162 冷たい校舎村3-1
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―――うん! 仲直りだし、りんご、いただきます。
[ ぺこん、って。自分も、もうなんともないって。 それを伝えるみたいに、 ブラウンを揺らして頭を下げて、林檎をつまむ。
しゃくん。歯を立てれば、新鮮な音。 噛めば甘さがじんわり広がって、顔が綻んだ。 ]
(75) mayam 2015/07/02(Thu) 23時半頃
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[ そうして一口、飲み込んでから、 今度は柔い表情で、再び前の秋野を見やって。 ]
……あのね、退院したら、一緒に食べようね。 あの時の皆も誘って、お昼ご飯。 だから、元気になって!
[ ねっ。って。 林檎を持っていない方の手で、細い小指を差し出した。 ゆびきりげんまんを、 彼が断わらなければ、するつもりで* ]
(76) mayam 2015/07/02(Thu) 23時半頃
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―病院―
[家から遠かったせいか、病院に辿り着いたのは あれから暫らく経ってから。 タクシーでも使えればもっと早く着けたのだろうけれど、 学生だからそんな発想は浮かばなかった。
病院に駆け込むと、真っ直ぐに手術室を目指す。 着いたときにはもう手術は終わっていて、 その場にいた子達の表情から彼は無事なのだと知れた。]
……よかったあ。
[未だに整わない息を大きく吐いて安堵の声を漏らす。 久しぶりにこんなに走ったせいか、呼吸が少し辛かった。*]
(77) けい 2015/07/03(Fri) 00時頃
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―病院:中庭―
[外の空気を吸いに中庭の方へ向かう途中。 窓から中庭を眺めると、先客>>35の姿があった。]
あれ、帆北くん……?
[ぽつり、と誰にともなく呟く。 ――正確には"もう一人のわたし"に。
まだなんとなく、でしかないけれど。 あの校舎から帰ってきてから、 彼のことがわかるようになっていた。
彼の意思だって、今なら大体感じることができる。 それからわたしは"彼"にひとつ頷いて、意識を閉じた。*]
(78) けい 2015/07/03(Fri) 00時頃
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ゴローちゃん、そんなところでなにしてんの。 また、誰かを助けてでもしてた?
[中庭に足を踏み出して、強気に笑う。暗いから表情は判別し難いだろうが、呼び方で俺の方だと気付くだろう。
他に聞きたいことはたくさんあった。 俺達が校舎から出て行った後のこと。出ていく前に話してくれた、ゴローちゃんの悩みのこと。 でもまずは、伝えたいことがあった。]
……おかえり?
[正直あの校舎のことはよく分かっていないから疑問形だったが。**]
(79) けい 2015/07/03(Fri) 00時頃
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/* ようやくゴローちゃんに話し掛けられた! しつつ明日も夜がわりと厳しいのでそんなにお話しできませんが……
(-205) けい 2015/07/03(Fri) 00時頃
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[林檎を受け取るひなこに、良かった、とじんわりした気持ちになる。>>75]
いただきまーす。
[彼女にならってそう告げてから、林檎を齧る。 柔らかい甘みがひなこによく似ている気がして、顔はますます綻んだ。 おいしいね、と笑えば、彼女と視線がぶつかる。 提案に、ぱちくりと瞬いて。>>76]
……うん!
[すぐさま、目を輝かせて頷く。
頭に過るのは、あの世界。絵本の最後に記された短い一文だ。>>4:180 ああ、文化祭で食べ損ねたものより食べたいものや、楽しみなことが出来てしまったなぁ。>>2:186 どこか擽ったい気持ちがこみ上げて、やっぱりふにゃふにゃと笑う。]
(80) Maki_hinata 2015/07/03(Fri) 00時頃
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[差し出された小指に、きょとんとしたのは一瞬だった。 思いがけないぐらいすんなりと手は動いて、ひなこの小指に自分の小指を絡める。]
んじゃ、それ目指して、早く元気になるから。 約束、ね。
[ゆびきりげんまん、と歌うように呟いて。 約束を確かなものにするように、絡めた指の力を少しだけ強くする。 あったかい手だな、と、心のどこかで思いながら、ありがとう、と零す。 どこか脈絡のない礼の言葉だったかもしれないけれど、きちんと届いていればいいな、そう思った*]
(81) Maki_hinata 2015/07/03(Fri) 00時頃
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/* ひなちゃんありがとうー!秋野からはこれで〆、で!!
(-206) Maki_hinata 2015/07/03(Fri) 00時頃
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/* わーありがとうございます!!
あとは ちょっと とーるくんにあいにいきます
(-207) mayam 2015/07/03(Fri) 00時半頃
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/* あとは、秋野はもう明日〆ロル、あと絡めたらどこか絡めるかなぁとは思いつつ、時間どうかなーという感じでてろーんとしている予定
(-208) Maki_hinata 2015/07/03(Fri) 00時半頃
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―→自宅―
[ 秋野のお見舞いから帰る足取りは、 とても軽いものだった。 指切りをした小指>>81は、ちゃんと伝わった、って。 その気持ちがあったからだろう。どこか、あたたかい。
夏の暑さがすっかり嘘のように、 吹く風は涼しくなっていて。 あと半年もしたら――、とか考えて、しまって。
そんな時、ざあ、って、樹の揺れる音の向こうに。 ふと、知ってる人影を見つけた。 ]
―――とーるくん。
[ ぽん、って。 思わず出してしまった言葉は、きっと、もう癖だ。 彼が気付けば、やっぱりいつもの癖で、 ぱたぱたと駆け寄る。 ]
(82) mayam 2015/07/03(Fri) 00時半頃
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[ 出かけてたのかなあ、って。 そんな疑問より先に近くに行くのも、 きっともう、仕方ない。 自分よりずっと大きな姿を見上げて、 それから迷ったみたいに、視線を下げて。 ]
あのね。 ………えっと。…こんにちは?
[ 頬を掻く。顔はちょっと、見られない。 ああやっぱり、こういう時に抱くのって、 隠しててごめんね、って、罪悪感なんだなって、思う。
ああは言ったけれど、隠しているの、罪悪感。 さっき思ったみたいな>>82、色んな事。 あの夜にひとりでこっそり帰ったこととか、 その時、お母さんと何を決めたか、とか。沢山。 ]
(83) mayam 2015/07/03(Fri) 00時半頃
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[ だけど、やっぱり、話すことは躊躇うけれど。 さっき仲直りして、思ったことも、あって。 打ち明けて、知ることも、 きっと大事なんじゃ、ないかなって。そう思うから。
だから、臆病なわたしに勇気をください、って。 指切りの光景も一緒に思い出して、口を開く。 ]
(84) mayam 2015/07/03(Fri) 00時半頃
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………あー、えっと、用事は特にないんだけど! 姿見つけた!とか。 そういえば、言ってないこと、あったなー、って…。 たぶん、だいじなこと、だと…思う、うん。
[ わたしね、って前置きしてから。 数度、うー、と唸った後に、もう一度、声を出す。 ]
(85) mayam 2015/07/03(Fri) 00時半頃
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……卒業する頃に、ちょっと遠くに引っ越すんだー。 おかーさんの、実家の方。…いろいろ、ありまして。
[ 思い出すのは、あの夜の電話。 やっと話し合いが終わったの、離婚できるよ、って。 そう言う母の声色は、とても、力が抜けていた。 …だからね、嬉しいのは事実。 でも、ちょっとだけ、吐き出したい気持ちもあって。 だから、お願い。 もうちょっと、もうちょっと、頑張って。 今言えなかったら、多分、 ずうっと言えなくなる、気がするから。 そして、それってきっと、すごく、悲しいこと。
だからわたしは、わたしの為に、踏み出す。 ]
(86) mayam 2015/07/03(Fri) 00時半頃
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―――さ、さみしい。なぁ、って、 今までみたいに、隣、いられないな、って。思って。
…あ、えっと、…いきなりこんなことごめんね! とーるくん、家族とか、進路とか、さ。 きっと忙しいのに…ねっ。
[ 緊張でまくしたてる勢いだし、でもつっかえるし。 喉も、意味が分からない位からからで。 ああ、心臓がうるさい、な。どうか落ち着いて。 わたし、変なこと言ってない、よね?
一人で勝手に打ち明けて、あたふたして、へこんで。 ああ、なんだかもう、情けないなあ、きっと。 そう、思考はぐるぐるして、俯いて。 返事があるまで、きっと、 足元の自分の影を、逃げるみたいに眺めていた* ]
(87) mayam 2015/07/03(Fri) 00時半頃
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/* 長々すみません
とりあえずおはなしを したかった…!
(-209) mayam 2015/07/03(Fri) 00時半頃
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――病院・手術室前――
[手術室のランプが消えて、ドアが開く音が響き渡る。 水を打ったように静まり返る廊下の中、嫌に耳につくそれに恵冬はぱっと顔を上げた。
ドアの向こうから現れた医者の姿に、ぎゅっとひときわ強く手を握りしめる。 何か聞かなきゃ、と思ったのに、言葉は喉の奥に絡まったまま出てこない。 寺田へ「お友達ですか」と問う医者の声が耳を打って、恵冬の体をこわばらせた。
助かりますように、戻ってきますように。
そんな祈りが無事に届いたか、医者が続けたのは「もう心配ない」という言葉。 安堵のあまり気が抜けて、詰めていた息をゆるゆると吐きだした]
(88) MissLied 2015/07/03(Fri) 01時頃
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[よかった、無事に帰ってきた。 胸を占めるのはそんな思いばかりで、喜びのあまり感極まって目尻に涙がにじむ。 それをそっと指先で拭って、手術室から運ばれてくる秋野の姿を、声もなく見守った。
きっとこれから先、今回の件で彼にはまた向き合わなければならない現実も増える。 彼が自殺をはかろうとしたほどの、彼の胸に巣食う絶望の元凶もきっと、解決してはいないだろう。
でも、彼の側にはきちんとみんながいるから。 彼をこの世界に繋ぎとめたのは、そんな絆だろうと思ったから。
文化祭で終わりになんてせず、これからもみんなで楽しい未来を作るのだ。 彼だけではなく、自分たちみんなの支えにできるような、そんな温かい祝福に満ち溢れた未来を*]
(89) MissLied 2015/07/03(Fri) 01時頃
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――夜の住宅街――
[安堵に温まった心を抱いて、病院を出たのはそれから少し後のこと。 白み始めた空を見上げて、こんな時間に外出するなんていけない事をしてるみたいと少し口元を綻ばせた。
母に「悪いことだから」「気に入らないから」と禁止されてきたことを、今まで恵冬はどれくらい鵜呑みにしてきたのだろう。 校舎での出来事がなければ、今日だってこうしてすぐに駆けつけられたかどうかは怪しい。
こんな風に、大切な友人の無事に胸を安堵に膨らませ、帰路につくことなどなかっただろう]
……私、もっと色々考えなくちゃ。
[母の言葉を。その意味を。 脅えるのではなく、向きあって自分の意見を訴えなければ、きっと恵冬はいつまでも本の世界に焦がれる子供のままだ]
(90) MissLied 2015/07/03(Fri) 01時頃
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[鞄からスマホを取り出して、画面を確認する。
着信履歴が一件。 名前は「自宅」
きっとお母さんからだと緊張に指を強張らせ、それでも恵冬は電話を掛け返した。 道の脇に寄って足を止め、誰かが出るのを待つ。
3コールめで、『はい、水瀬です』と祖母の無愛想な声が耳を打った]
……おばあちゃん?
[少し拍子抜けした気持ちで、そう呼びかける。 受話器の向こうからため息が聞こえて、どこにいるのかと言葉少なに問われた。
愛想のない、険しくて硬い、でもきちんと温かさを感じる声]
(91) MissLied 2015/07/03(Fri) 01時頃
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えと、病院のかえり……。 お友達が、大変な怪我をして病院に運び込まれたって連絡があって、それで……。
冷蔵庫にメモ、残したとおもうけれど……。
[しどろもどろに返事をしたら、すぐさま二度目のため息が帰ってくる。 けれど、それは非難する響きじゃなくて、仕方ないと諦観するみたいなそれだった。
夜中の外出に気付いたのは、きっと祖母だけなのだろう。 そうして、祖母は母にそれを黙っていてくれるつもりなのだ。
そんなことをやんわりと思って、そっと口元を綻ばせる]
(92) MissLied 2015/07/03(Fri) 01時頃
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おばあちゃん、私……。
いつまでも逃げてばかりじゃなくて、もっとしっかりした子になるね。 色んなこと、きちんと自分で考えて、伝えるようにする。
[唐突な恵冬の言葉に、祖母は何を思っただろうか。 長い沈黙が間を埋めたけれど、それは決して気詰まりなものではなかった]
私、きちんと言ってなかったと思うから。 お祖母ちゃん、小さいころ本をくれて有難う。
[母の顔色を窺って、一度も言えずにいたお礼。 恵冬が本の世界にのめり込むきっかけをくれた祖母へ、何年か越しでようやく伝えられた。
電話越しとはいえ少し気恥ずかしくて、恵冬はそっと頬を染める]
(93) MissLied 2015/07/03(Fri) 01時頃
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[さらに数秒間、返事を迷うみたいな沈黙が流れて、三度目のため息で打ち破られた。
『それはともかく、夜道は危険だから早く戻っておいで』
ちっとも変りばえのしない無愛想な声に、少しだけ戸惑うような響きが混じっていた気がして。 恵冬は口元に手を添えて、祖母に聞かれないように声を出さずに静かに笑った**]
(94) MissLied 2015/07/03(Fri) 01時頃
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/* ようやく言語能力が復活してきたので、病院から帰る流れだけ! 他に絡めるかどうかはまた明日の様子を見つつ考えたいと思います……!
そして引用は問題ありません!
(-210) MissLied 2015/07/03(Fri) 01時頃
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― 病院・中庭 ―
……。
[見下ろす地面、芝はほんのりと緑色を失い始めていて、これから厳しい冬がやってくるのだという事実を感じさせる。 数年前の春、ここで見たあの女の死に顔を忘れることはないだろう。
既に向き合う決意はした。それが揺らぐことは無い。 自分の功罪も、後悔も、全て抱えて生きるつもりだ。 例え、突きつけられるのがどんなに眩しい思い出であっても。]
……おう。
[>>79声が聞こえて振り返れば、暗さに隠れて表情は見えないものの、ハルがこちらに近付いてきているのが分かった。 声は藤堂と変わりなくても、呼び名で分かる。]
ただいま。 ……まあ、「おかえり」は秋野に言ってやるべきだけどな。
(95) myu-la 2015/07/03(Fri) 01時頃
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[ふっと笑って、あの校舎のことを軽く説明する。 先に帰ったハルは知らないであろう、数々の不思議な出来事。そして、そこから無事に秋野を連れて帰ってこれたこと。 昇降口の外に倒れていた藤堂のマネキンにも触れた。]
あのマネキンを見た時、なんとなく感じた。 藤堂は、辛い真実に向き合うと決めたのだと。 ハルは、それをやり遂げたのだと。
……だから、俺ももう迷うことは無くなった。 ありがとう。
[そう切り出して、俺はあの校舎の中で言いよどんだ、俺の悩み事をハルに話す。
卒業後に外国に脳手術を受けに行き、記憶を取り戻す予定であること。 昔の俺が好きになった人を、今の俺が死なせてしまったこと。 記憶を取り戻すということは、その事実から逃げられなくなるということを。
――携帯の待ち受け画面、昔の俺の幸せそうなツーショットを見せながら。]
(96) myu-la 2015/07/03(Fri) 01時頃
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全部思い出して、それに耐えられるかは分からない。 どうしようもなくきつくて、立ち直れないかもしれない。 それはまだ、怖い。
だが……もう絶対に、今の自分が消えようなんて思わない。 今の俺が出会った皆との記憶、過ごした日々、文化祭の活動、そして――ハルのことも。
昔の俺の記憶にはきっと負けないくらい、大切だから。
[中庭から見える夜天を見て、解放されたように微笑む。 これから先の未来、乗り越えなければいけない壁の高さは変わらない。
だけど、――例え、突きつけられるのがどんなに眩しい思い出であっても。 今ならもう、負けない気がした。]
(97) myu-la 2015/07/03(Fri) 01時頃
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なあ、ハル。 お前はこれから、どうなるんだ?
[ふとした問い掛けは、小さい声で。]
藤堂が大丈夫になったら、お前は……。
[どうなるのだろう。それは聞くのが怖かった。 聞かなければいけないことだったのだけれど。
藤堂の精神が落ち着いたならば、ハルの役割は終わるかもしれない。 だとするならば……ハルの人格は、どうなるのだろうか。
少し考えて、一呼吸を置いて。 その間にハルが何か答えたとしても、それは聞かないフリをして、その後にこう付け足した。]
(98) myu-la 2015/07/03(Fri) 01時頃
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