なんて。……癖だからね。ごめん。
[服が嫌いなわたしは、必然的に、人を見る時に判断する時に目を覗き込む。 目というか、顔というか。表情も含めて。]
別に、見つけようってつもりも、ないけど。 嫌なら見ないようにする、から。
[その人が“服を着てる”かどうか分かったとしても、 踏み込むラインはしっかり定めているから、許してほしい。]
(287) 2017/03/12(Sun) 23時頃
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[でもね、今は。]
……古辺くんは、さ。
ここから出たいって、思う?
[この精神世界が、この中にいる誰かのものなら、 踏み込まないまでも、それを探ろうとしてしまうことくらいは、 ……許されるかな。ダメかな。*]
(288) 2017/03/12(Sun) 23時頃
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ああ、ありがとう。助かる。
[正直一人では人手が足りないだろうかとは思っていたから、橘がついてきてくれた>>239のは有り難かった。 一度止まって彼が追いついてくるのを待ってから、二人並んで渡り廊下を抜け、1階の方へと歩き出す。 廊下を歩きながら、もしかしたら水野がいるんじゃないか、と思って辺りを見回したり、教室の中を少し覗いたりもしてみるが、自分達以外の人の気配は無かっただろう。]
(289) 2017/03/12(Sun) 23時頃
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/* あ、しまったすっぽぬけた!
(-48) 2017/03/12(Sun) 23時頃
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―現在:2F階段近く廊下―
――うん、そうだね、 ……そう……だ
[>>280 溜息が重い。 見ても居ないのに決めつけてはいけない、そう、振り払うように息を噛み殺す。情けない。]
保田はうえ、行ったけど、 ……ほかの みんなも…居るの…?
[>>281>>283 躊躇う足先を、蹴とばすような一言。 一瞬、鳩が豆鉄砲を食ったような顔が見えたはずだ。]
(290) 2017/03/12(Sun) 23時頃
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……水野は居ない、か。 そのうち、ひょっこりと出てきてくれればいい、んだけどな。
[そんな希望的観測を口にしながら、少しだけ、橘の表情を窺ってみる。 彼は……先程の渡り廊下でも、そこまで強くショックを受けているようには見えなかった。あくまで、他の皆と比べれば、だが。 よく笑っている彼は、今日の、こういう奇妙な、不気味な状況で、果たして何を思っているのだろう。 それが、少し気になりはしたけれど、どう聞けばいいのかも、聞いていいことなのかも分からなかったから、]
(291) 2017/03/12(Sun) 23時頃
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寝袋、登山部……とかに行けばあるだろうか。 人数分、ちゃんとあればいいんだが。
[その時、そんな無難な言葉しか出せなかった。 ああ、こんなことで。こんな、中途半端で、弱気で、優柔不断な自分で。 あのメールの差出人を救うことなんて、出来るのだろうか。 放送室で、ここが誰かの精神世界だという話を聞いた時、誰がメールの差出人なのか探して、悩みを聞いた方がいいんじゃないかと、そう、思ったはずなのに。]
(292) 2017/03/12(Sun) 23時頃
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― 回想:朧げな秋の話 ―
[眠てェ。
って、その時の俺は机に頬杖付きながら 話を聞いていた。聞いていたつもりだった。
保健の授業だってのに わざわざ外部から講師を招いての、授業。
内容はほとんど忘れちまったけど、 その数値だけはリアルだったから覚えてた。
二十人にひとりは同性愛者だって。
へー、だったらウチのクラスにも 二人くらいはいンじゃね?って、 話半分に、他人事でボケボケっと思ってた]
(293) 2017/03/12(Sun) 23時頃
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そう。
[>>271何に遠慮しているのか分からないけど、 まあ、誰も着てない制服の着替えを持っていくだけなら、 何とも思わないよっていう、女子の率直な感想。
棚を探れば、替えの制服はすぐに見つけられた。 複数あったけど、もちろんどれも全く同じデザインをしていて。 やっぱり囚人服みたいだよなあって思う。
男子用が1着、女子用が1着。 手早く取って、次は袋を探して、それに詰める。]
/* 埋葬。 >>287の前に落とすはずだったやつ。
(-49) 2017/03/12(Sun) 23時頃
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…っ、…わかってる よ、
[子ども扱いに聞こえて、 同級生なのに、と少し頬に血が上る。 ちゃんと決めてる。 起こしに行ってることだって、 好きでやってることだ。]
……タオルもってくくらいは 手伝うよ……
いい?
[それでも、気遣ってくれた幼馴染にそう、訊いてしまったのは――能久の与り知らぬ>>282、入間の心配の芽をまた育てることになったかも、しれない*]
(294) 2017/03/12(Sun) 23時頃
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[まァだ、終わんねェのかなァ。 そっかそっかー、って、 大あくびして、それから時計を確認した。
まだ終わりそうにねェなァ。
うつらうつらしかけた頃、 隣の席の那由多が俺と同じように欠伸して、 それから時計を見ていた。>>0:43
ああ、お前もか同志よ。
仲間を見つけた俺は 早く終わってほしいよなァって 聞こえもしねェのに心の中で語りかける。
それから通が那由多に話し掛けていたけど、 その時にはもう居眠りしてたから、 その事には気付いていなかった]*
(295) 2017/03/12(Sun) 23時頃
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[―――でも
こどもだと、
どうしようもないことも、
あるらしいって知ってる。
――知りたく、なかった*]
(296) 2017/03/12(Sun) 23時頃
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[止めればこちらを見上げてくる幼馴染>>276]
そういうの苦手だろ。無理すんな。
[そういって子どもにするように頭を軽くたたいて、 入間の言葉>>281に]
わかった。
[とうなずいた。
急ごうと踵を返して教室に向かおうとすると 入間が昴に声をかけていて>>283]
(297) 2017/03/12(Sun) 23時半頃
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[――このままではすべての……]
(298) 2017/03/12(Sun) 23時半頃
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[思い出す。結果をつげる、医者の声。
乱暴に髪をかきあげて、 教室に向かって今度こそ進み始める]
好きにしろ。
[こちらをうかがうような昴の問い>>294に ぶっきらぼうな答えを返して**]
(299) 2017/03/12(Sun) 23時半頃
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――登山部部室――
[そんなことを悶々と、悩みながら歩いていたものだから、 登山部の部室について、寝袋を探して確保しつつ。]
……橘。お前、今……悩みとか、あるか?
[唐突に、そんな言葉が、口から零れだした。 勿論、彼がメールの差出人で、この精神世界の主……ホストだと見当をつけたとか、そういうわけでは全くない。 ただ、自殺をしようとした仲間を全く探そうともしないことへの漠然とした不安感。それを無くしたいと思った結果、 たまたま近くに居た彼にその疑問が飛んだ、というだけ。 そして、口に出してしまってから、少し慌てて、]
いや、勿論、ないならそれでいいし、たとえあっても話したくないとかなら、それで構わない、んだが。
[と、少し慌てた様子で付け加えただろう。 人には話せないような、踏み込んでほしくないような悩みもある。それを俺は、よく知っているから*]
(300) 2017/03/12(Sun) 23時半頃
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── 現在:3階 渡り廊下 ──
[ 茶化す みたいな、 きっと、場の空気をよくしようとか、 そういう意味もあったはずのセリフ>>222に、]
── 那由多 も って、なにそれ
[ そう、半笑いで返したのが、 せめて、意図したとおり、どうか、 からかいの言葉に照れてる とか、 そういう風にうつってればいいんだけど。
フツウ じゃないか。そうか。 それとも、フツウ のこと、したのが、 俺だから、って話だろうか。ウケる。嘘。
笑えねー。]
(301) 2017/03/12(Sun) 23時半頃
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