268 オリュース・ロマンスは顔が良い
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じゃあありがとうございました。 素敵な時間をお過ごしください。
[マーケットの間は観光客だけじゃなくて 住民の皆にも同じように声を掛ける。 地元の僕らが楽しまないと観光客だって楽しくないだろう。 そんなつもりで店を後にした**]
(247) 2019/07/29(Mon) 02時半頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2019/07/29(Mon) 02時半頃
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――プリンセスを診ながら――
そうか、主役が具合が悪いままじゃ舞台には立たせられないな。 団にも人形にも、無理はさせたくないですからね。
[>>218動きを誤魔化すといっても、つまりは普段通りにやれないということだ。 一期一会の星見会、なるべくならベストコンディションでやってほしいという、作り手のちょっとしたお節介。 手先を見られているとは気づかないまま、関節をひとつひとつ動かしては、離す。 一度木に触りだすと集中する性格が、こんなところで幸いするとは。]
(248) 2019/07/29(Mon) 02時半頃
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うん、確かに肩の関節がすり減って、動きが軽くなってる。 関節に入れてあるフェルトを増やして、隙間を埋めておけばしばらくは普段通りに使えると思います。
[木材やノミ、彫刻刀やらは工房に置いてきたが、人形の調整に使うやすりやフェルトは持ってきている。 子供が扱うから動きを緩めてほしい反対にきつくしてほしい、緩んだから直してほしいという要望は、マーケットではよくあることだった。]
(249) 2019/07/29(Mon) 02時半頃
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あと、首の支えがほんの少し歪んでますね。 使われるうち、湿気の違いで木が変形したかもしれない。 ここは動きには問題がなさそうなので今は直さないけど、お預かりするときに調整します。
[後日、担当の人形師から>>223。 そうか、次に預かるときは彼ではないのだなと、症状を伝えながら内心がっかりしていた。 顔や声に出ていなければいいけれど、こういう機微が隠せない方なのは自覚している。 せめて疲労に見えていればいいなと思ったが、目の前で疲れ見せるのも好ましくない気がして、曖昧に笑うくらいしかできなかった。]
(250) 2019/07/29(Mon) 02時半頃
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それで、どうします? すぐ戻られますか? フェルトを切って貼り付けるだけなので、調整込みでも30分かからないくらいですし。 軽くマーケットとか回られるようなら、そのうちにやっておきますよ。
[彼が戻るようなら、プリンセス・アンドロメダは届けに行こう。 彼が再びここを訪ねてくれるようなら、その時こそ心の準備をしておこう。 それぞれのパターンの対応を心の中でシミュレートしながら、選択肢を並べ。]
(251) 2019/07/29(Mon) 02時半頃
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それか、その。 ……お座りに、なります?
[最後に、欲がひょいと頭を出した。 自分の座っていた椅子を、彼に。 つまりこの場で待っていくかと提案する。 普通に考えたら断られそうな気しかしないが、言ってみるだけならタダだ。
あわよくば彼の視線>>223を数分でも独占したい、とか**]
(252) 2019/07/29(Mon) 02時半頃
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[ずっと彼の仕事ぶりを眺めていたい心地と、急に味気なくなった食事を持て余す心地を。 ハイボールに浮かぶ氷に混ぜ込んでカランカランと交互に揺らしながらグラスの中身を減らしてゆき…
しばらくして席を立つ。 会計は勿論、昨日手に入れたヒトサマの金だ。]
ま…… …た、 … いや、
[会計を対応してくれたウエイターの彼へ、『また来る』という一言を言い出そうとして…上手く言えず。 もごもごと口の中で言葉を濁して、お釣りを渡してくる細い指先に視線を落とした。]
…ごちそうさン。
[代わりに言えたのはそれだけ。]
(253) 2019/07/29(Mon) 03時頃
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[店を出ると陽は既に落ち、空が青暗く染まっている。 頬を撫でる夏の風も今時分は涼しい。 ペルセウス・マーケット初日はまだ始まったばかりだ。同じタイミングで店を出た他の客グループは、次はあの店に行こうと梯子酒の相談をしている。]
次、ねェ…。
[自分には梯子するような行きつけの店は他に無い。 『この店』だから──彼が働いているから、わざわざ足を運んでいるのだ。 他の店では一人で店内にいる時間を持て余すので、レストランよりも露店で好きに買い食いする方が好みだった。]
(254) 2019/07/29(Mon) 03時頃
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[そういえば、いつも足元に小煩くいるブチ猫が戻ってこない。]
おいブッチー? 出かけてンのか?
[いると面倒な気もするが居ないといないで落ち着かない。 迎えにいくかと、猫達の溜まり場になっている裏路地に足を向けた。]
(255) 2019/07/29(Mon) 03時頃
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─裏路地─
[魚臭のする留守番の土産が入ったビニール袋を引っさげて、ゆると進む慣れた路地。 少し小汚い裏通りは、裏ッ側で生きるニンゲンにとっては逆に慣れ親しんだ場所だ。
いつも猫の気配しかしない裏路地の奥まった場所から、今日はなにやら人の声が聞こえてくる。 内心首を傾げながら進むと、ニャアアといつものブチ猫の鳴き声。そして、]
あーーーーー …お邪魔さン?
[目の前の男二人の光景に、そんな感想を投げたのだった。**]
(256) 2019/07/29(Mon) 03時頃
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/* 朝から暑さと湿気がしんどいので昨夜のギア一段上げてきたトレイル様を補充に参りました。
ほんとこの若造どうしてくれよう。 年代が近かったらヒザ蹴りか腹パンしてただろうけど爺はそんなことはしませんよなあ…
はーかっこいい。理想プラスαの推しがいる有り難さよ……
(-80) 2019/07/29(Mon) 09時頃
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/* は〜〜〜〜ねぇほんとログ読み返して心がぴょんぴょんしてるんだけどこれあれじゃないぼくだけ全身全霊楽しんでない??? フィリップくんはソウスケ推せてる??? だいじょうぶ???? この世に存在しているだけで尊いのにテンパりかわいいしまっすぐでキラキラしてるし元気に生きてるしほんと芥川賞 さらに会話できるどころか僕の一挙手一投足に右往左往してくれて芥川賞剥奪して相楽相介賞受賞ですわなんかフルネームだと星新一大賞みたいだね
(-81) 2019/07/29(Mon) 09時半頃
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/* 海の寝どこ亭行きたいなー
(-82) 2019/07/29(Mon) 11時頃
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[恋文のようなものだ。 いや、正確には違うのだが。 心情が吐露されていた。 何度も消された題名はらしくない、恋の文字が浮き出ている。酒は飲んでも飲まれるな。とは言うものの、飲みかさは増した。此方に視線を向ける相手にふと気づけば会釈した。>>220此方から喋ることはなく。 見送るけど、若いというだけで眩しく映る。]
(257) 2019/07/29(Mon) 11時頃
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[ただ少し影があるようで 心配でもあるのはきっとしっかりとした若者を見てきたからだろう。この店の店員のように。少し心配だった。が結局声をかけることなくその場は終わったか。
ああ、こんなに飲むのは久しぶりだ。 ビールだけでなく、気づけば度の強い酒を飲んでいて 店を出る頃には千鳥足。フラりゆらり]
(258) 2019/07/29(Mon) 11時頃
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[声が聞きたくなった。 言い訳にもならない、簡単な言い分。 昨日の今日じゃないか。
酒の力を借りてだが他に何を理由にすればいいのか。 憧れか憧憬か。幾つも浮かぶ気持ちのなかに。唇は柔く歪んだ。港の波止場にと向かえば、暗い空を見上げる人達が見えた。律して押さえて
其れは大人だから。夢を見ない振りするように]
(259) 2019/07/29(Mon) 11時半頃
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[端末を手にとって、
時計屋の主にコール音を響かせた**]
(260) 2019/07/29(Mon) 11時半頃
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/* めっちゃコピペミスってたの今気づいてなおしなおし
(-83) 2019/07/29(Mon) 12時半頃
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ああいや、今日の仕事はもう終わったんで 埋め合わせとかいいっすいいっす。
[律儀な申し出>>240に苦笑いして] [顔の前で手を振った] [初対面の時は、連絡先の受け取り方を見て] [ド平民なぞ相手にしない類だろうと思っていたが] [そういう感じでもないのかな?] [ま、いろんな人がいるよな] [だって観光の季節だし]
それにしたって、毛だらけですよ。
[毛を払ったら引かれた足] [後で綺麗にする>>241と聞いたら] [払おうとする手は引いたけど]
(261) 2019/07/29(Mon) 13時頃
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[それにしても] [なんでこの人……] [さっきから立ったままふらふらしてるんだろう]
[猫に囲まれていただけでしょ?] [観光に来た見知らぬ土地で猫を追いかけ] [さらに知らぬ裏ぶれた場所に迷い込み] [あわや誘拐?!] [……って猫じゃん!!]
[不安な気持ちになったのかもしれない] [だが、それだけ、で?]
[言葉にはしない疑問が] [ぐるぐると頭の中を巡ってた]
(262) 2019/07/29(Mon) 13時頃
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[そんなわけだから]
―――え?
[手を貸してほしい>>242] [そう言われて、素でぽかんとした] [大の大人が戻るのに手を貸してくれって…]
[と、しゃがんでいる己の肩に触れる手] [なんとなく、しがみ付かれたような] [―――ああ、足が竦んでるのか] [ようやく言葉の意味を理解した]
っあ、すんません気が付かなくて。
[肩に触れた手に気を付けて立ち上がり] [改めて手を引こうとすれば] [――泣くかもって] [しかもストレスで?!]
(263) 2019/07/29(Mon) 13時頃
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ええっ?ストレス?? 俺なんもしてないっすけど…
[いやでも泣かれたら大変だろう] [てか、泣く程のストレスってどんなものだろう] [雑草育ちの頭ではよくわからない]
ま、まあ、行きましょうか。 転ばないように、ゆっくり。
[手を取って、一歩ずつ歩き出す] [子供とも年寄りの手を取るのとも勝手が違うから] [なんとなくたどたどしいかもしれないけれど]
(264) 2019/07/29(Mon) 13時頃
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[――と、声がかかる>>256] [知らないヤツだ、と言いたいけれど…] [向こうがこちらを知っているかは知らないが] [こっちは顔は知っていた] [あれだ] [身なりのいい観光客を見せちゃダメなヤツ]
ああ、いや、俺らが邪魔しちまった感じ? すぐ行くから、お構いなく。
[シェーンベリを隠すように身体を寄せて] [ブチ猫に向かっても、悪いねェと手をひらり] [その一方で]
あんまタチの良くないヤツです。 ……少し、急げますか?
[寄り添ったまま、シェーンベリへ小声で囁いた] [冗談ではないことは、声音で伝わってくれるだろうか]
(265) 2019/07/29(Mon) 13時頃
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[近寄って] [月の光のような髪だと思った] [耳から首筋にかけての肌もやっぱり白くて] [昼間の陽の下では消えてしまいそう]
[おとぎ話のヴァンパイアってこんな感じなのかな] [……なんて、ふと考えた**]
(266) 2019/07/29(Mon) 13時頃
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[苦手なものは多いけど、触感としては特にべとべと、ぬめぬめしたものが辛かった。生温かったら特に。
つまり人肌が最悪。
誰も彼も薄着になりそして汗をかく夏、パーソナルスペース(安全圏)は極大化する──している──]
毛だらけだな……かつてないほど毛まみれだ
[虚な言葉で舌を空転させながら、触れさせた肩>>263をじっと見ていた。 走って来たのか。手袋をしていても体温はわかる。触れている]
(267) 2019/07/29(Mon) 16時半頃
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いや君のせいではなく。……
転んだだけで死ぬ人間もいるでしょう。大事件だ すなわちショックで泣いてもおかしくない
[断定口調。 握った手は滑らかな布一枚ごし。 熱い。乾いて冷たい指先が、ジンと痺れるような]
(268) 2019/07/29(Mon) 16時半頃
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[男二人手を繋いで歩いているところを目撃されました>>256]
ん、
[声に反応して、足元を注視していた視線を上げる。 ニャアア、猫が鳴いていた。 邪魔?何が、という思考は便利屋の体が視界を遮って>>265]
ああ 今戻ろうとしていたところで
[瞬き、少し重心をずらしてもう一人の方へ顔を向け直す。 わらわらと猫が立ち上がってそちらへ向かっていた]
(269) 2019/07/29(Mon) 16時半頃
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……ね こ の 首 魁 ?
[街灯の範囲外は暗い、路地裏。 そこに来た若い男──髪がキラと光の粒を弾いて、大きな猫のようと何故か感じた。
血に飢えたケダモノ(猫)の親玉、なるほど こわい]
(270) 2019/07/29(Mon) 16時半頃
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[小さく囁かれたニーラントの声に、微かに頷いた]
大丈夫
[手を少し引いて、体がぶつからないギリギリ、こちらからも近付く。 首を傾けて耳元に唇を寄せた]
(271) 2019/07/29(Mon) 17時頃
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走れない、かもしれない できるだけ急ぎます
(-84) 2019/07/29(Mon) 17時頃
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